フルスタックエンジニアがいらないと言われる4つの理由と実際の需要

インフラやフロントエンドなど、各分野の専門性が重視される中で「フルスタックエンジニアはいらない」という意見を目にすることがあります。しかし実際には、幅広い知識とスキルを生かしてプロジェクト全体を横断的に支援できるフルスタックエンジニアを求める現場は少なくありません。

本記事では、フルスタックエンジニアが「いらない」と言われる背景から、実際には高い需要がある理由、さらに企業から選ばれる人材になるためのポイントまで詳しく解説します。現役フルスタックエンジニアの方はもちろん、これから目指したいと考えている方も、ぜひ参考にしてください。

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フルスタックエンジニアとは?

フルスタックエンジニアとは、システム開発において フロントエンドからバックエンドまで一貫して対応できるスキルを持つエンジニアのことです。

一般的なエンジニアは、フロントエンド・バックエンド・インフラ・ネットワークなど、特定の専門領域を担当することが多い一方、フルスタックエンジニアは複数の工程を横断して対応できる点が大きな特徴です。

そのため、仕事内容も多岐にわたります。案件によって、プロジェクト内の特定の工程だけを担当する場合もあれば、複数チームを横断しながら技術面のフォローを行う「支援役」として活躍しているケースもあります。

フルスタックエンジニアとは?仕事内容や年収、必要スキルを解説

フルスタックエンジニアが「いらない」と言われる4つの理由

幅広いスキルを持つフルスタックエンジニアですが、近年では「いらない」と言われる場面も出てきています。ここでは、こうした声が聞かれる4つの理由を紹介します。

専門性が低いと見られてしまう

フルスタックエンジニアは、フロントエンドからバックエンドまで複数の工程を横断して対応できる点が大きな強みです。しかしその幅広さゆえに、「知識やスキルが広く浅い」というイメージを持たれ、器用貧乏とみなされてしまうことがあります。

インフラエンジニアやネットワークエンジニアなど各分野の専門家は、日々高度な技術や最新トレンドを追い続けています。そのため、比較されると「専門性が弱い」と判断されてしまうケースも。

こうした背景が、「フルスタックエンジニアはいらない」と言われてしまう理由のひとつです。

自称でフルスタックを名乗れてしまう

フルスタックエンジニアには国家資格や明確な基準がなく、誰でもフルスタックエンジニアを名乗れてしまうのが現状です。そのため、実力を証明するものがなければ信頼性を疑われるケースもあります。

ポートフォリオの内容や実務経験の幅、複数分野のスキルを示す証拠が不足している場合、企業側が「フルスタックエンジニアとして活躍できるのか」を見極めにくく、市場での評価が安定しづらい点がデメリットです。

大規模チーム開発では不要なケースがある

大規模開発では、フロントエンド・バックエンド・インフラといった領域ごとに専門エンジニアが配置され、分業が徹底されているケースが一般的です。そのため、一人が複数工程を担当する場面は少なく、必然的に「フルスタックである必要がない」プロジェクトが多くなります。

このような開発現場では、むしろ各領域に深い専門性を持つエンジニアのほうが重宝され、フルスタックエンジニアが活躍しづらく「いらない」と言われてしまう要因につながっています。

一人あたりの単価が高くなる場合がある

フルスタックエンジニアは複数のスキルセットを持つため、一般的なエンジニアより単価が高めに設定されがちです。しかし、企業側が特定分野に特化したエンジニアを求めている場合、フルスタックエンジニアは費用に見合わないと判断され、採用を見送られるケースも少なくありません。

さらに、フルスタックといってもスキルの範囲やレベルは人によって大きく異なるため、市場価値を見極めにくいという課題もあります。

本当にフルスタックエンジニアはいらない?実際には需要は高い理由

フルスタックエンジニアは「いらない」と言われることもありますが、実際の現場ではむしろ重宝されているケースもめずらしくありません。ここでは、なぜフルスタックエンジニアの需要が高いのかを、詳しく解説していきます。

リソースが限られる企業に重宝されやすい

フルスタックエンジニアは、一人で複数の開発工程を横断できる点が大きな強みです。そのため、特にスタートアップ企業や少人数で開発を行うチームなど、リソースが限られる環境では非常に頼れる存在となります。

