こんにちは、 ITプロマガジン です。
近年需要が高まっているゲームプログラマーは、スキル次第では1000万円以上稼ぐことも可能な職種です。年収は高い反面、年収を上げるには実績を積まないと稼ぐのは難しいとも言われています。
この記事では、ゲームプログラマーの平均年収や、収入アップに必要なスキル、や資質について紹介いたします。ゲームプログラマーを目指す方や現在ゲームプログラマーとして働いている方はぜひチェックしてみてください。
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目次
ゲームプログラマーの平均年収
ゲームプログラマーの年収はどれくらいなのでしょうか。
実際の収入は年齢や働き方によって大きく異なります。そこでまずは、
- ゲームプログラマー全体の平均年収
- 年齢別のゲームプログラマー平均年収
- 業種別のゲームプログラマー平均年収
- 企業別のゲームプログラマーの平均年収
以上の4つに分けて、ゲームプログラマーの年収を紹介しましょう。
ゲームプログラマー全体の平均年収
ゲームプログラマーの年収は、正社員で471万円になります。月額で換算すると39万円です。
国税庁「 令和2年分民間給与実態統計調査 」によると、日本人の平均年収は433万円なので、比較するとゲームプログラマーの年収は高いことが言えます。
ただし、駆け出しのプログラマーなどは経験と実績が少ないことから比較的低く、300万円ほどの場合もあります。
一方、経験やスキル、実績を積んでいる人はのちのち700万円ほどもらうことも可能です。
上記のことからもわかるように、ゲームプログラマーと言っても得られる収入はスキル次第になることが多いです。
勤務先によっても必要なスキルは違ってきますから、就活の際、会社選びも重要になるでしょう。あとは自分がどのようなポジションの仕事を任されるのかということでも報酬額は変わってきます。自分の能力を最大限に生かせるような職場を探すことが大切なのです。
また、会社の規模もゲームプログラマーの収入を左右するポイントになります。やはり大手の企業に勤めていれば比較的得られる報酬も高いです。
その逆もしかりで、まずは小さな企業で実績を積んで、大手の企業に転職をすると効率的にステップアップできるでしょう。
フリーランスの平均年収
フリーランスゲームプログラマーの平均年収は500〜800万円ほどが多くなります。
フリーランスエージェントである弊社「 ITプロパートナーズ 」でも、フリーランスのゲームプログラマーの案件を取り扱っておりますが、それらは週5で月50〜80万円といった報酬レンジが多いです。
フリーランスではスキルや経験値によって、案件を掛け持ちすることで年収は大きく変わってきます。
派遣社員の平均年収
ゲームプログラマーの派遣社員の平均時給は2,205円です。
1日8時間勤務し週5日稼働すれば、月35万2,800円、年間423万3600円となります。
正社員と同じくらいの収入を稼ぐことができます。
年齢別のゲームプログラマー平均年収
ゲームプログラマーは年齢によっても平均年収が変わってきます。
若手の駆け出しの人はやはり金額が安くなりますし、スキルを磨くことで40代からは収入も増えやすくなります。
以下、年代別の収入例を紹介しているのでチェックしてみてください。
年齢 | 年収 | 月収 | ボーナス |
---|---|---|---|
20~24歳 | 282.3万円 | 19.4万円 | 49.9万円 |
25~29歳 | 367.7万円 | 25.2万円 | 65.0万円 |
30~34歳 | 423.6万円 | 29.1万円 | 74.8万円 |
35~39歳 | 464.2万円 | 31.8万円 | 82.0万円 |
40~44歳 | 500.3万円 | 34.3万円 | 88.4万円 |
45~49歳 | 528.9万円 | 36.3万円 | 93.4万円 |
50~54歳 | 551.0万円 | 37.8万円 | 97.3万円 |
55~59歳 | 543.0万円 | 37.3万円 | 95.9万円 |
60~64歳 | 407.1万円 | 27.9万円 | 71.9万円 |
