こんにちは、ITプロマガジンです。
Webデザイナーとして転職を考えている方の中には、効果的な職務経歴書の書き方が分からず不安を感じている方も多いのではないでしょうか?そこで今回の記事では、Webデザイナーの職務経歴書の書き方を分かりやすく解説します。
本記事を読めば、書類選考の通過率をあげることが出来るので、ぜひ参考にしてください。
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
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目次
Webデザイナーにとっての職務経歴書の役割とは?
職務経歴書とは、キャリアやスキルに関する情報をまとめている自分を企業にアピールするための書類のこと。
職務経歴書は、これまでに取り組んだプロジェクトや成果物、業務などのデザインスキルを伝える役割があります。企業はポートフォリオからは読み取れない成果物の裏側を知れ、選考において非常に重要な役割を果たしているのです。
Webデザイナーが職務経歴書を書く際の6つのポイント
Webデザイナーは職務経歴書を書く際に、以下6つのポイントを押さえる必要があります。
- 面接ごとに職務経歴書の書き方を工夫する
- 採用担当者にアピールしたい項目を詳しく書く
- 扱える言語や習得しているスキルは全て記載する
- ポートフォリオには制作プロセスや実績も記載する
- 会社が求める人材に合っている事をアピールする
- 正しい日本語で説明する
職務経歴書の書き方を工夫することで、より企業の目に留まりやすくなるでしょう。ここからは、具体的にそれぞれのポイントについて紹介します。
面接ごとに職務経歴書の書き方を工夫する
面接を受ける会社ごとに職務経歴書の書き方を変えるといった手段も有効です。例えばA社は小規模なチームで案件を作っていくタイプの会社なので、マルチタスクができる人材を欲しがっています。
そういった場合は専門性の高いスキルだけをアピールするのではなく、幅広い知識や経験があり対応力が高いということをアピールする書き方にすると効果的です。
また逆にすべての作業が分担制となっているような会社の場合は、幅広い分野に対応できることよりも専門性が高い分野の実績やスキルを多く書くことで採用される確率を向上させることができるでしょう。
採用担当者にアピールしたい項目を詳しく書く
採用担当者に特にアピールしたい項目があるのなら、アピールしたいポイントを詳細に書くようにしましょう。詳しく書くことで、採用担当者にもわかりやすくなりますし、質問を誘いやすいのでアピールのためのきっかけを作りやすくなります。
特にデザイン経験が浅かったり、学生の場合、デザイナーとしてのスキルや実績を武器にアピールすることが難しいです。
例えば、学生時代の経験をどのように活かせられるのかや、Webデザイナーとして働きたい理由なども項目の1つとなります。
扱える言語や習得しているスキルは全て記載する
扱える言語やスキルを職務経歴書に全て記載しましょう。習得スキルやプログラミング言語は、企業にとって採用すべきかの判断基準となるからです。
扱えるスキルが幅広ければ、第一希望職種が難しくても別のポジションでの採用に繋がる可能性があるでしょう。
特にWebデザイナーの場合、IllustratorやPhotoshop、WordPressなどのWebツール、HTMLやCSSなどのプログラミングスキルが強みとなります。
ポートフォリオには制作プロセスや実績も記載する
Webデザイナーであればポートフォリオの記載は必須です。その際は、制作した成果物の過程や実績も記載しましょう。どんなデザインをどのように実装してきたかは、ビジュアルを含めて伝えるのが一番分かりやすいです。
また、単に実績を載せるだけでなく、サイト名や制作時期、目的、担当業務なども記載することで、採用プロセスもスムーズに進められるでしょう。ポートフォリオ作成に悩んでいる人は以下の記事を参考にしてください。
会社が求める人材に合っている事をアピールする
採用担当者に好印象を与え、採用の確率を上げる職務経歴書のポイントは、面接を受ける会社の求める人材に合っているというアピールをきちんとすることです。
Webデザイナーと一言で言っても、会社によって求められるスキルはそれぞれ異なります。自分がそこの会社の求めるスキルを保有していることを、職務経歴書でもしっかりとアピールすることで、採用の確率を上げていけるでしょう。
正しい日本語で説明する
経歴を説明するための文章によっても資質を判断されることがあります。誤字脱字が多ければそれだけ注意力散漫もしくは熱意が足りないとみなされてしまうかもしれません。
また日本語の文法が誤っていたり、敬語や謙譲語の使い方が間違っているといった場合も社会人としてのスキルが疑われてしまう可能性があります。
日本語として正しい文章で、面接を受ける会社にアピールできる内容をしっかりと書いた職務経歴書を書くように心がけると、採用担当者の印象を良くすることができるでしょう。
Webデザイナーとして働ける3つの業界
Webデザイナーは、大きく3つに働く場所を区別することができます。
- Web制作会社
- メーカーなどの企業で自社コンテンツの制作
- SNSやECサイトなどのメディア制作会社
順番に詳しくみていきましょう。
Web制作会社
多くのWeb制作会社では受託案件を中心に事業を行っています。さまざまな企業や団体からの依頼を受けて、Webサイトを作成するので、幅広い分野の案件を手がけることができるというメリットがあります。
一方でクライアントからの要望を実現することに重きがおかれるので、自分が実現したいと思っているサービスを手がけられるかは運次第といったこともあります。
またひとつのコンテンツにじっくりと向き合うといったことが難しいので、コンテンツを育てていくといったじっくり取り組むタイプの仕事は難しいかもしれません。
メーカーなどの企業で自社コンテンツの制作
自社のホームページ制作など、主に自社のコンテンツを手がける仕事になります。
幅広い分野の案件に携わることは難しいですが、自社のコンテンツをじっくりと育てていけるという面白さがあります。
制作した自社コンテンツのフィードバックも直接得ることができるので、手がけたサービスの反応を身ながら制作を進めていけるという利点があります。逆にWeb制作会社のような幅広い分野のデザインを手がけるのは難しいかもしれません。
SNSやECサイトなどのメディア制作
SNSやECサイトを多く手がけるメディア事業者のコンテンツを制作します。受託案件の仕事をしている会社もあるので、Web制作会社と同様幅広い分野のデザインを手がけることが可能な場合もあるでしょう。
ソーシャルメディアの制作を多く手がけることでSNSやECサイト特有のデザインに特化したスキルを伸ばすことが可能です。
それでは、上記を踏まえた上で、採用担当が見ているのはどのようなところなのでしょうか?
