こんにちは、ITプロマガジンです。
近年注目されているGo言語(GoLand)。プログラミング言語について書かれた記事でも年収ランキングで上位に出てくるうえ、シンプルで初心者でも習得しやすいという魅力があります。
エンジニアの方のなかには、Go言語のスキルを生かして副業をしたいと考えている方もいるでしょう。これからGo言語を学び、副業で収入アップしたいという方もいるかもしれません。そこでこの記事では、Go言語の副業における単価や獲得方法、必要スキルなどを紹介します。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
Go言語の副業における基本情報

Go言語はGoogleが開発したシンプルかつ高性能なプログラミング言語で、幅広い開発現場で採用されています。日本では長くメジャー化しないでいましたが、Gunosy、メルカリ、ぐるなび、クックパッド、Schoo(スクー)などがGo言語を使って開発されていることもあり、高い注目を集めています。
はじめに、需要や単価相場など、Go言語の副業における基本的な情報について見ていきましょう。
Go言語の副業需要
Go言語はメジャーなサイトで採用されているため、需要を高めています。ただし、エンジニアの状況はアメリカと日本では異なり、日本ではまだ使えるエンジニアが多いとはいえない状況です。
需要は高い一方、Go言語のエンジニア数はさほど多くなく、豊富なフリーランス向けの案件のなかから仕事を受注しやすい状況になっています。フリーランス向けの案件は時間の制約が少なく、週に2~3日程度の稼働でも作業ができるため、副業にも向いているといえるでしょう。
Go言語の案件単価相場
Go言語はニーズがあるため、案件単価も高めに設定されている場合が多くなっています。
フリーランス向けGo言語の単価相場は、弊社「ITプロパートナーズのGo言語案件」のデータによると週4~5日のフル稼働で月70万~90万円、高いものでは100万円の案件もありました。副業として週2日稼働する際の目安としては月30万〜50万円となり、副業としては高報酬だと考えられます。
副業で実績を積んでフリーランスとして独立した場合、稼働日を増やし複数の案件を引き受けることで月に100万円以上稼ぐのも可能となります。具体的にどんな案件があるか気になる方は、ぜひ以下から無料登録をして案件を閲覧してみてください。
Go言語の主な副業内容
Go言語の副業で特に多いのが、Webサーバーやアプリケーションの開発です。エンドユーザーに身近なサービスでも広く採用されており、例えばYouTubeの動画再生システムの大部分はGo言語によって構築されています。
また、ドローンやロボット、Raspberry Piなどを制御するIoT製品の開発案件も多く、専門知識があれば案件獲得の幅が広がるでしょう。加えて、クラウド基盤を提供するPaaSの分野でも活用が進んでおり、案件数はアプリ開発ほど多くはないものの、基盤開発や運用に関わる案件も見られます。
Go言語の週1~2日・土日の案件例
Go言語の案件には、週1~2日や土日稼働など、副業として取り組みやすい条件のものもあります。ここでは具体的な案件例を紹介するので、仕事内容や報酬、求められるスキルなどをチェックしてみてください。
ゲームのバックエンド開発の案件例

こちらは、動画配信サービスのEC基盤におけるバックエンド開発案件です。Go言語を中心にGraphQLやgRPCを用いたAPI設計・開発を担当し、Dockerやクラウド環境などのスキルが求められます。
動画配信サービスのEC基盤開発の案件例
| 案件名 | 【Go】SRE部門で、ゲーム開発を牽引くださるエンジニア募集!! |
|---|---|
| 単価 | 〜400,000円/月(週2日) |
| スキル | ・ゲームのバックエンドの開発運用経験(2年以上) ・GoベースのバックエンドアプリのDBチューニング経験 ・Goベースのバックエンドアプリのデプロイ設計・実装 |
| 業務内容 | ・バックエンド/APIサーバーの開発・運用 ・社内ライブラリの開発・メンテナンス ・アプリ運用における定常業務の自動化の設計と推進 |
こちらは、週2日稼働で月40万円と高単価の案件です。Go言語を用いたゲームバックエンドの開発・運用を中心に、DBチューニングや自動化推進など幅広い業務に携われます。
Go言語の副業案件を取るために必要なスキル

