こんにちは。ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
最近毎日のように耳にするテーマとして人工知能の話題があります。
人工知能というと、自動運転やsiri、Google Homeなどこれらに関係している技術でもあります。
また、最近ではプロ棋士の藤井聡太さんの登場で盛り上がりを見せている将棋の世界でも、トレーニングに人工知能を使っているというのもテレビで話題になっていましたね。
いま最もホットな話題だと言える人工知能ですが、これがロボットと組み合わされることで、より活用の幅が広がっていきます。
人間の仕事が人工知能によって奪われるかどうかというテーマも盛んに議論になっているテーマですが、そこにはAIを搭載されたロボットの存在が暗に含まれおり、人工知能とロボットというのは切っても切れない関係になっています。
そこで今回は、この人工知能とロボットというのをテーマにお話しをしたいと思います。
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目次
最近よく聞く人工知能とは?
まず最初に、人工知能というのがどういうものなのかについて、すでに理解している方も多いかもしれませんが、基本的な内容からおさらいの意味も込めてお話ししたいと思います。
人工知能とは?
早速、人工知能という言葉の意味の説明からとなりますが、読んで字のごとく『人工』の『知能』のことです。
人工知能というのは、大量のデータを読み込ませて、そのデータからパターン認識することが出来るようにデータにラベリングをして、あたかも人間が思考しているような形でコンピューターに思考をさせるようにしたものです。
つまり、高機能な次世代型のコンピューターだと考えてもらって差し支えありません。
その人工知能のすごいところというのが、自ら自律的に学習していけるということです。
その根底にあるのがニューラルネットワークと呼ばれる、脳の特性を計算上のシミュレーションによって表現する数学モデルで、これによって機械学習や深層学習といった仕組みによって人の手を介さずに人工知能が自ら情報をもとに学習していくというものです。
強いAI、弱いAI
AIを類型化する場合に使われる区分に、『強いAI』、『弱いAI』という表現が使われることがあります。
この分類は、AIが備える機能によるもので、どれぐらいAIに認知能力もっと言うと、精神性が備えられているかを表す区分です。
ターミーターやドラえもんのような映画やアニメなどで出てくるイメージのAIは、本当に人間のように考えて、感情も持っていますが、このようなAIを『強いAI』と表現されています。
一方、『弱いAI』というのは、そこまで人間らしさはなく、人間の備える知能の一部を表現した機械的なものを言います。
つまり、自意識はなく、あくまでも知能的な処理が行えるだけの存在だということです。
汎用型AI、特化型AI
AIを分類する時に『強いAI、弱いAI』とは別に、『汎用型AI、特化型AI』という分類をされるケースもあります。
汎用型AIというのは、特定の作業やタスクに限定して利用されるAIではなく、広く汎用的に利用されるAIのことです。
つまり、人間がプログラミングした機能に限らず、AI自体が自分で学習しながら応用力も備えてあらゆることに対応できるAIです。
当然、実現するのにはハードルも高く、まだまだ超えなければならない課題も多いので、実用化には至っていない状況です。
一方、特化型AIというのは、ある特定の作業やタスクに限定して利用されるAIです。
例えば、自動運転に特化したAIや少し前に話題になったプロの囲碁棋士と対局をして勝利を収めたアルファ碁などが特化型AIに該当します。
現在、世の中で言われているAIというのはこの特化型AIを指していることがほとんどです。
身近な人工知能が活用されている例は?
人工知能・AIという言葉を聞いても、まだまだ未来の話だと思っている人も多いのですが、実はそうではなく、もうすでに我々の生活にも人工知能は入り込んできています。
例えば、iPhoneを使っている方の多くが利用しているSiri。
これにも人工知能が搭載されています。
また、Amazonで買い物をしたことがある方ならピンと来ると思いますが、何かを購入した時に関連商品の提案が出てきたり、購入していなくてもAmazonで商品を調べただけで、後から類似の新商品等の案内広告が出てきますよね。
あれもまさにAIによって過去の購入データや閲覧データを学習することで、最適な商品を判断して提案しているわけです。
ここで言うロボットとは?
次にロボットについてです。
ロボットというのは、一連の作業を自動的に行うようにプログラムされた機械装置のことを言います。
元々は、チェコスロバキアの作家である『カレル・チャペック』の、機械の発達と乱用に警鐘を鳴らした戯曲の中で、用いた言葉が語源となっています。
その元になっているのは、強制労働を意味する言葉で、そこからロボットというのは与えられた命令に従った反復作業を行うものに対して、そう呼ぶようになりました。
ロボットというと、人型の機械をイメージするかもしれませんが、それだけに限らず、また、製造工場などの産業用を中心として普及しています。
例えば、Amazonの商品倉庫ではロボットが活用されており、大規模な倉庫の中に保管されている大量の商品の中からロボットが必要な商品を探し出し、自動で抽出してきてくれます。
また、以前テレビで観ましたが、アーム型のロボットが自分で材料と調味料を入れて鍋を振ってチャーハンを作るというようなものもあります。
今後、人工知能が進化した時に、ロボットに人工知能が搭載され、多くの人の仕事がそれによって代替されると考えられていますが、その中心となるのは、多くの人がイメージしている人型のロボットではなく、このような何かの目的に特化して最適化されたロボットです。
これからのロボットとAIはどうなっていくのか?
