Linuxエンジニアの平均年収はいくら?ソフト系エンジニアより年収は高い?

こんにちは、ITプロマガジンです。

Linuxを扱えるエンジニアは、インフラエンジニアの中でも年収が高い傾向にあります。

この記事ではLinuxエンジニアの平均年収や、ソフト系エンジニアとの年収比較について解説します。年収を高めるために必要なスキルや具体的な方法も紹介するので、Linuxエンジニアとして高収入を目指したい方はぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

Linuxエンジニアとは

「Linuxエンジニア」は、一般的なワードとしてIT業界で定着しているとは言い難い状況でしょう。おそらく皆さんも「なんとなくLinuxに詳しそうなエンジニアかな?」と言うイメージしかないと思います。そこでまずはLinuxエンジニアとはどのような職種を指すのか、できるだけ詳しく紹介していきます。

Linuxエンジニアの仕事内容と位置づけ

Linuxエンジニアは、インフラエンジニアに含まれる職種の一つです。

インフラエンジニアには、ネットワークやサーバー、クラウド、データベースなど、さまざまな分野を担当するエンジニアが存在します。そのなかでも、LinuxエンジニアはOSとしてのLinuxに関して特化した人材と言うことができるでしょう。

主な仕事内容は、Linuxのインストールや初期設定、Webサーバー・データベースなどのミドルウェアの導入、アカウントや権限の管理、ログ監視、障害対応、セキュリティアップデートなどが挙げられます。近年では、AWSやGoogle Cloudなどのクラウド環境でもLinuxが広く利用されているため、Linuxの知識に加えて、クラウド、ネットワーク、コンテナ、IaCなどのスキルを求められるケースも増えています。

Linuxが普及した背景と課題

Linuxは、1991年にリーナス・トーバルズ氏によって開発されたOSです。ソースコードが公開され、世界中の開発者が改良に参加したことで急速に発展し、現在ではWebサーバーやクラウドサービス、スマートフォン、組み込み機器など、幅広い分野で利用されています。

Linuxが普及した理由の一つは、オープンソースであり、用途に応じて自由に利用・改変しやすいことです。UNIXと似た操作性や構造を持ちながら、特定企業のライセンスに強く制限されなかったことも普及を後押ししました。

一方、Linuxを業務で利用する際は、導入するディストリビューションによってサポート体制が異なります。Red Hat Enterprise Linuxのように有償サポートを受けられる製品もありますが、基本的にLinuxを使ってトラブルが発生した場合はすべては利用者責任で対応する必要があります。

そのため、業務システムへ導入する場合は、技術面だけでなく、アップデート方針やサポート期間、障害発生時の対応体制まで考慮する必要があります。

Linuxエンジニアが求められる理由

Linuxエンジニアが求められる理由は、Linuxを使用するシステムが増える一方で、複雑な障害や性能上の問題に対応できる人材が限られているためです。

Webサービスやクラウド環境の普及に伴い、Linuxはさまざまなシステムの基盤として利用されています。しかし、Linuxの基本的な操作ができるだけでは、すべてのトラブルに対応できるとは限りません。

例えば、ハードウェアとの互換性に問題がある場合や、システムの処理速度が低下した場合には、ログやリソースの状況を分析し、OSやカーネルの設定を調整する必要があります。案件によっては、デバイスドライバーの修正など、Linuxカーネルに近い領域の知識が求められることもあります。

そのため、Linuxサーバーを構築・運用できるだけでなく、障害の原因を特定し、安定稼働や性能改善につなげられるエンジニアは貴重です。特に、大規模なWebサービスやクラウド基盤、通信システム、組み込みシステムなどでは、高度なLinuxスキルを持つ人材への需要が高い傾向にあります。

Linuxエンジニアの平均年収

Linuxエンジニアという職種名に限定した年収データは少ないため、正確な平均年収を示すことは困難です。ただし、Linuxエンジニアが含まれるインフラエンジニアの年収は、比較的高い傾向にあります。

LPI-Japanの調査によると、インフラエンジニアの46.3%が年収600万円以上と回答しました。また、年収1,000万円以上の層では、42.9%がLinuxやOSの仕組みを深く理解していると回答しており、全体の22.7%を大きく上回っています。

つまり、インフラエンジニアの中でもより高年収を得ている人は、LinuxやOSの仕組みについて深い知見があることになります。

ただし、LinuxのインストールやWebサーバー、データベースの導入、一般的な運用管理ができるだけでは、ほかのインフラエンジニアと年収に大きな差がつかない場合もあります。障害の原因分析やOSのチューニング、カーネル、デバイスドライバなどの高度な領域に対応できれば、年収600万円を大きく超える可能性があります。クラウドやセキュリティなどの関連スキルも身につけることで、さらに高い年収を目指せるでしょう。

ソフト系エンジニアの平均年収

先に一般的なインフラエンジニアの平均年収は600万円前後と書きましたが、それではソフト系エンジニアの平均年収はいくらくらいになるのでしょうか?