採用担当が見ているポイントは業界によって異なる
採用担当者が職務経歴書を読むにあたってよく見ているポイントは、自社の求めている能力やスキルと近い職務経験があるかどうかが主なものになります。
- Web制作会社の場合
- 自社コンテンツを提供するメーカー会社の場合
- SNSやECサイトのメディア制作会社の場合
分けて見てみましょう。
Web制作会社の場合
多くの分野のサイト制作を手がけてきているかどうかを重視します。幅広いデザインを制作しなくてはいけないweb制作会社の場合は、多くのデザインを手がけ幅広い要望にも対応できるデザイナーを獲得しようとするでしょう。
自社コンテンツを提供するメーカー会社の場合
メーカーなどの一般企業のコンテンツ制作の現場で募集されるデザイナーの場合は、幅広い対応力よりも、ひとつのコンテンツをどれだけ育てていけるかを注目します。
コンテンツのフィードバックを得る方法や、自社のコンテンツを充実させていくためのスキルを持っているかといったことが採用のポイントとなります。
SNSやECサイトのメディア制作会社の場合
SNSやECサイトを多く手がけている制作会社の場合は、もちろんですがSNSやECサイトを手がけた経験を重視します。SNSやECサイトのデザインの特徴を掴んでいるとアピールすることで採用される確率が高くなるでしょう。
以上のように希望企業の特徴を踏まえた上でアピールポイントを変えてみるのも作戦のうちですね。
Webデザイナーとして働く上で必要なスキルと経験
Webデザイナーとして働くためには、以下3つの要素が必要になります。
- プログラミング言語
- デザインソフトスキル
- 実務経験
これらは採用を有利に進めるだけでなく、採用後の業務にも活かすことができます。
プログラミング言語
プログラマーやエンジニアだけでなく、Webデザイナーもプログラミング言語が必要になります。Webデザイナーは、制作したデザインを画面上にコーディングで作り直す必要があるからです。
一般的にWebデザイナーで使用されるプログラミング言語は、以下の4つとなります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
プログラミング言語は、独学やプログラミングスクールを受講することで習得できます。
デザインソフトスキル
デザインソフトスキルは、作業を効率化したりクリエイティブな表現をアピールしたりするためにWebデザイナーに必須のスキルとなります。
Webデザイナーが習得すべきおすすめデザインソフトスキルは、以下のとおりです。
- Photoshop
- Illustrator
Photoshopは写真の補正や加工を行うためのルーツに対して、Illustratorはイラストを描いたりレイアウトを行ったりするためのツールとなります。
このようなデザインソフトは、独学や学習サイト、デザインスクールで学習できます。
実務経験
Webデザイナーは、スキルの習得度合いだけでなく実務経験も重要です。なぜならWebデザイナーは技術職であり、実務の中で試行錯誤を繰り返す必要があるためです。
そのため実務経験があれば、職務経歴書に書くことで採用時に優遇されるでしょう。
ただ未経験者の場合、実務経験を積むことは難しいです。そのためスキルやポートフォリオがより重要になります。実務経験を問わない会社に就職し、その後希望の会社に転職するのも手段の1つとなります。
まとめ
いかがでしたか?Webデザイナーの職務経歴書の書き方や仕事内容について理解できましたでしょうか?
Webデザイナーは専門性の高い職種です。職務内容を説明するには、Webデザイナーの仕事内容を詳細にアピールできるフォーマットを使うようにするといいでしょう。
繰り返しになりますが、Webデザイナーと一言に言っても、会社の業務内容によって求められるスキルが異なるため、受ける会社の特性に合わせてアピールの方法を変えていくと効果的です。
また当然の話かもしれませんが、正しい日本語で書かれていることや、誤字脱字がないといったポイントも心がけて書くようにすと、より採用担当者の印象がよくなるでしょう。
Webデザイナーとして転職を考えている場合は、上記のようなことを気をつけて職務経歴書を書いてみてください。何も工夫しないで書くよりは、採用される確率が増えていくはずです!
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