インフラエンジニアはきついと言われる7つの理由と仕事の魅力

こんにちは、ITプロマガジンです。

インフラエンジニアは、ITインフラを支える重要な仕事です。しかし、「インフラエンジニはきつい」という意見を聞いて、就職や転職に悩まれている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、インフラエンジニアがきついといわれる理由や、その職種に向いている人の特徴、仕事の魅力などを幅広く解説します。実際にインフラエンジニアとして働いている現場の人の声もいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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Contents

インフラエンジニアの仕事内容や年収

インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークの設計・構築、さらに保守・運用をする仕事です。サーバーだけでなくネットワークやデータベースなども広義のインフラであり、「サーバーエンジニア」に加えて「ネットワークエンジニア」「データベースエンジニア」などもインフラエンジニアに含まれます。

インフラエンジニアの年収は、フリーランスの場合、約600万〜800万円が相場です。ボーナスを除けば、月給換算で約50万〜67万円となっています。

また正社員であれば、平均年収は約500万円であり、月給に換算すると約40万円です。

インフラエンジニアがきついとされる理由7選

インフラエンジニアは、一般的な職種と比べて年収が高い傾向にあります。その一方で、「きつい」といわれる側面があるのも事実です。ここでは、インフラエンジニアがきついとされる理由について、7つのトピックに分けて解説します。

1.夜勤がある

インフラエンジニアがきついとされる理由の1つが、夜勤の存在です。WebサイトやWebサービスは24時間休まず利用され続けるため、常に安定した稼働が必要になります。そのため、インフラエンジニアが夜通しでITインフラを管理しなければなりません。

普段は夜勤がなかったとしても、ネットワーク障害などが発生した場合は、復旧作業が必要です。夜勤は生活リズムが崩れる原因にもなり、心身ともに大きな影響を及ぼします。これが、インフラエンジニアがきついといわれる代表的な理由です。

2.残業や急なトラブル対応がある

前の項目でも少し触れたように、残業や急なトラブル対応があるのも、インフラエンジニアがきついといわれる理由です。ネットワーク障害などのトラブルが発生した際は、復旧作業が必要になり、「解決するまで帰れない」といった状況もあります。

急遽休日出勤を命じられたり、残業が多くなってしまう場合もあるでしょう。トラブルには臨機応変に対応しなければならないため、「常に気を抜けない」としてきついと感じる人が多いようです。

3.長期休暇を取りにくいことがある

長期休暇を取りにくいのも、インフラエンジニアがきついといわれる理由です。特に運用や監視の業務を担当している場合は、安定稼働に向けて常駐する必要があるため、長期休暇を取りにくい立場にあります。

もちろん有給休暇は労働者の権利ですが、「現実問題として実際に有給を取得しやすいかどうか」はまた別の話です。インフラエンジニアは、カレンダー通りの職種とは異なり、プライベートの確保が難しい職種といえます。

4.責任感がプレッシャーになる

責任感がプレッシャーになるという側面もあります。インフラエンジニアは、ITインフラに関わる重要な仕事です。そのため、自分のミスが重大なシステム障害を引き起こしたり、会社の損害につながったりするケースも珍しくありません。

そのため、大きな責任感を持って業務に携わる必要があり、これをプレッシャーに感じる人も多いようです。ITインフラを支える、インフラエンジニアならではの苦労といえるでしょう。

5.仕事の達成感を味わいにくい

インフラエンジニアの仕事は、顧客の顔が見えないことが多く、達成感を味わいにくいといった性質もあります。

例えば新規サービスの開発は、自分たちの成果物が完成していく喜びが味わえる仕事です。しかしインフラエンジニアの仕事は、保守・運用など「現状を維持するための業務」が多く、やりがいや達成感を感じにくくなっています。

そのため、仕事のモチベーションを維持するのが難しく、「きつい」と感じる原因になっています。

6.常に勉強する必要がある

インフラエンジニアに限った話ではありませんが、ITの分野は、最新技術にキャッチアップするための勉強が必要です。仕事を始める際のハードルはもちろん、仕事を始めた後も、常に勉強する姿勢が求められます。

もちろん仕事中に私的な学習はできないため、平日の空いている時間や、休日を使って勉強をしているエンジニアも多いようです。休日出勤の多さや残業、夜勤といった要素も加えて、よりプライベートが確保しにくくなります。

