こんにちは!ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
そもそもフリーランスにはどのような仕事や職種があるのか知りたい方は、「フリーランスの仕事一覧と職種ごとの特徴や想定年収」もご覧ください。
さて、フリーランスにとって職務経歴書は自分の持っている能力を最大限アピールできる武器のひとつです。職務経歴書は書き方次第で採用担当者により良い印象を与えられるようになります。
逆に雑な職務経歴書だと、選考に不利になってしまうこともあるので、注意が必要なのです。
そこで、今回の記事ではフリーランスがより効果的な職務経歴書を書くにあたって、押さえておくべきポイントをいくつかご紹介していきます。
早速見ていきましょう!
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
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目次
フリーランスにとっての職務履歴書は最大の武器!書き方を徹底解説!
先ほどの繰り返しにはなりますが、フリーランスにとって職務経歴書はこれまでやってきたことをアピールする最大の武器ともなります。書き方次第で採用、不採用が分かれることもあり、仕事を獲得する上でも重要な書類です。
ここでは職務経歴書を書くにあたって、どんなポイントをおさえておくと、効果的な職務経歴書になるのかをご紹介していきます。
採用担当者に伝わりやすくする
採用担当者は職務経歴書を見て面接に来てもらうかどうかを判断することが多いです。そのため、面接のステージへと進むためには、採用担当者に効果的にアピールできる職務経歴書を書く必要があります。
採用担当者が読みやすく理解しやすい職務経歴書にするためには、これまでやってきた仕事内容を簡潔にかつ、具体的に書くといいでしょう。
例えばエンジニアの職務経歴書であれば、プロジェクトの内容や使用した言語や環境などをバージョンまで分かるように書いておくなどの工夫があると、より伝わりやすくなります!
日本語は正確に書く
日本語は正しく書くようにしましょう。
職務を伝えるのが主な目的であったとしても、あまりに誤字脱字が多いと読みづらくなりますし、いい加減な気持ちで書いたものと思われて熱意が伝わりにくくなることもあります。
また日本語として文法が正しいか、社会人としての敬語の使い方ができるかも案外チェックされています。
日本語の使い方次第で社会人としての常識を見られていることもあるので、きちんとした日本語を使って職務経歴書を書くといったことも重要なポイントです。
実績を具体的に書く
フリーランスが採用担当者に職務経歴書を提出する場合、最もアピールしておきたいのは実績です。
これまでどのような仕事をしてきたのかを、簡潔かつ具体的に書けると採用の確率も上がっていくでしょう。
例えばデザイナーであればどのようなサイトに携わり、役割はどのようなものを担っていたか、技術はどのようなものを使ってきたのかを具体的にアピールすることで、採用担当者が経歴をより理解しやすくなります。
職務履歴書と履歴書の違いを知っておく必要あり
通常就職活動やフリーランスの場合営業活動を行う場合、職務経歴書とともに履歴書という書類も提出を求められることが多いです。職務経歴書と履歴書では、職歴について似たような項目を書くことがありますが、両者は用途が異なります。
ここでは職務経歴書と履歴書の違いを認識しておきましょう。
職務経歴書は採用担当者が採用の可否を判断するための書類
職務経歴書はこれまでどのような仕事をしてきたのかを、採用担当者が確認するための書類です。
採用担当者はこの職務経歴書を見ることで、面接に進むかどうかの可否を決定することがほとんどです。
つまり職務経歴書は、応募者がこれまでやってきた実績を具体的かつ詳細にまとめた書類ということになります。
履歴書は人事が保管しておくための書類
履歴書は応募者の氏名や住所、連絡先といった個人情報を含めた事項が記載してある書類です。
主に人事に保管され、何かしらの連絡や書類送付などの事務手続きがあった際に使われることが多いです。
採用担当者が合否を判断する材料として使うことは少なく、どちらかというと事務手続きのために必要になってきます。
採用が決定した場合はそのまま人事に保管されますが、不採用の場合は個人情報保護のため破棄されます。
職務経歴書は最大のスキル証明書
職務経歴書は自分のスキルをアピールするための証明書です。アピールするべき項目をすべて記載し、採用担当者に最大限に自分の魅力をアピールしていきましょう。
ポイントを見て行きたいと思います!
業務内容・実績は具体的に
業務内容や実績はフリーランスで請け負ったものについてもしっかり記載するようにしましょう。
フリーランスのときに行った業務内容であっても実績は実績です。どのような仕事に携わって、自分はどのような役割を果たしプロジェクトに貢献したのかといった点をしっかりアピールするようにしましょう。
資格は関係のあるものからアピール
保有している資格についても記載を怠らないようにします。
応募している案件に必要と思われる資格を一番にアピールすることは必須です。
しかし外国語関連の資格など、一見応募している業務に関係のない資格についても記載するようにするとアピールに繋がることもあります。
志望動機は自分のモチベーションを伝えられる
どのようなビジョンでこの仕事に応募したのかといったことをアピールすることで、採用担当者にこの仕事に対する熱意を伝えることができます。
自分はこのような仕事を今後手がけていきたいので、今回の案件にはこのようなところに興味があります。
といったように、自分にとってもこの案件はやりがいのあるものだということをアピールするようにすると効果的です。
自己PRは案件に合わせて書き分ける
自分の性格や特性などを日頃から把握しておくようにすると、スムーズに自己PRを書くことができます。
性格や特性は一概に良い、悪いと判断することはできませんが、応募する案件には自分のこういうところが活かせるといったように、応募する案件や会社に合わせて書き方を工夫していくと、より効果的な自己PRになるでしょう。
採用担当が見ているポイントとは?
