人気プログラミング言語である「JavaScript」は、将来性の高さや仕事での使いやすさに定評がありますが、それゆえに既に多くのプログラマーが目をつけています。
優先してJavaScriptを学ぶ人がたくさんいるので、就職や転職の際にはライバルが増える懸念もあるでしょう。
そこでJavaScriptの関連資格を取得して他者との差別化を図り、将来の仕事に役立てるような準備を始めてみることをおすすめします。
3つの資格の概要と勉強方法を記載しますので、この機会にJavaScriptの資格取得を本格的に考えてみてはいかがでしょうか。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
JavaScriptの資格が取れる試験一覧
JavaScript関連の資格を取得するのなら、主に以下の3つがおすすめされます。
- CIW JavaScript スペシャリスト
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Microsoft 試験70-480 Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3
それぞれの特徴を確認して、自分の将来に役立つ魅力的な資格を選んでみましょう。
CIW JavaScript スペシャリスト
受験料 | 150ドル |
---|---|
合格率 | 不明 |
受験環境 | 誰でも受検可 |
解答方法 | コンピュータ試験によるCBT方式 |
運営団体 | Certification Partner社 |
公式サイト | https://www.ciwcertified.com/ciw-certifications/exam-info/taking-an-exam#fees |
国際資格CIWの一種である「CIW JavaScript スペシャリスト」は、特にWebサービスの開発を仕事とする人におすすめされます。
JavaScriptを使って仕事ができることを証明する資格となるので、自分の能力をアピールしやすくなるでしょう。
国際的に地位のある資格となるため、海外での活動にも利用可能です。
将来ITの仕事で海外へ移る可能性があるのなら、取得が実現のきっかけにもなるでしょう。
JavaScript関連の資格のなかでは難易度が高く、プログラミング初心者には厳しい内容になります。
さらに試験問題が英語となっているので、語学力を試されるのもCIW JavaScript スペシャリストの特徴。
取得を目指す場合には、JavaScriptと合わせて英語の勉強にも励むのがポイントとなります。
HTML5プロフェッショナル認定試験
受験料 | 15,000円 |
---|---|
合格率 | 不明 |
受験環境 | 誰でも受検可
日時や会場は全国各地から自由に選択可能 |
解答方法 | コンピュータ試験によるCBT方式 |
運営団体 | LPI-Japan |
公式サイト | https://html5exam.jp/ |
HTML5と合わせてJavaScriptも学べる資格として知られている「HTML5プロフェッショナル認定試験」も、仕事で活かすことが可能です。
Webデザイナー、グラフィックデザイナー、フロントエンジニアなどの職種で歓迎され、キャリアアップのきっかけにすることができます。
試験内容は現在の環境に合わせてアップデートされるので、取得のための学習が実践的な知識をつけることにつながるのも魅力。
時間をかけて勉強する価値のある資格だといえるため、JavaScriptを仕事で利用するのなら試験内容をチェックしてみましょう。
試験が2つのレベルに分かれているので、基礎から確実に学んでいけるのもHTML5プロフェッショナル認定試験の特徴です。
関連イベントやセミナーも広く行われているため、モチベーションを高くして学習を継続することができるでしょう。
Microsoft 試験70-480 Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3
受験料 | 21,103円(2019年7月時点) |
---|---|
合格率 | 不明 |
受験環境 | 受検対象者:JavaScriptを使用してさまざまなアプリケーションタイプ、ハードウェア、およびソフトウェアプラットフォームに必要なビジネスロジックをプログラミングする経験が少なくとも1年はある開発者(公式サイトより引用) |
解答方法 | 不明 |
運営団体 | Microsoft |
公式サイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/exam-70-480.aspx |
Microsoftが提供するJavaScriptの資格も、将来的な就職や転職に影響を与えます。
試験を提供している運営団体の知名度が圧倒的なので、職場にわかりやすく資格の魅力を伝えられるでしょう。
純粋にJavaScriptやHTML5の知識を問う試験となるので、実践的な能力が合格には必要です。
既にプログラミングの実務経験があるのなら、こちらの資格試験に挑戦してみるといいでしょう。
javaScriptの資格それぞれの難易度
JavaScriptの資格それぞれの難易度を簡単にまとめました。
- CIW JavaScript スペシャリスト:正答率70.91%が合格基準である程度の英語力が必要
- HTML5プロフェッショナル認定試験:レベル1試験は初心者でも最低限の知識があれば簡単、レベル2は高度になるため難しい
- Microsoft 試験70-480 Programming in HTML5 with JavaScript and CSS3:いきなり試験対策をしても難しいとされている
この通り、最も難易度が低いのはHTML5プロフェッショナル認定試験のレベル1となります。
従って、初心者の方は、まずHTML5プロフェッショナル認定試験から対策を始めると良いでしょう。
JavaScriptの資格で1番おすすめはHTML5プロフェッショナル認定試験
上記で紹介したJavaScriptの資格のなかでも、今は特に「HTML5プロフェッショナル認定試験」がおすすめされます。
充実した学習環境と、2つのレベルに分けられた試験内容、そしてあらゆる職場に活用できる柔軟性が、今後も多くのプログラマーにとって魅力的なものとなるでしょう。
JavaScript、CSS3、HTML5といったプログラマーの仕事に役立つ技能を複数証明できるため、就職先の幅は広がります。
マルチデバイス対応ができるようになれば、自身のキャリア向上につなげられるでしょう。
JavaScriptは比較的学びやすい言語ですが、資格試験のなかには高難易度のものも多いです。
その点HTML5プロフェッショナル認定試験なら初級レベルから確実に学習を進めていけるので、プログラミング初心者でも着実に能力を身につけていくことができます。
これからJavaScriptを学び始める人は、まずこちらの資格をチェックして、実力がついた後に他の試験にまで手を広げていくといいでしょう。
JavaScriptの資格を取る価値はある?
