こんにちは、ITプロマガジンです。
iOSの開発は需要の高い将来性のある仕事であり、副業案件も豊富に存在します。開発経験がある方は、iOSの副業に挑戦することで、収入アップやスキルアップなどのメリットを得られるでしょう。とはいえ、個人で仕事を受注することに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
iOSの副業案件は、適切なステップを踏むことで、副業・フリーランスの初心者・未経験者からでもチャレンジできます。
この記事は、iOSの副業の働き方や単価の目安、必要なスキルや副業を始めるステップを紹介する内容です。また、副業探しにおすすめのサービスや未経験から案件を獲得する方法も解説しているので、ぜひご覧ください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
iOSエンジニアの副業における2つの働き方
iOSの副業には、「受託開発」と「自作アプリの提供」の2つがあり、仕事の進め方や収益を得る方法が異なります。
受託開発は、クライアントから受けた案件をこなすことで報酬が発生し、自作アプリの提供は、1からアプリを自作してアプリ内課金や広告収入で収益を得ます。それぞれの具体的な仕事内容や働き方などを見ていきましょう。
受託開発する
iOSアプリ開発などの副業案件を、クライアントから受注する方法です。ここでは、受託開発の主な仕事内容や案件の動向、業務の進め方を解説します。
主な仕事内容
iOSエンジニアの仕事は、基本的にはアプリの開発が中心となります。例えば、ショッピングアプリやゲームアプリなどのユーザー向けのものや、企業の業務効率を向上させるための業務用アプリ開発など、その種類は多種多様です。
アプリ開発にはコーディング以外にもさまざまな業務があり、アプリのユーザビリティ・アクセシビリティに影響するUIの設計や、動作速度の向上やメモリ使用量の削減などを行うパフォーマンス最適化などもあります。その他にも、ウイルス感染や情報漏洩を防止するためのセキュリティ強化や、監視などの保守運用業務もiOSエンジニアの仕事の1つです。
受託案件の動向
スマートフォンとタブレットの普及率は高い水準にあり、特にiPhoneとiPadは利用者数が多くなっています。それに伴い、iOSエンジニアの受託案件も増加傾向です。
iOSアプリには、eコマースやライフスタイル、エンターテインメントなど、さまざまな業界の案件があるため、自分の強みを活かせる案件を見つけやすいといえます。
フリーランスや副業エンジニアの案件獲得をサポートする弊社ITプロパートナーズでは、2023年6月時点で約270件の案件を掲載している状況です。以上のように、iOSエンジニアの副業は、需要が高く将来性も期待できます。
業務の進め方
iOSエンジニアの副業として受託開発を進める際は、プロジェクトの要件を理解することが重要です。クライアントの具体的な要望やアプリが解決すべき課題など、詳細な情報を把握しましょう。
また、受託開発はフルリモートで進められることが多くあります。ZoomやSlack、GitHubなどのツールを使いこなし、自宅でも効率的に作業を進められるようにしておきましょう。
副業としての稼動時間については、プロジェクトの規模やフェーズにより変動しますが、週に約10〜40時間が目安です。以上のポイントを押さえることで、受託開発の副業をスムーズに進められます。
自作アプリを提供する
iOSエンジニアは、副業として自作アプリの開発もできます。自分で作成したアプリをApp Storeで提供し、ユーザーからの課金や広告収入を得ることが可能です。
例えば、健康がトレンドであれば、食事管理や運動支援のアプリを開発して広告収入を得られます。また、アプリ内課金で使えるようになる機能の実装も可能です。
ただし、アプリ開発には幅広い知識とスキルが求められます。iOSアプリ開発では、プログラミング言語のSwiftやユーザーインターフェースを設計するUIKit、データ管理を行うCore Dataなどのフレームワーク・ライブラリについて理解することも大切です。
これらを踏まえ、ユーザーに求められるアプリを開発することで、収入を得られます。アプリ開発の副業については以下の記事でも詳しく解説しています。
iOSの副業案件例と単価目安
副業として受注できるiOSの案件には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、ITプロパートナーズが掲載している案件を3つ紹介します。
【Swift/SpringBoot】デジタル地域通貨サービスのiOSアプリ開発の案件・求人
案件名 | 【Swift/SpringBoot】デジタル地域通貨サービスのiOSアプリ開発の案件・求人 |
---|---|
iOSの案件単価 | iOSの案件単価:〜90万円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Swift |
職種・ポジション | エンジニア |
【Objective-C/Swift】ECサイトのIOSアプリエンジニア募集!