専門エンジニアを複数人揃えることが難しい企業では、幅広い工程をカバーできる人材がいるだけで、開発体制が大きく安定します。また、急にリソースが足りなくなった場合でも柔軟にサポートできるため、人件費や工数の最適化も可能です。

このように、限られたリソースを最大限活用したい企業には、フルスタックエンジニアは高い需要があります。

アジャイル開発に対応しやすい

アジャイル開発のように、短いサイクルで改善を重ねていく開発手法では、迅速かつ柔軟に対応できるエンジニアが求められます。開発工程を一貫して担えるフルスタックエンジニアは、このような環境に非常に適しています。

システム開発の全工程を理解しているため、仕様変更が多いプロジェクトでもスムーズに対応できるでしょう。イレギュラーな課題が発生した場合でも、専門エンジニアを追加で確保する必要がなく、スピーディーな対処が可能です。

こうした理由から、変化の激しい開発現場ほど、柔軟に動けるフルスタックエンジニアが重宝されます。

視野の広さを活かした提案ができる

フルスタックエンジニアは、フロントエンド・バックエンド・インフラといった複数領域の知識を持っているため、プロジェクト全体を広い視野で捉えられるのが強みです。

開発中に課題が見つかった際も、各工程の知識を踏まえて最適な解決策を提案できます。例えば、バックエンドの問題がフロント側の設計で解消できるなど、専門エンジニアには気づきにくいアプローチができるケースもあるでしょう。

こうした「全体を見渡した提案力」を求める企業も多く、結果としてフルスタックエンジニアの需要を後押ししています。

将来的なリーダー候補として期待できる

フルスタックエンジニアは幅広い知識を持つため、チーム内の各専門エンジニアとも技術的なコミュニケーションがスムーズに行えます。そのため、プロジェクト全体の調整役や技術的な「ハブ」として活躍できる点も強みのひとつです。

企業側としても、複数分野に精通したフルスタックエンジニアは将来的なリーダー候補として育成しやすく、マネージャーへのキャリアアップも見込めます。このように、専門性だけでなく多角的な視野を持つ人材としても価値が高いため、実際には多くの現場で需要があります。

企業から必要とされるフルスタックエンジニアになるためのコツ

ここまで紹介してきた通り、フルスタックエンジニアは多くの企業から求められる存在です。ただし、実際に現場で重宝されるためには、いくつかのポイントを押さえておかなければなりません。

ここでは、企業から必要とされるフルスタックエンジニアを目指すための具体的なコツを紹介します。

土台となる得意分野や強みをつくる

フルスタックエンジニアとして幅広いスキルを持つことは強みですが、案件によっては専門エンジニアが求められる場合もあります。そのため、保有スキルの中でも特に強みと言える分野をつくっておくことが大切です。

明確な専門性があると、スキルの幅広さに加えて「深さ」もアピールでき、採用側からの評価が高まりやすくなります。例えば、注目度が高い機械学習・AI領域やクラウドサービスの専門知識を身につけておけば、市場価値の高いエンジニアを目指せるでしょう。

マネジメントの経験も積んでおく

言語やツールの知識は技術トレンドの変化によって陳腐化するおそれがありますが、マネジメントスキルは長期的に価値が落ちにくいスキルです。要件定義や設計といった上流工程の経験を積み、より長く活躍できるエンジニアを目指しましょう。

技術面に加えてチームの進行管理や調整もできる人材は、企業にとって貴重な存在です。将来的にリーダーやマネージャーを目指す場合にも、マネジメント経験は大きな武器になります。

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活躍しやすい場所を理解しておく

企業から求められる存在になるには、フルスタックエンジニアが最大限活躍できる場所を理解しておくことも重要です。一人で複数工程を担えるという強みは、スタートアップや中小企業、自社プロダクトを持つ企業などで特に重宝されます。

一方、大規模プロジェクトのように完全分業が進んでいる環境では、専門エンジニアが求められるケースが多い傾向があります。自分のスキルセットを活かせる現場を把握し、活動する環境を選ぶことも、フルスタックエンジニアとしての価値を高めるポイントです。