7.作業場の環境が必ずしもよくない

作業場の環境が必ずしもよくないのも、「きつい」と感じる大きな要因です。インフラエンジニアは、基本的に機械が集まっているサーバールームで作業をします。

サーバールームでは、熱暴走を防ぐために、比較的強い冷房をつけています。そのため、寒がりや冷え性の人にとっては、あまり快適な環境ではありません。他にも、「機械音がうるさい」「孤独感を感じる」など、インフラエンジニアならではの悩みを抱える人も多いようです。

インフラエンジニア仕事の魅力・メリット5選

インフラエンジニアとして仕事をする際に「きつい」と思う部分がある一方で、多くの魅力・メリットがあることも忘れてはなりません。ここでは、インフラエンジニアならではのメリットを、5つのトピックに分けて解説します。

需要が高く安定している

インフラエンジニアの代表的なメリットは、需要が高く安定している点です。先ほども触れたように、インフラエンジニアは、ITインフラを支える重要な役割を果たしています。IT/Web業界の伸びが期待されるなか、今後もますます需要が高まっていくでしょう。

需要が高ければ、安定して仕事ができるため、将来性も抜群です。人々の生活に密着した職種なので、勉強をしっかりと続けていれば、「仕事にありつけないリスク」はかなり低いといえます。

役立つスキルが身につく

インフラエンジニアとしての業務を通して、役立つスキルが身につくのも大きな魅力です。インフラ系のスキルは、セキュリティ・クラウド・システム開発など、幅広いジャンルのエンジニア職で役立ちます。

またインフラエンジニアは、技術職に分類される仕事ですが、担当業務によっては顧客へのヒアリング・提案も行います。ビジネスのなかでも特に重要な、コミュニケーションスキルが身につくのも大きなポイントです。汎用性の高いスキルを身につければ、幅広い分野で活躍できる人材になります。

大規模・大手の仕事に参画しやすい

インフラエンジニアは、その業務内容の性質上、大規模・大手の仕事に参画しやすいといったメリットがあります。さまざまな現場のインフラに関わるため、「大規模プロジェクト・大手企業で仕事をした」という実績を作りやすくなります。

上記のような実績があれば、独立した際にも大きなアピールになりますし、「自分がこの企業のインフラを支えている」という自信にもつながるでしょう。インフラエンジニアならではのメリットといえます。

1人で仕事ができる

1人で仕事ができるのもインフラエンジニアの魅力です。インフラエンジニアの作業場は、基本的にサーバールームであり、1人で業務に従事することが多くなります。そのため、自分のペースでコツコツと仕事を進めたい人におすすめです。

もちろん顧客や同僚とのやりとりもあるので、完全に1人で仕事をするわけではありません。ただしプログラマーやシステムエンジニアのように、常にプロジェクトチームで動く職種とは異なり、1人での作業が比較的多くなります。

学歴不問・未経験で就職しやすい

学歴不問・未経験で就職しやすいといったポイントも見逃せません。インフラエンジニアというと高度な職もある一方、「学歴不問」「未経験歓迎」などの就職しやすい仕事があるのも事実です。

インフラエンジニアのスキルに自信がなくても、ポテンシャルで採用される可能性があるのは、大きな魅力でしょう。採用されれば、入社後の研修で基礎知識を身につけられるため、実際に業務を経験したことがなくても問題ありません。

インフラエンジニアとして働いている人の体験談

ここでは、インフラエンジニアとして働いている人の体験談をまとめています。

良い口コミ

まずはインフラエンジニアのポジティブな口コミを見てみましょう。

インフラエンジニアは「勉強することがたくさんある」としながらも、楽しさを感じる人もいるようです。またインフラエンジニアとして、ITインフラを支えていることに、やりがいを感じるという意見もありました。

インフラエンジニアがきつい理由について解説しましたが、ポジティブな意見を持っている現職の方も多いようです。

悪い口コミ

次にインフラエンジニアのネガティブな口コミについて確認します。

やはり覚えることが多いのと、夜勤によって生活リズムが狂わされるという口コミが散見されました。若いうちであればまだよいですが、無理ができなくなってくる30代・40代になると、夜勤の負担がより重くのしかかってくるようです。

