SIerからWeb系への転職を考えている人に必要な5つの能力

こんにちは。ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今回はsIerエンジニアがweb系エンジニアに転職する時のことについてお話ししていきます!

SierからWEB系エンジニアになった際の案件や収入はこちらから確認できますよ。

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SIerエンジニアとWeb系エンジニアの違いって何?

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ITエンジニアと言っても世の中には様々な種類があります。

携帯アプリを個人で作って公開しているプログラマから社内SEまで様々です。

今回はその中でエンジニア市場のウェイトが大きいSIerエンジニアとWeb系エンジニアについて記載してみたいと思います。

まずSIerエンジニアとは何か?Web系エンジニアとは何かについて記載してみましょう。

SIerエンジニア

SIerエンジニアとは?システム開発を専門とするベンダーがクライアントから受注した開発案件に参加し、プロジェクトマネージャの下で設計実装を行うエンジニアです。

例えば銀行のシステム、工場の生産管理システム、企業の会計システムなどのようなITインフラを作成する案件が多く見られます。

当然プロジェクトに参加するメンバーの数も多く、案件によっては数百人から数千人というプロジェクトも存在します。

身分としては元請けのエンジニアもいれば、下請け、孫請けのエンジニアまで様々で、意思統一を図るために仕様書や設計書、テスト仕様書などのような文書を重視します。

Web系エンジニア

Web系エンジニアとはWeb系のビジネスを主体とする企業で働くITエンジニアを指します。

Web系ビジネスとは大きいところで言えばGoogleやYahoo、Amazonなどが知られていますし、小規模なWeb系ビジネスは星の数ほどあります。

ちなみにITプロパートナーズもWeb系ビジネスを行っている企業と言えるでしょう。

プロジェクトの規模も小さいものが多く(あくまでSIerと比較した場合)、納期が短いことが特徴です。

なので仕様書などのドキュメントよりもメンバー間のコミュニケーションを重視した開発を行います。

なおここでは、Web系企業の正社員だけでなくWeb系サービスを受託開発する会社のエンジニアやフリーランサーもWeb系エンジニアとしてとらえています。

両者の違いってなに?

実は私の仲の良い友人もSIerエンジニアからWeb系エンジニアに転職した経験があり両方を知っています。

SIer時代はJavaを使っていて、Web系企業でもJavaだったので技術的な面でのギャップは感じなかったのですが、むしろ仕事のやり方や考え方などの方に大きなギャップを感じたように記憶しています。

もちろん会社によってケースバイケースの部分があるのですが、私が大きく感じたSIerとWeb系企業の違いは企画全体へのコミットの仕方ではないかと思います。

SIerエンジニアにとって開発とはクライアントの要望を正確に聞き取り、その要望通りに設計・実装するということが最重要の仕事です。

言い方は悪いですがクライアントに言われたとおりに作ることが最も重要な仕事ということです。

一方でWeb系エンジニアはそのような態度では勤まりません。

もし言われた通りに作った場合、大きな障害なり損失が予想される場合は身を挺して仕様変更を提言する義務があります。

さらに会社にもよりますが、自社サービス中心企業ではその企画の成功に関してはエンジニアも成果にある程度コミットさせられます。

つまり作ったサービスが最終的に成功するかどうかは自分自身の問題であるわけです。

言われた通りに作ったから自分は悪くないという考え方は通用しません。

※Web系エンジニアの場合でも常駐派遣やフリーランスの立場では「言われた通りに作る」という側面が強いので、この点は例外も多々あるかと思います。

また開発手法にも大きな違いがあります。

SIerのプロジェクトではプロジェクトマネージャがいてスケジュールを綿密に立て、SEが仕様書を作成してプログラマが作成するという分業体制が確立しています。

プログラマは仕様書通りにコードを書けばよいのです。なのでウォーターフォールの開発手法が取られることがほとんどだと思います。

一方でWeb系のサービスの場合はプロジェクト規模が小さいケースが多く、明確な分業体制が取られていないことも多くあります。

Webディレクター、Webデザイナー、プログラマの3人でサイトを作り上げるケースも珍しくありません。

さらに納期も短い場合は納品物としての仕様書などは作成せずに内部資料と相互のコミュニケーションだけで開発を進めていくことになり、自然とアジャイル的な開発手法が適用されます。もちろんプロジェクトの規模が大きくなれば正式な仕様書が必要になり、ウォーターフォール的な開発手法が適用されますのであくまでケースバイケースであることはご注意ください。

ぶっちゃけSIerエンジニアからWeb系エンジニアへの転職ってできるの?