案件名 | 【Objective-C/Swift】ECサイトのIOSアプリエンジニア募集! |
---|---|
iOSの案件単価 | iOSの案件単価:〜100万円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Objective-C,Swift |
職種・ポジション | エンジニア |
【Swift】約60事業のサービスを横断的に回遊させるポイントサービスのiOSエンジニア募集!
案件名 | 【Swift】約60事業のサービスを横断的に回遊させるポイントサービスのiOSエンジニア募集! |
---|---|
iOSの案件単価 | iOSの案件単価:〜100万円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Swift |
職種・ポジション | エンジニア |
iOSの副業案件獲得に必要なスキル・知識や資格
iOSの副業案件は、即戦力人材が求められるので基礎知識は必須となります。必要なスキル・知識や資格は以下の通りです。
- iOSアプリ開発の言語・フレームワークの活用スキル(Swift・Objective-C)
- iOS系開発環境の関連知識
- UI/UXスキル
- マーケティングスキル
- 各種関連資格
それぞれ解説します。
iOSアプリ開発の言語・フレームワークの活用スキル
iOSアプリの開発で主に使う言語は「Swift」と「Objective-C」です。それぞれの概要や特徴を解説します。
Swift
iOSアプリ開発には、Appleが開発したプログラミング言語「Swift」の習得が必要です。Swiftは現在のiOSアプリ開発の主流で、簡潔で安全な構文が魅力となっています。
具体的には、初心者でも学びやすいシンプルなコードや素早い実行スピード、不具合が起こりにくい仕様などです。プロジェクトを効率的に進められ、バグの少ない堅牢なアプリを開発できます。
iOSアプリ開発の副業にはSwiftの習得が必須なので、必ず押さえておきましょう。Swiftを使った副業は以下の記事でまとめています。
Objective-C
Objective-Cは、C言語をベースとしたプログラミング言語です。Swiftがリリースされるまでの主流で、既存の多くのライブラリやフレームワークはこの言語で書かれています。このライブラリやフレームワークは、iOSアプリ開発の土台となり、そのまま利用したりカスタマイズしたりすることで効率的な開発が可能です。
Objective-Cは現在でも使用されており、iOSの副業に有効な言語ですが、習得の難易度が高いことが難点です。表記が独特で、初心者には難しい言語といわれているので、未経験の場合はSwiftの習得を優先したほうがよいでしょう。
主なフレームワーク
iOSの副業案件に必要なフレームワークには、SwiftUI、React Native、Flutterが挙げられます。
SwiftUIはAppleが提供するSwiftベースのUIツールキットです。SwiftUIは、自動更新ができることやシュミレーターの立ち上げが不要な点など、iOSアプリを効率的に開発できる機能を備えています。
React Nativeは、Facebookが開発したJavaScriptベースのフレームワークです。iOSだけでなくAndroidアプリも開発できるので、両方で動くアプリを開発する際などに重宝します。
Flutterは、Googleが提供するDartベースのUIフレームワークです。React Nativeと同じく、iOSとAndroidの両方のアプリケーション開発ができます。宣言型UIで綺麗に記述できる点や、ホットリロード機能による素早い開発サイクルが特徴です。
これらのフレームワークを習得することで、多様なiOSの副業案件に対応できるようになります。
iOS系開発環境の関連知識
iOS系開発環境の関連知識にはXcodeとiOS SDK(iOS Software Development Kit)が挙げられます。XcodeはApple社が開発したアプリ開発ツールで、iOSアプリを開発する際には必須です。具体的には、プロジェクト管理やコード編集、UIのビジュアルエディター、デバッグツール、デバイス用シミュレーター、パフォーマンス評価ツールなどが含まれ、ソフトウェア開発に必要なさまざまな機能を備えています。
また、iOS SDKの知識も欠かせません。これは、iOSデバイスで動作するアプリケーションを作成するためのツールとインターフェースが揃ったソフトウェア開発キットです。特に、UIKitフレームワークの理解は、操作感のよいユーザインターフェースを設計するうえで不可欠です。
これらのツールと知識を使いこなすことで、iOSアプリ開発の副業案件獲得のチャンスが格段に広がります。