Go言語の副業案件を獲得するには、コーディングやデータベース操作といった基礎的な開発スキルから、セキュリティ対策に関するスキルまで幅広く求められます。ここでは、案件を受注する際に重要となる代表的なスキルを紹介します。
Go言語の基本スキル
Go言語の副業案件を獲得するためには、まず言語自体を使いこなすスキルが欠かせません。基本文法を理解し、実際にコーディングできることが前提となります。そのうえで、データベース操作やアプリ開発など目的に応じたライブラリを活用できると、実務での対応力が高まります。
REST APIの設計と実装スキル
Go言語はREST APIの開発に適しているため、副業案件に取り組むうえでも重要度が高いスキルです。APIの設計や実装に対応できれば、Webサービスやアプリケーション開発など幅広い案件を受注できるようになります。
データベース操作スキル
開発するサービスによっては、データベースを扱うスキルも求められます。SQLなどの基本操作に加えて、Go言語でデータベース操作を簡単に行えるGo言語のライブラリ「GORM」を使いこなせれば、データベース関連の案件にも柔軟に対応できるでしょう。
DockerやKubernetesなどの知識
Go言語を用いる開発案件では、DockerやKubernetesが使われるケースも少なくありません。これらを用いたコンテナの作成や管理、クラスタの構築といった作業に対応できるスキルがあれば、受注できる案件の幅が広がります。
テスト駆動開発のスキル
Go言語には、自動テストやベンチマークテストの機能が標準で備わっています。テスト項目をわかりやすく記述できるコーディングスキルに加え、外部ライブラリを利用して標準のテスト機能を拡張できるスキルがあれば、実務で高く評価されるでしょう。
セキュリティに関する知識
アプリケーションやWebサービスの開発では、データ保護や不正アクセス防止といったセキュリティ対策が不可欠です。例えば、ユーザー認証や暗号化などのセキュリティ機能を実装できるスキルは、副業案件の受注において強みとなります。
Go言語の副業案件の探し方
Go言語に興味を持ち学んでみたものの、仕事が見つからなければ意味がありません。副業としてのGo言語案件の探し方について、いくつか紹介します。
副業・フリーランスエージェント
Go言語に関する知識・スキルがあるならば副業・フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。
エージェントに登録すると、フリーランス・副業向け案件の紹介を無料で受けられます。応募に際してもサポートが受けられ、初めてフリーランスとして働く人にとっても心強いサービスです。
エージェントで紹介している案件は、高単価のものが多く、Go言語の案件の場合、アプリケーション開発以外でもIoTの開発やPaasに関するものも豊富にあります。週2日程度~、フルリモート可という案件も多いため、副業で働きたい人が仕事を探す時にも便利です。
フリーランス向け案件をお探しの方は、弊社ITプロパートナーズがおすすめです。

ITプロパートナーズは、直案件が豊富なフリーランスエンジニア向けエージェントです。取引社数も3,500社以上で、スタートアップやベンチャー企業、最先端の技術を使っている大手IT企業の案件を多く扱っています。
求められるスキルは高めですが、週3日でリモートワーク可などフレキシブルな働き方ができる案件が多いので、複業したい人にもおすすめです。
クラウドソーシング・スキルシェアサービス
少しずつ副業に慣れていきたい人や、Go言語の実務未経験の人ならば、クラウドソーシングをチェックするとよいでしょう。
1件50万円以上するような大きなプロジェクトの仕事もありますが、初級者でもやりやすい1件1万円程度の簡単なプログラミングの仕事も見つかります。登録者数も案件数も多いことで知られる「クラウドワークス」などをチェックしてみてください。
また、「ココナラ」のようなスキルシェアサービスの利用もおすすめです。スキルシェアサービスは、募集案件に対して応募をするのではなく、自分のスキルをサイト上で紹介し、それを見たクライアントから依頼が入る仕組みです。実際にGo言語の開発スキルを売りに出品している例もあり、開発経験がある人はこのような方法も試してみるとよいでしょう。
人脈・SNS
フリーランスや副業で働く人が仕事を得る手段として意外に多いのが人脈です。エンジニア仲間や、かつて一緒に働いたことがあるクライアントなどから紹介を受けられるかもしれません。
Go言語を得意とするエンジニアはまだ多くはないため、発注側も常に機動力があり優れた技術を持つエンジニアを探していることから、紹介がそのまま仕事につながるチャンスは多くなっています。
