こんにちは、ITプロマガジンです。
C++の副業で稼ぐには、自分のスキルや使える時間に応じて、適切な案件獲得サイトを使う必要があります。また、事前に単価相場や案件の種類も把握しておくとスムーズに副業を始められます。
本記事では、C++の副業を検討しているエンジニアに向けて、単価相場や案件例、案件の獲得に必要なスキルなどを解説します。高単価案件を獲得する方法やおすすめのフリーランスエージェントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
C++とは?特徴をおさらい
C++とは、C言語から枝分かれして誕生したプログラミング言語です。一般的な呼び方は「シープラスプラス」ですが、略して「シープラプラ」「シープラ」とも呼ばれています。
C++は、1983年に前身の「C with Classes」から名称が変更されました。およそ3~5年の周期で新しい規格が作成されており、最新版は2020年に公開された「C++20」です。C++の特徴は、C言語の機能をさらに拡張することで高度な処理を可能にした点です。例えば、C++は次のようなサービスの開発に活用されています。
- パソコンソフトやスマートフォンアプリなどのアプリケーション
- 大規模に対応した業務システム
- IoT機器のソフトウェア
- 統計・データ解析処理システム
- ゲーム機を制御するソフトウェアなど
C++の副業に多い業務内容
C++の副業に多く見られる主な業務内容は次のとおりです。
- アプリケーション開発
- 業務システム開発
- IoTシステム開発
- 組み込みシステム開発
- ゲーム開発
それぞれの業務内容を詳しく解説します。
アプリケーション開発
アプリケーション開発では、パソコン・スマートフォンのOS上で利用するソフトウェアやアプリの開発を行う業務です。実際の案件では、企業の現場で使用するソリューションの開発を担当するものもあり、アプリケーションとOSとの連携や管理画面の開発などに携わることができます。
業務システム開発
業務システム開発は、企業内の業務効率化のために活用されるシステム開発の業務です。具体的には、売上管理や勤怠管理、給与計算などのシステム開発に携われます。ベンチャー企業のITインフラのDX化や戦略の立案、プロジェクトの推進を業務内容とする案件があります。
IoTシステム開発
IoTとは、「モノのインターネット」と直訳される機器とインターネットを通信させるシステムのことです。例えば、スマートスピーカーやスマートフォンで操作が可能な家電製品などの開発に活用されています。実際の案件には、IoTやAIを用いて牛の飼養管理をするためのアプリケーション開発などがあります。
組み込みシステム開発
組み込みシステム開発は、自動車や家電などに内蔵されているコンピュータを操作するためのシステム開発の業務です。ドローンの制御システムの設計・実装・テストに携われる案件や、自動運転の分散型制御システムのフレームワーク「ROS」のノードを開発する案件などがあります。
ゲーム開発
ゲーム開発は、オンラインゲームやゲームアプリの開発が業務内容です。最先端のブロックチェーンゲームの開発案件や、スマートフォンアプリのゲーム開発、パチンコ機器の開発案件などの募集があります。
なお、以下の記事ではプログラマーにおすすめの副業を紹介しているので、プログラマー経験を活かして副業したい方は併せてチェックしてください。
C++の副業は稼げる?単価相場を紹介
エンジニア向け副業・フリーランス求人サイト「doocyJob」によると、C++の案件における経験年数別の時給単価相場は以下のとおりです。
実務経験の年数 | 時給単価 |
---|---|
1年未満 | 4,375円 |
1~2年未満 | 5,250円 |
2~3年未満 | 7,438円 |
3~5年未満 | 8,750円 |
5年以上 | 10,500円 |
当然ですが、C++での開発経験の年数が多くなるほど、時給単価が高くなる傾向にあります。なお、C++の案件の平均月額単価は約63万円です。平均単価と同額の報酬が得られる案件を獲得するなら、目安として3年以上の実務経験を積んでおくと良いでしょう。
C++の副業案件の実例
ここからは、弊社「ITプロパートナーズ」に掲載されているC++の実際の案件例を紹介します。
AI開発プロジェクト案件
こちらはAI開発プロジェクトの開発・保守に携わる案件です。主な業務内容は、プロジェクト計画の策定やプロジェクトメンバーのマネジメント、プロジェクト管理・評価などが挙げられます。
協力会社との契約・マネジメントの遂行や原著論文からの実装検証なども業務内容です。想定される月収は30万円。必須スキルとして、DeepLearningや統計的機械学習、自然言語処理などのスキルが求められています。
サーバーサイドエンジニア案件
既存の顧客向けシステムのバックエンド開発に携われる案件です。主な業務内容は、システムのアーキテクチャ設計やアプリケーションの設計・実装、IoTデバイスとの連携などが挙げられます。
想定される月収は30万円です。求められるスキルはGo言語を活用した開発経験や、フレームワークを使ったWebアプリケーションの開発経験などです。BtoB向けの業務システムやフロントエンドの開発経験があると、案件を獲得できる可能性が高まります。
データ活用プラットフォーム開発案件
データ活用プラットフォームの開発にあたり、提案やアイデアの創出に携わる案件です。主な業務内容は、化学・高分子・材料開発に関するデータや知識などを集約・活用を目的としたプラットフォームの開発です。
保有するスキルや経験に応じて、フロントエンド・バックエンド・インフラの領域の業務を任せてもらえます。想定される月収は90万円です。求められるスキルとして、各領域の開発経験やAWS環境構築などが挙げられます。