実際に現場で求められるスキルを把握・習得する

幅広いスキルを持っていても、実際の現場で求められている内容とかみ合っていなければ、十分に活躍することはできません。まずは求人票や転職サイト、エンジニア向けのコミュニティなどを通じて、「どの言語やツールがよく使われているのか」を把握しましょう。

そのうえで、需要の高い技術を優先して習得しておくと、多くの開発現場で即戦力として評価されやすくなります。

業界の変化やトレンドに応じてスキルアップする

IT業界は特に技術の移り変わりが早く、数年でトレンドが大きく変わるケースもめずらしくありません。そのため、常に情報をキャッチアップし、業界の動きに合わせてスキルアップを続ける姿勢が求められます。

例えば、近年ではクラウド技術やAI領域の需要が急速に伸びており、これらのスキルを持っていると多くの企業から重宝されるでしょう。変化の速い業界で長く活躍するには、こうした継続的なスキルアップが欠かせません。

フリーランスのフルスタックエンジニアになればさらに活躍の幅が広がる

フルスタックエンジニアとして活躍の幅を広げるには、フリーランスとして独立するのも選択肢のひとつです。近年は人手不足の影響もあり、フリーランスや外部人材の活用を積極的に進めている企業も少なくありません。

プロジェクト期間だけのスポット依頼もしやすいため、フリーランス向けの案件募集も豊富です。また、フルスタックエンジニア向けの案件は高単価なものも多く、働き方を調整しながら年収アップを目指せるというメリットもあります。

フリーランスエンジニアとは?稼げるのか?実態を紹介

フリーランスエンジニアって実際どう?今から目指す人が知るべき実態とは

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フルスタックエンジニアの将来性

フルスタックエンジニアは「いらない」と言われる場面もありますが、実際には需要が高く、将来性も十分に期待できる職種です。その背景には、年々深刻さを増すIT人材不足があります。

少子高齢化の進行に加え、IT分野は技術トレンドの変化が早く、IT人材には常に新しいスキルの習得が求められる状況です。そのため、企業にとって必要な人材を確保するハードルは高く、経済産業省は2030年には最大約79万人のIT人材が不足すると試算しています。

こうした状況の中で、幅広い工程をカバーできるフルスタックエンジニアは非常に貴重な存在です。時代に合わせて新しい言語やツールを習得し続けられれば、重宝されるエンジニアとして長く活躍できるでしょう。

フルスタックエンジニアに関するよくある質問

最後に、フルスタックエンジニアに関するよくある質問にお答えします。

フルスタックエンジニアに向いている人の特徴は?

フルスタックエンジニアは幅広い工程を担うため、好奇心旺盛で学習に前向きな人が向いています。また、プロジェクト全体を横断して動く場面も多いため、技術力に加えてコミュニケーション力や調整力がある人も活躍しやすいでしょう。

フルスタックエンジニアに必要なスキルや資格は?

フルスタックエンジニアとして働くには、インフラ、フロントエンド、バックエンドといったシステム開発の主要領域を幅広く理解しておく必要があります。もちろん、開発に必須となるプログラミングスキルも欠かせません。加えて、クラウドサービスやUI/UXなど周辺領域への理解も求められます。

資格は必須ではありませんが、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験など上流工程に関する国家資格があると、スキルの高さを客観的に示せます。

フルスタックエンジニアの平均年収はいくら?

フルスタックエンジニアは定義が明確ではないため、平均年収を厳密に算出するのは困難です。ただし、複数の求人情報を参考にすると、フルスタックと呼べるスキルを持つエンジニアの年収はおおむね500万〜1000万円程度が相場と言えます。

まとめ

フルスタックエンジニアは「いらない」と言われる場面もありますが、実際には幅広いスキルを活かして活躍できる場面が多く、将来性も十分あります。特に、スタートアップや中小企業、アジャイル開発など、柔軟な対応が求められる現場では重宝される存在です。

ただし、企業から必要とされる人材になるためには、得意分野の確立や現場で求められる技術の習得、最新技術やトレンドの継続的なキャッチアップなどが欠かせません。フルスタックエンジニアを目指す方は、今回紹介したポイントを参考に、着実にスキルを磨いていきましょう。

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