また、SNSで自分の仕事のプロフィールや、プログラミングに関する実績・ポートフォリオを公開すれば、DMで仕事の依頼が入る場合もあります。
求人サイト・求人情報サイト
求人サイト・求人情報サイトでも、Go言語エンジニア向けの副業案件を掲載しています。
例えば求人検索エンジン「Indeed」を見てみると、「業務委託」「フルリモート可」で、月60万~80万円の案件も見られます。一方、時給2,000円程度で末経験者募集という案件もあります。内容としてはすでにあるアプリの機能拡張開発や、サーバーサイドの側の開発などもあります。
Go言語の副業を成功させるためのポイント

Go言語の副業を成功させるには、スキルや経験だけでなく、仕事の進め方や姿勢も重要になります。ここでは、副業を安定させ、継続的に収入を得るための3つのポイントを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
事前に必要スキルと実務経験を身につけておく
Go言語の副業案件は即戦力を求めているケースが多いため、十分なスキルと実務経験があることが前提となります。一般的には、Go言語を含むWebサービス開発で3〜5年程度の経験があれば、副業案件を受注しやすいでしょう。実際の案件も「実務経験3年以上」といった条件が記載されている例が少なくありません。
ただし、他のプログラミング言語を用いたアプリ開発やIoT、サーバー構築の経験を持っている場合、Go言語は基礎的な知識レベルからでも副業をスタートできる可能性があります。
クライアントと信頼関係を構築する
安定して副業案件を受注するには、クライアントとの信頼関係の構築が欠かせません。信頼を得られれば継続依頼につながり、単価交渉のチャンスも広がるため、収入の安定や向上を目指すうえで大きな武器になります。
信頼関係を築くためには、「成果物の品質を維持する」「納期を守る」といった基本的な対応はもちろん、「積極的に改善提案を行う」「迅速なレスポンスを心がける」といった姿勢も重要です。こうした積み重ねがクライアントからの評価につながり、副業を安定して継続するための基盤となります。
常にスキルアップする
Go言語に限らず、副業案件では求められるスキルが高いほど単価が高くなる傾向があります。そのため、副業を成功させるには常にスキルアップを意識し、難易度の高い案件に挑戦できる状態をつくることが大切です。
IT業界は技術の進化が速く、既存のスキルが数年で通用しなくなるケースも珍しくありません。Go言語そのもののスキルを磨くのはもちろん、最新のトレンドや新しいツールに関する知識を積極的にキャッチアップしていくことが、副業を長く続けていくための鍵になります。
Go言語の副業を始めるメリット
Go言語の副業には、高収入を狙えるチャンスや最新技術に触れられる機会など、多くのメリットがあります。ここでは、エンジニアが副業を始めるうえで注目すべき代表的なメリットを紹介します。
高収入が期待できる
Go言語の副業を始める大きなメリットは、高収入が期待できる点です。Go言語はクラウド開発やAPI開発といった需要の高い分野で活用されている一方、対応できるエンジニアはまだ限られており、競争率が低いため高単価案件を受注しやすいという特徴があります。
実際に、週2日稼働でも数十万円の報酬が得られる案件も多く、効率的に収入を増やせる可能性は十分あるでしょう。限られた時間で成果を出せれば、副業であっても本業に匹敵する収入を得られるチャンスがあるのは、大きな魅力です。
最新技術をキャッチアップできる
副業を始めると本業では携わる機会の少ない分野や多様なプロジェクトに参画でき、新しい技術や開発手法に触れられるチャンスが広がります。こうした最新技術を効率的にキャッチアップできるのも、副業の大きなメリットといえるでしょう。
副業で得た知識やスキルは本業の業務改善や新規開発に活かせる場合も多く、結果としてキャリアアップや転職活動の際に役立つ可能性もあります。継続的に副業を行うことで、エンジニアとしての市場価値を高められる点も見逃せないメリットです。
フリーランスの足掛かりになる
副業で安定した収入を確保できるようになれば、フリーランスとしての独立も視野に入れられます。独立を決断するには慎重な準備や計画が必要ですが、副業収入が本業に匹敵する水準に達すれば、独立後も十分に生活を成り立たせられるでしょう。
