こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスとして個人で仕事をしていると、「周囲の人にフリーランスの悩みを理解してもらえない」「困ったときに相談できる人がいない」といった悩みを抱えている人もいるでしょう。そんなときは、フリーランスが集まるコミュニティへの参加がおすすめです。
この記事では、フリーランスがコミュニティに参加するメリットとおすすめのコミュニティ12選を紹介します。目的別のおすすめコミュニティを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスがコミュニティに参加するメリット
フリーランスがコミュニティに参加するメリットには、以下の4つがあります。
- フリーランス仲間が増える
- モチベーションの維持・向上につながる
- 案件獲得やビジネスチャンスの機会が得られる
- 最新情報をキャッチアップできる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。
フリーランス仲間が増える
フリーランスは基本的に個人で活動するため、気軽に相談できる人がおらず孤独感を感じている人も多いのではないでしょうか。フリーランスが集まるコミュニティに参加すると、同じような働き方をしている仲間と出会えるのが大きなメリットです。
悩みの共有や相談ができる相手が増えれば、孤独感が解消されるでしょう。周囲に同僚がいないフリーランスにとって、コミュニティは仲間を見つけられる貴重な場です。
モチベーションの維持・向上につながる
一人で淡々と仕事をこなしていると、モチベーションが低下してしまうことがあります。そんなとき、同じように活躍しているフリーランス仲間の存在は良い刺激となるでしょう。コミュニティに参加すれば、お互いに刺激しあってモチベーションの維持や向上につながるのもメリットです。
コミュニティのメンバーが大きな仕事を成功させていたり新しいスキルを習得していたりするのを目にすると、「自分も負けていられない」という気持ちが芽生えてくるはず。コミュニティで仲間を作ることで、自身の成長にもつながります。
案件獲得やビジネスチャンスの機会が得られる
人脈によって仕事を獲得しているフリーランスは少なくありません。コミュニティに参加して人脈を広げれば、案件やビジネスチャンスが舞い込んでくる可能性があります。仕事を紹介してもらえるだけでなく、メンバーとコラボして起業する機会に恵まれることも。
また、プログラマーやライター、デザイナーなどさまざまな職種のメンバーが集まるコミュニティなら、チームで取り組む大規模なプロジェクトに参画できるかもしれません。このように、自分の仕事の幅が広がるのもコミュニティのメリットです。
最新情報をキャッチアップできる
フリーランスとして長く活躍するには、新しい技術や業界のトレンドについて敏感である必要があります。しかし、一人であらゆる情報を集めるのは大変です。
コミュニティに参加していれば、トレンドに敏感な人や実際に新しい技術を活用している人と交流できるため、最新情報をキャッチアップしやすくなるというメリットもあります。最新情報に関してニュース記事などからは得られない生の声が聞けるため、より深く理解できるでしょう。
おすすめのフリーランス向けコミュニティ12選
ここからは、おすすめのフリーランス向けコミュニティを紹介していきます。
本記事では、「仕事探し」「情報収集&スキル習得」「イベント開催」の3つの目的に分けて、以下の12のコミュニティを紹介します。
目的 | コミュニティ |
---|---|
仕事探し | ・FreelanceNow ・Home Worker’s Community ・Sollective ・StockSunサロン |
情報収集&スキル習得 | ・フリーランス協会 ・人生逃げ切りサロン ・新しい働き方LAB ・connpass |
イベント開催 | ・まるも ・NextFreelance ・.ippo ・Doorkeeper |
仕事探しにつながるコミュニティ
はじめに、仕事探しにつながるコミュニティを4つ紹介します。
FreelanceNow
運営会社 | 黒田悠介(発起人) |
料金 | 無料 |
参加人数 | 5,000名以上(2023年11月時点) |
参加資格 | なし |
