個人事業主(フリーランス)が屋号をもつメリットと参考になるブログを紹介!

こんにちは!

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

さて、今回はフリーランスにとっての「屋号」についてお話していきます。

企業やお店の名前のことを屋号と呼びますが、個人事業主のフリーランスの方でも屋号をもつことが可能です。

別に持たなくても構いませんし、逆に屋号をもつことができるからと言って「とりあえず屋号を取得する」というのもあまり良い考えではありません。

そこで今回は、個人事業主のフリーランスの方が屋号を持つ意味と注意点を見ていきたいと思います。

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そもそも屋号を持つべき人とそのメリット ・デメリット

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すでにお伝えした通り、個人事業主のフリーランスの方は屋号をもつことができます。

個人事業主の屋号はマストではなく、持てることを知っているけれど、敢えて持たない判断をしている方も中にはいます。

屋号をもつメリットとは?

①法人化した時に過去実績を提示しやすい

個人事業主が屋号を持つメリットの一つ目は、個人事業主から法人化することになった際、個人事業主として使っていた屋号をそのまま法人名(商号)へと引き継ぐことで、過去実績を提示しやすくなる点が挙げられます。

ただし、全ての銀行・金融機関が屋号での口座開設に対応しているわけではないようです。

口座開設の前に、一旦、窓口で相談してみましょう。

なお、屋号での口座開設の際には、本当にその屋号で活動しているのかを確認する、屋号確認資料が通常、必要となります。

屋号確認資料としては商業登記簿謄本などの屋号名が分かる資料と、事業を行っていることを証明する個人事業主の開業届などが該当します。

②お金の管理がしやすい

二つ目のメリットは仕事とプライベートを分けてお金の管理がしやすい、という点です。

屋号がない場合、仕事のお金もプライベートのお金も同じ個人の銀行口座に入金するしかありません。

しかし、屋号を持っていれば、屋号で銀行口座を開設できます。仕事の領収書も屋号で切ってもらうことが可能です。

プライベートと仕事、明確にお金の出入りを分けて管理することが可能となります。

③商工会議所加入時の手続きが簡単になる

三つ目のメリットとしては、商工会議所加入時の手続きが簡単になる、という点です。

商工会議所とは、商工会議所法によって設立された、地域の商工業者が参加できる公益団体です。

語弊があるかもしれませが、簡単に言うと、地域ごとにある経営者のための会員制の集まりです。

屋号があると経営者と見なしてもらえるので、商工会議所に加入するのは簡単ですが、屋号がないと経営者と認めてもらうのがちょっと大変になります。

商工会議所に入るメリットは?

ところで、商工会議所に入るメリットについても確認しておきましょう。

商工会議所は法律によって設立されている公的機関です。その商工会議所の会員になれる企業が悪い企業だとは思えませんよね。

商工会議所の会員証を提示すれば、取引先から高い信頼を得られるのは間違いなしです。

また、商工会議所は地域の経営者が参加しており、他業種・同業者問わず、横のつながりを得ることができます。

その中で新たな仕事を得たり、ビジネスパートナーを見つけることもあるでしょう。

他にも、屋号があれば、請求書などのドキュメント類の判子に屋号角印といった屋号入りのものが押せるので箔が付くなど、ちょっとしたメリットがあります。

屋号を持つデメリットって?

逆に個人事業主で屋号を持つデメリットですが、屋号があるからといって課される義務はありません。

また、屋号を持つと制限される行為なども特にないので、屋号を持つデメリットは特にないと言えます。

あえて言えば、まじめに屋号を考えると意外と頭を使うくらいです。

「自分の名前で勝負したい」だとか、「屋号を付けると大仰な感じになってしまうので気が進まない」などの理由がなければ、基本的にはすべての個人事業主のフリーランスの方に屋号を持つことをおススメしたいです。

屋号を決める時の注意点とは?

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屋号は、好きなものをつけて良いわけではありません。なので、ここからは屋号の付け方に見ていきたいと思います。

