在宅勤務・テレワークのサボりはバレる?理由やバレた際の対処法

こんにちは、ITプロマガジンです。

在宅勤務になるとどうしても気が緩んでしまうという人もいるでしょう。なかには、サボってしまったり、サボりがバレてしまったりした人もいるのではないでしょうか。

本記事では、在宅勤務時のサボりがバレる理由と、サボりがバレた場合の悪影響について解説します。在宅勤務でもサボらず仕事を進めるための対策についても、併せてチェックしていきましょう。

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在宅勤務・テレワークでサボりはバレる!その7つの理由

「在宅勤務であれば多少サボってもバレないのでは?」と考えてしまう人もいるでしょう。しかし、在宅勤務でもサボってしまえばバレるケースが多く、勤務時間中は気を引き締めて業務に当たるべきです。

まずは、なぜ在宅勤務のサボりがバレるのか、その理由を7つ確認してみましょう。

1.端末管理ソフトウェアでの監視

端末管理ソフトウェアが入っているパソコンを使用している場合、利用状況が記録され、管理者側に送られます。端末管理ソフトウェアは、会社の端末機器を効率よく管理するためのツールです。この端末管理ソフトウェアで収集されている情報は、下記のようなものがあります。

  • パソコンの起動時間・シャットダウン時間
  • 閲覧したWebサイト
  • 起動したりインストールしたアプリケーションの名前
  • 利用したアプリケーションの起動時間
  • USBメモリーなどの外部デバイスの接続情報
  • ファイルの操作ログ

そのため、パソコンを使って、いつ何をしたのかが全て分かってしまうのです。そして、社員が業務から逸脱した操作や、情報漏洩につながる危険な操作を行えば、管理者側にアラート通知が届きます。勤務中に動画を見たりネットサーフィンしたりしていれば、在宅勤務であってもサボりがすぐにバレてしまうでしょう。

2.アクセスログによる分析

在宅勤務では従業員がどのような業務を行っているのか、実際に目で見て判断できないため、管理者や上司が仕事状況をチェックすることがあります。この時確認されるのが、通信の履歴をサーバに記録した「アクセスログ」です。アクセスログをみれば、端末がいつどのように操作されていたのかを特定できます。

仕事の進捗が悪かったり、スケジュールが白紙だったりして、会社側に不信感を持たれてっ調査が入れば、すぐに在宅勤務のサボりがバレてしまいます。

3.仕事の進捗状況

特別に監視されたり調査されたりしなくても、仕事の進捗状況が明らかに遅ければ、当然サボっていたことはバレてしまいます。

一般的に、管理者側は各従業員が1日にどの程度業務を進められるのか把握しています。そのため、進捗が悪いとなぜ仕事が進まなかったのか確認されることもあるでしょう。なぜ仕事が進んでいないのか言い訳できなかったり、上司に信じてもらえなかったりしてサボりがバレてしまいます。

4.コミュニケーションの違和感

パソコンの前に座って仕事をしていれば、送られてきたチャットやメールに短時間で気づけるでしょう。にもかかわらず、チャットやメールにて明らかに返信が遅い場合は、サボりを疑われることはよくあります。

管理者がサボりを疑っていない場合でも、「進捗に関する返事が曖昧」「突然の電話に出られない」「電話で言い訳したり動揺したりする」など、コミュニケーションに不自然さが出て疑われる可能性もあります。

5.パソコンカメラへの映り込み

オンライン会議では、自宅の仕事環境が画面に映るためサボりがバレやすいシーンです。仕事に関係ない漫画や雑誌、お菓子などがカメラに移り込めば、サボっていたことがバレてしまいます。

また、オンライン会議でよく使用される画面共有の際に、仕事に関係がないアプリケーションやWebサイト、動画画面を映してしまい、サボりがバレるというケースもあります。

6.通話時の周りの音

上司からの電話に応答する際、テレビや動画の音声が相手に聞こえてしまうケースがあります。

外出先で電話を受けた場合にも、店舗のBGMや雑踏の音が会話に入り込むと、自宅ではない場所にいると疑われるでしょう。静寂な場所に移動して電話を受けたとしても、風の音や車両の走行音などが入り込むかもしれません。

ノイズキャンセリング技術もありますが、万能とはいいきれないところです。通話中に周辺音を完全に除去することは難しいと、理解しておきましょう。

7.端末の位置情報

企業から貸与される端末の「位置情報の取得機能」をオンにしたままだと、外出がバレる可能性があります。

多くの企業では、機器の紛失や盗難への対策や、移動履歴の確認手段として、端末に位置情報の取得機能を導入しているためです。パソコンだけではなく、タブレットやスマートフォンにも、機能が組み込まれている場合もあるでしょう。