JavaScriptの資格は仕事に使える知識と技術を持つ証明になるので、取得には大きな意味があります。
Webアプリやサイトの開発に応用できるJavaScriptに詳しくなることは、仕事の幅を広げるポイントになり、エンジニアとしての未来を価値あるものとするでしょう。
自分の腕に自信をつける結果にもつながることから、IT業界での活躍を目指すときには積極的に資格取得を考えていくことが推奨されます。
目標が漠然としたままでプログラミング言語の学習を行なっても継続は難しく、挫折するパターンが多くなるでしょう。
だからこそJavaScriptの資格を目標に設定し、目指すべき技術レベルや学習範囲を明確化してみることがおすすめです。
就職・転職は有利になる?
JavaScriptの資格を持っていれば、就職や転職でも有利に立ち回れます。
企業が求める人材であることを、客観的に判断できる資格によってアピールできるので、相手を自然な形で納得させることが可能です。
資格による実力の証明は「JavaScriptが得意です」と口で言うよりも大きな効果が見込まれるので、就職・転職を目標とする場合にも取得は優先して行なっていきましょう。
Webアプリやサイトの開発に役立つ?
JavaScript関連の資格を取得すると、Webアプリやサイトの開発に対応できるため役立ちます。
スキルを磨くと、デスクトップアプリやスマートフォンアプリにも対応可能です。幅広く安定した仕事に関わりたい人におすすめされています。
需要はあるの?
JavaScript技術者の需要は高く、求人数も多いです。
例えばフリーランスエージェントである弊社ITプロパートナーズでは、920件の求人を取り扱っています。(2022年11月時点)
特にスマートフォンのアプリを開発するエンジニアを中心とした案件数が多くなっています。
多くの企業でHTMLやCSSの知識が求められているので、JavaScriptの資格を持っていると役立つでしょう。
JavaScript資格取得のためのおすすめ勉強法
JavaScriptの学習をスムーズに進めるのなら、以下のような勉強方法がメインとなります。
- 参考書
- 問題集
- 学習サイト
いずれも上手に利用できれば学習効果を伸ばしていくことができるので、以下のジャンルごとのおすすめを参考に自分にぴったりの手段を考えてみましょう。
参考書
参考書を使った勉強は気軽に始めることができるため、段階的にしっかりと学んでいくにはうってつけの方法となります。
隙間時間を使って少しずつ学習を進めていけるので、継続を重視してJavaScriptを知りたいときは優先しての利用がおすすめです。
スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミング
初歩の初歩からJavaScriptについて学ぶことができるので、プログラミングの初心者が参考書で勉強をするのならまず手に取りたい1冊です。
プログラムに書かれている内容が何を意味しているのか、どのようにして作動するのかが理解しやすくできているため、学習範囲を正しい形で吸収していけるでしょう。
開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
JavaScriptの本質や特性について書かれた本であり、プログラミング言語としてのクセを理解するのに役立ちます。
エンジニアとして働いている人がさらにJavaScriptを深く追求する際に利用できるため、将来を考えて早めに購読しておくのもおすすめです。
改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
基本的な内容から応用までしっかりと記載されている本であることから、JavaScriptを学びたいすべての人におすすめできます。
文章がコンパクトにまとめられているので、サクッと日々の学習に活かすことが可能です。
他言語を理解しているとさらに価値が高まる本となるため、現役プログラマーにも目を通していただきたい内容になっています。
問題集
知識を改めて自分のものとするためにも、試験問題を定期的に解いて学習を進めていくことがおすすめされます。
問題に慣れることができれば資格試験で実力を発揮しやすくなるので、普段から問題集に触れておくことにはメリットがあるでしょう。
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
HTML5プロフェッショナル認定試験の対策本であるため、取得予定の人は要チェックとなります。
試験の出題範囲をしっかりと押さえつつ、JavaScriptの文法や言語としての体形がわかりやすく整えられているので、実践的な知識を深く身につけることができるでしょう。
学習サイト
インターネットの学習サイトも合わせて使うことで、JavaScriptについて学ぶ機会をさらに増やすことができます。
プログラミングの実力をスピーディに伸ばすことができるため、積極的に下記のサイトを利用してみましょう。
Progate
プログラミングの学習サイトとして有名な「Progate」では、JavaScriptも学ぶことができます。
基本的な文法から関数までしっかりと網羅されているので、JavaScriptの流れを順序立てて理解できるでしょう。
参考:https://prog-8.com/languages/es6
CODEPREP
実際にプログラミングを書いて学習を進められるサイトであるため、自身の手にJavaScriptの感覚を馴染ませることができます。
仕事を始めるまでになるべく実践を積んでおきたい人は、ゲームのように学べるこちらのサイトを中心に利用してみましょう。
まとめ:JavaScriptの資格は優先して手に入れよう!
JavaScriptはあらゆる仕事現場において重要なプログラミング言語になるため、優先して取得のための勉強を進めていくことがおすすめされます。
これからもWebを中心にJavaScriptは活躍していくと予想されるので、今から専門資格を持って仕事に備えておくことが、将来の就職や転職をサポートしてくれるでしょう。
プログラミング言語を学び始める最初の一歩としてもJavaScriptは優秀であるため、この機会に目標にできるような資格を見つけてみてください。
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