こんにちは、ITプロマガジンです。
プログラミングは需要が高く、とても人気のある副業です。プログラミング言語にはさまざまありますが、R言語を副業として考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事ではR言語による副業を検討しているエンジニアに向けて、単価相場や案件例、必要なスキル・経験について解説しています。さらに副業案件の探し方と案件獲得におすすめのエージェントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
R言語とは?プログラミング言語の概要をおさらい
R言語とは、統計やデータ解析に特化したプログラミング言語です。1996年にニュージーランド・オークランド大学のRoss Ihaka(ロス・イハカ)とRobert Clifford Gentleman(ロバート・ジェントルマン)によって開発され、2人の頭文字を取って命名されました。
同じように統計・データ解析に向いているPython・Matlab・Juliaなどに比べると、R言語はシンプルな記述でプログラムを作成でき、日本語にも対応している点が特徴です。グラフ化や図解化の機能が充実しており、OSを選ばず幅広い環境で動作します。主に統計解析・AI(人工知能)・機械学習の分野で活用されており、ニーズは高いといえるでしょう。
R言語で副業は可能?需要と単価目安
R言語そのものはAIなどの先端分野と密接に関係しており、需要が高いといえます。年収もプログラミング言語のなかでは高収入な傾向にありますが、「副業」としての需要や単価はどうなのでしょうか。
副業・フリーランス案件で需要がある
R言語は統計・解析に向いているため、データサイエンスやデータアナライズの場面で多く使用される言語です。AIやビッグデータを活用する市場が拡大していくことを考えれば、副業案件でも今後も需要は伸びていくと考えられるでしょう。
副業案件を探す際に「R言語」で絞り込むとあまりヒットしませんが、広いカテゴリーで「データ分析経験」が歓迎される案件を検索すると、副業向けが多く存在します。特にフリーランス向けの案件として多く募集されている印象です。
弊社ITプロパートナーズで「データ分析」とフリーワード検索すると、週2~3日稼働の案件が141件ヒットします。データ分析スキルを生かしたマーケターや運用改善、あるいはデータを活用したツール開発といった業務内容で、フルリモートOKな案件もみられました。
例えば、以下の案件をみてみましょう。
業務内容は「自身でSQLを書いてデータを分析し、RedashなどBI/ダッシュボードツールでの可視化、マーケティングチームへの提言」です。週3日勤務、想定月収は60万となっています。
副業案件の単価相場
ITプロパートナーズでR言語と関連度の高い「データ分析」「ビッグデータ」「AI」などの関連ワードにヒットする案件の単価相場は、週3日稼働で月50万~60万円、週2日稼働なら月30万~40万ほどでした。
いくつかの案件を掛け持ちするなど、フリーランスとして稼働を増やした場合はどうでしょうか。週5日稼働で考えると月80万~100万円となり、案件数・稼働日を増やしていけばさらに高い収入が見込めます。
副業によくみられる「平日夜・土日」のみはありませんでしたが、フルリモートOKの案件は掲載されているため、通勤や勤務場所にとらわれずに受注できるでしょう。
R言語でできる副業の種類
R言語による副業は「AI開発」「データ分析」「コンサルティング」といった分野が中心となります。案件例を挙げながらそれぞれの分野について解説していきましょう。
AI開発
R言語はAI分野と相性がよく、機械学習、ディープラーニングなどが主な副業案件です。スタートアップやベンチャー企業による募集、あるいは社内システム開発案件が多く、案件例としては「機械学習に関する人材育成」や「人工知能のソフトウェアモデル開発」といった業務内容がみられました。
R言語以外にC++・Python・Javaなどによる開発経験があると受注しやすくなるでしょう。ディープラーニング・機械学習は、医療や教育などIT業界以外からの募集もみられる業務です。
データ分析
データ分析の分野では、R言語スキルを生かせるデータサイエンティストとしての案件が中心です。ビッグデータを活用する業界の募集が多く、大きな役割を果たすことからニーズの高い職種といえるでしょう。
総合的なデータ分析のほか、副業案件ではノウハウや知見を共有してほしいという理由から、会議参加やコンサルテーションのみの場合も。案件例としては「行動傾向分析」や「自社サービスのデータ分析」などが見られ、業務内容は多岐にわたります。
コンサルティング
R言語は、データサイエンティストやデータアナリストが多く使用する言語のため、データ分析のスキルを生かして、経営・ビジネス・IT関連のコンサルティングを行うことも可能です。実際に、データ分析業務に関するコンサルティング案件でデータサイエンティストを募集する例もありました。
