コロナで急増するリモートワークエンジニア案件をこなすために必要なスキルとは

ニューノーマルの時代になり、リモートワークが普通になりました。

そして、フリーランス向けの仕事も、リモートワークが可能な案件が増えつつあります。
そのため、リモートワークでできるエンジニア案件に興味を持たれた方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リモートワークでエンジニア案件をこなすために必要なスキルについて紹介します。

なおリモートワークといえばフリーランスということで、フリーランスエンジニアの案件の特徴や仕事の取り方など総合的な情報は「フリーランスエンジニアの案件紹介!経験年数別の年収・実態を調査」でご紹介しています。

また、フリーランスエンジニア全般のスキルについては「フリーランスエンジニアに必要なスキル」でお話しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。

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リモートワークで成果を出すためにエンジニアとして必要な4つのスキル

IT業界でもWebシステムを自社開発している企業の中には、既にリモートワークを導入し、効果を挙げている会社がたくさんあります。

しかし、そういった先進的な企業でも、最初はうまくいきませんでした。

それでも、リモートワークの働き方や、エンジニアのスキルアップにより、今ではリモートワークの方が効率良く働ける、と感じる方が増えています。

次から、そのような既にリモートワークをやっているエンジニアが実線している、モートワークで成果を出すためのスキルを紹介します。

  • リモートワークで成果を出すために必要な「自ら解決する」スキル
  • リモートワークで成果を出すために必要な「自己管理」スキル
  • リモートワークで成果を出すために必要な「言語化」スキル
  • リモートワークで成果を出すために必要な「理解する」スキル

リモートワークで成果を出すために必要な「自ら解決する」スキル

企業で働いていれば、解らないことなどを隣の同僚や先輩などに聞くと、すぐに教えてもらえます。さらに、雑談の中で、気になっていたことを教えてもらえた、といった経験を持つ方も多いでしょう。

しかし、リモートワークでは、事務所のように簡単に聞いたり、雑談に参加したりするのが面倒です。
そのため、自ら解決するためのスキルが必要です。

そうは言っても、高いプログラミングスキルを持つエンジニアでなければ、リモートワークの仕事が務まらない、ということではありません。

自分の解らない箇所をしっかり把握し、それを自分で調べ、それでも解らない場合はチャットなどで呼びかけて時間を作ってもらい、その上で教えてもらうようにしましょう。

そして、そうするために必要な、自ら解決するためのスキルを磨きましょう。

リモートワークで成果を出すために必要な「自己管理」スキル

リモートワークのメリットとして多くの方が挙げるのが、通勤からの開放です。

人によっては片道1時間以上かけて、職場に通っている方もいるでしょう。通勤時間が0になれば、空いた時間で色々なことができるようになります。

しかし、自宅で仕事をする場合、多くの誘惑に打ち勝たなければなりません。

例えば、上司や同僚が見ていない訳ですから、いくらでもさぼれます。

また、勝手に食事や買い物に出かけても、誰も注意しません。しかし、そのように時間を無駄に使っていては、仕事が進まず、あなたの評価も下がってしまいます。

このように、リモートワークでは、会社にいる時には気がつかない、自己管理のスキルが要求されます。自宅でリモートワークをするなら、働く時間と休む時間を、自分しっかり管理できるスキルを身に付けましょう。

リモートワークで成果を出すために必要な「言語化」スキル

リモートワークをやった方の多くが難しいと感じるのが、同僚とのコミュニケーションです。

会社の中なら、画面や紙の資料を指さして「ココ」と言えばすぐに伝わることでも、テレビ会議やチャットでは相手に伝わるような言葉を選ばなければなりません。

そのため、リモートワークでは、相手にとって解りやすい言葉で伝えるスキルが求められます。

特に、チームを組んでいる違う職種のエンジニアに伝える場合は、いつも以上の配慮が必要です。

自分が普段使っている専門用語を使わずに、相手の知っている言葉を使うなど、相手が理解しやすい言葉で伝えるように心がけましょう。

リモートワークで成果を出すために必要な「理解する」スキル

先ほど、相手にとって解りやすい言葉で伝えるスキルが必要と説明しましたが、逆に伝えられる側になった場合、相手のことを理解するスキルも必要です。

リモートワーク中は、チャットやテレビ会議など、コミュニケーション手段が限られています。

画面を指さして説明してもらえれば、すぐに理解できることでも、リモートワークではうまく伝わらないこともあります。

そのため、限られた環境でも、相手の立場になって理解えきるスキルが必要です。

なお、このスキルは、専門が違うチームメイトとリモートで会話する場合特に有効です。

また、チャットなど、文字で伝えれた場合、その裏側にある相手の立場を理解し対策を考えることにも役立ちます。

なお、どうしても理解できない場合は、質問しなければなりません。その際、理解するスキルがあれば、的確な質問ができるようになります。

リモートワークでエンジニア案件をこなすために最低限必要な準備

もし、今からリモートワークで働いてください、と指示されたとしても、準備ができていないとできません。ITエンジニアなら、自分が働く環境は自分で設定できるとは思いますが、リモートで働く場合はリモート特有の設定が必要です。