C++の副業案件を獲得するために必要なスキル
C++の副業案件を獲得するためには、併せて習得しておいたほうが良いスキルがあります。C++の副業案件の獲得に有利なスキルは次のとおりです。
- システム設計スキル
- 組み込み・制御開発のスキル
- Linux/WindowsなどOSの知識
- データベースやネットワークの知識
- コミュニケーション能力
それぞれのスキルがどのような業務に活かされるのか確認してみましょう。
システム設計スキル
C++の副業案件には、システム設計の業務が多く見られます。システム設計スキルがあれば、メーカーや介護、医療などのさまざまな業界の業務システムの開発を行えます。システム設計スキルを持つ人材は上流工程から携わることができ、エンジニアとしてのスキルアップにつなげられるでしょう。
ただし、C++を用いた開発経験が少ないと案件の獲得が難しいため、2年以上の開発経験を積んでから副業に挑戦することをおすすめします。C++だけでなく、PythonやJavaScript、PHPなどのほかの言語の開発スキルがあると副業案件を獲得しやすくなります。
組み込み・制御開発のスキル
組み込み・制御開発のスキルは、IoT関連のシステム開発やオンラインゲームの制御システム開発などの案件獲得に役立ちます。ほかにも、Windowsをはじめとしたハードウェアやネットワークなどの幅広い知識や実務経験があると、C++の副業案件の選択肢を広げられます。
Linux/WindowsなどOSの知識
Linux/WindowsなどOSの知識も、C++の副業案件の獲得に有利なスキルです。C++の副業案件ではOSと相互性の高いシステム開発が必要になることから、OSに関する知識を習得しておく必要があります。
OSごとに操作方法やメリット・デメリットが異なります。処理内容によっては得意・不得意があるため、OSの知識がない場合は副業案件に応募する前にC++のメリット・デメリットについて学んでおくと良いでしょう。
データベースやネットワークの知識
C++を用いたシステム開発案件には、データベースやネットワークに関する知識も必要です。データ分析に関する案件では膨大なデータを扱う大規模な案件が多くあり、データを保存する際にデータベースの活用が欠かせません。小規模な案件であっても、Oracleに関する知識を求められるでしょう。
また、インフラの構築案件に携わる場合はネットワークの仕組みなどの知識を習得しておきましょう。
コミュニケーション能力
C++の副業案件の業務内容によってはコミュニケーション能力も必要です。コミュニケーション能力は業務内容に関する疑問を質問するためだけでなく、仕様書のとおりにコーディングして問題が生じた場合に状況を説明したり対策を提案したりする際に欠かせません。
特にリモートワークで完結する案件の場合、クライアントは顔の見えないエンジニアに仕事を依頼するため、円滑なコミュニケーションがとれる人でなければ安心して業務を任せてくれないでしょう。コミュニケーションを積極的にとり、クライアントの信頼を得るように心掛けましょう。
C++の副業案件を獲得する方法
ここでは、C++の副業案件を獲得する方法について詳しく説明します。
副業・フリーランスエージェントを利用する
C++の副業案件を探す手段として、副業・フリーランスエージェントを利用する方法があります。副業・フリーランスエージェントとは、副業案件やフリーランス向けの案件を紹介してくれるエージェントサービスです。専属のエージェントがエンジニアのスキルや経験、希望条件に見合った案件を提案してくれます。
エージェントサービスごとに独自のサービスを用意しており、技術の向上を目的にした勉強会の開催や確定申告のサポートを受けられる場合があります。案件を獲得したときに手数料は発生しますが、獲得するまでに受けるサービスは無料です。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングを利用してC++の副業案件を探すのも一つの方法です。クラウドソーシングとは、仕事を受けたい個人と仕事を依頼したい企業・個人をつなぐサービスです。
クラウドソーシングサイトにはさまざまな業種の案件が掲載されており、プロフィールを登録することで気になる案件に応募できます。プロフィールで強みや経験をアピールすれば、プロフィールに興味を持った依頼主からオファーを受けることも可能です。
SNSを活用する
SNSを利用して情報発信することが得意な場合は、SNSを通じてC++の副業案件を獲得することも可能です。SNSは多くの経営者が利用しており、自身が発信した情報が経営者の目に留まれば副業案件の依頼を受けられるかもしれません。
SNSを活用して副業案件を獲得した場合、営業はもちろん支払管理をすべて自分でこなす必要があります。必ずしも経営者にSNSを見てもらえる保証はないので情報発信を継続し、自身の強みや実績をアピールしましょう。
友人・知人などの人脈を活用する
人脈を活用し、C++の副業案件を紹介してもらう方法もあります。エンジニア関連の人脈がある場合、友人・知人を介して副業案件を紹介してもらうことも可能です。友人・知人の紹介で副業案件を受けられれば手数料がかからないため、余計な費用をかけずに副業を始められます。
ただし、人脈を活用する上で注意すべきこともあります。例えば、支払管理は自分で行わなければなりません。また、友人・知人の信頼で案件を紹介してもらうので、希望条件に合わない案件であっても断りづらいでしょう。
C++の副業案件の紹介をお願いする際は、希望条件をしっかり伝えておくことをおすすめします。
