ITエンジニアの職務経歴書の書き方とサンプル【テンプレートダウンロード可】

こんにちは、ITプロマガジンです。

ITエンジニアが案件に応募する際では、技術力だけでなく、現場での役割や考え方、キャリアの方向性といった「働き方そのもの」も見られます。職務経歴書は、そうした情報を伝えるための重要な書類です。

本記事では、エンジニアの職務経歴書を作成するうえで押さえておきたいポイントを解説します。新しい技術をどのように使ってきたか、自分らしい価値観やキャリアパスをどう表現するかなど、実例を交えて紹介します。

テンプレートもあわせてご用意していますので、職務経歴書のブラッシュアップにぜひお役立てください。

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エンジニアの職務経歴書の書き方例

ITエンジニアとして職務経歴書を書くときは、さまざまなポイントに気をつけなければなりません。以下に職務経歴書のサンプルとフォーマットを用意しましたので、ダウンロードしてみて下さい。

サンプルがダウンロードできたら、以下の職務経歴書の書き方例をご覧ください。

1.日付・氏名

職務経歴書の冒頭には、中央上部に「職務経歴書」と大きく記載し、その右下に作成日(日付)と氏名を記載します。

職務経歴書の内容を修正した場合は、必ず日付も最新のものに更新しましょう。日付は西暦でも和暦でも問題ありませんが、履歴書など他の書類と表記形式を統一してください。

▼記入例

2025年7月22日
〇〇 太郎

2.職務要約

職務要約は、これまでのキャリアやスキルを簡潔にまとめて伝える欄です。要約には、業種・職種・経験年数・プロジェクトの特性などをバランスよく盛り込みましょう。特にエンジニア職の場合は、使用言語やフレームワーク、担当フェーズ、チームでの役割などを明示すると、読み手に具体的なスキルレベルが伝わりやすくなります。

▼記入例

フロントエンドエンジニアとして約5年間、主にECサイトやコーポレートサイトの設計・実装に従事しました。HTML/CSS、JavaScriptに加え、React.jsおよびNext.jsを用いたSPA開発経験が豊富です。デザイナーやバックエンドエンジニアと連携しながら、ユーザー視点に立った開発を行ってきました。

3.職務経歴

これまでの勤務先や携わってきたプロジェクトを、時系列でまとめましょう。会社名・期間・雇用形態(正社員/業務委託・フリーランスなど)が一目で分かるよう、整然と記載するのがポイントです。

会社名・プロジェクト名は略さずに、読み手が理解しやすいように記載しましょう。古い職歴から順に記載する「昇順」か、新しいものから記載する「降順」かは、全体の構成に応じて統一してください。

▼記入例

2022年4月〜現在 D株式会社(業務委託)
2020年5月〜2022年3月 C合同会社(業務委託)
2017年10月〜2020年4月 株式会社B(契約社員)
2015年4月〜2017年9月 株式会社A(正社員)

4.開発経歴

開発経歴では、これまでに携わったプロジェクトに関して、具体的な内容を詳しく記載します。職務経歴に記載したものとあわせて整理し、プロジェクトの概要、使用技術、担当業務、成果などを端的にまとめましょう。

文章で長く書くよりも、「見出し+箇条書き形式」で整理すると読みやすく、採用担当者にも内容が伝わりやすくなります。「どのフェーズに関わったか」「どのような課題を解決したか」も具体的に記載しましょう。

▼記入例

株式会社A(正社員)
2015年4月〜2017年9月開発環境役割/規模/担当
【プロジェクト概要】
全国の物件情報を一括検索できるWebポータルサイトの新規立ち上げプロジェクトに参画。ユーザー検索機能や物件管理のCMS機能を実装。

【担当業務】
・バックエンド(Next.js)およびフロントエンド(React.js)の設計・実装
・物件検索機能(地図連携、条件絞り込み)の開発
・管理画面のUI改善およびアクセシビリティ対応
・CI/CD環境の構築(GitHub Actions、Docker)
・テスト設計、コードレビュー

【実績・取り組み】
・フロントの描画速度を平均40%改善
・複数環境(開発・検証・本番)での自動デプロイを実現
・検索機能にElasticsearchを導入し、レスポンスの大幅な高速化に貢献

【使用技術】
・OS:Linux(Ubuntu)
・言語:TypeScript(React.js/Next.js)
・DB:PostgreSQL,MySQL
・その他:Docker,GitHub Actions,Elasticsearch,Figma
【役割】
フルスタックエンジニア

【プロジェクト規模】
7名(PM1名、デザイナー1名、エンジニア5名)

