IT業界の起業で成功するには?主なビジネスモデルや開業手順

こんにちは、ITプロマガジンです。

IT業界での起業は、少人数・低コストでもスタートしやすく、事業の規模を拡大しやすい魅力があります。エンジニアや、ITに知見のある方のなかには、IT起業家として成功したいと考えている人も多いでしょう。

しかし、「競合が多い中、成功できるのか」「どんなスキルが必要でどんな手順を踏めばいいのか」など、様々な疑問や不安もあるかと思います。

本記事では、IT起業の概要やメリット、主なビジネスモデル8選を紹介します。さらに、IT業界で起業する手順や必要なスキル、失敗を避けるための注意点も解説します。

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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IT起業とは

「IT起業」とは、ITを活用した製品・サービスを開発・提供したり、ITスキル・知識をもとにクライアントにソリューションを提供する形態の起業です。特にIT分野で起業する人は「IT起業家」と呼ばれ、テクノロジーが進化するなか市場での存在感を高めています。

IT市場は拡大傾向にあり、許認可や大規模な設備投資は必ずしも不要で参入自体は比較的しやすいことから、起業を目指す人にとって有力な選択肢の1つです。個人事業主としてスタートする方法や法人設立による組織化など、多様なスタイルで事業を展開できます。

IT起業の分かりやすい事例として、フリマアプリの「メルカリ」、レシピ投稿サイトの「クックパッド」、会計ソフトの「freee」などが挙げられるでしょう。これらは魅力的なITプロダクトを武器に多くのユーザーを獲得して事業規模を拡大した好例です。

なお、IT業界に限らずですが、起業したてのタイミングは収益化が難しく、事業を継続していくのが困難になることも多々あります。そんな時は、自身がフリーランスとして案件を受注し、収益を得つつ、事業を伸ばしていく方法がおすすめです。

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IT業界で起業するメリット

IT業界で起業するメリットは数多くあります。ここでは主な3つを紹介します。

規模を拡大しやすい

ITビジネスは物理的な制約を受けにくいため、短期間で膨大なユーザーを獲得し、事業規模を拡大しやすいのが特徴です。

実店舗を構えるビジネスの場合、店舗数を増やすには物件の確保や店舗の改装が必要になりますが、Webサービスでは新たなユーザーを獲得する際の限界費用はほとんどゼロというケースもあります。新機能やサービスをリリースする際もオンラインで即座に展開できるため、スピード感のある成長が可能です。

さらに、ITサービスは国内展開にとどまらず、インターネットを活用してグローバル市場へ進出しやすい点も大きな強みです。

投資額を抑える起業方法もある

IT起業では、初期投資額を抑えながら事業を始められます。

開発に「GitHub」やパブリッククラウドを使えば、低コストからプロダクト開発を進められます。クラウドサービスは従量課金制が一般的なため、事業の成長に合わせてコストを調整しやすい点が魅力です。

さらに、オフィスを持たずにリモートワークを導入すれば、物理的なオフィス費用を節約できます。開発パートナーをクラウドソーシングで見つけるなど、柔軟な体制を構築することも可能です。

少人数でもスタートしやすい

IT起業は、ビジネスモデルによってはスモールスタートできるのも大きな特徴です。

例えば、Webサービスやモバイルアプリの開発は数名のエンジニアやデザイナーがいればスタートできるため、起業仲間が少ない場合でも始めやすい分野と言えます。

開発に必要なスキルやツールがあれば、アイデア次第で新しいサービスを迅速に市場へ投入することが可能です。特に、スタートアップの場合は「MVP」(Minimum Viable Product)と呼ばれる最小限の機能を持つプロダクトを短期間で開発・リリースし、ユーザーの反応を見ながら段階的にサービスを改善する方法がよく採用されます。

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IT起業の主なビジネスモデル8選

IT起業にはさまざまなビジネスモデルがあります。以下で代表的なモデルを紹介します。

ITコンサルティング

ITコンサルティングは、ITに関する課題を抱えるクライアントに対し、専門知識や企画力を活かして解決策を提案・実行支援するビジネスモデルです。

例えば、「開発部門を有しているもののセキュリティ専門の知見が不足している中小システム開発会社に向けてセキュリティ領域の技術支援をする」「DXを推進したい大企業に業務プロセスを踏まえたシステム化戦略を提案する」といったケースが挙げられます。

このビジネスモデルでは、高度なITの知識が必要であるだけでなく、クライアントの課題を正確に把握するヒアリング力や、分かりやすく提案するコミュニケーションスキルも重要です。

