こんにちは。ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
システム開発を行うにはバージョン管理システムであるgitは現在必須のツールとなっており、その中でも一番世界中で利用者が多いのがgitHubです。
初心者から上級者までgitHubの利用範囲は広く、大変便利ですが、gitHub以外にもホスティングサービスは行われています。
それぞれサービスの特徴がありますので、自分に合ったサービスと契約しましょう。
なお、フリーランスエンジニアの案件の特徴や仕事の取り方など総合的な情報は「フリーランスエンジニアの案件紹介!経験年数別の年収・実態を調査」でご紹介しているので、併せてご覧ください。
また、gitを駆使してフリーランスになろうと考えている方は「フリーランスエンジニアになるには?」の記事も参考になると思います。
Contents
再確認!gitとは?
Web制作や業務アプリケーションの開発などを行う際、一人で完成するものはなく、複数人で開発案件の進捗を確認しながらすすめていくのが普通です。
一人で開発している時はまだいいのですが、チームで開発を行っている時はソースコードの管理が煩雑になってしまうことも多くなっていきます。
そういった時に役立つのが、バージョン管理システムです。バージョン管理システムとは、プロジェクトの全ファイルを管理してくれるツールのことです。
ツールを使うことで、変更履歴を保存したり、以前のバージョンに戻すことも可能になります。gitはそういったツールの一つで、分散型のバージョン管理システムのことです。
gitHubの普及も後押しとなり、現在ではバージョン管理をするならgitHubというほど広く使われるようになりました。今日はgitHubをはじめ、他のバージョン管理システムも紹介したいと思います。
一番実績と人気のあるGitHub
gitHubは現在最も人気のあるバージョン管理システムですが、少しでもgifのことを知っている人であれば、Gifconerがあるのが便利です。
現在作られているシステムの多くはgitHubを利用して作られたものも多く、連携可能なサービスも多く、システム開発との親和性も高いのが支持される理由です。
gitHubを使うには無料のアカウント登録が必要ですが、費用は、無料プランと有料プランの両方があります。
無料プランでは、パブリックリポジトリのみ利用可能です。非公開のプライベートリポジトリを使いたい場合は、有料のプランに登録するようにしましょう。
月額$7の個人向けPersonalプランのほか、企業等の組織向けOrganizationプラン、プライベートクラウドや自社サーバにgitHubがホストできるEnterpriseプランもあります。
人気急上昇中のホスティングサービス会社 GitLab
GitLabは、なれている方にとっては、スムーズに使っていくことができるでしょう。また、GitHubはプライベートリポジトリの数によっては料金が発生します。GitLabは無料でもプライベートリポジトリが無制限で使えるので、コスト面ではGitHubよりも有利と言えるでしょう。
GitLab社が開発しているソフトウェア開発支援ソフトウェアは、GitHub風のインターフェイスを持ち、リポジトリブラウザなどのリポジトリ管理機能に加え、コードレビューやイシュートラッカー、活動履歴機能(activity feed)、Wikiなどの機能を持ちます。LDAPなどの認証機構との統合も可能で、大規模な環境でも利用できます。
GitLabはリポジトリ管理関連機能が最も充実しており、リポジトリの作成やユーザーの管理、フォークやプルリクエストといった処理をすべてWebブラウザからの操作で実行できます。
BitBucket
BitBucketは、チームでの協同作業を容易にする分散型バージョン管理システムです。大規模環境でもコラボレーションできる唯一の Git ソリューションです。5人以下での使用の場合は、無料で利用できるので一度やってみてください。
Bitbucket Data Center を用いて、中断のないアクセスを提供できます。世界のどこにいても高速なパフォーマンスを利用できます。
Assembla
Assemblaは500MBまでの容量制限はありますが、プライベートリポジトリが無料で1つ作成できます。
GitだけでなくSubversionやPerforceにも対応しているのが特徴です。
Assemblaでは、プロジェクト管理の支援ツールが整っています。特徴的な機能としては、メンバーの時間管理、メンバーのタスクの進捗管理、メンバーの総合レポートなどが可能となります。
Phabricator
Facebook社内で使われていたツールがオープンソースとして公開されたものでgitのほかMercurialやSubversionにも対応しています。これから注目のインストール型サービスです。
ソースコードレビュー、バグトラッキングなど開発者フレンドリーな機能が数多くあります。
まとめ
現在WEBのプロジェクトを行うにあたり、多くのシステムエンジニアが作業に関わることになり、それぞれが同時期に作業をする必要がありますのでシステムのコントロールが難しくなってきています。複数の人間で同じシステムをいじるときに, 変更点を他の人に伝えるのにまさか毎回手動でメールをやりとり, というわけにも行かないですよね。そんな時はgitを使って、複数人でもバージョン更新に齟齬が起こらないようにする必要があります。
今までは最も有名で利用者も多いツールであるgitHubの利用をする人が多かったと思いますが、最近は他社もそれぞれ独自のツールサービスを提供し始めており、使いやすくなってきていますので、紹介したそのほかの4つのツールも試してみてください。
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