FreelanceNowは、5,000名以上が参加する大規模なフリーランスコミュニティです。企業とフリーランスの双方が完全無料で利用でき、案件のマッチングができます。Facebookアカウントやポートフォリオを掲載でき、有名企業からの依頼実績もあります。さまざまな職種のフリーランスが利用していて、短期で案件獲得が目指せるコミュニティです。
Home Worker’s Community
運営会社 | ホームワーカーズコミュニティ株式会社 |
料金 | 無料 |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | ・実務経験3年以上 ・閲覧可能な実績の提示 |
Home Worker’s Communityは、フリーランスや個人のクリエイター・エンジニアの活動をサポートするコミュニティです。案件の紹介や営業代行、PR活動支援など、サポート内容が充実しているのが特徴。会員登録にはフリーランスまたは現場での実務経験が3年以上必要で、実績の提示も求められます。
Sollective
運営会社 | 株式会社ソレクティブ |
料金 | 無料 |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | なし |
Sollectiveは、企業とフリーランスのマッチングやバックオフィスツールの提供などを行っています。報酬から一切の仲介手数料を差し引かないことが明記されているので、完全無料で案件獲得が目指せます。オンライン・オフライン問わずイベントを開催していて、交流を目的とする人にもおすすめ。
StockSunサロン
運営会社 | StockSun株式会社 |
料金 | 月額4,400円(税込) |
参加人数 | 2,353名(2023年11月時点) |
参加資格 | なし |
StockSunサロンには毎日更新される求人グループがあり、案件獲得に活用できます。マーケティングや営業、SEOなどさまざまな動画コンテンツを配信していて、情報収集やスキルアップが目的の人にもおすすめ。会員制のバーや提携するコワーキングスペースもあり、人脈づくりにも役立ちます。なお、StockSunサロンに入会するとフリーランス名鑑に登録できます。
情報収集やスキル習得に役立つコミュニティ
続いて、情報収集やスキル習得に役立つコミュニティを4つ紹介します。
フリーランス協会
運営会社 | 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 |
料金 | ・無料 ・年会費1万円で賠償責任保険や弁護士費用保険などが利用可能 |
参加人数 | 90,296名(2023年5月末時点) ※一般会員・無料会員・SNSフォロワーの総数 |
参加資格 | なし |
フリーランス協会は、国内最大級のフリーランスコミュニティです。ニュースやイベント情報の配信や独自調査の実施に加えて、キャリア支援や政策提言など幅広い活動を行っています。一般会員と無料会員の2種類があり、無料会員でも確定申告支援や税理士サポート、キャリア相談などのサポートが受けられます。
人生逃げ切りサロン
運営会社 | やまもとりゅうけん(サロン開設者) |
料金 | 月額2,480円もしくは年額26,400円 |
参加人数 | 5,000名以上(2023年11月時点) |
参加資格 | なし |
人生逃げ切りサロンは、マーケティングや動画編集、広告運用やライティングなど、幅広いスキルの習得が目指せるオンラインサロンです。各種講座の動画や学習コンテンツの配信に加えて各地でのセミナーや合宿なども行っていて、人脈形成も可能。また、Facebookグループでサロンメンバー同士で仕事の受発注ができるので、案件獲得にも役立ちます。
新しい働き方LAB
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
料金 | ・登録は無料 ・有料コンテンツあり |
参加人数 | 110万人以上(2023年11月時点) ※ランサーズ登録者数 |
参加資格 | なし |
新しい働き方LABは、大手クラウドソーシングサービスのランサーズが運営するコミュニティです。無料のスキルアップコンテンツは会員登録なしで閲覧できますが、一部のイベントや動画の利用には会員登録が必要になります。また、ランサーズ会員になると有料コンテンツを割引価格で購入できます。学習コンテンツに加えて、全国にある提携コワーキングスペースや、オンライン・オフラインのイベントなども実施しています。
connpass
運営会社 | 株式会社ビープラウド |
料金 | ・無料 ・一部参加費用が必要なイベントあり |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | なし |