また「1日中同じようなルーティンワークをするのが嫌になってくる」といった意見もいくつか見られました。

インフラエンジニアはやめとけと言われる6つの理由と実態とは

インフラエンジニアが夜勤の負担を減らす方法

インフラエンジニアが「きつい」と感じる大きな原因が夜勤です。「なるべく夜勤をしたくない」と考えている人も多いでしょう。ここでは、インフラエンジニアが夜勤の負担を減らすための方法を、2つに分けて解説します。

シフト制に対応している職場を選ぶ

インフラエンジニアが夜勤の負担を減らすためには、シフト制に対応している職場を選ぶのがおすすめです。全てのインフラエンジニアが夜勤を任されるわけではありません。日勤のみの企業に入れば、夜勤を回避できます。

そのためには就職活動をしている段階で、求人内容をよく読んでおくのが重要です。「シフト体系はどうなっているのか」「夜勤はどの程度任されるのか」など、自分の目的に合わせて、念入りに確認しましょう。

夜勤の少ない上流工程を選ぶ

夜勤の少ない上流工程を選ぶのもおすすめです。そもそも夜勤が発生するのは、保守・運用、監視といった業務をしているインフラエンジニアになります。これは、比較的経験の浅い人材に割り当てられる仕事です。

そのためキャリアアップによって上流工程の仕事をするようになれば、夜勤はほとんどなくなるでしょう。ただしビジネスコミュニケーションスキルや、ドキュメント作成能力などが問われるため、インフラエンジニアとしてスキルアップをする必要があります。

インフラエンジニアに向いている人の特徴

インフラエンジニアに向いている人には、共通した特徴が見られます。仕事を決める際は、「自分がその職種に適しているか」を事前に判断するのが重要です。ここでは、インフラエンジニアに向いている人の特徴を3つ解説します。

機械・コンピュータいじりが好きな人

インフラエンジニアは、実際に機械やコンピュータを触るので、それらが好きな人に向いている仕事です。一般的なプログラマーと最も違うのは、実際のハードを扱う機会が多いことです。コンピュータやその周辺機器をいじるのが好きな人にとっては、天職といっても過言ではありません。

ITテクノロジーの発展は著しく、現代でも次々と新しいハードウェアが登場しています。常に最新情報を仕入れるためのアンテナを張っており、高度な専門知識を持っていれば、業務に大きく役立てられるでしょう。もちろん、インフラエンジニアとしての評価も上がります。

ルーティンワークが好きな人

ルーティンワークが好きな人も、インフラエンジニアに向いています。クリエイティブな発想が求められる企画職のような仕事がある一方で、インフラエンジニアは業務のほとんどがルーティンワークです。デスクワークが1日の大半を占め、同じような作業を繰り返すことになるでしょう。

特に設計や構築、保守・運用のような分野は、決まっていることを正確にこなす力が必要です。

同じ仕事を繰り返しても、飽きることなく真剣に取り組める人が、インフラエンジニアに向いています。一方、「もっとクリエイティブな仕事がしたい」と考えている人には不向きです。

最新情報の勉強が苦にならない人

最新情報の勉強が苦にならない人も、インフラエンジニアに適性があります。プログラマーやシステムエンジニアにも当てはまる話ですが、ITは成長が著しい分野です。常に新しい技術が生み出されており、それらを業務で活用する必要があります。勉強のために、自分のプライベートが多少犠牲になることも珍しくありません。

常にアンテナを張っておきながら、新しい情報を仕入れる力は、インフラエンジニアに必須といえます。また、これまで培ってきたスキルや経験に固執するのではなく、新しい技術に合わせてやり方を変える「柔軟性」も求められるでしょう。

インフラエンジニアになって後悔しない・成功するには

インフラエンジニアとして就職する際は、いくつかのポイントを意識する必要があります。ここでは、インフラエンジニアとして後悔しない・成功するために重要な論点を、4つのトピックに分けて解説します。

スキル・知識を磨いておく

まずはスキル・知識を磨いておきましょう。もし未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、スクールに通うなどの方法で、体系的な知識を身につけておくのが重要です。