屋号は漢字・カタカナ・ひらがな・アルファベットを使っても構いません。

また、「山田太郎システム」のように個人名を使っても大丈夫です。

意外と自由ですが、三つだけ絶対に守らなくてはいけないルールがありますので、まずは、そのルールをご紹介いたします。

屋号をつける時のルール①会社だと誤認される文字列は使えない

ルール一つ目は、「~会社」や「~Inc.」といった会社だと誤認させる文字列の利用は禁止されています。

個人事業主はあくまで個人事業主です。法人格をもった企業ではないので、「~会社」と名乗るのは、常識的に考えて変ですよね。

屋号をつける時のルール②商標権で守られた文字列を使えない

ルール二つ目は、商標権で守られた文字列を許可なく使ってはいけません。

商標権で守られた文字列とは大手企業のブランド名や人気のアニメキャラクター名などのことです。

例えば、ナイキやピカチュウなどが該当します。

これらの文字列が屋号に入っていると、知らない人が大手企業などと関連していると勘違いしてしまう恐れがあります。

そういったことにならないように、勝手に商標権で守られた文字列を利用してはいけないのです。

屋号をつける時のルール③すでに登録されている屋号は避ける

ルール三つ目は、すでに登記されている屋号・商号を同一市内の他の人が使うのは許可されないことがあるため、原則避けるという点です。

「大阪市 山田太郎システム」で検索したら、三つも四つも出てくると紛らわしいですよね。

どの「山田太郎システム」の実績なのかも分からなくなってしまうため、同じ市内の屋号はできるだけユニークにしなさい、ということです。

上記の三つのルールのうち上二つは法律で明確決まっている絶対に守らないといけない約束事項で、三つ目は無用なトラブルを避けるために強く推奨されるものです。

より重要度は低いですが、他にも屋号を決めるうえで知っておくべき注意点があるので、合わせてご紹介いたします。

屋号を決める上での注意点

・何をしているのかわかりやすい屋号にする

屋号に求められるのは「覚えやすくて、事業としてなにをしているか分かりやすいこと」です。

なにをしているか分かりにくい屋号から、興味を持ってくれる方も中にはいるかもしれませんが、その興味は通常、仕事に結びつかないでしょう。

普通、IT企業を必要として探している人は、IT企業っぽい名前の会社から確認していくはずです。

・覚えやすいものにする

そして、覚えてもらいやすいというのも重要です。「あの人のところに頼もうと思って、前に屋号を聞いたのだけど、忘れてしまった」という事態になれば、機会喪失です。

覚えやすいことが重で覚えやすさという意味では、屋号は文字数制限がないですが、あまり長くない方が良いでしょう。

覚えやすい屋号の基準は人によって異なるので、難しいですが、言いやすく、聴き取りやすいどうかで判断すると良いかと思います。

実際、言いやすい・聴き取りやすいかどうかは屋号を考えるうえで非常に重要なポイント。

電話などで屋号を伝えた際、何度も訊き直されたり、間違ってメモされたりするような屋号は、屋号として完全に失敗です。

・やはりすでにある屋号は避けた方が良い

上の絶対守らないといけないルールの三つ目、すでに登記されている屋号・商号を同一市内の他の人が使うのは許可されないことがあるのですが、許可されるからと言って、すでにある屋号と似ている屋号を使うのも、あまり推奨できません。

相手から便乗ビジネスだとして訴えられてしまった事例もありますし、逆に相手の評判が悪いと、こっちの評判まで悪くなるということもあります。

一度、屋号を考えたら、管轄の法務局で確認してみましょう。法人に限られますが、地域の屋号を確認できます。

ちなみにですが、事業ごとに屋号を分けることも可能です。

例えば、ITエンジニア以外のサイドビジネスを持っている方は、ITエンジニア用の屋号とサイドビジネス用の屋号をそれぞれ持つということが考えられます。

そうすることで、プライベート用口座、ITエンジニア用口座、サイドビジネス用口座と三種類の口座を持つことが可能になります。

屋号を決めるときに参考になるブログ情報4選

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屋号を決める時のルールについてはこのページでもご紹介しましたが、参考になるサイトが他にもあります。

そこで屋号を決めるのに参考となるインターネット上のブログ・サイトをご紹介いたします。

屋号を付ける時に考えておきたい5つのポイント

実際に屋号を持っている個人事業主のエンジニア系フリーランサーさんのサイトです。

ご自身の屋号への反省の意味も含めて、屋号を付ける方向けにポイントを整理しています。屋号の付け方のイロハが分かるページです。

URL: http://take-a-job.info/archives/90

記憶に残るネーミングのコツは「゙」濁点にあり!

フリーランスのライター・編集者さんのブログです。

言葉を扱う仕事をしている方らしい視点で、屋号の付け方を指南されているページです。

屋号の言葉選びに悩んでいる方たちにとって、非常に参考になるページだと思います。

URL: http://doronumako.com/post-1300

法人番号公表サイトの使い方。社名を決める時に要チェック

税理士さんのブログです。

このページですでに紹介している通り、屋号はすでに登記されている屋号・商号を同一市内の他の人が使うのは許可されないことがあるため、原則避けるべきです。

そのためには登記されている屋号・商号を確認する必要がありますが、確認方法の一つを指南しているブログです。

ただし、法人しかカバーできていない点にはご注意ください。

URL: http://balance-blog.com/houjin-bangou-name

個人事業の屋号を決めるときの参考になる屋号例一覧

シングルマザーながら、フリーランスのライター・Webデザイナー・パソコン講師など多彩な活動を行っている方のブログです。

べたな屋号のパターンと、べたな屋号に見えるけれど個人事業主では使えない屋号のパターンが箇条書きで紹介されています。

屋号についてイメージも湧かないという方に最適かと思います。

URL : http://www.web-minako.info/entry/2016/04/04/124536

まとめ

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今回は、個人事業主のフリーランサーの屋号について見ていきました。

屋号はフリーランサーにとっての看板です。

繰り返しになりますが、言いやすく、覚えられやすく、どんなことをしているかイメージが湧きやすく、そして法的・道義的責任を果たしている屋号が理想の屋号です。

その条件を満たす屋号を考えるのは大変ですが、妥協して安易に付けた屋号で後から後悔しないで済むようにしっかりと考えて付けるようにしましょう。

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「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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