connpassはエンジニアのためのIT勉強会支援プラットフォームで、勉強会やセミナーの参加・開催ができます。iPhoneアプリが用意されていてイベント公開時などに通知が受け取れるので、興味のあるイベントを見逃しません。自分で有料イベントを開催することも可能で、講師として収入を得たい人にもおすすめです。
エンジニア向けのコミュニティについては以下の記事でも紹介しています。
イベントや交流会の開催が活発なコミュニティ
最後に、イベントや交流会を活発に開催しているコミュニティを4つ紹介します。人脈を広げたい人はチェックしておきましょう。
まるも
運営会社 | 株式会社Ponnuf |
料金 | ・スタンダードプラン:月額8,000円 ・コミュニティプラン:月額4,000円 |
参加人数 | 約40名(2023年11月時点) |
参加資格 | なし |
まるもは、さまざまな職種のフリーランスが40名ほど参加しているコミュニティです。メンバーになると千葉県と山梨県にあるコワーキングスペースやシェアハウスが利用でき、滞在や移住をしているメンバーも多くいます。チームを組んで仕事をしたり、部活動やプロジェクトを運営したり、活発に活動が行われています。
NextFreelance
運営会社 | ラグナロク株式会社 |
料金 | 無料 |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | なし |
NextFreelanceはフリーランス同士の情報共有ができるコミュニティで、会員登録をすると専用のSlackに参加できるようになります。クライアント企業の口コミや案件紹介、匿名での質問や相談が可能なので、フリーランス仲間の生の声を聞きたい人におすすめ。キャリア相談会などのイベントも開催されています。
.ippo
運営会社 | 合同会社KBC |
料金 | 無料 |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | なし |
.ippoは、仕事用のコミュニケーションアプリ「BiSE」の公式オープンコミュニティです。セミナーや勉強会、オンラインの交流会やコワーキングスペースなど、フリーランス同士のつながりを作れる活動が行われています。
Doorkeeper
運営会社 | Doorkeeper株式会社 |
料金 | ・登録は無料 ・有料セミナーあり |
参加人数 | 非公開 |
参加資格 | なし |
Doorkeeperはセミナーや勉強会を開催できるサービスで、多くの企業や団体、個人がコミュニティを作ってイベントなどを開催しています。セミナーの主催者がそれぞれ参加料金を決めるため、無料のものもあれば有料のものもあります。セミナーを開催するには別途有料プランへの登録が必要ですが、初回は無料で開催が可能です。
フリーランス向けコミュニティの選び方
フリーランス向けコミュニティは種類が多く、どれに参加すべきか迷っている人もいるでしょう。参加するコミュニティを選ぶときは、以下の4点を確認してください。
- 参加目的にマッチしているか
- 会員数はどれくらいか
- 参加料金はどれくらいか
- 会員資格はあるか
それぞれのチェックポイントについて、以下で解説します。
参加目的にマッチしているか
コミュニティによって目的や方向性、性質は異なります。案件獲得に特化しているサービスもあれば、メンバー同士の交流を目的にしているコミュニティもあるので、まずは参加目的にマッチしているかどうかをしっかり確認しましょう。
例えば案件獲得が目的なのに交流がメインのコミュニティに参加しても、期待する成果は得られません。目的に合わないコミュニティを選んでしまうと、入会する意味がなくなってしまうので注意してください。
会員数はどれくらいか
コミュニティを選ぶときは、どのくらいの人が参加しているのか会員数を確認することも大切です。会員数が多いほどコミュニティの活動が活発に行われている可能性が高く、人脈も広げやすいと判断できます。
反対に、会員数が少ないと活動があまり活発でなく、特に交流を目的としている人にとっては物足りない可能性があります。案件獲得のチャンスもあまり期待できません。
このように、会員数によってそのコミュニティの活性度がある程度予測できます。自分の目的にマッチしていても、コミュニティ自体が活発に動いていなければ求める効果は期待できないため、会員数もチェックしておくのがおすすめです。
参加料金はいくらか