上記を見ると、もっとも収入が増えやすいのが40代〜50代となっています。
まだスキルがあまりない30代は年収も少なく、60代以降も比較的年収は下がる傾向にあるようです。ただ、スキルはずっと生かせるものなので、大きなプロジェクトなどを経験すればさらに収入は増えやすくなるでしょう。
業種別のゲームプログラマー平均年収
プログラマーの年収は、年齢だけではなく業種によってもさまざまです。ゲームプログラマーは主に以下3つの業種に分けられます。
- 大手ゲーム(コンシューマー系)メーカー
- 中小のゲーム制作会社
- ソーシャルゲーム会社
それぞれ年収を見ていきましょう。
大手ゲーム(コンシューマー系)メーカーの年収
コンシューマーゲームとは家庭用ゲーム機でプレイできるゲームのことで、Nintendo Switchやプレイステーション、XBOXなどがイメージがつきやすいと思います。
これらを開発している企業は大手のゲームメーカーとなり市場規模も大きく給料も高水準な傾向があります。
大手ゲーム会社として有名な任天堂株式会社の平均年収は839万円と非常に高く、大手ゲームメーカー全体としてみても福利厚生やその他制度も充実しているのが特徴です。
中小のゲーム制作会社の年収
中小でもゲーム制作会社の需要は大きく、近年では大手からの受託案件や下請け案件といったケースもあります。
ただ、下請けとなると利益は大手が制作するよりも少なくなってしまうので、自ずと給与も大手ゲームメーカーと比べると低くなります。
その中でも、大ヒット作をリリースできれば1人に対しての給与の配分が大きくなったり、社内での評価にも影響がありますので、結果的に自分のやりがいにも大きくつながるでしょう。
ソーシャルゲーム会社の年収
近年スマホの普及によってソーシャルゲーム系企業は急速に需要が増えてきました。
2007年にグリーが携帯電話向けのソーシャルゲームをヒットさせたことが火付け役となり普及につながっています。
業界全体として歴史が新しい会社や部門が多いため、年収には大きく差が開きます。
ソーシャルゲーム会社売り上げランキング1位のバンダイナムコだと平均年収は1,205万円となり年収は非常に高いです。
しかし、ソーシャルゲーム業界はベンチャー企業も多いため平均年収が350万円ほどの企業もあります。
企業別のゲームプログラマーの平均年収
ゲームメーカーに勤めている場合には、480万円ほどが相場となっています。また、ゲームの開発会社に勤務する人の平均年収は450万円ほどです。
そしてゲームというのは、パッケージ版のものだけではありません。スマホゲームを作成しているメーカーは年収が460万円、スマホゲームの開発会社で年収440万円が平均的な給与となっています。
ゲームプログラマーの面白いところは、開発時にさほど給与がもらえなくても、作成したソフトやアプリがヒットすればさらに上乗せで給与をもらえるようになるということです。
特にスマホアプリの場合にはパッケージ版のゲームとは異なり、アップデートを何度も重ねることが可能です。そのため、アップデートのたびに収入を増やすことが可能なのです。
また、ゲームメーカーは大企業であれば収入が増える傾向にあります。
以下に主要なゲームメーカーの年収をまとめてみたので、こちらもチェックしてみてください。
会社名 | 平均年収 |
---|---|
任天堂株式会社 | 924万円 |
株式会社ディー・エヌ・エー | 782万円 |
グリー株式会社 | 771万円 |
株式会社カプコン | 712.7万円 |
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 | 637万円 |
株式会社コロプラ | 581万円 |
任天堂など大手のゲーム会社になると、ゲームプログラマーの平均年収を大きく上回る額の報酬を手にすることができます。
大企業は中小企業と比較して年収が多い傾向になるので、小さな会社で最初に実績を積んだら、転職するのもアリでしょう。
また、大企業ではヒットしたソフトがある場合ボーナスで還元されることもあります。
業種によってゲームプログラマーの平均年収が違う理由は?