C++の副業案件獲得に使えるフリーランスエージェント
C++の副業案件を効率良く獲得するなら、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。専属のエージェントがエンジニアのスキルや経験などをヒアリングし、希望条件に合った案件を獲得できるようにサポートしてくれます。
ここでは、おすすめのエージェントサービスを4つ紹介します。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、ITフリーランス向けの案件を紹介するエージェントサービスです。スタートアップやベンチャー企業の案件では、新しいトレンド技術を取り入れた仕事に携わることができます。
週2~3日から対応可能な案件やフレキシブルな案件なども多数あるので、本業に支障が出ない程度に副業を続けられるでしょう。仲介会社を介さない直接クライアントと契約できる高単価な案件も多く、生活に十分な報酬を手に入れることも可能です。
専属のエージェントがスキルや経験をもとに希望条件に合った案件を紹介してくれるため、自分で営業活動をする必要がありません。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、リモートワークに対応した案件を多く取り扱うエージェントサービスです。取り扱っている案件の9割以上がリモートワーク案件のため、リモートワークでC++の副業を完結させたい人に向いています。
コンシェルジュが担当につき、副業案件の獲得後もサポートを受けられます。さらに独自のサービスとして専属の税理士に税金面の無料相談ができたり、確定申告やマインドフルネスなどをテーマにした勉強会に参加したりできます。
クラウドテック
クラウドテックは、リモートワーク案件に注力しているエージェントサービスです。登録社数は72万社と多く、審査に通った信頼性の高い企業の案件を提案してくれます。
取り扱っている案件の88%は、リモートワークで稼働しています。週3~4日から働ける副業案件を多数取り扱っているため、プライベートな時間を活用してC++の副業を始めたい人におすすめのエージェントサービスです。
案件の提案から契約の締結、勤怠管理までをすべてオンラインで完結できることが魅力です。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、常時提案が可能な案件が4,000件以上あるエージェントサービスです。ITエンジニア専門のコーディネーターがスキルや経験、希望条件に合った案件を紹介してくれます。
業界や案件のトレンド情報だけでなく、スキルアップにつながる情報をリクエストすると必要な情報を教えてくれるので、自分で業界調査をする手間が省けます。仲介会社を通さずに大手企業から直接依頼を受けているため、手数料は発生しません。
案件に参画中も契約更新や交渉、次回案件の提案などのサポートが受けられます。
C++の副業で高単価案件を獲得する方法
C++の副業案件のうち高単価案件を獲得するためには、いくつかの方法があります。ここでは、3つの方法を解説します。
エンド直案件を獲得する
C++の副業で高単価の案件を獲得するなら、エンド直案件がおすすめです。
エージェントサービスを利用した場合、運営会社によってはサービスの利用に手数料が発生します。しかし、クライアント企業から直接依頼を受けるエンド直案件は手数料なしのため、満額の報酬を受け取ることができます。
エージェントサービスのエンド直案件を獲得するか、自分で営業活動をして企業から直接依頼を受けることで高単価案件の獲得を実現できるでしょう。
他言語も習得し業務領域を広げる
C++のスキルだけでなく、複数のスキルや技術を習得していれば受注できる業務領域が広がり、高単価の案件を獲得しやすくなります。
C++の副業案件では、スキルや経験にもとづいて依頼する業務内容を変えるクライアント企業も少なくありません。高単価のC++の副業案件を獲得するためには、実際に募集されているC++の案件内容を検索し、クライアント企業がどのようなスキルや経験を求めているのか確認しておきましょう。
獲得したい業務内容の案件で求められるスキルの中に不足する言語や経験があれば、習得してから応募することをおすすめします。
上流工程の案件を獲得する
C++の副業案件のうち高単価の案件を獲得するなら、報酬が高い傾向にある上流工程の案件が狙い目です。設計をもとにプログラムを作成する下流工程と異なり、開発プロジェクトの初期段階から携わることができるため自身のスキルや強みを活かしながら広範囲の業務領域の経験を積めます。
上流工程の副業案件を獲得するためには上流工程の経験はもちろん、マネジメントスキルやコンサルティングスキルが必要です。
C++の副業に将来性はある?
汎用性が高いC++は高度なプログラムの作成に便利で、トレンドのIoTやAI開発などの分野でも活用される将来性が高い言語です。
トレンドの分野以外にも幅広い業界でも用いられているので、今後もC++に関する副業案件が増加することが予想されます。エンジニアはC++を利用した開発経験を積みながら、その他の言語を習得してスキルを向上させることで安定的に案件を獲得できます。
まとめ
C++の副業案件を獲得するなら、専属のエージェントから手厚いサポートが受けられるフリーランスエージェントの利用がおすすめです。複数のエージェントサービスに登録することで、自分で営業活動をしなくても希望条件に合った案件を見つけられます。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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