ソフト系と言っても業種に寄りますがWeb系でLinuxの上でサービスを構築するソフト系エンジニア(プログラマ)の場合はおおよそ500万円前後の年収と言われています。

当然これは会社規模やスキル見合いによって異なってきますが、ソフト系エンジニアよりもインフラエンジニアの方が高い年収を貰っていることは間違いないでしょう。

しかし、これも設計を中心に行う上流SEや希少価値の高い言語を操るプログラマであれば話は変わります。

特に業務系SEはその業務のスペシャリストとして認められるケースも多く平均年収は600万円程度くらいにはなると思います。

結局Linuxエンジニアとソフト系エンジニアってどっちが年収高いの?

先に述べました通り、一律にLinuxエンジニアとソフト系エンジニアのどちらが年収が高いかということは言えないのです。

すべてはスキル見合いであり、どれだけ専門性を持っているかによって年収が決まってきます。

しかしソフト系エンジニアの場合はある程度の年齢になるとマネージャ職になったりコンサル職になるなど、年収を上げるためには別の職種に移る必要が出てきます。

そうしなければ高い年収を稼ぐことが難しいのです。

私はこれは日本独特のIT下請け構造の悪い影響だと考えています。

手を動かす現場の技術者はなるべく外注化してコストを削減し、上流の管理フェーズの部分で利益を稼ごうとするゼネコン業界と同じ構図があるため、どうしても高収入を稼ぐためには上流工程に行かなければならないのです。

ですが、Linuxエンジニアの場合はそもそもエンジニアの絶対数が少ない上にスキルも高いので、このような職種の転向をしなくても年収を上げやすいと思います。

特にハイレベルのスキルになれば「その道のプロ」として認められますし、もし英語ができるなら年収の高い外資にチャレンジすることも可能です。

また別の視点ですが、Linuxは基盤技術なのでプログラミング言語に比べて技術の陳腐化が起こりずらく長く働けると言うメリットもあります。

ですので、もしあなたが駆け出しのITエンジニアでこれからの選択肢が幅広い場合は、Linuxエンジニアという道で高年収を目指すのもよいかもしれません。

Linuxエンジニアになるには

Linuxエンジニアになるには、Linuxの操作方法だけでなく、サーバーやネットワーク、プログラミングなどの幅広い知識が必要です。

まずは基礎知識を学び、実際にLinux環境を構築・操作しながら経験を積みましょう。ここでは、Linuxエンジニアを目指すために取り組みたい3つのステップを紹介します。

Linux・インフラの基礎知識と実践経験を身につける

まずは、Linuxの基本操作とインフラに関する基礎知識を身につけることが重要です。具体的には、ファイルやディレクトリの操作、ユーザー・権限管理、プロセス管理、ログの確認、ソフトウェアの導入などを学びます。加えて、OSの仕組みやTCP/IP、DNS、HTTP、セキュリティなど、サーバーやネットワークの基礎も理解しておきましょう。

学習するだけでなく、自分のパソコンや仮想環境、クラウドサービスにLinuxを導入し、実際に操作することも大切です。Webサーバーの構築や障害対応などを経験すれば、知識を実務に結びつけやすくなります。未経験の場合は、運用監視や保守などの業務から経験を積み、徐々に設計・構築へ担当範囲を広げる方法もあります。

C言語や英語など、Linuxエンジニアに必要なスキルを習得する

高度なLinuxエンジニアを目指す場合は、C言語を学ぶことも有効です。Linuxカーネルやデバイスドライバーなどは主にC言語で開発されているため、OSに近い領域の解析や修正を行う際に役立ちます。

ただし、一般的なLinuxサーバーの構築・運用を担当する段階では、C言語が必須とは限りません。

まずはシェルスクリプトやPythonを学び、定型作業の自動化に活用する方法もあります。英語の読解力も重要です。Linuxに関する公式ドキュメントやエラーメッセージ、技術フォーラムなどには、英語でしか得られない情報も少なくありません。英会話よりも、技術文書を読み、必要に応じて質問や報告を書ける能力を優先して身につけるとよいでしょう。