ゲームプログラマーの年収というのは、業種によって大きく変わることもあります。では、それはなぜなのでしょうか。
理由①:ソーシャルゲーム業界はバージョンアップできる
ソーシャルゲーム業界とコンシューマーゲーム業界では、得られる年収の平均にやや差があります。
ということで比較を以下にまとめてみました。
- ソーシャルゲーム業界の平均年収:350~450万
- コンシューマーゲーム業界の平均年収:300~400万
ゲームといえば一昔前までは、コンシューマーゲームが主流でした。
ソフトを専用のゲーム機に挿して使うものですが、こちらは発売の時点でパッケージ化されているので、その後手が加わることは基本的にありません。
ヒットしてしまえばいいのですが、万が一ヒットしない場合には、会社の業績にも響いてしまいますし平均収入も上がりにくいです。
一方のソーシャルゲームは基本的にスマホアプリなどなので、どんどん手を加えて改良していくことができます。
最初は売り上げがイマイチでも、レビューなどを参考にバージョンアップしていくことでユーザーの満足度が上がって収益が増えることも多いのです。
そのため、ソーシャルゲーム業界では増えた利益をそのままボーナスとして還元してくれることもあります。コンシューマーゲームの場合にはボーナス還元も起こりにくいので、比較的収入は低くなってしまうのです。
理由②:業種によって必要なプログラミング技術が違う
ゲームプログラマーは、担当ごとに仕事内容が分かれています。担当する仕事によって学ばなければならないプログラミング言語が違ったり、仕事内容の難しさにも差が出て結果的に収入も変わってきます。
ゲームプログラマーの仕事は、まずプログラミング言語を駆使してシステムやソフトウェアを作り上げていくというものがあります。
また、エンジニアが作った仕様書の通りにシステムが動くかどうかを検証するのもプログラマーの仕事です。毎日パソコンと向き合いながら、トライアンドエラーを繰り返していく気の遠くなるような作業もあります。
また、ゲームのユーザー満足度を下げてしまう「バグ」を事前に発見するのもプログラマーの仕事です。何度もゲームを試行しながらスムーズに作動するかどうかということをチェックしていく仕事なのです。
ゲームプログラマーが年収1000万円を稼ぐために必要なスキルセットと経験
ゲームプログラマーとして年収1000万円以上稼ぐことは、不可能ではありません。
しかしこれを達成するためにはスキルや経験を磨くことは必須になります。
年収1000万円以上を稼ぐためには、以下のスキルが必要になります。
- ①:実務経験で5年以上のスキルを磨く
- ②:マネージャーを経験する
- ③:フリーランスとしてあらゆる案件を経験する
①:実務経験で5年以上のスキルを磨く
プログラマーは経験がものをいう仕事です。そのため、まずはスキルを積むことを目標に仕事をしていきましょう。
プログラマーを募集している会社は即戦力を求めている場合が多いので、スキルや実績が豊富だと、需要が高まります。
反対に言えば、実績がないとなかなか採用されにくいので、まずは技術を身につけることが大切です。
とはいえ独学でゲームプログラマーのスキルを磨くのは難しいです。小さなゲーム制作会社であれば未経験でも募集しているところがあるので、まずはプログラマーとしての実績を作ると良いでしょう。
実績があれば大手の企業への再就職やフリーランスとして活躍する事も視野に入れることができます。
②:マネージャーを経験する
ある程度経験を積むことができたら、今度は現場での実務作業ではなくマネージャーとしての経験スキルをつけましょう。
ゲーム会社のプログラムマネージャーというのはゲームの施行をするエンジニアとは違い、プロジェクトやシステムを実行する上でのトップの役割を持つ人のことです。全体を見ながら作業をしていくことになるので、責任感とマネジメント力が必要な仕事です。
プログラムマネージャーは実務に関する知識と経験は必須なので、実績を積んでノウハウを学んでいく必要があります。
また、他のプログラマーの仕事を管理して把握しまとめていく必要があるので、リーダーシップや統率力というものも大切な資質となります。ある程度実務経験を積んでからプログラムマネージャーを経験することで、さらなるスキルアップにもつながります。