Webサービス提供

Webサービス提供は、インターネット上で利用可能なツールやプラットフォームを開発・提供するビジネスモデルです。

具体的には、「ECサイト運営者向けの在庫管理システム」や「チームのコミュニケーション・業務効率化を図るグループウェア」などが挙げられます。

多くの場合、SaaS(Software as a Service)形式で提供され、月額固定料金制や従量課金制で収益を得るケースが一般的です。

このモデルでは、プログラミングスキルやUI/UX設計の知識が必須であり、ユーザーのリサーチ力も欠かせません。また、リリース後も継続的な機能追加やバグ修正といったメンテナンスが重要です。

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受託開発

受託開発は、クライアントから依頼を受けてシステムやアプリケーションを開発する請負型のビジネスモデルです。既存パッケージをもとにシステムを開発するケースや、ゼロから要件を定義してスクラッチで開発する場合もあります。

受託開発モデルでは、クライアントの要件を正確に把握するヒアリング力や、開発スケジュール・品質を管理するプロジェクトマネジメントスキルが求められます。また、クライアントとの調整力も欠かせません。

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プラットフォーム提供

プラットフォーム提供は、オンライン上で人が集まり情報交換や取引を行うプラットフォームを運営するビジネスモデルです。

例えば、「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトや、「メルカリ」といったCtoCのフリマアプリが挙げられます。こうしたプラットフォームは、取引ごとに手数料を徴収する仕組みや、サブスクリプションモデルで収益化するのが一般的です。

プラットフォーム提供型モデルの場合、プラットフォームの集客力と信頼性が不可欠で、ユーザーのニーズを的確に理解し、マーケティング戦略を通じて規模を拡大・維持する必要があります。また、システムの運用・保守や機能追加も欠かせません。

デジタルマーケティング支援

デジタルマーケティング支援は、クライアントのWeb集客やブランド強化を支援するビジネスモデルです。

主な手法として、SEOやリスティング広告の運用、SNSアカウントの運用が挙げられます。

このビジネスモデルでは、データ分析スキルや、GA4(Google Analytics 4)・広告運用ツールといったマーケティングツールの知識・活用経験が求められます。また、クライアントの課題や目標をもとに効果的な戦略を立案する企画力と、PDCAを回して継続的に成果を改善する運用力も欠かせません。

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IT教育

IT教育は、企業の社員や個人ユーザーに対してプログラミングやデータ分析、セキュリティなどのITスキル講座やトレーニングを提供するビジネスモデルです。

例えば「プログラミング初心者向けのオンライン学習講座」「大企業の新人社員向けIT研修プログラム」などが挙げられます。

このビジネスモデルでは、教育内容を分かりやすく設計する能力や、受講者のスキルレベルに合わせた柔軟な指導力が重要です。また、トレンドも踏まえて「AI入門コース」「クラウド技術研修」といったタイムリーなカリキュラムを設計することも求められます。

EC

EC(電子商取引)は、インターネット上で商品・サービスを販売するビジネスモデルです。

具体的には、独自のECプラットフォームを構築して出品者を募る方法や、自社製品を販売するECサイトを運営する方法が考えられます。

複数の出品者が利用するオープン型のECサイトでは、商品出品機能や在庫管理システムの使いやすさが重要です。一方、自社専用のECサイトでは、商品のブランド価値を高めるためのサイトデザインや集客施策がカギとなります。

オープンソース提供

オープンソース提供は、ソフトウェアを自由に利用・改良・拡張可能な形で公開し、サポートサービスやホスティングサービスから収益を得るビジネスモデルです。

例えば、Next.jsを提供するVercel社は、フレームワークをOSS(オープンソースソフトウェア)として「MITライセンス」の形で無料公開し、エンタープライズ向けのサポートやホスティングサービスを課金モデルとして提供しています。このように、魅力的なOSSを提供しながら付加価値のあるサービスで収益化を図ることが可能です。

このビジネスモデルでは、高い技術力に加えて、開発者や技術者が集まるコミュニティ運営力が求められます。また、ソフトウェアの長期的な保守計画や、定期的な機能アップデートも欠かせません。

IT業界で起業する手順

IT業界で起業する際は、一般的な起業の手順に加えて、IT業界ならではのポイントも意識することが有効です。ここでは5つのステップに分けて紹介します。

ビジネスアイデアを洗い出す

IT起業で大切なのは、まず具体的なビジネスアイデアを洗い出すことです。「どのような製品・サービスを提供するのか」「IT分野の専門知識やスキルをどのように活かすのか」を明確にしましょう。

