2019年から始まり2020年には日本でも急速に拡大してしまったコロナ渦の影響もあり、大手企業だけでなく中小企業でもリモートワーク(テレワーク)に切り替えるケースが多くなりました。
かねてよりおこなわれていた「働き方改革」でもリモートワークの注目度は上がっていましたが、今ではコロナ感染予防のためにもリモートワークが推奨されています。
とはいえ、エンジニアとして働くということは、プロジェクトをチーム全員で円滑に回してこそできるものですから、働き方として疑問を抱かれる方もいるでしょう。
そのほかにも、「なかなかリモートワークに切り替えてくれない会社に不信感が隠せず転職を考えている」という方もいるかもしれませんね。
ここではみなさんがエンジニアとしてリモートワークすることを前提として、気になる情報をまとめていきます。
- エンジニアのリモートワークは本当にできるのか
- リモートワークできるエンジニア職の求人はある?
- リモートワークエンジニアに必要なスキルは?
- 未経験でもエンジニアとしてリモートワーク可能なのか
- フリーランスエンジニアとしてリモートワークは可能?
このような流れで解説してまいりますので、目を通してみてください。
なおリモートワークといえばフリーランスということで、フリーランスエンジニアの案件の特徴や仕事の取り方など総合的な情報は「フリーランスエンジニアの案件紹介!経験年数別の年収・実態を調査」でご紹介しています。
また、フリーランスエンジニア全般のスキルについては「フリーランスエンジニアに必要なスキル」でお話しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
エンジニアのリモートワークは本当にできるのか
結論、エンジニアのリモートワークは可能です。
ただし、エンジニア個人のスキル、技術力業務推進能力によっては行き詰まってしまうこともあるかも知れません。
そうならない為に、企業として、またチームとしてどのようにリモートワークを進めるか、しっかりと検討し都度課題を解決していく前向きな努力欠かせないでしょう。
テレワークに切り替える為に最低限必要なものとして、個人宅における通信環境を整えるということも忘れずに。
例えばSkypeやzoomで会議をする時に、スムーズにやり取りできずにストレスを感じたり、時間が無駄になってしまう光景は多くあります。
中には定量制の通信環境でテレワークをしているメンバーもいるでしょう。
当人だけでなくやり取りするメンバーにとってもスムーズにいかないテレワークは多大なストレスを感じます。
個人個人でどのような環境で生活しているかアンケートし、必要な環境を整えるサポートも必要です。
リモートワークできるエンジニア職の求人はある?
リモートワーク(テレワーク)可能なエンジニア職の求人はかなり増えているのが現状です。
リモートワークでエンジニア求人を提示している媒体は多数ありますが、ありすぎてわからなくなる事もありますよね。
こちらでおすすめの媒体を3つピックアップして簡単にご紹介するので参考にしていただければ幸いです。
- ①Indeed
- ②求人BOX
- ③ITプロパートナーズ アトオシ
それぞれの特徴を個別に紹介します。
リモートワークエンジニア求人サイト①Indeed
indeedが誇るのは、日本最大級を謳う求人数です。
エンジニアの求人をチェックする上でも”できるだけ多くの情報をチェックした上で吟味する”のがおすすめという観点から、こちらをピックアップしました。
公式サイトによれば毎秒10件の口コミ投稿があり、すでに2億件を超える企業の口コミが投稿されているので、参考情報も得られます。
自身の履歴書を登録してスカウトを受けることもできるため、自分で探しながらスキルに魅力を感じてくれる企業からのスカウトも受け、効率的な就活ができるでしょう。
リモートワークエンジニア求人サイト②求人BOX
次にピックアップしたのが求人BOXです。
コロナ禍の2020年7月時点でも22万1千件以上の案件の取り扱いがあり、正社員だけでなく業務委託・フリーランス・在宅ワーク・アルバイトなどの求人も取り扱いがあります。
2020年7月時点で「在宅ワーク エンジニア」で絞り込み検索を実施したところ、案件数が低迷している中でも5,000件以上の案件がヒットします。
求人をいくつか覗いてみると、週1で出勤日があっても基本在宅ワークとなっている企業もあれば、希望すれば完全在宅もできる企業など企業側でも働き方の多様化に対応しようとしている風景もうかがえます。
求人BOXサイトを見ていただくと、トップページ下部にある「給料ナビ」というメニューから、職種ごとの給与情報もチェックできます。
あなたにとって今の給与は妥当なのか、また一般的なラインは今どうなっているのかなど時事的情報もあわせてチェックできるのでぜひ活用してください。
リモートワークエンジニア求人サイト③ITプロパートナーズ
週2.3日稼働のフリーランス向け案件を多数手がけるエージェントであるITプロパートナーズでは、リモートワーク案件も取り扱っています。
ワークライフバランスもとり充実した生活を送りたい、というエンジニアにはおすすめ。
間に仲介をはさんでいないからこそ実現する高単価も、モチベーションを保つ上で欠かせないと考えるからこそ。
大手企業だけでなく、ベンチャー企業やスタートアップ企業とのつながりも多く、様々な面白い仕事をしてみたい!そんな技術者思考の強いエンジニアの方にも満足いただけるのではないでしょうか。
リモートワークエンジニアに必要なスキルは?