【担当フェーズ】
要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト、保守運用

5.スキルレベル

ITエンジニアとして扱えるプログラミング言語やフレームワーク、開発環境、ツールなどをカテゴリごとに整理して記載します。単に名称を並べるだけでなく、経験年数や実務での使用有無、得意分野なども併記すると、具体的にどれほどのスキルがあるのかが伝わりやすくなります。

なお業務で使用していない技術でも、自己学習である程度実装可能な場合は、その旨を職務経歴書に明記しましょう。

▼記入例

環境実務経験での利用実務以外での利用/学習歴
言語JavaScript5年
TypeScript3年
Python1年1年

なお、エンジニアのスキルシートの書き方については以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。

エンジニアのスキルシートの書き方とポイント!記入例とテンプレートも紹介

6.最終学歴

職務経歴書には、最終学歴となる学校名と卒業年月を明記します。企業によっては学歴を重視しない場合もありますが、正式な書類としての体裁を整える意味でも、学歴の記載は欠かせません。

学校名は略称ではなく、正式名称で記載するのが原則です。学部や学科まで記載すると、専門分野が明確になり、職務内容との関連性が伝わりやすくなります。

▼記入例

2012年3月 東京○○大学 情報理○○学部 ○○工学科 卒業

7.保有資格

保有資格は、取得年月と正式名称を省略せずに記載します。

資格は、業務スキルの裏付けとなる重要な情報です。特にエンジニア職では、専門性を客観的に示す材料となるため、積極的にアピールしましょう。

基本的には、業務に直接関係するものを優先的に記載しつつ、その他の資格も含めて記載して問題ありません。IT系以外の資格でも、業務遂行能力や自己研鑽への意欲を示す要素として評価される可能性があります。

▼記入例

2021年10月応用情報技術者試験
2020年6月AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト認定
2019年4月基本情報技術者試験

8.自己PR

自己PRは、これまでの経験を通じて自分が何を強みとしているかを伝える部分です。文章形式で記載し、簡潔にまとめるのがポイントです。冒頭にタイトルを付けて、内容のテーマが一目で分かるようにしましょう。単なる自己紹介ではなく、「自分は何ができるか」「どのように貢献できるか」を明確に伝えるのが重要です。

▼記入例

【課題解決力と実行力】

業務システムの開発現場では、エンジニアとしての実装力に加え、プロジェクト進行中に発生する技術的・組織的課題に柔軟に対応しました。要件が不明確ななかでも自ら仕様を整理し、クライアントと調整を行いながらプロジェクトを前に進める力を強みとしています。

例えば、API設計とフロントエンド実装の整合性に課題があった案件では、バックエンドとフロントエンド双方の構造を理解していたことで、早期に技術的ボトルネックを発見・改善しました。仕様調整や業務フロー整理にも積極的に関わり、単なる実装だけでなく「使われるシステム」を構築することを意識した開発を行ってきました。

最新技術にも継続的にキャッチアップしており、日々の業務で得た知識は、社内勉強会で共有したりドキュメントにまとめたりしています。今後も技術とコミュニケーションの両面から、チームに貢献したいと考えています。

採用担当者はエンジニアの職務経歴書のどこを見ている?

採用担当者は職務経歴書をもとに採用可否を判断しています。具体的にはどのような部分をチェックしているのでしょうか。

ここでは採用担当者の目線から、採用につながりやすい職務経歴書のポイントを解説します。

どのようなチーム体制・組織で開発を行ってきたか

ITエンジニアの職務経歴書では、使用技術だけでなく、どのようなチーム体制で働いていたかも重要な情報です。

「エンジニアやデザイナー、PMなどどのような職種のメンバーと一緒に仕事をしていたのか」「チームの人数は何人だったのか」「自分はどのような役割を担っていたのか」を具体的に書きましょう。採用担当者によって、本人の立ち位置や現場での動きがイメージしやすくなります。

どのような考え方で仕事をしてきたか

ITエンジニアの職務経歴書は、単なる実績の羅列ではなく、仕事への向き合い方を伝える手段でもあります。採用担当者はそこから、「この人はどのような姿勢で課題に取り組んできたのか」「どのような価値観で仕事をしているのか」を読み取ろうとします。

  • ユーザー体験を最優先に考えて機能開発を行ってきた
  • 属人化を防ぐため、常にドキュメント整備やナレッジ共有に取り組んでいた
  • トラブルが起きた際も、責任の追及より再発防止を優先した

自分の価値観や行動指針が分かるような記述があると、パーソナリティが自然に伝わります。

スキルのレベルはマッチしているか

採用担当者は、職務経歴書を見た際に、そもそもスキルのレベルがマッチしているかをチェックします。言語やフレームワーク、プラットフォーム、開発ツールなど、どのような技術を扱えるのかを明確に記載しましょう。