設定により位置情報の取得機能を無効化できるケースもありますが、社内規定によって設定変更が禁止されている場合もあるので注意してください。

在宅勤務・テレワークでサボりがバレた時の対処法

それでは、在宅勤務・テレワーク中にサボっていたことがバレた時は、どう対応すべきなのでしょうか。

第一に、嘘をついてごまかすのはNGです。下手な言い訳をせず、「休憩していた」と正直に事実を認め、謝罪することが重要といえます。出社して仕事をする時も、勤務時間中に同僚や先輩と世間話をしたり、小腹を満たしたりすることはあるでしょう。

在宅勤務だからといって、ちょっとした息抜きもなく、作業を続けなければならないわけではありません。もちろん、その日の忙しさや社内の雰囲気などにもよりますが、多少の息抜きであれば目をつむってくれるものです。

また、「子どもが泣き出してしまった」「体調が悪く休んでいた」「飲み物を取りに行っていた」など、やむを得ない理由があれば、とがめられないでしょう。

在宅勤務・テレワークでサボりがバレたらどうなる?会社の対応やペナルティとは

在宅勤務・テレワークでサボりがバレた場合、どのような悪影響が出るのでしょうか。ここでは、従業員のサボりを知った会社側の対応や、科される可能性のあるペナルティについて確認します。

給与が支払われない可能性

従業員の給与は、労働に対して支払われます。そのため、サボったことで業務に従事していない時間は労働時間としてカウントされず、会社はサボった時間分の賃金を給与から差し引くことが可能です。これを、「ノーワーク・ノーペイの原則」といいます。給与が支給されていた後にサボりが発覚した場合は、会社側から賃金の返還を求められる可能性があります。

数分程度であれば、注意のみで給与への影響はないでしょう。しかし、まとまった時間サボっていたことがバレれば、給与が減る可能性は大いにあります。

人事評価が下がるリスク

勤務中にサボるという行為は、印象のよいものではありません。サボりの内容や程度によっては、昇格・昇進・昇給のための人事評価でマイナスに働く可能性があります。

また、会社や上司からの信頼も同時に下がってしまうため、業務の振り分けや内容が変わることもあるでしょう。飲酒のような業務に支障をきたすサボりをした場合、最悪の場合懲戒処分の対象になることも考えられます。

チームの士気の低下

サボりが発覚した際の影響は、当事者だけではなくチーム全体に影響を及ぼします。例えば、サボっている同僚がいた場合、真面目に働いているほかの従業員は「自分だけが一生懸命働くのは不公平である」「努力が報われない」といった不満を抱くかもしれません。

また、サボった人の業務負担が周囲に転嫁されることに、憤りを感じる人も出てくるでしょう。

労働意欲を削ぐ環境は、チーム全体の士気を低下させ、組織の生産性や団結力に悪影響をもたらします。

出社が義務づけられるケースも

在宅勤務を実施している企業でも、オフィスを構えているところは多くあります。在宅勤務ではサボらず仕事ができない従業員だと判断されれば、自分だけ出社が義務づけられるようになるかもしれません。

会社や上司からの信頼を無くすばかりでなく、在宅勤務という働きやすい環境を手放すことになってしまいます。

実際に在宅勤務・テレワークでサボった経験がある人は多い

マイナビニュース」が実施した調査結果によれば、在宅勤務・テレワーク中にサボった経験を持つ人の割合は、回答者全体の約70%を占めると判明しました。

注目すべきは、サボった経験者のうち、およそ30%が「上司や同僚にサボりが発覚した」と答えている点です。30%という数字は、発覚する危険性が思いのほか高い状況を示しています。職場での信用を失わないためにも、責任ある行動が求められるでしょう。

在宅勤務で遊んでる人は多い?その実態やサボるリスクと5つの対策

在宅勤務・テレワークで仕事をサボらないための7つの対策

在宅勤務では、上司の目が直接届かないうえ、誘惑になる娯楽がすぐ近くにあります。そのような状況のなか、サボらず仕事をこなすためにはどうすればよいのでしょうか。「またサボってしまいそう……」という人は、下記のような対策を実践してみてください。

1.計画を立てる

まずは、毎朝1日のスケジュールを立てましょう。そして、できるだけそのスケジュール通りに仕事が進むよう努力します。その日にやるタスクをリスト化しておくことで、1つの仕事を終えるたびに達成感を得られ、スムーズに業務をこなせるでしょう。タスクの量は、多すぎず少なすぎず、自分が1日にこなせる現実的なものを設定してください。