またスキルや知識を磨くのは、就職する前だけではありません。インフラエンジニアとして就職した後も、常に勉強を続けて、高いパフォーマンスを発揮できるようにします。

転職やフリーランスとしての独立を考えているのであれば、一定の実務経験が必要です。スキル・知識とともに、実績を積み上げておきましょう。

就職先をよく選ぶ

スキルや知識を磨いておくのはもちろん、就職先をよく選ぶのも重要です。特に未経験からインフラエンジニアになる場合は、「研修制度が整っているかどうか」を確認しましょう。

スクールで体系的な知識を習得しても、肝心な実務経験は全くない状態です。就職してから、スムーズに仕事に慣れるためには、良質な研修がとても大切になります。

研修制度の他にも、残業時間や夜勤の頻度、職場の雰囲気なども見極めておきたいところです。また会社で働くのであれば、福利厚生が充実しているかどうかも確認しましょう。

フリーランスになる

インフラエンジニアとして経験を積んだら、フリーランスとしての独立を考えるのもおすすめです。フリーランスであれば、働き方の自由度が高いため、自分の考えているライフスタイルを実現できます。

フリーランスとして案件探しをする際は、求人サイトだけでなく、エージェントを使うのもおすすめです。非公開の案件も扱っているため、求人サイトだけで探すよりも、好条件の仕事が見つかる可能性もあります。

フリーランスのインフラエンジニになる方法は以下の記事で詳しく解説しています。

インフラエンジニアがフリーランスになるには?独立後の年収や案件例

仕事選びではプロのサポートも活用する

自分で仕事を探すのもよいですが、プロのサポートを活用すれば、より失敗するリスクを抑えられるでしょう。転職を考えているのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。事前に情報をヒアリングしてもらい、希望に合った企業を紹介してくれます。

またフリーランスとして独立を考えている場合は、先ほども紹介したように、フリーランスエージェントを活用する選択肢があります。効率よく案件を探せるようになるため、検討してみてはいかがでしょうか。

弊社ITプロパートナーズでは、週2日〜のフリーランス案件を紹介しています。実務経験があれば自由な働き方を実現できるので、ぜひお気軽にご相談ください。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアのキャリアパスは、その分野のスペシャリストになったり、マネジメントをする立場になったりと多種多様です。ここでは、一般的なキャリアパスについて、3つのトピックに分けて解説します。

インフラ分野のスペシャリスト

インフラエンジニアの代表的なキャリアパスとしては、インフラ分野のスペシャリストが挙げられます。具体例には、「インフラスペシャリスト」や「クラウドエンジニア」、「セキュリティエンジニア」の3つです。

スペシャリストを目指すうえで特に重要になってくるのが、インフラに関する最新技術をいち早く習得しておくことです。インフラエンジニアとして十分に実績を積み、スキルを磨けば、高い専門性を持った人材として組織に貢献できるでしょう。

PM/PLといったマネジメント職

PM/PLといったマネジメント職も、インフラエンジニアの代表的なキャリアパスです。スペシャリストを目指すのとは異なり、技術に特化するのではなく、プロジェクトやチームを管理する「マネジメント力」が重要になってきます。

また顧客のニーズを理解し、それを業務や人材管理に落とし込む力も求められます。インフラエンジニアの時と比べて、非常に高度なコミュニケーションスキルが求められるため、「技術職の枠から抜け出して活躍したい」という人におすすめです。

セキュリティ/コンサルティングなど異職種

セキュリティ/コンサルティングなど異職種に行くキャリアパスもあります。これまで培ってきた専門的な知識を生かす点では、スペシャリストと共通です。しかしコンサルティングのような仕事は、その知識を外部に提供する性質を持っています。

例えばコンサルティングは、顧客の課題を洗い出し、それに対処するための提案をします。インフラエンジニアとして身につけてきた技術に加えて、ヒアリング力や論理的思考力が求められるため、より幅広いスキルが必要になるでしょう。

まとめ

今回は、インフラエンジニアがきついといわれる理由や、失敗しない・成功するためのポイントについて幅広く解説しました。インフラエンジニアとして働こうと考えている場合は、まず「自分がその職種に合っているかどうか」の確認が重要です。

また仕事を探す場合は、自分の力だけでなく、エージェントのような外部サービスを利用するのもおすすめです。フリーランスとして独立を考えている方は、高単価で働きやすい案件が揃っている、ITプロパートナーズまでぜひご相談ください。

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