【最新】Perl案件・求人情報まとめ!Perエンジニア技術者は今後も需要ある?

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こんにちは!

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

プログラミング言語のPerlはご存知でしょうか。

web系やOSメンテナンス用プログラムとして現在も現役で稼働中のPerl。エンジニア初心者の方であっても、Perlについてそれなりに聞いたことがあったり、実際に触ったことがあったりする方も少なくないかもしれません。

本稿では、Perlを使った開発現場について執筆者の経験も踏まえてお伝えしたいと思います。

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そもそもPerlとは?

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既にご存知の方も多い、Perlですが、あえて初心者の方向けに、そもそもPerlとは何か?という点について振り返ってみたいと思います。Perlのwikipediaには以下のように記述されています。

Perl(パール)とは、ラリー・ウォールによって開発されたプログラミング言語である。 実用性と多様性を重視しており、C言語やsed、awk、シェルスクリプトなど他のプログラミング言語の優れた機能を取り入れている。 ウェブ・アプリケーション、システム管理、テキスト処理などのプログラムを書くのに広く用いられている。

Perlの登場は1987年にさかのぼります。

プログラミング言語としてLL(Lightweight Language:ライトウェイト・ラングエッジ)という同じスクリプト言語に分類されるPHP、Ruby、Pythonと比較するとどうでしょうか。

PHPの登場は1995年、Rubyも同じく1995年、Pythonは1991年となっています。

▼プログラミング言語の登場年

  • Perl 1987年
  • Python 1991年
  • PHP 1995年
  • Ruby 1995年

同じLLの中でもPerlは比較的古い歴史ある言語である、ということがいえるのではないでしょうか。

Perlのwikipediaにもある通り、シェルスクリプトの代用としても用いられることが経験上多くあるといえるかもしれません。

「perl ワンライナー」などでググると一括での文字列置換などが多くヒットするように、テキスト処理などでも多く利用されています。

また、比較的大規模なwebアプリケーション開発においてもPerl製フレームワークが広く普及しています。

Perl製フレームワークでもっとも有名なものがCatalystでしょう。

その他にも、Ark、Mojoliciousなどがあります。開発を支援してくれるCPANモジュールというエコシステムも一通り揃っているため、効率的な開発を行うことが可能となっています。

さらに、Perl製OSSとして有名なのが、ブログなどで利用されることの多いCMSシステムのMovable Typeです。

PHP製OSSのWordPressと並んで広く利用されているCMSシステムといえるでしょう。(現在ではWordPressの方が圧倒的に利用されているようです)

なお、日本の企業でPerlを採用してwebサービスを運営しているところとして、はてなやmixi、DeNAなどが有名です。

Perlのどういうところが楽しいの?

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このように歴史あるPerlですが、Perlを用いた開発を行う際、具体的にどういうところが楽しいのでしょうか。私の実開発経験から考えると、まずは前述の通り、既存のシェルスクリプトの置き換えニーズがある、という点が挙げられるのではないかと思います。Perlを使わない純粋なシェルスクリプトでテキスト処理などを行う場合、awkコマンドやsedコマンドなどを駆使する場面が多々あります。これらのプログラムはそれなりに複雑になりやすい傾向にありますが、Perlを使うとよりシンプルに記述することができます。

またPerlはどのLinuxディストリビューションを選択しても基本的な構成として既にインストールされているので、シェルスクリプトの代用がやりやすい側面もあると思います。私が実開発でよく用いるワンライナーで複数ファイルの文字列置換があります。シェルコマンドのfindと組み合わせることで、以下のように記述することができます。

find . -name ‘*.txt’ -exec perl -pi -e ‘s/^http:\/\//https:\/\//g’ {} \;

上記コマンドを実行すると、カレントディレクトリ配下の.txtを拡張子に持つ全てのファイルの先頭が「http://」形式になっている行を全て「https://」に一括置換することができます。

Perlエンジニアって今後も食べていけるの?

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ところで、Perlで開発を主としたエンジニアが、今後もそのスキルを活かして、エンジニアとして食べていけるのでしょうか。

実際、昨今ではPerlでの開発求人が減少傾向にある、という記事も比較的目にすることが少なくないかもしれません。

そんな中、Perlエンジニアは生き残ることができるのでしょうか。

個人的には、Perlエンジニアだからと言って、エンジニアとしての価値が高いと市場から評価される方は、食べていくにはまったく問題ないと言って差し支えないと思っています。

それでは「エンジニアとして価値が高いと市場から評価される」秘訣はあるのでしょうか。

銀の弾丸がないことは明白かもしれませんが、少なくともPerlだけにしがみつく姿勢でなく、必要に応じて複数のプログラミング言語を使い分けることができる柔軟性のある方であれば、食いっぱぐれることはないのではないかと思います。

また、特に重要なのは、Perlを使った開発現場でどういう開発経験を積んでいるか?という点ではないでしょうか。

webフレームワークを用いた比較的大規模なwebアプリケーションのチーム開発経験が一通りある、要件定義から各種設計、コーディング、テスト、リリースまでをトータルで経験しており、テストコードを書いたり、CI(継続的インテグレーション)環境が整っているなど、モダンなチーム開発を行っていれば、例え開発言語がPerlから別の言語に変わったとしても臨機応変にエンジニアとしての力を発揮することができると思います。

Perlの在宅案件ってあるの?