参加にかかる費用もコミュニティによってさまざまで、無料のところもあれば有料のところもあります。参加料金がかかるのか、かかる場合は月額や年額を確認しておきましょう。
参加料金は経費として計上できますが、なるべく出費を抑えたいと考える人も多いはず。しかし、有料サービスのなかには賠償責任保険など内容が充実しているものもあるので、内容に十分なメリットを感じるなら有料のコミュニティもおすすめです。
会員資格はあるか
どんなに参加したいと思っても、会員資格を満たしていなければ参加はできません。フリーランスであれば誰でも参加できるコミュニティもある一方で、なかには「実務経験◯年」など参加条件を設けているところもあります。自分が条件をクリアしているかどうか、事前に確認しておきましょう。
コミュニティとしての機能を持つコワーキングスペース3選
フリーランス仲間とのつながりを作りたいなら、コミュニティとしての機能を持つコワーキングスペースを利用するのも方法のひとつです。
ここではおすすめのコワーキングスペースを3つ紹介するので、利用しやすい場所に気になるスペースがないかチェックしてみてください。
LEAGUE
LEAGUEは、「未来のビジネスフレンドと繋がるコワーキングスペース」を謳っています。コミュニティづくりを大切にするコーディネーターが常駐していて、会員同士がつながるサポートをすることも。多様なタイプのスペースが新宿・銀座・神保町にあり、会員交流会やビジネスデザインスクールなども開催しています。
co-ba NETWORK
co-ba NETWORKは、若手起業家やクリエイター、スタートアップのチームが集まって渋谷でスタートしたコワーキングスペースです。現在はco-baのマインドに共感したパートナーによって全国各地に広がっていて、大阪や広島、新潟などにもスペースがあります。
ON PAPER
ON PAPERは、「新しい価値を作り出す人」のためのコミュニティ型ワーキングスペースです。ビジネスのトレンドや注目のサービスなどをピックアップして紹介するイベントを開催していて、最新情報のキャッチアップに役立ちます。2023年11月現在、スペースは神戸の1箇所のみとなっています。
都内でコワーキングスペースを探している人は、以下の記事も参考にしてください。
案件獲得やキャリア相談がしたいならエージェントの活用もあり
案件獲得を目的にコミュニティへの参加を検討している人には、エージェントの活用もおすすめです。経験やスキルに合った案件を紹介してもらえるので、より自分にマッチした案件が見つかる可能性が高いでしょう。
ここではおすすめのエージェントを3社紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、IT起業家やフリーランスエンジニア向けのエージェントです。エンド直案件が9割なので、高単価な案件が豊富です。
フルタイムはもちろん、週2、3日から働ける案件も充実しておりフルリモートや勤務時間がフレキシブルな案件もあるため、柔軟に働きたい人に適しています。トレンド技術を積極的に取り入れているクライアントの案件もあるため、最新技術に興味がある人にもおすすめ。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、ITエンジニア案件を専門に扱うエージェントです。利用者の75%以上がフルリモートで参画しているので、自宅やコワーキングスペースなど自由な場所で働きたい人におすすめ。大手企業の案件が多いため、高単価が期待できるのもメリットです。
Midworks
MidworksもITエンジニア向けのエージェントで、利用者の平均年収が840万円以上と高収入を実現できるのが特徴。公開案件数が3,300件以上あるうえ、非公開案件が全体の80%を占めていて、豊富な案件のなかから自分の経験やスキルに合う案件を探せます。
まとめ
フリーランス向けのコミュニティに参加すると、モチベーションアップや案件獲得など多くのメリットがあります。交流や案件紹介などコミュニティによって力を入れている部分が異なるので、目的に合ったコミュニティを探してみてください。
また、目的によってはコミュニティ以外にコワーキングスペースやエージェントの活用もおすすめです。まずはどのような理由でコミュニティに参加したいのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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