採用担当者が職務経歴書で見ているポイントというのはいくつかあります。採用担当者や会社の特性によっても、見ているポイントはそれぞれ異なりますが、概ねここを見ているといったポイントをご紹介していきます。
オールラウンダーが欲しい案件
案件や会社の規模、プロジェクトの性質などによっては、すべての仕事を横断的に担当して欲しいといった案件も少なからずあります。そういったところの採用担当者は、職務経歴書の中に書かれている実績はもちろん見ますが、どのような人柄なのか、コミュニケーション能力はありそうか、どのようなモチベーションを持ってこの案件に臨んでいるかといったことをより重視します。
もしも応募している案件がオールラウンドで活躍できる人材を求めているような場合は、実績に加え自己PRや志望動機の項目を厚めに書くようにすると効果的です。
専門職が欲しい案件
作業分担がしっかりしている会社や案件の場合は、採用担当者は幅広い業務をこなせる人材よりも専門的な分野を深く掘り下げている人材を採用したいと考えています。
そのような案件の場合は、実績や習得した技術やスキルをより重視されるため、実績や業務内容、保有している資格について多く書くようにすると、より効果的にアピールできるでしょう!
職務経歴書のテンプレートをご紹介!
職務経歴書のテンプレートをご紹介いたします!
コピーして、各項目を自分のことに置き換えて作ってみてください!
職 務 経 歴 書
2018年12月現在
フリガナ —- 所 属 個人事業主 氏 名 —- 性 別 男性 最 寄 駅 JR渋谷駅 年 齢 満–歳 稼 働 即日〜 配 偶 者 有り 資 格 SAP ABAP デベロップメントコンサルタント(2015/7取得) 学 歴 渋谷大学
得意分野 要件定義、外部設計、Webアプリ詳細設計、実装、 得意技術 PHP、JAVA 得意業務 Webサービスの設計、管理業務
自己PR キャッチアップの早さ
これまでインフラ構築やサーバー構築、未経験の言語など、経験のない状態で仕事を任されることが数多くありました。そのたびに調査や経験者へのヒアリングを行い、素早くキャッチアップし対応することが出来ました。未経験から社内イントラネット構築の責任者になった際には、ルーター、イントラネットの基礎知識を身に付けた上で、外部のネットワークエンジニアと共同で構築しました。また、Unityでのスマートフォンアプリのクライアントアプリを初めて実装を担当した際には、予め調査を行って知識を身につけ、担当初月から基本設計からプログラミングまでを担当することが出来ました。
■職務要約
・20〇〇年◯月~現在 個人事業主
- 事業内容:システムエンジニアリング(主にスマートフォンアプリの開発支援)
■活かせる経験・知識・技術
・PHP、JAVA、HTML、CSS、JavaScriptによるアプリケーション開発
・20名のプロジェクトマネージメント経験
・サーバー(Linux)の構築、運用
・データベース(MySQL)設計、構築、運用
・ルーターの設計(イントラネットの設計)、構築、運用
・ソーシャルゲーム業界の基本的な業務知識
■職務経歴詳細
□20〇〇年◯月~現在 個人事業主
期間 プロジェクト内容 担当フェーズ 環境 メンバー/役割 20〇〇年◯月
~
現在
【概要】
スマートフォンアプリ(サービス名:〜〜〜)開発、運用
【担当業務】
ガチャ実装
イベント実装
【努力ポイント】
これまでのスマートフォンアプリ開発の経験、知識を用いて既存アプリの改善に努めました。
詳細設計
プログラミング
テスト
リファクタリング
【OS】
Windows7
Linux
【言語】
PHP
要員数:10
役割:
SE/PG
開発メンバー
20〇〇年◯月
~
20〇〇年◯月
【概要】
スマートフォンアプリ(サービス名:〜〜〜)開発
【担当業務】
カード効果範囲選択機能実装
カード効果実装
チュートリアル実装
【努力ポイント】
Unityを使用したクライアントアプリの開発経験をつみました。
基本設計
詳細設計
プログラミング
テスト
【OS】
Windows7
【言語】
C#
要員数:20
役割:
SE/PG
開発メンバー
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まとめ
いかがでしたか?フリーランスの効果的な職務経歴書の書き方についてご理解いただけましたか?
フリーランスの職務経歴書は、書き方次第で採用の可否が大きく左右しますし、自分の能力を最大限にアピールできる武器になります。
おさえるべきポイントをしっかり押さえ、採用担当者にしっかりアピールできるような、効果的な職務経歴書を書いて採用の確率を上げていきましょう!
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