前述した通り、Perlの開発求人が減少傾向にあるという点に触れましたが、Perlの開発案件の中で、在宅で開発する案件はあるでしょうか。

現状私の肌感で言うと、確かにPerl開発求人そのものは減っている印象がありますが、Perlを用いた開発を在宅で行うことができる案件はそれなりの母数あるという印象を持っています。

そもそも、昨今のweb開発案件では、発注元のニーズとしてゼロベースでwebアプリケーションを立ち上げるといった類のものであれば、「開発言語は問わない」と記載されているものも少なくないです。

こういった発注元の場合、大抵の場合において、web系の技術にあまり明るくない方であったり、そもそも発注元に技術が分かる方がいないケースが多いでしょう。

この場合は受注側のエンジニアに、フワッとした要件を取り纏めてシステム的な仕様に詳細を落とし込めるスキルが必要ではありますが、その辺りに経験がありさえすれば、Perlで開発を行おうが別のプログラミング言語を用いようが特に発注元は気にしないでしょう。

また、Perlにかかわらず徐々に増えている傾向として、エンジニアやデザイナであれば、契約形態を問わず、在宅ワーク可の流れがあるということです。

ただし、注意しなければならない点としては、在宅ワークがいきなり可能となるというより、信頼関係を築いてから徐々に在宅にシフトしていく、という選択をする企業がまだ多いのではないかという点でしょう。

企業としてもいきなり在宅で、という選択はリスクが高いと思います。

また、企業の本音としては「本当は常駐してくれた方がコミュニケーションコストが低くて良い」と思っているところもまだまだ根強い気がします。

このあたりの事情も踏まえた上でみずからが在宅にどれだけこだわるかによって着手する案件を選択すると良いのかもしれません。

Perl案件の報酬単価って実際どれくらい?

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さてそれでは、現在のPerl開発案件の報酬の単価はいったいどれくらいが相場なのでしょうか。

個人的にウォッチしている感覚ですが、フリーランス・エンジニアとしては、恐らく相場感としては月額50万〜80万円程度ではないでしょうか。

もちろん、Perl界隈で著名な方などはその限りではありませんが、報酬の相場感としてはこのくらいかなと思われます。

ちなみにその他の言語と比較すると、PHP開発案件がほぼPerlの相場感と一致するかなという印象を持っています。

Ruby開発案件ではスタートアップやwebサービス企業でのRuby on Railsのフレームワーク採用・置き換えのニーズが一定あり、比較的Perlよりかは高めの印象で、具体的には60万〜90万円程度の幅かなというところですね。

またPythonですが、webアプリケーションの開発ニーズか、機械学習関連での開発ニーズかによって差があるでしょう。

前者のwebアプリケーション開発案件であればRuby同等か多少上振れ、機械学習関連での開発案件であれば80万〜100万円オーバーという印象です。

そもそもPythonで開発できるエンジニアの母数がその他の言語ができるエンジニアの母数よりかなり少数という実態があるため、Pythonistaの希少価値が高い=報酬額も高いということがあると思われます。

Perl案件情報

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ITプロパートナーズ

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企業数 約2,000
会員数 約30,000人
特徴 週2日30万〜の案件

ITプロパートナーズからの案件情報です。

仕事内容にメインサービスはPerl、新規サービスはGoなどとの記載があるので、Perlエンジニアとして既に経験を積まれている方はもちろん、Goなどに興味がある方であれば経験の幅を広げることができそうです。

また、週3日からの常駐案件を多数取り扱っているので、少し他のことに時間を割きたいエンジニアの方にとっては、大きな魅力といえそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本稿ではPerlとその開発案件事情についてご紹介しました。

開発案件が少なくなってきていると言われているPerlですが、まだまだ実際には現役で動いているサービスとして使われており、開発案件としてエンジニアのニーズもありそうです。

その上で、Perlエンジニアの方にとっては、Perlだけにとらわれることなく、他の言語や周辺領域の技術、チーム開発などにコミットしていく姿勢が求められているといえるのかもしれませんね。

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