UI/UXスキル
UI/UXスキルとは、アプリの使いやすさに影響するUI(ユーザーインターフェース)と、プロダクト全体でのユーザー体験を示すUX(ユーザーエクスペリエンス)をデザインするスキルのことです。
アプリのUI構築には「SwiftUI」や「UIキット」が用いられます。SwiftUIは、UIとアプリの基盤を構築するためのモダンなアプローチを提供しており、プラットフォームに依存しないアプリビルダー技術としてAppleから推奨されています。
一方、「UIキット」を用いると、コード内でプログラム的に、またはストーリーボードを使用して視覚的にインターフェースを構築できます。
これらのUI/UXスキルを習得し、ユーザーが使いやすいアプリを開発できるようになると、iOSの副業案件の獲得に役立つでしょう。
マーケティングスキル
副業としてiOSのアプリを自作する場合には、マーケティングスキルも重要です。アプリ開発はユーザーのニーズを理解し、求められる製品を開発・提供する力も求められます。
具体的には、ターゲット市場のリサーチがあります。例えば、自分が開発したいアプリが競合製品とどのように差別化できるのか、あるいはユーザーがどのような機能を求めているのかを把握することです。また、プロモーション戦略の立案も大切です。App Storeでのランキング上昇のためのASO(App Store Optimization)やSNSを活用したプロモーションなどが考えられます。
これらのマーケティングスキルを身につけることで、自作したアプリで収益を得られる可能性が高まるでしょう。
各種関連資格
iOSアプリの開発に役立つ資格には「App Development with Swift」「Android技術者認定試験制度」の2つがあります。それぞれの概要と参加方法、向いているスキルレベル、取得のメリットを解説します。
App Development with Swift
App Development with Swiftは、SwiftやXcode、App開発ツールの基礎知識を証明できる資格です。知識やスキルが乏しい初心者が挑戦する資格として適しています。
この資格はCertified UserとAssociateに分類され、出題範囲が異なります。まず、Certified Userでは、基本的なプログラミングの理解やSwift言語の初歩的な使い方、Xcodeの基本的な操作方法などが問われます。
Associateは、アプリデザインのセオリーやプロジェクトの進め方、インターフェースやデバックなど、アプリ開発で具体的に理解しておくべき項目を問われます。
参加にあたっては、ホームページから事前に申し込みをして会場で試験を受けてください。結果は試験終了の直後に判定され、合格するとデジタルバッジが発行されます。
以上の資格を取得することで、基礎的なスキルの習得を証明でき、副業案件の獲得のアドバンテージとなります。
Android技術者認定試験制度
Android技術者認定試験制度は、Androidアプリ開発のスキルを認定する制度です。アプリ開発エンジニア向けの「アプリケーション技術者認定試験」とプラットフォーム周りを担当するエンジニア向けの「プラットフォーム技術者認定試験」の2つがあります。
それぞれ「ベーシック」と「プロフェッショナル」が用意されており、初級者から中級者までのエンジニアに向いています。
iOSの副業案件獲得に役立つ理由は、アプリ開発の手順がAndroidとiOSでほぼ同じであり、Android/iOS両者のアプリを同時開発する案件がよくあるからです。
参加方法は、公式サイトから試験申し込みを行い、当日は会場で試験を受けます。この資格を取得することで、スキルアップや技術力の証明ができ、iOSの副業案件を獲得しやすくなるでしょう。
iOSアプリ開発エンジニアが副業するメリット
iOSアプリ開発エンジニアが副業するメリットは以下の3つです。
- 収入源を増やせる
- 最新の技術・手法を習得できる
- 独立の準備になる
それぞれ解説します。
収入源を増やせる
iOSアプリ開発エンジニアが副業をするメリットは、収入源が増えることです。会社員の給与だけでなく、自分の技術を活かして副業収入を得られます。
具体的には、クライアントからiOSアプリの開発を受注して収入を得たり、自分でアプリを開発し、App Storeで販売したりなどです。このように、エンジニアとしてのスキルを有効に活用することで、安定した収入だけでなく、新たな収入源を開拓できます。
最新の技術・手法を習得できる
iOSアプリ開発エンジニアが副業をするメリットは、新しい技術や手法を学び、自己成長を加速させられることです。