重要なのは、単に技術名を列挙するのではなく、「どのバージョンを使っていたか」「どの程度の規模で、どう活用していたか」といった情報も含めることです。「経験年数」「業務での使用か、個人開発か」も明記すると、実務能力の判断材料になります。

どのようなキャリアパスを考えているか

ITエンジニアの職務経歴書や自己PR欄では、実績やスキルに注目が集まりがちですが、「どのようなキャリアパスを考えているか」も採用担当者が重視するポイントです。x

企業側は、短期的な人材補充だけでなく、中長期的に組織に貢献してくれる人材を求めるのが一般的です。そのため、「この人は今後どう成長したいと思っているのか」「自社でその方向性を支援できそうか」などの視点で、本人の将来像を読み取ろうとします。

自己PRや職務経歴の末尾に一言添えるだけでも、本人の志向や人柄が伝わります。

エンジニアの職務経歴書の書き方のポイント

ITエンジニアが職務経歴書を書く時は、他にもさまざまなポイントがあります。ここでは、職務経歴書の書き方について意識したいポイントを確認しましょう。

新しい経歴を先に書く

ITエンジニアの職務経歴書は、新しい経歴から古い経歴へと遡って記載する、「逆編年体形式」で記載するのが基本です。

形式意味
逆編年体形式現在~過去へと並べる形式
編年体形式最初のキャリア(新卒)から時系列順に並べる形式
キャリア式経験してきた分野別に内容をまとめる形式

採用担当者が最も知りたいのは「今この人がどのような仕事をしているか」です。直近のプロジェクトや使用技術、チームでの役割は、即戦力になるかどうかを判断する際に重要な情報になります。最新の状況をスムーズに伝えることを意識して、職務経歴書を作成してください。

各種SNSアカウントがあれば記載する

GitHub、Qiita、SlideShareなどのアカウントがある場合は、職務経歴書にも記載しましょう。採用担当者にアカウントをチェックしてもらえれば、実績やスキルをより具体的にアピールできます。

他にも、ITエンジニアとしての活動内容が伝わるSNSアカウントがある場合は、あわせて記載するのも手です。

エンジニアがQiitaを利用するメリットとは?使い方も詳しく紹介

ウソはつかない

基本的なことですが、職務経歴書には正確な事実だけを記載しましょう。

ITエンジニアとして採用されるためには実績やスキルが重視されます。だからといってウソを書くのはよくありません。ウソを記載しても後々バレてしまう可能性が高いです。

実績やスキルに自信がないとしても、勉強しているスキルや仕事に対するやる気をアピールすれば採用につながります。

エンジニアの職務経歴書についてのQ&A

エンジニアの職務経歴書の書き方やそのポイントについて解説してきました。ここでは、エンジニアの職務経歴書についてよくある質問とそれに対する回答を紹介します。

Q1.志望動機は書く必要はある?

職務経歴書の場合、志望動機の記載は必須ではありません。志望動機については履歴書に記載欄が設けられている場合が多いからです。

とはいえ、特別伝えたい思いなどがある場合は、職務経歴書に志望動機を書くのも1つの方法です。経歴やスキルと絡めてアピールできれば、他の応募者との差別化にもなります。

Q2.特記事項には何を書いたら良い?

特記事項とは、経歴やスキルなど以外に伝えたいことがある場合に記載する欄です。例えば、持病があり、通院のために定期的に休みをとる必要があるならその旨を記載します。ブランクがある人は、ポジティブな表現でその理由を記載しておきましょう。

特に伝えたいことがない時は記載しなくても問題ありません。

Q3.転職回数が多い場合でも記載したほうが良い?

転職回数が多い場合でも、職務経歴書には基本的に全てを記載する必要があります。実績やスキルなどをきちんと示せば、転職回数が多くても評価される可能性はあります。

転職理由を整理し、面接で一貫性のあるアピールができるように対策しましょう。

まとめ

ITエンジニアの職務経歴書は、単なる経歴の羅列ではなく、自分の価値観やキャリアパスまでを伝えるツールです。扱ってきた技術やツールを詳細に記載するのはもちろん、自分の「人となり」が伝わる要素も盛り込むと、より魅力的な職務経歴書になります。

今回紹介したポイントを意識すれば、単なる実績紹介ではなく、「一緒に働きたい」と思ってもらえる職務経歴書に近付けるはずです。

記事内で使用した職務経歴書のテンプレート(見本)やフォ務経歴書のテンプレート(見本)やフォーマットは以下からダウンロードできますので、ぜひ作成の際にご活用ください。

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