データにもとづいて課題を抽出し、解決方法の提案や改善ができることから、企業の課題解決に向いているといえるでしょう。しかし、エンジニアなどの意見や自分の見解を取りまとめたうえで、説得力のある提案を行う必要があります。
R言語の副業案件を獲得するために必要なスキルや経験
R言語による副業案件の獲得は、未経験では難しいといえます。しかし、必ずしもR言語の経験が必須とは限りません。ここでは、副業案件を獲得しやすいスキル・経験についてお伝えします。
データ分析関連の実務経験
データ分析関連の言語で実務経験があると、案件受注の際に有利といえます。R言語以外に統計解析が得意な言語としては、初心者でも扱いやすいPythonが主流です。ライブラリが充実しているなどの理由で人気が高く、副業案件も多く掲載されています。
副業におすすめの言語については後述しますが、SQLなどのデータベース関連スキル、BigQuery(Google Cloud)など主要クラウドのデータ関連サービスのスキルがあると役立つでしょう。
また、高単価案件の獲得を目指すなら、要件定義や計画立案などを行う上流工程、開発チームを統括するPMやPLの経験も積んでおきたいところです。
統計学の知識
データ分析の業務ではデータをもとに性質や規則性、あるいは不規則性を導き出す作業が必要です。そのためプログラミングだけでなく、統計学や確率・微積分・行列などの数学的知識も不可欠となります。
また、データ分析手段についてさまざまな選択肢を持っておくことも大切です。統計学の資格や実務経験があると、案件受注の際に大きなアピールとなるでしょう。統計学の代表的な資格としては、日本統計学会が認定する「統計検定」が挙げられます。
統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験で、統計調査士や専門統計調査士の試験も受験可能です。自分のレベルに合わせた項目からチャレンジすることで着実にスキルアップできます。
R言語の副業案件の探し方
R言語による副業を始めるにあたって、案件の探し方には主に3つの方法が挙げられます。
- 副業・フリーランスエージェント
- 人脈・SNS
- クラウドソーシング
スキルや実務経験などによって、利用すべきプラットフォームは異なります。それぞれについて詳しく解説しましょう。
副業・フリーランスエージェント
副業・フリーランスエージェントはスキルや経験、希望する働き方を登録することで、担当エージェントがぴったりの案件を紹介してくれるサービスです。R言語で希望すれば該当案件を紹介してくれますし、各サイトで言語を絞り込んで検索もできます。
クライアントとの仲介役を担ってくれるため営業の必要がない、クライアントとのトラブルが少ないというメリットがあります。高いスキル・実務経験を求められますが、高単価な案件を多く取り扱っているためしっかりと稼ぎたい人におすすめです。
人脈・SNS
人脈を活用して、知人から紹介してもらうのも1つの方法です。知人からの紹介であれば、クライアントの印象を聞けますし、スムーズに仕事ができる可能性も高くなります。また、近年はSNSを活用した案件獲得も一般的です。
「#R言語」「#副業」といったハッシュタグやキーワードで検索すると、人材を募集しているユーザーをみつけられる場合があります。自分のアカウント上で、仕事の受注が可能であることをアピールするのもよいでしょう。こまめなチェックと運用が大切ですが、匿名性が高いため注意も必要です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、業務委託の仕事をインターネット上で受発注できるマッチングサイトです。カテゴリーが豊富で、初心者からプロフェッショナルまで幅広いスキルで案件を募集しています。
エージェントに比べると単価は低い印象ですが、気軽に副業を始められる点がメリットといえるでしょう。ただし、R言語案件が募集されていることもありますが、あまり多くはありません。R言語で案件を探すよりも、「データ分析」など幅広いキーワードで検索するのがおすすめです。
R言語の副業案件を獲得できるおすすめエージェント
R言語やデータ分析に関するスキル・実務経験があるなら、エージェントの利用がよいでしょう。ここでは副業案件の獲得におすすめのエージェントを3つ紹介します。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、IT起業家・フリーランスの自立を支えるエージェントサービスです。専属スタッフが希望に合った案件を紹介します。
スタートアップ・ベンチャー企業の取り扱いが多く、クライアントと直接契約しているため高単価。週2~3日稼働の案件が多い傾向です。また、福利厚生が充実している点も大きな特徴で、保険・税金・法律関係の不安があってもサポートします。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、IT/Web系のフリーランスエンジニアに特化した求人サービスです。コーディネーターが希望にマッチした案件を提案し、企業との仲介役として単価交渉や契約などを代行してくれます。