例えば、Webサービスの提供、アプリ開発、ITコンサルティングなど、自分の強み・経験を踏まえてアイデアをリストアップします。

アイデアが具体化してきたら、ユーザー目線で「どの層に価値を提供できるか」や「どのような課題を解決するのか」を考え、ビジネスモデルを絞り込みましょう。

ニーズ・競合状況を分析する

次に、洗い出したビジネスアイデアの市場ニーズや競合状況を分析しましょう。

IT起業で伸びやすいのは、「自身が得意なジャンル」と「市場のニーズ」が一致する分野です。「自身がやりたいこと」「自身ができること」を踏まえて、顧客側のニーズも把握しましょう。

また、競合分析では、「同様のITサービスやビジネスがどれだけ存在しているか」を調査し、価格、技術力、デザイン性といった差別化ポイントを見つけることが重要です。

実現可能性を検討する

ビジネスアイデアの検討と市場分析が進んだら、その実現可能性を具体的に検討します。特にIT分野では、開発コストや人的リソース、必要な技術スタックなど、初期段階でクリアすべき課題が多いため、慎重な計画が不可欠です。

この際、「SMARTの法則」(具体性・測定可能性・達成可能性・関連性・期限設定)を用いると、アイデアの実現可能性や必要なコストを客観化できます。

技術的課題やコスト面の制約に対しては、「AWS」「GCP」といったクラウドサービスの従量課金プランや、クラウドソーシングを活用して外部リソースを取り入れるといった対策が必要です。

事業計画を立てる

実現可能性が見えてきたら、事業計画を立て、「事業計画書」に落とし込みます。

事業計画書は、ビジネスの目的や戦略、収支計画、資金調達などをまとめた書類です。特に資金調達を目指す場合は、金融機関や投資家に向けて事業計画書をもとに納得してもらう必要があるので丁寧に準備しましょう。

事業計画書には、以下の要素を盛り込むことが一般的です。

  • ビジネスの概要:提供するサービス・ターゲット層
  • 収支計画:初期費用、運転資金、予測売上
  • 資金調達計画:必要金額、調達を目指す金融機関・投資家
  • 運営スケジュール:開始から収益化までの具体的なロードマップ

開業手続きを行う

準備ができたら開業手続きを行います。

個人事業主としてスタートする場合は、税務署に「開業届」を提出しましょう。青色申告の適用を受けるためには「青色申告承認申請書」も合わせて提出する必要があります。

法人として起業する場合は、管轄の法務局で法人設立登記を行います。登記後は、税務署に「法人設立届出書」を提出し、必要に応じて消費税や社会保険関連の手続きを進めましょう。

法人設立には登記・定款認証費用がかかるため、事業の初期段階では個人事業主としてスタートし、事業が軌道に乗った段階で法人化するケースも多く見られます。

IT業界で起業するうえで役立つスキル・知識

IT業界での起業を成功させるためには、事業運営や開発に関するスキル・知識が求められます。以下で具体的に解説します。

マーケティングスキル

IT業界で起業する際は、効果的なマーケティングを行うスキルが欠かせません。

特にIT業界では、技術トレンドやユーザーの悩み・ニーズが絶えず変化するため、迅速に市場の動向を把握する力が求められます。また、競合分析を通じて差別化要素を明確にし、独自の強みを打ち出すブランディングも必要です。

具体的には、潜在層にアプローチするためのプロモーションや、魅力的な商品ラインナップ、コンバージョンにつなげる導線設計を行う必要があります。

IT戦略立案スキル

自社でWebサービスを提供する場合、社内のITシステムやインフラを効率的・安全に構築するためのIT戦略立案スキルが必要です。

IT業界では、最新の技術トレンドや「AWS」「GCP」「Azure」といったクラウドサービスの動向を理解し、AIも活用して業務の効率化やセキュリティ向上を図ることが欠かせません。

また、事業における競争優位性を確保するためには、コストを抑えつつ柔軟にスケールする観点も不可欠です。DX推進や意思決定へのデータ活用も検討しておきたいポイントでしょう。

システム開発・プログラミングスキル

ITプロダクトを自社で開発する場合、システム開発やプログラミングの基礎知識は欠かせません。起業家自身が全てのソースコードを書く必要はありませんが、開発プロセスや技術的課題への理解は必須です。

例えば、Webサービスやアプリケーション開発では、フロントエンド(React.jsやVue.js)、バックエンド(Node.jsやRuby on Rails)、パブリッククラウド(AWSやGCP)などの技術スタックが求められます。

さらに、プロダクト開発においては、技術選定が成功のカギを握るため、コスト・パフォーマンス・保守性を考慮し、最適なツールやフレームワークを選び取る「目利き力」が重要です。

財務会計・ファイナンス

IT起業においては、財務管理や資金調達に関するスキルも重要です。

IT業界はソフトウェアや知的財産といった「無形資産」が中心であるため、資産や収益が見えにくくなる傾向があります。そこで、資産やキャッシュフローを適切に管理し、安全に経営する力が求められます。