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結論から言うと転職することは十分可能です。転職サイトや人材紹介サービスに登録すれば会社を紹介して貰えるでしょう。

しかし希望する条件で転職できるかどうかについてはまた別問題ですし、さらにWeb系でも有名な会社に入社したいのであればそれなりのスキルや経歴が求められます。

ともあれ、会社を紹介されていざ面接となった場合、まずはWeb系のシステム開発への適性があるかどうかを面接官にチェックされます。

私自身もWeb系の開発会社で採用を行ったことがありますが、まず最初に確認するポイントはサーバーサイドでのシステム開発の経験があるかどうかです。

たとえSIer時代に立派な経歴を持っていても、それが社内の会計システムなどのようなものばかりであれば採用の方向にはなりません。

ちなみに経験しているプログラム言語についての評価はケースバイケースです。

即戦力を求める会社では対象言語を理解していないと応募自体がNGなケースもあります。

一方で中長期で働く人材を検討している場合は何の言語が得意かはあまり問題にされないと思います。

(但し、サーバサイドで利用される言語経験は必須です)

このような技術的な部分も重要ですが、それ以外の部分もチェックポイントでした。

私の場合は考え方の柔軟性や臨機応変に対応できる能力、特にコミュニケーション能力が高いかどうかを中心に応募してきた方に質問しました。

たとえば仕様変更などはWeb系の開発では日常茶飯事で、アジャイル的な開発方法を取ることも珍しくありません。

なので仕様書がきっちりそろっていないと開発できないとか、スケジュールを決めてくれないと動けないと言いそうな、受け身の態度の応募者は不採用にしていました。

Web系の会社では、エンジニア職であってもディレクターやデザイナーと積極的にコミュニケーションをとりプロジェクトを主体的に回していける人材が必要とされていると思います。

SIerエンジニアからWeb系エンジニアに転職するために必要なことって何?

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それではSIerエンジニアがWeb系エンジニアに転職するために必要なことを要素別に考えてみましょう。

①サーバサイドシステムの開発経験

これは応募する時点で最低限必要な経験で、なければ応募も厳しいでしょう。

もしあなたが自社内でサーバサイド開発の経験が積めないのであれば、企業規模や待遇はいったん置いておいてサーバサイド開発の経験が積める企業に入るべきでしょう。

たとえば企業規模が10人くらいでエンジニアをWeb系企業に派遣することがメインのシステム会社は多数あります。

このような会社ではサーバサイドについての開発経歴がなくても採用されることも多く、まずはそうゆう会社経由でサーバサイド開発の現場に入れてもらい、経験値を上げてから再度挑戦するという方法もあります。

②アジャイル型開発への理解、経験

明確にアジャイルを用いて開発していると宣言している会社は少ないのですが、明らかにウォータフォール型開発に当てはまらないプロジェクトが多数存在します。

いったん仮でサイトを作ってみてエンドユーザの反応を確認し、おいおい改善していこうというパターンも多く見られます。

なのでアジャイル的な開発手法とは何かについては理解しておくべきでしょう。

③プログラミング以外の技術知識

プロジェクトが分業化されていないケースが多々あるため、エンジニアには複数の役割が求められます。

イラストレータで絵を書くことは得意だけどHTMLやCSSが苦手なWebデザイナーと組んだ場合はプログラマがHTMLコーディングを担当する必要が出てきます。極端な例ではWebディレクターとエンジニアの二人だけのプロジェクトで、ディレクターがパワーポイントで書いたサイトイメージを元にエンジニアがHTMLのコーディングをすることもあります。

同様に、インフラエンジニアが存在しないプロジェクトでは自分でAPACHEの設定を行ったりデータベースを構築する必要があります。つまりプログラミングするだけのエンジニアは求められず必要に応じてなんでもできる人材が求められています。

