C#エンジニアの転職事情は?需要や転職に有利な理由を解説

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こんにちは、ITプロマガジンです。

今回は、C#エンジニアとして新しい職場を探している方に向けて、C#の転職事情を紹介します。また、C#エンジニアとしてキャリアアップと年収をあげる方法についても解説しているので、参考にしてください。

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C#エンジニアの需要ってあるの?

さてC#エンジニアの需要がそもそもあるのか、他のプログラミング言語の経験がないと今後職を失うのではないかと心配している人もいるかもしれませんので、まずは需要について説明します。率直に答えから言うとまずC#エンジニアの需要が無くなる事はほぼないです。

現在もC#エンジニアは人と需要のバランスが釣り合っていないと言われている程に、C#エンジニアは需要が高いです。汎用性が高いのでソフトウェア開発だけでなくWebサービス、アプリケーション開発、ソーシャルゲーム開発と様々な業界で活動する事ができます。

C#エンジニアの需要が高いのはそもそもエンジニアが少ないからです。というのもC#を仕事で扱うためには他の言語以上にコードを書く必要があり、そして深い知識を求められるケースが多いからです。

バグのデバックも多く、Webに関するプログラミング技術も必須ですので、敷居はかなり高いです。なので次から次へとプログラマーが生まれて仕事を奪われるという事はまずありません。これからもC#エンジニアは人手不足の状態だと思うので、需要に関しては心配いらないと考えられます。

業界で見るとC#エンジニアは不足している

C#エンジニアは業界全体で不足しています。そのため、実務経験があればC#エンジニアとして転職可能です。

C#は「.NETフレームワーク」を中心に広く使用されており、Webサービス開発やWebアプリケーション、ゲーム開発(Unity)まで、幅広い用途で利用されています。上記の分野で活動している企業やプロジェクトであれば、C#エンジニアの需要はあります。

十分な経験とスキルを持たなくても、C#エンジニアへ転職することは不可能ではありません。更新や保守などの業務に携われる可能性があります。

言語の特徴から分かるC#が転職で有利になる理由

C#が転職で有利になる理由を3つ紹介します。

  • 多様な開発ができるプログラミング言語である
  • Windowsのシステム環境に強い
  • スマホアプリの開発も可能

多様な開発ができるプログラミング言語である

C#は多様性から、さまざまな開発プロジェクトに対応可能なプログラミング言語です。

  • Webアプリケーション
  • Webサービス
  • データベースアプリケーション
  • ゲーム開発

幅広いプラットフォームとアプリケーションに対応しています。C#エンジニアは、多種多様なプロジェクトに参加し、自身のスキルを広げることが可能です。

企業は特定のプロジェクトにマッチするエンジニアを求めており、C#エンジニアは貴重な人材です。さらに、C#は「.NETフレームワーク」とともに使用されるため、ツールを活用して効率的に開発を進められます。

Windowsのシステム環境に強い

C#はマイクロソフトが開発したプログラミング言語なので、Windows環境での開発に強いといわれています。Windowsは世界中の多くの企業で使用されており、プラットフォームでのアプリケーション開発は重要です。

C#を熟知しているエンジニアは、Windowsアプリケーションの開発における問題を効率的に解決でき、複雑なシステム要件のソフトウェアを構築可能です。C#エンジニアが転職市場で競争力を持つ一因になるでしょう。

スマホアプリの開発も可能

ゲーム開発プラットフォームであるUnityが、C#を主要言語として採用しているため、C#はゲームやスマホアプリの開発にも広く使用されています。

Unityを利用することで、iOSやAndroidなど異なるプラットフォームに対応したアプリケーションを開発可能です。

C#エンジニアは、Unityを使用した経験を通じて、クロスプラットフォームの開発スキルを習得できます。転職市場で求められる一つの強みになるでしょう。スマートフォンの普及とともに、需要はますます増加しています。