ここまでの話を踏まえた上で、これからの時代にロボットとAIはどうなっていくのかについて述べていきたいと思います。
AIとロボットの融合によりもっと便利な世の中になる
先ほども少し触れましたが、今後さらなるテクノロジーの進化によってAIとロボットがより密接に融合し、今とは比べものにならないぐらい便利な世の中になると考えられています。
例えば、自動運転によって人が車を運転しなくても良くなったら、物流の仕組みもガラッと変わるかもしれません。
今は、宅配便のドライバーが倉庫で荷物を積んで目的地までトラックを運転して運んでいき、送り先の人に届けるという形ですよね。
これが、人工知能とロボットによって、自動運転によって倉庫までやってきたトラックに、ロボットが必要な商品を倉庫から選び出してトラックに載せ、自動運転により配送先の家の前まで運転していき、人型のロボットが家のチャイムを鳴らして、出てきた人に渡すということが出来るかもしれません。
AIが人間の知能を超える?
ここ数年の人工知能の進化というのは、誰も予想をしていないぐらい速いスピードで進化を遂げており、このペースで行くと、2045年には人工知能が人間の知能を超えると言われています。
いわゆる『シンギュラリティ』と呼ばれるものです。
シンギュラリティが実際に訪れるのかどうかというのは、色々な意見があり、専門家の間でも意見が分かれているところです。
それが実現した後の世界がどうなるのかは分かりませんが、いずれにしても今とは大きく世の中が変わることは間違いありません。
AIとロボットが人間の職を奪う?
先ほども少し触れましたが、AIとロボットの存在によって今人間が行っている仕事が奪われるのではないかという議論も出てきています。
これに関してはおそらく多くの仕事でそうなることと予想されます。
ただ、テクノロジーの進化によって人間の仕事が無くなるというのは、今に始まったことではなく、昔からずっと行われてきたことです。
分かりやすい例で言うと、駅の改札に昔は駅員さんが立って1人1人の切符を確認していました。
それが、自動改札機というのが登場して、その仕事を人間がする必要がなくなったわけです。
それと同じことが今後も起こるだけで、悲観することではありませんが、進化のスピードが速すぎることで、意識の大きな転換が必要とはなるかもしれません。
AIエンジニアになるには?
AIに仕事が奪われるという議論の際に合わせて考えられることは、AIをメンテナンスするAIエンジニアになれば仕事が無くならないのではないかというものです。
実際に、AIエンジニアの需要は右肩上がりに増加しており、まだまだその流れは続いていくものと考えられています。
ですので、これからの時代を生き抜くためにAIエンジニアというキャリアも有効だと考えられています。
AIエンジニアになるために必要な知識やスキルは?
AIエンジニアになると口では簡単に言えますが、本当になるとなると難しそうですよね。
実際に、AIエンジニアとして活躍するには専門性の高い知識やスキルが必要不可欠です。
ただ、先ほどまでAIと同時にお話してきたロボットを作るという場合には、物理的な素材の調達から極めて専門性の高い知識、また相応の環境の用意が必要となり、さらにハードルが高くなります。
それに比べると、AIエンジニアの方はパソコン1つで仕事をすることができますし、最近では学習環境も整ってきているので、未経験であってもやる気さえあれば自分で学習しながらAIエンジニアに必要な知識やスキルを得ることも可能です。
未経験からAIエンジニアになることは可能か?
『api.ai』や『Cloud AutoML Vision』など、Google社をはじめとした各社がAIの開発環境や開発パッケージを提供しています。
また、『Meya(Locl Interactive Inc)』、『Tensorflow (Google)』、『Watson (IBM)』など、APIやライブラリも提供されているので、バリバリのプログラマーでなくても、少しコードが書ける程度でもAIの開発が可能だったりします。
ですので、AIエンジニアというとかなりハードルが高そうなイメージを抱きますが、実際にはやる気さえあれば、未経験からでもAIエンジニアになることは可能だと言えます。
まとめ
今回は人工知能とロボットをテーマにお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今はまだピンとこない方もいるかもしれませんが、確実に我々の生活に影響を与えるテーマです。
人工知能とロボットによって自分の仕事が奪われるという可能性もありますが、1つの選択肢としてAIエンジニアというのもご紹介させていただきました。
ぜひ、今後のキャリアを考える時のご参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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