フリーランスを目指す人にとって、副業は取引先との信頼関係を築いたり、案件獲得の流れを経験したりできるのが大きなメリットです。独立後の仕事の基盤を事前に整えられるため、副業はリスクを抑えつつ挑戦できる有効な手段といえます。
Go言語の副業を始める際の注意点

Go言語の副業には多くのメリットがある一方で、始める前に確認しておくべき注意点も存在します。ここでは、安心して副業を続けるために押さえておきたい3つの注意点を紹介するので、こちらもチェックしておきましょう。
事前に本業の就業規則を確認しておく
副業を始める前に、本業の就業規則を必ず確認しておきましょう。企業によっては副業を完全に禁止していたり、上司や人事部の許可制にしているケースがあります。就業規則を無視して副業を始めると勤務先との信頼関係を損ない、最悪の場合は懲戒処分などにつながる恐れもあるため、事前の確認が不可欠です。
もし副業が禁止されている場合には、残念ながら諦めるしかありません。許可制の場合は正しく申請を行い、勤務先の許可を得てから副業を始めましょう。事前にルールを把握しておくことが、安心して副業を続けるための第一歩です。
本業とのバランスとる
副業は本業以外の時間、平日の勤務後や休日に取り組むことになります。そのため、本業と副業のバランスを上手に調整することが欠かせません。例えば、本業の繁忙期と副業の納期が重なってしまうと、睡眠不足や過労により体調を崩すリスクが高まります。その結果、本業にも副業にも悪影響を及ぼしかねません。
受注した案件には真剣に取り組む必要がありますが、同時に心身の健康や生活リズムを守ることも重要です。長期的に無理なく副業を続けていくためにも、計画的にスケジュールを調整し、十分な休息を意識的に確保しましょう。
確定申告の知識を身につけておく
副業で稼いだ所得が年間20万円を超える場合、確定申告を行わなければなりません。確定申告は正しく税金を納めるための大切な手続きであり、怠れば無申告加算税や延滞税といったペナルティを受ける可能性があります。申告期間は毎年2月中旬から3月中旬に設定されており、前年の収入や経費を整理して報告しなければなりません。
副業を始める際には、あらかじめ帳簿のつけ方や必要な書類について理解しておきましょう。特にフリーランスを視野に入れている人は、確定申告の知識を早めに身につけておくことをおすすめします。
Go言語の副業についてよくある疑問
Go言語で副業をしたい時に、いろいろ疑問があるのではないでしょうか?
- 初心者でも獲得できるGo言語の副業案件はある?
- Go言語の需要や将来性は?
- Go言語の副業はリモート案件もある?
ここでは以上について回答します。
初心者でも獲得できるGo言語の副業案件はある?
Go言語の副業案件は基本的に数年の実務経験が求められますが、初心者でも獲得できる可能性はゼロではありません。例えば、既存コードの小さな修正や機能追加、テストの実行、ドキュメント作成といった小規模案件ならば、初心者とはいえ一定の知識やスキルがあれば獲得できることもあります。
しかし、基本的には経験者でなければ案件獲得は難しいと考えておいた方が無難です。
Go言語の需要や将来性は?
Go言語は、2009年にGoogleにより開発され、比較的新しいプログラミング言語とされていますが、その需要と将来性が高まっています。PYPLの公表するGoogle検索に基づくプログラミング言語の人気ランキングによると、Go言語は12位にランクインしています。
GO言語は今後、クラウドネイティブ開発、IoT開発、AI開発などの分野でますます需要が高まっていくと予想されます。
Go言語の副業はリモート案件もある?
Go言語の副業はリモート案件もあります。特にフリーランスエージェントでは、Go言語のリモート案件を多く扱っています。
まとめ
数々の有名サイトの開発に使われていることからGo言語が注目され始めています。副業向け・フリーランス向け両方の案件も増えているので、スキルを習得しておけば、今後、副業からフリーランスへと移行するのにも役立ちます。Go言語は現在、プログラミングスクールではあまりレッスンが行われていないので、独学するか、オンライン上の学習サービスを活用するとよいでしょう。
「週2日~」の案件を揃えている弊社「ITプロパートナーズ」でもGo言語を使う仕事を紹介していますのでぜひ利用してみてください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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