C#エンジニアの転職市場における主な求人分野情報

C#エンジニアの求人先というのは非常に多岐に渡ります。ここで1つずつご説明いたします。

1.Webサービス開発

Webサイトの構築からECサイトなどを手掛ける事が多いです。
企業向けではなく個人向けに開発を進めていく事になりますので、クリエイターとしての技術を身に着けたい人にお勧めの部門です。

2.パッケージ製品開発

売り切りのパッケージ製品は近年では減少しつつありますが、その分月額課金などのWebサービスでのパッケージ製品が増えてきています。

3.スマートフォンアプリ・ソーシャルゲーム開発

C#というとビジネスライクなイメージがありますが、ゲーム開発でも利用されています。
Unityというゲーム開発エンジンでC#が活用可能という事で少し需要が高まっているので、今後メインで活動できる場になるかもしれません。

4.業務システム開発

企業内で扱う社内システムや企業間で使用されているソフトウェアの開発に携わる事もあります。場合によっては受注先の企業で開発・保守の仕事に入る事もあります。

5.研究開発

最先端の技術を研究する仕事です。近年特に注目されているAI(人工知能)の研究は需要も増えてくると思いますので、これから転職する際には一考の余地ありです。

その分専門知識のハードルが高い点に注意しましょう。C#エンジニアとしての仕事としては基本的にシステム開発になりますが、企業で使われるシステムだけでなくWebサービスやゲームなど顧客向けに開発する事も少なくない事を覚えておきましょう。

Javaに比べると求人数は少なくなりますが、それでもC言語系列というのもあって全プログラミング言語の中では上位に入るだけの求人数があり、数年前からそれはほとんど変化ありません。安定している言語と言えるでしょう。

C#エンジニアの年収は300万から400万円

実際のデータとして2009年頃のデータではC#エンジニアの平均年収が626.9万円という結果が出ています。これは同年の多言語の平均年収と比べても群を抜いてトップの数字となっていました。ちなみにこの年収は前年と比べて66.6万円もの伸びを見せています。

この時代ほどではありませんが、現在でもC#エンジニアの平均年収は500万円後半をキープしていて、多言語との平均年収と比べてもトップクラスの数字を維持しています。

平均年収が高くなる要因としてはC#エンジニアとしての技術に加えてマネジメントスキルが重宝されています。年収600万円を超えるC#エンジニアを目指す場合にはマネジメントに関しても注目しておきましょう。

C#エンジニアとしてキャリアアップ・年収をあげる方法

C#エンジニアとしてキャリアを進め、年収を上げるためには以下の方法があります。

  • 他のプログラミング言語を習得する
  • 資格や上流スキルを身につける
  • 希望条件が合う企業に転職する
  • フリーランスも視野に入れる

具体的な方法について深く掘り下げていきます。

他のプログラミング言語を習得する

C#は「.NETフレームワーク」で実行される言語です。しかし、他のプログラミング言語を習得することで自身の市場価値を高め、さまざまなプロジェクトに適応できるようになります。

たとえば、JavaScriptやPythonです。2つの言語を習得すると、フロントエンド開発やデータ分析など、C#とは異なる領域で役立ちます。また、Kotlinを習得することで、Android開発の領域にも進出できます。

また、C#エンジニアとして副業するのも一つの選択肢です。C#エンジニアの副業については以下の記事で紹介しているので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

C#の副業で稼ぐには?単価相場や必要スキル、案件の取り方を解説

資格や上流スキルを身につける

資格を取得することは、正しい技術力と正しい知識を得ている証明になります。C#に関連する資格は以下の2つです。

  • マイクロソフト認定の試験
  • IPA(情報処理推進機構)の試験

上記の資格は、C#エンジニアとしての専門性を証明するのに役立ちます。

さらに、ソフトウェア開発における上流工程(要件定義や設計など)のスキルを習得することは、エンジニアとしてのキャリアアップに重要です。システムアーキテクチャやプロジェクト管理、ビジネス分析などのスキルが含まれます。