コミュニティに参加して人脈や実務経験を広げる

Linuxやオープンソースに関するコミュニティへ参加することで、最新情報を得たり、ほかのエンジニアに相談したりしやすくなります。

勉強会や技術イベント、オンラインフォーラムなどに参加し、経験者との交流を増やしていきましょう。高いプログラミングスキルがなくても、ドキュメントの翻訳や修正、動作検証、不具合の報告、イベント運営などを通じてオープンソース活動に貢献できます。活動実績をGitHubなどで公開すれば、スキルを示すポートフォリオにもなります。コミュニティで築いた人脈や実績が、案件の獲得や転職につながる可能性もあります。

Linuxエンジニアの案件例

Linuxエンジニアの実際の案件について紹介します。

【C++/Linux】自律飛行ドローン開発におけるSLAMエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人

案件名【C++/Linux】自律飛行ドローン開発におけるSLAMエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地基本出社一部リモート
スキルC言語/C++による開発経験3年以上,センシングシステム開発経験,SLAM/Visual Odometry/LiDAR Odometry等の開発経験
職種・ポジション機械学習エンジニア

こちらの案件では、国産ドローンメーカーにおける自律飛行向けSLAMシステムの開発を担当します。具体的には、Visual OdometryやLiDAR Odometry、センサーフュージョンの開発、センシングアルゴリズムの調査・検証、システム設計、実機評価、PoC、製品化までを推進します。

必須スキルは、CまたはC++での3年以上の開発経験、カメラやLiDARを用いたセンシング開発、SLAMやロボティクスの実務経験、線形代数・統計学などの基礎知識、10名規模のプロジェクトリーダー経験です。

【Linux】最先端量子開発におけるインフラエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人

案件名【Linux】最先端量子開発におけるインフラエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人
案件単価〜800,000円/月
勤務地基本出社一部リモート
スキルLinuxサーバーを用いたインフラ構築,運用実務経験,L2/L3スイッチ等を用いたネットワーク設計
職種・ポジションインフラエンジニア,ネットワークエンジニア

こちらの案件では、量子コンピュータ開発を支える実験ネットワークやサーバー基盤の設計・最適化を担当します。

Grafanaなどを使った監視・可観測性の設計、大学や共同研究先とのネットワーク接続、実験ソフトウェア基盤の整備、自動化ワークフローの構築、セキュリティやアクセス制御の運用設計などが主な業務です。必須スキルは、Linuxサーバーの構築・運用経験3年以上、L2・L3スイッチを用いたネットワーク設計・構築経験、監視・可視化基盤の導入経験です。

【Linux】IoT機器設置/現場調査エンジニアの業務委託案件・フリーランス求人

案件名【Linux】IoT機器設置/現場調査エンジニアの業務委託案件・フリーランス求人
案件単価〜500,000円/月
勤務地基本出社一部リモート
スキルPC操作,通信の基礎知識,IPアドレス等の基本知識
職種・ポジションインフラエンジニア,ネットワークエンジニア

こちらの案件では、IoT機器を導入する現場に出向き、機器の設置や現地調査、ネットワーク構築などを担当します。

具体的には、通信機器の状態確認、電波の強度・種類の調査、機器同士の接続、PCを使用した設定・確認作業などを行います。必須スキルは、基本的なPC操作、データ通信の仕組みやIPアドレスに関する基礎知識です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?Linuxエンジニアというのはインフラエンジニアとしてのスキルベースを既に持っており、さらにLinuxの専門的な知識が加わったレベルの高いエンジニアだと筆者は考えています。なので自然に高い年収になるのだと思います。

ただ年収だけがエンジニアのやりがいではありません。ここで最後に年収ではなく起業という観点から話をしたいと思います。

LinuxはサーバサイドOSとして広く利用されてきましたが、近年ではAndoridOSのベースになったり、シングルボードコンピュータであるRaspberry Pi上でも動作させることができます。今後IoTというものが普及していくにつれて「小さなコンピュータ」というものの需要が伸びていくことが考えられますが、多くはLinuxベースになるでしょう。なので制御系エンジニアとしてのLinuxエンジニアという需要も大きくなりそうです。既にWeb系に関してはベンチャーブームも過ぎてしまい大手の過当競争の時代に入っていますがIoT分野はまだまだこれからです。ですのでLinuxエンジニアであればご自分で起業されたり、スタートアップのメンバーに加わり社会に新しいサービスを提供するというチャンスもまだあるのです。そうゆう視点でLinuxエンジニアを目指すのも面白いのではないでしょうか?

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。