例えば、本業では触れないフレームワークやライブラリを副業のプロジェクトで扱うことで、新たな知識を得られます。また、本業とは異なる業界のニーズに合わせてアプリを開発することで、問題解決への多様なアプローチを学ぶ機会になるでしょう。
副業は新しい知識の習得や自己成長の機会が得られ、エンジニアとしての市場価値を高める有効な手段といえます。
独立の準備になる
副業を継続的に行うことで、iOSアプリ開発エンジニアとして独立する準備になります。副業を通じて実績を積むことで業界の人脈が広がり、継続的に案件を獲得できるようになるからです。
独立には継続的に案件を受注できる環境構築が重要になるので、会社員として働きながら副業に取組むことは独立への有効な選択肢といえます。
また、副業のiOS開発には多様な案件があり、独立につながるさまざまスキルを習得するきっかけにもなります。ただし、クライアントが不満を感じる仕事をしてしまうと、悪評につながることもあるので注意が必要です。
このように、iOSアプリ開発エンジニアが副業をすることは、独立への一歩となります。
iOSアプリ開発エンジニアが副業するステップ
iOSアプリ開発エンジニアが副業をするには、以下のステップが必要です。
- アプリ・案件動向をリサーチする
- スキル・開発経験の棚卸しをする
- 条件に合う副業案件を探す
- 応募・契約する
各ステップを詳しく解説します。
アプリ・案件動向をリサーチする
iOSエンジニアが副業を始めるには、まずiOSのアップデートや新機能、Swiftの最新バージョンなど、現在のトレンドを把握することが重要です。例えば、生成AI系の機能を活用したサービス・アプリが流行っているなら、それに対応できるようにプロンプティングや統計・データ分析といったスキルを獲得することで仕事の幅が広がります。
また、市場で人気のあるアプリの種類とニーズを理解することも大切です。需要の高いアプリのリサーチをすることで、副業案件の獲得や自作アプリの開発にも役立ちます。
スキル・開発経験の棚卸しをする
自分のスキル・開発経験の棚卸しを行うことで、挑戦できる案件の種類や自分の強みとなる領域、課題となるポイントを認識できます。棚卸しする内容は、SwiftやObject-C、Xcodeの使用経験や熟練度、具体的なプロジェクトの内容などです。
それらをポートフォリオにまとめ、応募時に提出できるようにしておくことも大切です。自分で開発したアプリがあれば、スキル・開発経験と合わせて掲載しておきましょう。
条件に合う副業案件を探す
ポートフォリオを作成後、クラウドソーシングサイトやフリーランスエージェントなどを活用して案件を探していきます。探す際のポイントは、自分のスキルや経験に合った案件を絞り込み検索などを使って探すことです。気になる案件が見つかったら、募集内容をよく確認・理解しておきましょう。
また、iOSエンジニア向けのコミュニティやネットワーキングイベントも有効な情報源になるので、積極的に参加することをおすすめします。
応募・契約する
自分に合う案件が見つかったら実際に応募します。応募する際に重要になるのが募集文です。応募内容にテンプレートがある場合はそちらを漏れなく埋めるようにし、ない場合は、自己紹介と案件に関係する実績を中心に、スキルや経験をアピールしましょう。
クライアントは多くの応募文に目を通すので、冗長な書き方はせずに、端的にスキルや経験が伝わる内容にするのがポイントです。無事に採用されると契約になりますが、再度、業務内容や稼働時間、報酬などを確認しましょう。
iOSアプリ開発エンジニアが副業案件を探す方法
iOSアプリ開発エンジニアが副業案件を探す方法は以下の4つです。
- 副業・フリーランスエージェント
- クラウドソーシング
- SNS・専門コミュニティ
- 知人・仕事仲間の紹介
それぞれの特徴やメリット、注意点などを解説します。
副業・フリーランスエージェント
副業・フリーランスエージェントは、iOSの開発案件を探せることに加え、自分に合った案件を紹介してくれるプラットフォームです。スキルや経験を加味して企業とマッチングをしてくれるので、効率的に相性の良い案件を見つけられます。
また、サポート体制が整っている点も魅力です。具体的には、契約の交渉やトラブル対応、事務作業の代行などが挙げられます。その他に、高単価な案件が多く、収入アップが期待できるところもポイントです。ただし、一定のスキルや実績を持つことが前提なので、経験が少ない方は、次に紹介するクラウドソーシングから挑戦した方がよいでしょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、募集している案件に応募して仕事を受注するプラットフォームです。初心者でも参画できるiOSの案件もあるので、経験が浅い方には特におすすめです。例えば、簡易的なシステムの改修から、本格的なアプリ開発まで多種多様な案件があります。