スケジュールを立てた後は、上司やチームメンバーに自分の仕事の内容や期限を宣言しておきましょう。他人の目は、サボりたいと思った際の抑止力となります。

2.仕事に集中しやすい環境を整える

業務環境を整えることで、仕事に集中しやすい環境を作れます。例えば、パソコンのスペック・操作性が低かったり、インターネットの通信速度が遅かったりすれば、気が散ったりイライラしたりしてサボりにつながりやすくなります。快適に作業できれば、目の前の仕事に集中できるため、生産性も上がるでしょう。

また、長時間の座り仕事による身体へのストレスも、集中力を落とす原因となります。そのため、長時間座っても疲れにくい椅子やクッション、フットレストやアームレストなどを用意することも重要です。

さらに、プライベートで使用しているスマートフォンを、勤務中に遠ざけておくことも重要です。例えば、少しだけLINEを確認するつもりでも、ついゲームやSNSに没頭してしまった経験のある人は少なくないでしょう。タイムロック機能付きボックスの活用や、家族に一時的に預けるなど、物理的に距離を置く工夫が効果的です。

3.仕事場所を変える

仕事場所を変えてみると、気持ちが仕事モードに切り替わり、サボりを防げる場合があります。例えば、サテライトオフィスでの勤務を検討してみるとよいでしょう。就業規定によりますが、許可されていればコワーキングスペースや図書館なども集中力向上に効果的です。

ただし、情報セキュリティや安全管理、通信環境の安定性などの観点から、自宅以外の場所での業務を禁止する企業も見られます。勤務場所を変更する前には必ず就業規則を確認し、勤め先の方針に従いましょう。

4.ほかの社員や上司とコミュニケーションをとる

チャットツールなどのコミュニケーションツールの活用や、ミーティングの習慣化により、サボりたい気持ちを抑えられます。

同僚が仕事に打ち込んでいる様子が分かると、自身の業務に対する意欲も刺激されるでしょう。また、自身だけでは解決できないことがあってサボりたくなった時も、すぐに相談できる環境があれば問題解決につながり、やる気を取り戻せるかもしれません。加えて、雑談による気分転換も、サボり防止に効果的です。

相手の表情が見えにくい状況だからこそ、積極的なコミュニケーションで意欲や集中力を維持する工夫が必要になります。

5.オン・オフの切り替えを行う

人間が深く集中できる時間は僅か15分、通常の集中なら最長でも90分といわれています。いくら労働時間が定められているとはいえ、その間ずっと集中し続けることは人間として不可能なのです。集中が完全に切れてしまえば、サボりにつながりやすくなるため、勤務時間中であってもこまめに休憩を取ることが重要です。

休憩を取る時は、「ポモドーロテクニック」を実践してみましょう。ポモドーロテクニックは、仕事25分間・休憩5分間を1セットとし、最大4セット繰り返すという時間管理術の1つです。オン・オフの切り替えをしっかり行えば、作業時の集中力も能率もアップします。

6.記録と振り返りを行う

始業時に1日のスケジュールを立てたように、終業時には1日の振り返りを行いましょう。毎日業務を数字で記録しておくことで、過去の自分と現在の自分を比較できるので、達成感や自己肯定感を得やすく、モチベーションの維持につながります。

記録を残す時は、数値にするのがポイントです。朝に作成したタスクリストのうち、いくつを完了し、いくつを先送りにしたのか数字にすれば、その日の仕事の達成率が把握できます。営業職であれば、アポイントメント件数や受注数などを記録します。完了タスクを数値化しにくい事務職などは、1日のスケジュールを立てる時に「このタスクが終わったら達成率20%」など、あらかじめ数字を設定しておくのがおすすめです。

7.適度に出社も選択する

ハイブリッド勤務が認められている場合は、積極的に出社日を取り入れるのもおすすめです。オフィス環境は業務に集中しやすい設備が整備されており、同僚や上司の存在により自然と緊張感が保たれ、サボりたい気持ちが抑制されます。

また、オフィスと自宅での業務内容を使い分ける方法も、サボり防止に効果的です。例えば、オフィスではアイデア創出や企画立案などの創造的な作業に取り組み、自宅ではデータ整理など集中を要する作業に取り組むとよいでしょう。場所の使い分けにより、それぞれの環境の特性を活かし、メリハリのある働き方につながる可能性があります。

在宅勤務でやる気がでない人必見!その原因と具体的な対策方法9選

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まとめ

在宅勤務では、気が散りやすい状況が原因で、サボってしまった人やサボりがバレてしまった人もいるでしょう。そもそも人間は、長時間集中し続けられません。そのため、あらかじめ、1日のスケジュールやタスクを、休憩時間込みで決めておくようにしましょう。

今は「自分では時間管理ができない」「サボってしまいそう」という人でも、意識的にオン・オフを繰り返す生活をすれば、メリハリがある働き方が自然にできるようになるはずです。

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