事業運営にあたっては初期費用・ランニングコストの計画や、日常的な収支バランスの管理を行い、リスクを最小限に抑えることが重要です。成長フェーズに応じて資金調達が必要になる場合は、銀行や投資家向けに収益計画や成長戦略を示すプレゼンテーションスキルも求められます。

IT業界の起業で成功するためのポイント

IT業界で起業を成功させるには、ビジネスの選定から組織体制、収支計画までバランスよく進めることが大切です。以下で具体的なポイントを解説します。

競争優位性がある分野を選ぶ

IT起業ではさまざまなビジネスモデルが考えられますが、自身が優位性を持つ分野を選ぶことが成功のカギです。

ITビジネスは比較的参入しやすい一方、利益率の高い分野は競争が激化しやすい傾向にあります。競争に勝ち抜くには、他社と差別化できる技術力やアイデア、独自の強みを武器にした分野を選ぶことが欠かせません。

例えば、AI技術やセキュリティ分野のように、「市場の需要が高いものの、専門的な知識やスキルが必要」という分野では、参入障壁が高く競争優位性を確保しやすいでしょう。

組織体制を構築する

ITプロダクトを提供する場合、エンジニアやデザイナーといった「ものづくり人材」の確保は欠かせません。

プロダクト開発はチームの協力が不可欠であり、優れたメンバーが力を発揮できる環境を整えることが重要です。そのためには、事務や経理といった優秀なバックオフィス人材も必要になります。

IT起業ではプロダクトそのものに目が行きがちですが、長期的に運営するためには、開発体制や組織基盤を確立し、人材が活躍しやすい環境を作ることが成功のポイントです。

収支計画を念入りに立てる

IT起業は初期コストを抑えやすい一方で、見えにくいコストが多く発生するため、収支計画を慎重に立てることが重要です。

例えば、クラウドサービスの利用料や外部APIの料金、さらには開発にかかる人件費は押さえておくべきコストでしょう。必要な費用を過度に削ると開発が進まず、逆にコスト計画が甘いと資金が枯渇しかねません。

具体的な支出項目をリスト化し、無駄なコストを最小限に抑える努力をすることが大切です。資金調達の方法などについては以下の記事で詳しく解説しています。

起業の際の資金集め(資金調達)の方法6選!手順と注意点も解説

IT業界での起業で失敗を避けるための注意点

IT業界での起業はチャンスが豊富な一方、注意すべきポイントも多く存在します。特に市場動向や人材確保の難しさを理解し、対策しておくことが重要です。

業界の変化が早い

IT業界は技術革新や市場の変化が非常に速いため、常に最新トレンドをキャッチアップする姿勢が欠かせません。

例えば、AI技術やクラウドサービス、ブロックチェーンなどの技術が急速に進化するなか、従来のビジネスモデルが短期間で陳腐化する可能性もゼロではありません。そのため、起業後も市場調査や技術リサーチを怠らず、柔軟に事業内容をアップデートし続けることが求められます。

人材確保・獲得の競争が激しい

IT業界ではエンジニアやデザイナーといった高度なスキルを持つ人材の確保も大きな課題です。

IT人材は需要が高いため、企業間での獲得競争が激化しており、優秀な人材を確保するためには報酬や労働環境の魅力を高める必要があります。特にスタートアップや小規模企業では、資金力やブランド力で大手企業に劣ることが多いなか、成長ビジョンや柔軟な働き方といった非金銭的な要素もアピールする工夫が求められます。

さらに、リモートワークやフリーランスの活用も視野に入れ、人材確保の選択肢を広げることも重要です。

レッドオーシャン市場が多い

IT業界は参入が容易な反面、すでに多くの企業が競争しているレッドオーシャン市場が多い点に注意が必要です。

例えば、受託開発やSaaS、ECなどの分野では競合他社が多く、差別化が難しいケースもあります。このような市場で成功するためには、「ニッチな市場を狙う」「技術力やサービス品質で圧倒的に勝ちやすい分野を狙う」といった、競争を回避しつつ収益を確保する戦略が有効です。

また、事前に競合分析を徹底し、参入市場の将来性や需要を見極めることも、リスクを抑えるうえで効果的でしょう。

まとめ

本記事では、IT起業についてその概要やメリット、主なビジネスモデル、必要なスキルや手順を詳しく解説しました。IT市場は拡大傾向にあり、少人数・低投資でもスタートしやすい特徴があります。ただし業界の変化が早く競争も激しいため、競争優位性を確立しながら適切な収支計画や組織体制を構築することが欠かせません。

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