Rustで副業はできる?案件の単価や探し方、必要スキルを紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

Rustはプログラミング言語の1種で、CやC++の後続ともいわれています。とはいえ数あるプログラミング言語のなかでは比較的新しく、ニーズや将来性など未知数の部分も少なくありません。Rustのスキルで副業ができるのかどうかが気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、Rustの副業案件がどの程度存在するのかを紹介しつつ、単価の相場や案件の探し方、必要とされる各スキルなどについて解説します。

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Rustとは?プログラミング言語の概要をおさらい

「Rust」とはMozillaのグレイドン・ホアレ氏が2006年に個人で開発をスタートさせたプログラミング言語です。2009年からはMozilla社が支援を開始し、2015年にバージョン1.0がリリースされました。オープンソースであり、「GitHub」で公開中です。

安定性や高速処理が求められる大規模なシステム開発に向いているのが特徴で、C言語やC++に置き換わる言語として注目が集まっています。

Rustが使われているサービスには、「Amazon Web Services(AWS)」や「Dropbox」などがあります。さらに2022年にはMeta社(旧Facebook)が正式サポート言語に採用することを発表しました。

Rustの副業案件の需要や単価相場

Rustは、ナレッジコミュニティの「Stack Overflow」が実施した調査において2016年から7年連続で「もっとも愛されているプログラミング言語」にも選ばれている評価の高い言語です。まずはRustの副業案件の需要や、単価相場についてチェックしておきましょう。

少数だがRust経験が歓迎される副業案件もある

2022年時点でのRustのシェアはそれほど高くありません。そのため本業向け・副業向けを問わず、案件数はどうしても限られてきます。

プログラミング言語別に案件を検索できるエージェントであっても、Rustが選択肢に入っていないケースもあり、探すのには苦労するかもしれません。ただしフリーワードでRustと検索すると、Rustを扱った経験が歓迎される週3日程度の案件が出てくることもあります。

その他のプログラミング言語で副業も検討している方は以下の記事を参考にしてください。

プログラマーにおすすめの副業7選!稼ぐコツと案件獲得サイトも紹介

案件の単価相場は月70万円ほど

副業として受けられる案件は、主に個人事業主やフリーランス向けのものです。報酬は案件によって異なりますが、Rustを扱うエンジニアがフルタイムで働いた場合の月収は約70万円となっています。

副業として案件を受けるのであれば、フルタイムではなく稼働日数が少ないものを選ばざるを得ません。仮に週2日の案件の場合、同じ水準で報酬を受け取るとなると、月収は約28万円となります。

Rustでできる副業の種類や案件例

Rustを扱えるスキルを持っていることで、どのような分野の副業にチャレンジできるのかを確認しておきましょう。Rustエンジニアが活躍できる分野と案件例をご紹介します。

Webアプリケーション開発

Rustは、Webの仕組みを利用して動作するアプリケーションの開発に向いています。不特定多数の人がアクセスして利用するWebアプリケーションは、動作の安定性と高速性に加え、安全性が求められるものです。Rustにはすでに「Actix Web」や「Rocket」といったWeb用のフレームワークが存在し、高性能なWebアプリケーションが簡単に作れます。

実際の案件例には、「求人検索エンジン開発」があります。開発のメインとして使われる言語ではないものの、経験を生かせるでしょう。

システム・プラットフォーム開発

Rustは仕組み上、メモリ管理に起因するバグが発生しにくいという特徴があります。このことから、複数のエンジニアが参画する大規模なシステムやプラットフォームの開発に向いています。

実際の案件例はこちらです。Webサイトそのものを支えるCMSの設計・開発というバック系のシステム開発で、Rustの使用経験が歓迎されています。

APIサーバー・インフラ開発

Rustは、ソフトウェア同士をつなぐAPI(Application Programming Interface)の提供にも使用されることがあります。メインのプログラムと第三者が制作したソフトウェアとで機能やデータを共有するAPIは、安全性が求められるため、Rustを使うメリットが大きいといえます。また、高いパフォーマンスが要求されるようなインフラ開発でも歓迎されるでしょう。