プログラムマネージャーになると、通常のプログラマーと比較して平均年収は800〜900万円、実績やスキル次第では1000万円の収入を得ることも可能です。
大企業はマネージャー経験のある人を求めているケースも多いので、転職の際にも有利に働きます。
③:フリーランスとしてあらゆる案件を経験する
会社で一定の実務経験を積んだら、フリーランスとして独立するのも一つの年収を上げる手段の一つです。
フリーランスの方が会社に勤めているよりも自分で金額交渉できたり、複数の案件を請負うことで、1000万円を目指すことができます。
とはいえフリーランスといっても、いきなり独立をしてすぐに仕事がもらえるわけではありません。最初は思うように仕事がもらえずに、収入も不安定になることがあります。
そのため、フリーランス専門のエージェントをうまく活用して安定的な収入を得る技術も身につけてください。
さまざまなジャンルの案件をこなしていくことで、対応できるジャンルも広がりクライアントからの需要も高くなります。
独立したての頃はうまく仕事を手に入れることが難しいので、会社員のプログラマーとして働いている間に、いろいろなところで人脈を作っておくことがおすすめです。
弊社サービス「 ITプロパートナーズ 」では数多くのゲームエンジニア向けフリーランス案件・求人を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください。
フリーランスゲームプログラマー求人・案件を紹介
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- 週稼働日数:5日
- 想定稼働時間:160時間
- 想定月収:〜¥700,000
- 週稼働日数:5日
- 想定稼働時間:160時間
- 想定月収:〜¥800,000
- 週稼働日数:3日
- 想定稼働時間:96時間
- 想定月収:〜¥900,000
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ゲームプログラマーの今後の将来性は?
ゲームは単なる娯楽のためのものという考えは、少し古くなってきています。近年ではオリンピックに向けたeスポーツというのも白熱してきていますし、ゲームに対する注目度が上がってきているのです。
また、2015年3月にGoogle Playで販売されたアプリのタイトルは、年間18,388本となっています。1日あたり平均50本のゲームがリリースされていることになるので、それほどに需要があるということです。
そして単なるゲームではなく、VRやARという技術を使ったゲームも多数開発されておりさらなる発展を見せています。
機械学習(ディープラーニング)などというシステムを組み込んだゲームなども登場し、さらにゲームのジャンルや幅が広がっているのです。
こうした技術の発展とともに、プログラマーにさらなる技術力やアイディア力が求められ、需要も増え収入も上がりやすい傾向にあるのです。
また、ソーシャルゲームの場合はスマホのスペックが今後さらに高まることで、できることが増えゲームのシステムも増やしやすくなります。
開発チームを大規模化し、50人ほどで数年にわたって大きなゲームプロジェクトを実行しているところもあるので、ゲーム業界の将来性は明るいと言えます。
まとめ:ゲームプログラマーとして年収1,000万円を目指そう!
今回は、ゲームプログラマーの平均年収について紹介してきました。
ゲームプログラマーは大手企業に入ったり、実績を積んで独立することで、年収1000万円を目指すことが可能です。
プログラマーの仕事と言ってもいろいろなものがあり、担当する仕事によって必要なスキルも変わってきます。まずは自分の得意分野を見つけて、それを活かせるような仕事を選んでいくと良いでしょう。
ゲームの分野は需要が高まっているので、スキル次第では大きな収入を得ることも可能です。大手企業に就職すればボーナスなども期待できますし、自信がついたらフリーランスとして独立するのもアリです。専門のプログラミング用語などもあるので、しっかり勉強をして、ゲームプログラマーとして年収1000万円を目指しましょう!
■ ITプロパートナーズの特徴
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