また、多くのサービスがクライアントとワーカーの評価制度を採用しています。評価を確認し、信頼できそうなクライアントを探せることや、実績を積み上げて単価を上げられるなどのメリットがあります。
副業・フリーランスエージェントに比べると、報酬やサポート面では劣りますが、初めて副業に挑戦する方や、実績や経験を積みたい方には最適なサービスです。
SNS・専門コミュニティ
SNS・専門コミュニティで情報発信や交流を行い、仕事を獲得することも可能です。SNSでは、TwitterやLinkedInなどで継続的に発信や交流を行い信頼を高め、仕事の獲得につなげます。
専門のコミュニティにはiOS開発者向けのオンラインコミュニティがあります。例えば「iOS Developers Slack」や「meetupのiOS(アップル)グループ」などがあり、どちらもコミュニティ内で交流するなかで、仕事につなげることが可能です。
知人・仕事仲間の紹介
知人・仕事仲間から副業案件を紹介してもらえることもあります。クライアント、エンジニア双方にメリットがある副業の獲得方法です。
クライアント視点では、すでに関係のある人からエンジニアの紹介を受けることで、スキルや信頼度を担保しやすく安心につながります。また、エンジニア視点では、自分のスキルや経験を知る知人・仕事仲間が紹介してくれるので、ミスマッチが起こりにくい利点があります。
iOSの副業を受けたい時は、周囲の知人・仕事仲間に伝えておき、紹介してもらえるようにしておきましょう。
iOSアプリ開発エンジニアが副業案件を探す方法
iOSアプリ開発エンジニアが副業案件を探す際におすすめのサービスは以下の5つです。
- ITプロパートナーズ
- doocy job
- CODEAL
- レバテックフリーランス
- Workship
それぞれの概要や案件数、単価の目安、向いているエンジニアの特徴を紹介します。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、副業を行うエンジニアやフリーランスの案件獲得をサポートするエージェントサービスです。エンジニアの希望条件やスキル、勤務日程などをヒアリングし、条件に合う案件を紹介しているので、営業が苦手な方でも副業を見つけやすくなっています。
2023年6月時点でiOSの案件は270件ほどあり、単価の目安は60万〜100万円程度です。仲介会社を挟まずに契約しているので高単価な案件が多く、副業でも十分な報酬を得られます。また、週2、3日からの案件もあるので、余裕を持って副業に挑戦できるのもメリットです。
手間をかけずに自分に合う案件を獲得したい方や、副業で取り組みやすい案件を見つけたい方に向いています。
doocy job
doocy jobは、フリーランスや副業エンジニアのための求人案件サイトです。基本的にスタッフによるサポートはなく、面談や打ち合わせなどはクライアントとチャットで直接やり取りします。そのため、案件獲得までのスピードが早く、中間マージンも発生しません。ただし、自己アピールや条件交渉など自分でしなければならない点は注意が必要です。
2023年6月時点でiOSの案件は1,200件ほど、単価の目安は40万〜70万円程度です。直接クライアントとやり取りをしたい方や、営業が得意な方に向いているサービスといえます。
CODEAL
CODEALは、リモートワーク可能なITエンジニア向けの案件を掲載しているサービスです。およそ8割の案件がフルリモート可能であり、週2日からの案件もあるので副業におすすめのサービスといえます。プロフィールや職務経歴書を登録しておくと、クライアントからスカウトが届きます。そのほか、エンジニアからのアプローチも可能です。
2023年6月時点でiOS案件は約250件、単価の目安は時間単価で2,000〜5,000円程度です。スカウトを中心に効率的に副業案件を探したい方に向いています。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、副業やフリーランスのITエンジニアに特化したエージェントサービスです。19年の実績があり、プロが業界調査や営業活動を代行してくれるほか、契約更新や新規案件の交渉のサポートもあります。
2023年6月時点でiOS案件は2,700件ほど、単価の目安は60万〜90万円程度です。マッチング精度の高さや、継続案件の獲得を求める方に向いています。
Workship
Workshipは、フリーランス・副業人材専門の求人案件検索サービスです。募集されている案件から自分に合うものに応募して案件を獲得します。さまざまなサポートを無料で利用でき、副業でも挑戦しやすい環境が整っているのが魅力です。例えば、トラブル相談窓口や賠償責任保険、会員制優待サービスなどが挙げられます。