Rustの副業案件を始めるのに必要なスキル

2022年の時点では、Rustがメインスキルとして求められる案件はほとんどありません。副業・フリーランスエージェントなどで公開されている募集案件においても、「必須スキル」ではなくそれよりも一段階下の「歓迎スキル」としてRustが記載されることが多いのが現状です。メインのスキルとしては何が必要なのかを解説します。

バックエンド系のスキル

Web系サービスのバックエンドを受け持つエンジニア向けの案件では、Rustのスキルが歓迎要件としてピックアップされることがあります。そのためバックエンド系のスキルや実務経験があると、Rustを使う案件にも参画しやすくなるでしょう。

バックエンドとはデータベースやサーバー、アプリケーション本体、ネットワークといった、ユーザーの目に見えない部分のことです。バックエンド開発ではJavaやPython、PHP、Ruby、Goといったプログラム言語が使用されます。

アプリケーション開発のスキル・経験

Rustを使えることが歓迎される案件では、アプリケーション開発の経験やスキルが求められることが少なくありません。例を挙げるとJavaやPython、Go、Scalaなどを使用して開発に携わった経験が重視されます。

Rustはまだ書ける人が少ないプログラミング言語であり、ニーズも高いとはいえません。Rustそのものの評価は高いものの、Rustのスキルのみでエンジニアとして生計を立てていくのは厳しいという側面があります。まずは別のプログラミング言語を習得してアプリケーション開発に携わりつつ、Rustを扱う案件にもチャレンジしていくことになるでしょう。

Rustの副業での単価アップに役立つスキル

Rustのスキルを活用して副業する際は、Rustそのものを扱えるという以外にも身につけておきたいスキルがあります。ここでは単価アップにつながりやすいスキルをピックアップしてご紹介します。

クラウドなど関連分野のスキル

Rust以外にも隣接する分野のスキルを身につけることで案件の選択肢が広がり、収入アップが期待できます。例えば、バックエンド開発やインフラ系の開発で使用されることが多いクラウド関連のスキルや知識は、その筆頭だといえるでしょう。

クラウドを扱うエンジニアに求められる知識は、AWSをはじめとするクラウドサービスやサーバー、ネットワークなど、多岐にわたります。もちろん1度身につければよいというものではなく、技術の進歩に応じて自らの知識を随時アップデートしていくことも大切です。

マネジメントスキル

マネジメントに関する経験があれば、Rust案件問わずプロジェクトマネージャーなどのマネジメント職に就くことが可能になり、収入アップが期待できます。

設計や開発のプロジェクトとは、プログラマーやエンジニアが集まるだけで進むものではありません。現場をとりまとめ、滞りなく進行させられるマネージャーが不可欠です。

しかし、エンジニアとしてのスキルとマネジメント能力を合わせ持つ人材はさほど多くありません。いわゆる売り手市場であり、ニーズが高いぶん報酬も高くなる傾向があります。「Rustを扱えるエンジニア」からステップアップや収入アップを目指すのであれば、マネージャーを目指すのが近道ともいえます。

コンサルティングスキル

Rustの開発スキルだけでなく、コンサルティングに関する提案力や分析力、コミュニケーション能力があれば、ITコンサルタントとしての案件も獲得でき、収入アップにつながります。

システムを発注する顧客全員に、最新の技術に関する知識があるとは限りません。顧客側が本当に必要なシステムを正しく選べていないことも珍しくないでしょう。

そのため顧客が実現したいことを正確にくみ取り、コストや開発期間などといった制約をクリアしつつよりよい方法を提案していける能力は、大きなアドバンテージとなります。単に注文通りのシステムを作るだけよりも、最適なシステムを選定するという上流工程から関わることで、報酬アップが見込めます。

Rustの副業案件の探し方は?