リモートワークでエンジニア職を続けるうえでは、COBOLやPL-1などホスト系の言語は正直なところ情勢不利と言わざるを得ません。
データの取り扱い上考慮すべきセキュリティの問題、開発環境として自宅からのアクセスは厳しい面が残るホスト系の言語での求人、というのも実際見かけることはありません。
在宅ワークで、となるとここはWEB系言語が強いのは環境的にも当然の結果と言えそうです。
では、言語も含めリモートワークでエンジニアをしていくうえで求められるもの・スキルは何か、見てみましょう。
- WEB系言語のスキル習得
- WEBシステム開発にかかわっている企業での就職
- 高めのコミュニケーション能力
プロジェクトに参加するためにはもちろんスキルも必要ですが、それを可能にする組織に属していることも重要です。
今は少なくなってきていますが、汎用機系の大規模システム開発をメインに請け負っている企業で属してリモートワークを希望するのは難しいことはすぐにご理解いただけるでしょう。
リモートワークをしたい、と思うならそれで安定して仕事ができる環境に身を置く、そのための努力も大切です。
またWEB会議やSNSツールでメンバーとのコミュニケーションを図らざるを得なくなります。
そのときにスムーズに意思疎通ができない、となると業務進行にも支障がでてしまいますよね。
顔を合わせている時とは確実に違うWEB上でのやり取りは、通常時以上に高めのコミュニケーション能力が重要になることも覚えておきましょう。
言語に関係する部分は下の見出しで深堀するのでチェックしてみてください。
安定してリモートワークエンジニアを継続するなら手広い開発スキルが必須
言語としては使用頻度の高さから『PHP・JavasScript・HTML・css』を特に習得しておくことをおすすめします。
WEB系言語の習得という面では例えば、HTMLはできるけどCSSは全くわからないというのは活躍の場は限られてしまいます。
完璧とはいかないまでも流れとしていじれる程度に、習得しておくのがおすすめです。
もちろんCSSに限ったことではありませんが、様々な案件に参画できるエンジニアとなることこそ、リモートワークで仕事を継続するために使いうるものをある程度習得して置くことで活躍の幅が広がります。
未経験でもエンジニアとしてリモートワーク可能なのか
未経験の方がエンジニアとしてリモートワークを始める、というのはもちろんできますが「できるエンジニア」として成長することができるかというとかなりの努力が要されることは確実です。
エンジニア職はもくもくと一人で仕事をしている、というイメージが先行してしまっていますが実際に働いてみるとそうではないことを肌で感じるでしょう。
人と人の連携があってこそ、別々のエンジニアが作成したプログラムが連携し全体として大きなシステムが円滑に動くようになるのです。
プログラミングの技術・知識だけでなくコミュニケーション能力・折衝能力も求められる現場。
エンジニアという職種から、未経験でもリモートワークで何とかなる、と簡単には思わないほうが良い理由は以下にあります。
- 自宅で仕事をすることで集中しずらい
- (出勤した場合と比べて)業務スキルが身に付きづらい
- 思わぬトラブルになったときに自力で対処が求められる
現場に出て得られる経験は本やネットで得られる知識とは違い、「想定した動きにならない時」にこそ役立つもの。
例えば自分の作成したプログラムがどのようにほかの部分と連携するのか、環境設定がうまくいっていないことで起こるエラー、見落としがちなプログラミングミスによる誤動作が起こったときに「どこを見直すべきか」「どのように対処すべきか」ということを先輩エンジニアに教えてもらうことも多いもの。
リモートワークの一番の難しさはまさにここで、現場にいれば身近にほかのメンバー・先輩に教えてもらうことができるのにそれができなくなるということ。
もちろんリモートワークでも質問し回答を得ることはできますが、隣に立ってできることが同じようにはいかないため難しい側面があることは忘れてはおけません。
未経験でリモートワークのエンジニアとしてスタートする場合にはこの点を考慮しながら転職・就職活動・企業選びすることをおすすめします。
未経験エンジニアとしてリモートワークを希望する際の企業選びのポイント
未経験でリモートワークできるエンジニアとして就職・転職することを希望する場合には通常の場合とは違った視点で企業選びをすることも求められます。
未経験だからこそ、特に注視しておきたいのが「教育・研修の充実度」です。
WEB上だけでなく必要があれば適切な対策を講じたうえでリアルな教育・研修も受けられるというのもよいでしょう。
WEBだけで教育をする、という場合にはどのような教育・研修制度を講じているのかしっかりチェックします。
技術力・ノウハウ構築に必要なものは何か検討し、自力で獲得する努力はリモートワークに限らず必要なことは言うまでもありませんが、リモートワークを希望している場合にはこのポイントは忘れないようにチェックしてください。
フリーランスエンジニアとしてリモートワークは可能?
フリーランスエンジニアがリモートワークをすることはもちろん可能です。
ただし正社員ではないため企業との付き合い方、業務の進め方などもある意味経営者としての視点をもって考えなくてはいけなくなるという点は考えておくべき。
フリーランスは自分で案件を確保することで収入が得られるもの。
2020年現在では外注される案件数がコロナ感染拡大前の2019年と比較してかなり減少してしまっている現状があります。
このようなことがまた起こらない補償もありません。
安定して仕事を受注できるフリーランスエンジニアとなるためには、高い技術力・折衝能力だけでなく営業努力も欠かせない要素。
本当に今の自分がフリーランスとして活躍し続けていくことができるか、そのために今足りないものはないかをしっかりと検討しておくことも大切です。
リモートワークエンジニアの安泰はスキルと努力なしでは実現できない
ここまでリモートワークとしてエンジニアをするうえで気になる情報をお伝えしてきました。
案件数は限られている中でリモートワークでエンジニア職に就く、そのためにはスキルがもちろんのこと最適な環境に身をおくこと、そしてコミュニケーション能力も重要です。
また今いる企業がリモートワークに積極的ではないということで転職を考えているみなさんには、チェックしてみていただきたい求人媒体もお伝えしました。
フリーランスとしてリモートワークをすることの難しさについてもまとめてきました。
働き方は様々なスタイルが認められつつある今においては、自由と引き換えに高い次元の様々な能力が個々人に求められているということを忘れずに成長していくことが大切、ということでまとめとさせていただきます。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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