次から、リモートワークでエンジニア案件をこなすために準備しておきたい機器や設定について紹介します。

  • 自宅で働く環境
  • 仕事で使えるクラウド上のサービス
  • タイムスケジュールを一人で管理する工夫

自宅で働く環境

会社に行けば自分専用の机と椅子があり、インターネットに繋がった仕事用のパソコンなど、働く環境が揃っています。

自宅にはベッドとローテーブルなどの簡単な家具しか無い、という方が多いかもしれません。

しかしながら、そのような家具では長時間パソコンを操作することになるリモートワークはできません。

もし、ITエンジニアがリモートワークをやるなら会社の事務所のような、パソコンを長時間操作しても疲れない環境が必要です。

そのため、パソコンが置ける程度の机と、長く座っていられる椅子は必須です。
さらに、光回線など、安定してインターネットに接続できる環境も準備してください。

仕事で使えるクラウド上のサービス

先進的なIT企業では、自社のエンジニアが働くために必要な環境として、クラウド上のサービスを利用しています。

例えば、リアルタイムで文字を送受信するチャットツールや、リモートでミーティングするためのテレビ会議システムは、今では多くの企業が利用しています。

さらに、進捗管理や勤務管理ができるクラウド上のサービスを利用したり、プログラムなどの制作物をクラウド上のサービスで管理するケースも増えています。

リモートワークで仕事をするなら、どこからでも利用できるクラウド上のサービスの利用が欠かせません。

リモートワークを始めるまえに、このようなサービスの利用を会社に要請し、そのようなサービスを活用するスキルを身に付けてから、リモートワークを始めましょう。

タイムスケジュールを一人で管理する工夫

リモートワークをやるうえで、多くの方が難しいと感じるのが時間管理です。

例えば、先ほどの自己管理スキルで説明したように、同僚や上司の目が届かない環境では、ついついさぼってしまう方がいます。

また、逆に時間を忘れて仕事に集中しすぎてしまい、疲れが取れなく困っている、という方もいます。

そのため、リモートワークでも、働く時間と休む時間をしっかり分けて過ごすための自己管理スキルが必須だと考えてください。

さらに、決まった時間にテレビ会議を使ってチームでミーティングをやることで、離れていても一体感が生まれます。

そのような定期的なテレビ会議に参加するためには、事務所にいるのと同じ時間管理が必要です。

そのため、リモートワークでは、自己管理スキルも大事ですが、それに加えて時計とスケジュール表を常に見える場所に準備したり、タイマーなどを活用するなど、時間管理の工夫も合わせてやってみてください。

リモートワークで成果を出せないエンジニアの特徴

多くのITエンジニアにとってもメリットの多いリモートワークですが、全てのITエンジニアにとって理想的な働き方かと言えば、そうとは言えません。

リモートワークに適さない職種もありますが、中にはリモートワークに向いた職種にもかかわらず、成果を出せない方もいます。

先ほど、リモートワークで成果を出すためのスキルを紹介しましたが、そのようなスキルの足りない方が該当します。次から、リモートワークで成果を出せないエンジニアの特徴と、その改善方法について解説します。

  • 受け身な人
  • 新しい働き方を受け入れられない人
  • 情報発信が苦手な人

受け身な人

プログラマーは、受け身な方にも向いている仕事の一つです。

その理由は、多くのIT業界の職場では、事務所にいるだけで、管理職から仕事を割り振られ、それだけやっていれば、仕事していると認めてもらえるからです。

中には、指示された仕事をこなすだけの方が、その仕事に集中でき、成果を出しやすいと感じるエンジニアもいるでしょう。

しかしながら、リモートワークでは、事務所と同じような受け身な仕事のやり方では成果を出せません。

リモートワークでは、上司が担当者の様子を見たり、話しを聞いたりできないのがデメリットの一つです。

その点、リモートワークで成果を出せる人は、コミュニケーションスキルを身に付けています。

もし、受け身なエンジニアがリモートワークを始めるなら、上司やチームメイトと適切にコミュニケーションが取れる仕組みを準備する必要があります。

新しい働き方を受け入れられない人

ITエンジニアの中には、上司や同僚と打ち合わせをしたり、関係者と電話で話するなど、調整の仕事を担当されている方もいます。

しかし、リモートワークでは、直接会って話をすることはできません。

また、事務所に電話しても繋がらないことの方が多いでしょう。
そして、そのようなるリモートの働き方に合わせられない方は、リモートワークに向いていません。

実は、リモートワークに成功している多くの企業は、この問題に直面していました。

しかし、リモートワークを前提にした連絡方法のルールを作り、それを徹底することで、新しい働き方に対応してきました。

このように、個人の努力に頼ったやり方ではうまくいきませんが、チーム全員で話し合い、新しい働き方に合ったルールを作っていけば、事務所で働いていた時よりも高い効率が期待できます。