Rustの副業案件を探すのには、「フリーランス向け」や「副業向け」といった案件を取り扱っているエージェントの利用がおすすめです。Rustのスキルを求められる案件は全体数が少なめで、そのなかでもフルタイム稼働のものが多いものの、副業に適した案件を扱うエージェントであれば見つかる可能性があります。今後フリーランスエンジニアとして独立を考えているのであれば、エージェントを利用して個人で仕事を請けることに慣れておくと何かと有利です。

エージェントを利用しない場合は、知人から紹介を受けるという方法もあります。Rustエンジニアのニーズがまだまだ限定的であることを考えると、副業探しはエージェントまたは人づてが基本となるでしょう。

Rustの副業を探すのにおすすめの副業エージェント

Rustの副業案件を探すのは少々難易度が高く、知人からの紹介が期待できないのであれば、エージェントの利用がメインとなってくるでしょう。Rustの副業案件を取り扱っているおすすめのエージェントを紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」はIT系の分野に特化したフリーランス向けのエージェントです。フルタイムの案件だけでなく、週2~3日稼働の副業向け案件も数多く取り扱っています。リモートワーク可能な仕事も多く、本業をこなしつつ自宅で副業に取り組みたいというニーズにマッチします。

取り扱い案件数は常時約5,000件。Rustのスキルが歓迎される案件には、Webアプリケーション開発やシステム開発などがあります。トレンドの技術を扱う案件も多く、高収入を目指したい人や働きながらスキルアップしたい人にもおすすめです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス」はIT特化系のフリーランス向けエージェントです。取引社数は5,000社以上という実績があり、案件数としては常時約4,000件を取り扱っています。

高報酬かつ常駐型の案件が多く、営業代行や継続的な案件紹介といった手厚いサポートを受けられるのが特徴。さらに参画者向けに、ヘルスケアサポートや税務サポートをお得に利用できる福利厚生パッケージを提供しています。

フリエン

引用元:フリエン

フリエン」はフリーランスITエンジニアに特化したエージェントです。関東の案件を中心に、関西地方や東海地方、九州で稼働する仕事も取り扱っています。

案件数そのものは豊富にあるものの、週2~3日稼働の案件は少なめ。珍しい特徴としては報酬先払いのシステムがあります。地方での仕事を探したい人や多くの案件をチェックしたい人、働いたらすぐに報酬を得たい人におすすめです。

Rustの副業についてよくある疑問

最後に、Rustのスキルを使って副業する際に出てくる疑問についてまとめました。

プログラミング言語としての将来性は?

すでにご紹介した通り、日本国内ではRustを扱う案件が多くありません。しかし世界的には人気のあるプログラミング言語であり、GoogleやMicrosoftといった巨大企業も採用する方向で動いています。

Rustはまだ歴史が浅いプログラミング言語ではあるものの、CやC++の後継として大きな期待がかけられているのは事実です。さらに今後アップデートされていくことはほぼ確実であり、シェアを伸ばしていく可能性も十分にあります。

在宅・リモートでも副業できる?

Rustのスキルを生かせる副業はそもそも数が少なく、在宅やリモートの案件となるとさらに限られてきますが、全くないというわけではありません。例えば「レバテックフリーランス」で「リモート」かつ「週3日~」の条件で検索すると、2022年7月の調査時点で7件の公開案件がヒットします。

いうまでもなく技術は日々進歩するものであり、トレンドも移り変わっていくものです。今後Rustを採用する企業が増えてシェアが高まり、案件数が増えるに従ってリモート可の仕事も増える可能性はあるでしょう。

未経験でも副業できる?

プログラミング言語を取り扱う副業案件は、Rustに限らず基本的にはある程度のスキルを持つ実務経験者を求めています。勉強したのみで実務で扱ったことがないと、案件を獲得することは難しいでしょう。

ただし、CやC++といったRust以外の言語に関する実務経験があればかなり有利です。ほかの言語の下地があれば、Rustを習得することは決して難しくありません。最初は人脈を頼ったり、高いスキルが必要とされないクラウドソーシングの安価な案件を受けたりすることで、未経験からでも仕事を獲得しやすくなります。

まとめ

Rustはまだ歴史が浅く、これから普及することが予想されるプログラミング言語です。フリーランスや副業したい人向けの案件はさほど多くないものの、将来的にはニーズが高まる可能性があります。

Rustの案件をはじめ、エンジニアとして副業や独立を考えているのであれば、ITプロパートナーズへご相談ください。高単価の仕事や最新のトレンド技術を使うものなど、豊富な案件のなかから希望や条件に合ったものをご紹介します。

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