こんにちは。
ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
「PlayStation VR」の販売もあって、2016年はVR元年と定められました。まだ2年目ではありますが、VR関連の求人はすでに数が増え始めています。
今回はそんなVR関連の求人を職種毎に調べてきましたので、ご紹介します。
VR関連に関わらず、そもそもフリーランスにはどのような仕事や職種があるのか知りたい方は、「フリーランスの仕事一覧と職種ごとの特徴や想定年収」でご紹介しているので、そちらも参考にしてください。
ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
VRとは?
まず、そもそもVRとは何かという話から進めていきます。
VRとはバーチャル・リアリティ(Virtual Reality)の頭文字で、日本では仮想現実と呼ばれています。
専用のヘッドマウントディスプレイ(視界を全て覆うディスプレイ)を装着して、CGとサウンドによってリアルな仮想空間を作り出します。
VRの歴史自体は意外と古く、言葉としての登場は1935年の海外の短編小説で、実物としての登場は1962年になります。1962年と言うのはコンピュータのGUIが開発され始めたのとほぼ同じ時期になります。
それから50年以上かかって誰でも手に入るようになったVRのデバイスも、開発当初はこのVRを構築する装置やディスプレイがどうしても大掛かりな物になってしまう点で中々普及まで行きませんでした。
しかし、近年のコンピュータのパフォーマンスの向上、2016年にはSteamVR規格対応の「HTC Vine」やPlayStation VRの登場もあって、VR元年となりました。
ちなみにVRとARは別物である事に注意してください。
AR(Augmented Reality)とは拡張現実の事で、現実に存在する物に対してコンピュータが情報を付加する機能です。ARは現実に何かしらの物体が必要になりますが、VRは仮想現実を作り出しているため現実の物体としてはヘッドマウントディスプレイだけで十分となります。
ゲームでの利用が多いと思われがちなVRですが、様々なシミュレーションをより現実に近い形で体験できる機能ですから、これからはゲームに限らず様々な分野で活躍していくために世界的に注目を集めているのです。
VRで求められる職種とは?
VR関連の仕事で実際に求められる職種は果たしてどんな職種があるのでしょうか。
現在求人数が多い業界ではやはりゲーム関係が多いです。「PlayStation VR」の登場もあって、PSVR向けの開発が求められたり、スマートフォン向けアプリでの開発も多いです。
既存のゲームアプリにVR機能を付け足す事もあれば、新しくゲームアプリを作る際にVR機能を利用するという事も考えられます。
なので職種としてはエンジニアはもちろん3DCGデザイナーもあり、ゲームプロデューサーやディレクターもあります。
プロデューサーやディレクターは入力デバイスがマウス、キーボード、コントローラー以外の場合での開発経験があるかどうかと言うのが鍵を握るようになりそうです。
ゲーム業界以外ではやはり映像や番組制作のプロデューサーやクリエイターになります。
VR映像を作れる事ももちろん大事ですが、この業界ではそのVR映像をどれだけ効果的に見せられるか、VR映像での編集や表現力と言った部分も求められる事になります。
現時点ではやはりゲーム業界と映像業界の2つが多いですが、VRの普及に伴って様々な業界でVR技術が求められる事になるでしょう。
VRの求人まとめてみた!(エンジニア、デザイナー、プロデューサー)
2017年3月時点でのVR求人をエンジニア、デザイナー、プロデューサーの3つの職種を調べてきました。
まず、エンジニアは他の2つの職種に比べて求人数が多く、テレビでのVRサービスや美術展などのイベント用のVR開発など映像関係とゲーム開発でのVR求人がほとんどです。開発環境としては映像、ゲーム共にUnityがほとんどですので、エンジニアとしてVR開発に携わる場合はUnityが必須になってきそうです。
次にデザイナーは圧倒的にゲーム開発での求人が多いです。
なので、Unityでの開発に次いでPSVRでの開発の求人も結構あります。一応広告デザインの求人も少しだけはある事を覚えておきましょう。
最後にプロデューサーは圧倒的に映像や番組制作での求人が多いです。特にVRを利用した番組や動画制作プロデューサーでの求人が多いです。
一言でVRと言っても職種によって取り組む仕事内容が大きく変化しますので、どの職種でどんな仕事に就いてVRと関わっていくか、しっかりと目標を定めた上で求人情報を調べましょう。
VR未経験でも大丈夫?
VRの開発をしてみたいけど、VRの事をあまり良く知らないって方もいるかと思います。VRに関する知識が無いからきっとできないだろうと考えているかもしれません。
しかし、VR未経験だろうと誰だってVR開発は可能で、パソコンとスマホとインターネット、そしてヘッドマウントディスプレイかVRゴーグルがあれば誰でもVR開発を始めることができます。
VR開発に関する情報は今も絶えずネットで逐一更新されていて、その中で開発を進めていく事はVR関係の仕事に就く上で貴重な体験になるはずです。
VR開発をやってみたいと思ったら、ぜひ1度ネットで調べて実際に動かしてみましょう。
まとめ
VR関係の求人は現時点ではゲーム業界と映像関係が大多数を占めています。
しかしVRを利用したサービスは今後ドンドン拡大し、それに伴って求人の幅も広がっていく可能性が高いです。
将来的に就きたいと思っている職種がないにしても、VRを学んでおけばその職種でのVR先駆者になれるかもしれないので、是非この機会にVRに触れてみてください。
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