高単価で働きやすい案件がそろっているほか、独自の福利厚生パッケージ「レバテックケア」を提供しているのも特徴です。「安定収入」「税務関連」「ヘルスケア」の3つの側面からフリーランスをサポートします。
テクフリ
テクフリは、フリーランスエンジニア・クリエイター向けに案件情報を提供するサービスです。独自のマッチングシステムとカウンセリングの結果から、エージェントが適した案件を提案してくれます。
もちろん希望条件や単価交渉は代行してくれて、手厚いフォローアップも特徴です。さまざまな条件で案件を検索でき、案件数や種類も豊富。また、大手企業との提携により提供する福利厚生サービス「ITフリーランスコンソーシアム」を無償で利用できます。
R言語の副業におすすめの関連言語とスキル
R言語のみを扱った副業案件は少なく、関連する言語やスキルと組み合わせることで、より高単価な案件を獲得できる可能性があります。ここではおすすめの関連言語やスキルについて紹介します。
Python
Pythonは汎用性が高く、コードがシンプルなことから初心者が学びやすい言語です。ライブラリが豊富なため、機械学習やディープラーニングに適しています。
R言語にはディープラーニングに関するフレームワークがあまりないことから、ディープラーニング関連を希望する場合はPythonが必要となるでしょう。Pythonは、システムの最適化や画像認識、自然言語処理といった分野で特に活用されています。
SQL
SQLはデータベース言語であり、データ分析の前段階としてデータ整理などに活用されています。公的機関・企業・研究所などに構築されているデータベースの多くはSQLが利用されており、大量のデータを短時間で効率よく扱える点が特徴です。
また、高度なスキルが必要にはなりますが、SQLはデータ分析にも活用できます。近年はビックデータの活用が進んでいることから、SQLのスキルはニーズが高いといえるでしょう。
Java
Javaは汎用性が高く、データ分析の案件でもサブ的な要件として挙げられることが多い言語です。「独立性」「再利用性」「拡張性」に優れたオブジェクト指向の言語であるため、世界的シェアも高くさまざまなシステムに採用されています。
習得には時間がかかる言語ですが、大規模なシステム開発も容易に行える点が特徴です。ビッグデータで使われる「Apache Hadoop」もJavaで記述されており、今後ビックデータ分野で広く利用される可能性が高いと考えられます。
R言語の副業についてよくある疑問
副業を始めるにあたって「R言語副業は在宅やリモートでできるのか」「未経験でも受注できる?」といった懸念があるかと思います。よくある2つの疑問とその回答についてお伝えしましょう。
在宅・リモートの副業案件はある?
R言語案件は分かりやすい「成果物」を依頼しにくく、社外秘のデータを取り扱うことも多いためリモート案件が少ない傾向です。常駐型の案件が多く、副業とするには難しい言語だといえます。
しかし、最近はコロナの影響もあって、リモートOKの副業案件が増えてきました。AI関連市場やビックデータ活用などの拡大に伴い、さらに需要も増えると考えられるでしょう。
レバテックフリーランスで「R言語」「リモート」「~週3日」の条件で検索すると、2022年7月時点で15件ヒットしました。関連スキルとしては前述のPythonやSQL、Go以外にAWSやGoogle Cloudの「BigQuery」など、クラウド系のスキルが挙げられています。
さらに、テクフリでR言語に限定せず「データ分析」「リモート可」「週3可」で検索すると、表示される案件は130件です。スキルや検索ワードの組み合わせなどを工夫することで、より多くの副業案件を検討できます。
未経験でも副業できる?
前述の通り、R言語は未経験での副業が難しいと考えられます。データ分析においても知識や経験が重視され、即戦力が求められるため未経験では応募条件に当てはまらないでしょう。
ただし、Pythonやクラウド系スキルなど、関連性の高い分野での実務経験があれば副業できる可能性はあります。特にR言語と同じように活用できるPythonは案件数も多く、高単価で受注できる言語です。
R言語にしかないアルゴリズムやライブラリもありますが、既存のスキルを生かして多様な案件を受注できると、それが実績となり副業継続に役立ちます。
まとめ
R言語はAI開発やデータ分析といった分野で需要が高く、高単価が見込まれる言語です。しかし、副業案件数は少なく、Python・SQLなど類似言語や関連スキルと組み合わせることで、より多くの案件を受注できます。
リモート可とするクライアントも増えつつあり、フリーランス案件も増えていくと考えられるでしょう。副業やフリーランスでR言語を生かしたいと検討している方は、ぜひエージェントサービスの「ITプロパートナーズ」をご利用ください。
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