iOS/Android案件とも豊富に募集されており、2023年6月時点でiOS案件は73件ほど、単価の目安は時間単価で2,500〜5,000円程度です。案件を自分で見つけたい方や、サポート体制が充実しているサービスがよい方に向いているサービスです。
iOSアプリ開発の未経験者が副業案件を獲得するステップ
iOSアプリ開発の未経験者が副業案件を獲得するには、以下のステップが必要です。
- 基礎的な開発スキルを習得する
- アプリを開発してみる
- 初心者向けの副業案件を受注する
- 本格的な副業案件に挑戦する
各ステップを具体的に解説します。
基礎的な開発スキルを習得する
基礎的な開発スキルを習得するには、主に以下の3つの方法があります。
- プログラミングスクールに通う
- 独学する
- アプリ開発職に就く
それぞれの利点や注意点を解説します。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通うと、基礎的な開発スキルを効率的に習得できます。質の高いカリキュラムを受講でき、専門的な知識や技術を系統立てて学ぶことが可能です。また、メンター・講師から直接指導を受けられるので、独学では難しい部分も理解しやすいメリットがあります。
注意点は、安易にスクールを利用しないことです。プログラミングスクールには数十万円の費用がかかることもあるので、まずは少し独学をして、プログラミングに向いていることを確認したうえで検討するほうがよいでしょう。
独学する
自分のペースで学びたい場合は、プログラミングを独学で習得する方法もあります。現在では、プログラミングを学ぶためのテキストやコンテンツが多くあり、それほど費用をかけずに独学が可能です。
注意点は、習得までのロードマップを計画しておくことや、分からないことを質問できる環境を作っておくことです。独学で習得するには、目標を細分化して自分でカリキュラムを作り計画的に進めなければなりません。また、SNSやコミュニティなどで質問ができる環境を整えておきしましょう。
アプリ開発職に就く
アプリ開発職に就職すると、実戦経験を通じて確かなスキルを身につけられます。実際に現場で使われる技術やツールに触れられるほか、先輩エンジニアの仕事を参考にできるなど、多くのメリットがある方法です。また、チームでの開発経験を積むことで、個人の作業では得られない知見も獲得できます。
ただし、未経験では就職するのが難しいこともあります。ある程度のスキルを独学やプログラミングスクールで習得し、アプリ開発職に就職するのがおすすめです。
アプリを開発してみる
基礎的なスキルを習得した後は、実際にアプリを開発して自分のスキルを可視化していきます。アプリ開発を通して実際の開発経験を積めるので、スキルアップにつながるほか、開発実績にもなります。
自作アプリの開発が難しいと感じる方は、SwiftUIの公式チュートリアルを利用するとよいでしょう。初心者でもチュートリアルを見ることで、Swiftを使ったアプリ作成を手順に沿って進められます。
初心者向けの副業案件を受注する
クラウドソーシングなどで初心者向けの副業案件を受注し、実務経験を積みます。受注するには自分のスキルや経験などをクライアントに伝える必要があるので、ポートフォリオを作成しておきましょう。習得したプログラミング言語やフレームワーク、開発したアプリなどを掲載すると、受注率がアップします。
仕事が獲得できたら高評価を得られるように全力で取り組み、いくつかの実績と評価を積み上げましょう。
本格的な副業案件に挑戦する
実績と評価がある程度溜まったら、本格的な副業案件に挑戦して単価を上げていきます。自分の強みや専門性を明確に伝えるために、これまでの実績や経験をポートフォリオに反映しましょう。
本格的なiOSアプリの開発案件を獲得できると、それが実績となり、より高単価な案件の獲得やスキルアップができる魅力的な案件の獲得につながります。このように、徐々に実績を積み挑戦する案件の難易度を上げることで、成長しながら単価を高めることが可能です。
まとめ
iOSの副業は、需要が多く将来性も期待できる仕事です。収入アップやスキルアップにもつながり、実績を積むことで高単価な案件も獲得できます。リモート案件が多く少ない稼働でも稼ぎやすいので、副業でも挑戦しやすいのが魅力です。未経験者からでも、適切なステップを踏めば副業案件を獲得できます。
また、iOSアプリの開発実績をお持ちの方は、ITプロパートナーズの利用をご検討ください。週2日からのリモート案件やエンド直の高単価案件のご紹介が可能です。案件獲得や条件交渉など多様なサポートもあり、副業でも効率的に仕事を受注できます。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!