④新しい技術を学習するモチベーション

先に述べましたようにWeb系エンジニアにはプログラミング以外の技術知識が多く求められますが、事前にすべて勉強しておくわけにもいきません。

なので素早く必要な技術を学習する必要があります。

更にWeb系企業では新しい技術を適用することも多いです。

プログラミング言語では今はRUBYがもてはやされていますし、これからはScalaなども有望株だったりします。またインフラではクラウドの利用が当たり前になっていますがこれも最近出てきた技術です。

SIerでは枯れた技術を使ってトラブルのないシステム開発を目指しますが、Web系ではトラブルの可能性があってもリスクを取って新技術を使うケースが多く、エンジニアは常に勉強していかなければなりません。

⑤コミュニケーション能力

これはSIerエンジニアでも必要な能力だと思いますが、Web系での開発ではさらに重要です。仕様書や設計書を多く作らないシステム開発になりがちなのでその分コミュニケーションが不足するとプロジェクトの失敗に結びつきます。

また少人数での開発が多いので指示待ちではなく主体性に動くことが求められます。

しかしハードルの高いSIerからwebエンジニアへの道のり

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これまでの説明から、先ほどのスキルを身につけれいればwebエンジニアへ転職することは難しくないように聞こえますね。

ですが、実際、優秀なSIerエンジニアであってもweb業界へ転職することが難しいことがあります。

理由としては、採用担当者は面接の前に職務経歴書・履歴書を見てまず面接を行うかどうかを判断します。
多くのweb業界ではLinux環境で開発している企業が多く、windows環境が主流のSIer出身のエンジニアを採用するのに抵抗があるようです。

ただ、一方でweb開発企業も昨今のエンジニア不足に悩まされており、環境は違えどエンジニアとしての経験がある方を採用したいという気持ちがあります。

そこで、今の仕事を続けながらwebの開発に関われるフリーランスという働き方に挑戦することを
ご提案します。
企業の採用担当者目線で見ると、正社員で採用するよりも週2,3日のフリーランスとして採用する方がハードルが低くなります。
また、SIerからwebへの業界への転職はなかなか心理的にもハードルが高いですよね。
「会社の雰囲気に馴染めなかったらどうしよう…」
「技術力が足りなくて置いていかれたらどうしよう…」実際にSIer業界とweb業界では働いている人の雰囲気がかなり違います。
いきなりweb業界へ転職する自信のない方や、これまで転職を試みてうまくいかなかった方はフリーランスとしてweb開発の経験を積んでから転職に挑戦して見てはいかがでしょうか。

以下から弊社のフリーランス支援のサービスに登録いただけます。
登録いただいた後にプロのエージェントからご連絡いたしますので、挑戦したい方はぜひお問い合わせください!

ぜひ一度相談だけでもしてみませんか。

まとめ

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ここまでSIerエンジニアとWeb系エンジニアとの違いや、転職するために必要なことについて述べさせていただきました。

私自身もSIerエンジニアからWeb系エンジニアに転職した経験があるので、そのような経歴をたどってきた個人的な意見となってしまいますが、やはりWeb系エンジニアの方がやりがいがあるように思います。

SIer案件の場合PMや上級SEであれば自分のプロジェクトと言う意識を持ちやすいのですが末端のプログラマでは単純な仕事という風にしか思えないこともあるでしょう。

一方でWeb系エンジニアであればプロジェクトの規模も小さいことから、仮に正社員という身分でなくてもサービスを自分が作ったという意識を持ちやすいと思います。

更に自分のWebサービスが世の中に認知される経験も得難いものです。

私自身、テレビ番組連動のWebサービスを作成したことがあるのですが番組終了のクレジットに自分の名前が載った時は感慨深いものがありました。

ただ、テレビ連動とは怖いものでアクセスが集中してWebサーバが次々に落ちていく貴重な経験もすることができましたが。。。

ともあれ自分が社会的に何か価値のあるサービスを提供しているという感覚がWeb系エンジニアは得やすいです。

なので、もしあなたもそのような経験をしてみたいのであればWeb系エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

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株式会社ITプロパートナーズ

「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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