上流スキルを身に付けることで、チームやプロジェクトのリーダーとして活動できるようになり年収アップにつながります。

c#の資格一覧!試験概要や難易度、おすすめの資格を紹介

希望条件が合う企業に転職する

スキルや経験を最大限に活用できる企業を見つけることは、キャリアアップや年収向上のために重要です。

  • 大規模なプロジェクトに参加したい
  • 特定の業界に関心がある
  • より高い報酬を求めている

自身のキャリアゴールを明確に理解することが重要です。

また、転職サイトや求人情報を活用して、スキルと希望条件に一致する企業を見つけます。また、面接時には、自分の専門知識や経験をうまくアピールし、入社した際にどういった部分で企業に貢献できるのかを詳しく伝えることが大切です。

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フリーランスも視野に入れる

フリーランスとして働くことは、C#エンジニアとしてのキャリアを自身の手でコントロールできます。フリーランスとして働くことで、自分が興味を持つプロジェクトに参加したり、時間を自由に管理したり、会社員の頃と比べて制限なく働けます。

フリーランスとして成功するためには、顧客を自分で見つけたり、プロジェクトを管理したり、自身のビジネスを運営する能力が必要です。マーケティングや営業、顧客サービスなど、さまざまなスキルが必要です。

また、フリーランスは一定の収入が保証されているわけではないため、金銭管理のスキルも必要となります。業務以外にも事務作業に時間を割く必要があるため、デメリットを理解し、自分自身のキャリアゴールとライフスタイルに合うかどうかを評価することが重要です。

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未経験でもC#エンジニアに転職は可能?

未経験からC#エンジニアへの転職は可能です。未経験から転職する場合、C#の基礎を理解し、何かを作成するためのスキルを習得することが必要です。

たとえば、プログラミングの初心者なら、基本的なコンセプトを学び、実践的なプロジェクトを通じてスキルを強化しましょう。オンラインコースやチュートリアル、参考書などを使用して学習できます。

さらに、C#エンジニアとして働くためには、.NETフレームワークやASP.NETなどの開発技術、Unityなどのゲーム開発環境に精通していることが求められます。開発技術は、C#と密接に関係しているため、学ぶことでC#の理解が深まるでしょう。

実践的なスキルを身に付けたら、ポートフォリオを作成します。ポートフォリオは、プログラミングのスキルを証明するためのものであり、未経験者にとっては重要です。

未経験でもC#エンジニアに転職は可能ですが、スキルを習得するところからスタートさせましょう。

C#エンジニアは「やめとけ」という評判はほんと?

「C#エンジニアやめとけ」という評判をブログや転職サイトで目にした方もいるでしょう。C#エンジニアは「やめとけ」という評判がでる理由は、以下のとおりです。

  • 給料があがりにくい
  • AIに代替される可能性がある
  • 自ら学ぶ意識が必要
  • キャリアが広がりにくい

上記の評判から、「やめとけ」という声があるのかもしれません。特定の目的や状況に対する一部の人々の見解であり、必ずしも反映していないことを理解することが重要です。言語や技術を選ぶ際には、自分のキャリアの目標、興味、技術が解決しようとする問題を考慮に入れることが重要です。

まとめ

C#エンジニアはこれからも需要が高く、安定して高収入を得たいと考えている人にはお勧めのプログラミング言語と言えます。

しかしC#は根本的にWindows案件を基に作られたプログラミング言語なので、良くも悪くもWindows次第となっています。

近年のAppleの勢いも確かに凄まじいですし、Apple社製のパソコンが世界中で標準装備される可能性も0ではありません。

しかし、数年以内にいきなりWindowsが無くなると言う事もまずないので、やはり安定して仕事を受けられるプログラミング言語の1つと言えます。

年収に関しても10年近く数字に大きな変化もなく、単純に世界経済の影響で推移しているだけでC#エンジニアの需要と供給の違いによって年収に差が出てきたとは言い難いです。年収面でもやはり安定していると言えるでしょう。

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