情報発信が苦手な人

リモートワークで成果を挙げている企業では、仕事の進捗をチーム全員で共有できる仕組みを導入しています。

そして、そのような企業の社員は、仕事に関する情報を共有する仕組みを使うスキルを身に付けています。

逆に、このような情報を共有する仕組みを使いこなせない、情報発信が苦手な方はリモートワークに向いていません。

そのため、このようなエンジニアがいる職場では、情報共有に参加してもらうための工夫が必要です。

例えば、担当者の進捗を、所属するチーム全員が見られるようにし、遅れている作業をチーム全員でサポートするなど、チーム全員で情報を共有できる賢いやり方を工夫しましょう。

リモートワークでエンジニア案件を探すために必要なスキル

リモートワークに興味を持ったとしても、リモートワークができる職場にいないとできません。

そして、フリーランス向けの案件のほとんどが常駐の案件であり、リモートワークができる案件は、まだまだ少数です。

しかし、うまく探せば、自分に合ったリモートワークができる案件を見つけられます。

次から、数少ないリモートワークが可能な案件を探すスキルについて紹介します。

  • リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「アピール」スキル
  • リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「検索」スキル
  • リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「交渉」スキル

リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「アピール」スキル

フリーランスが仕事を得るには、案件で要求されるスキルを持っていることを、経歴などでアピールしなければなりません。

なお、リモートワークに向いたスキルは、今回説明したとおりです。

では、リモートワークの案件に有効な経験とは何でしょうか。

もちろん、リモートワークの職場で働いた経験があれば、それをアピールすれば良いでしょう。
しかし、そのような経験の無い方は、別のアピールが必要です。

そして、そういった方にアピールしてほしいのが、クラウドのサービスを活用できるスキルです。

リモートワークする場合は、クラウド上のサービスが不可欠です。

もし、Web業界で働いているエンジニアなら、AWSを活用した案件の経験などを、積極的にアピールしてみてください。

リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「検索」スキル

フリーランス向けの常駐の案件でも、条件次第でリモートワークが可能という案件はたくさんあります。

しかし、どの案件で、条件によってリモートワークが可能になるかは、簡単には解りません。

そこで活用したいのが、フリーランス向けのエージェントです。

例えば、エージェントの担当者と良い関係を築いていれば、案件の案内に書かれていない情報も教えてもらえます。

その関係を利用すれば、リモートワークが可能な案件を紹介してもらえるでしょう。

また、ベントや勉強会に参加しているエンジニアに、リモート案件を紹介してもらうのも方法の1つです。

ただし、そのような情報を得るためには、自分が信頼されるエンジニアでなければなりません。

そのため、エージェントの担当者やイベントや勉強会に参加しているエンジニアと、日ごろから良い関係を築いておきましょう。

リモートワークでエンジニア案件を探すために必要な「交渉」スキル

ニューノーマルの今の時代、いつまでもリモートワークができない企業は、優秀なエンジニアを採用できなくなりつつあります。
特に、新しい技術の納入に熱心なWeb業界では、リモートワークを無視できないはずです。

もし、リモートワークができない点以外は、自分にとってほぼ理想的な案件で働いているのなら、ぜひ、リモートを交渉してみてください。ただし、そのためには、交渉するためのスキルが必要です。

残念ながらフリーランスのエンジニアの中には、交渉が苦手という方が多いでしょう。

しかし、自分にとって有利な案件を受注するには、最終的に自分で交渉するしかありません。
ぜひ、顧客と交渉するスキルにも着目してください。

まとめ

フリーランスのエンジニアにとっての理想は、自分のやりたい仕事を受注し、リモートワークで働く時間を自由に設定し、成果に応じた報酬を得る働き方です。

そして、ニューノーマルな今なら、そのような働き方が可能になりつつあります。

しかし、今回解説したように、リモートワークで成果を出すためには、いくつものスキルが必要です。

さらに、リモートワークが可能な案件はまだまだ少数のため、そのような案件を受注するためのスキルも必要となるでしょう。

リモートワークに対する自分の得意なことを不得意なことをしっかり把握し、リモートワークに挑戦してみてください。

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