こんにちは、 ITプロマガジン です。
エンジニアとして就職や転職したいと思ったとき、必ず必要になるのが履歴書と職務経歴書ですよね。
エンジニアの方は事実を淡々と書き、志望動機やアピールポイントも控えめな方が多く、経歴や熱意が伝わりにくい方もいらっしゃいます。
そこで今回は、ITエンジニア向けに履歴書の書き方と職務経歴書の書き方だけでなく、作成する上での注意点についても解説しています。
記事の最後には、実際に活用していただけるフォーマットも用意しておりますのでぜひ最後までご覧ください。
ドンピシャ案件の探し方
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エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
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目次
履歴書と職務経歴書の違い
エンジニアの履歴書と職務経歴書で同じような内容を書くことがあると思います。実は両者の間には明確な違いがあり、それぞれの書類に役割があります。
違いは以下のようになります。
書類 | 目的 |
---|---|
履歴書 | 内定後に保管するもの |
職務経歴書 | 書類選考で使うもの |
履歴書は「内定後に」人事情報の補完のために使用され、書類選考では職務経歴書が使用されます。
よってエンジニアの転職活動では職務経歴書のほうが履歴書より重要な書類になります。
エンジニアの履歴書作成で注意する点
履歴書は職務経歴書に比べると端的にわかりやすく経歴をまとめる必要があります。
基本的な書き方や注意すべき点を押さえて書く必要があります。
フォーマットに関する注意点
履歴書のフォーマットはB5(B4の二つ折り)かA4(A3の二つ折り)が一般的になります。また、会社からの指定がなければ基本的にはPCにて作成が主流となり、Excelなどで作成するのがおすすめです。
年号に関しての指定はありませんが、西暦が一般的になりつつあるようです。また、数字表記は算用数字を使うのが一般的となります。
基本情報に関する注意点
生年月日以外に、履歴書提出時での満年齢も記入します。
メールアドレスは、プライベートのものでもかまいませんがいつでも連絡が取れるものにしましょう。携帯電話キャリアが提供している、キャリアメールを就活アドレスとして使うのは避けたほうがいいでしょう。
その理由としてキャリアメールは添付ファイルの容量制限が少なめで企業からのメールを正しく送受信できない恐れがあるからです。
殆どの履歴書には写真を添付する必要があり、その写真が応募してきたエンジニアの第一印象となります。
証明写真機で撮影するのでなく、写真館などを活用して姿勢や首の角度、表情など就職活動に向いた写真を撮影してもらいましょう。
自由記述欄(備考欄)の注意点
採用担当者側は志望者側の熱意や人柄を自由記述欄で確認します。
ネットなどでダウンロードした履歴書では「自由記述欄」「備考欄」といった表記の場合も多いので、自分の中で何をアピールしたいのか伝えたいのかを考えた上で、志望動機や自己PRを記述しましょう。
志望動機を記述するのであれば、具体的に企業のどういったところに魅力を感じたのか、自分を採用することで企業側のメリットなどを書きましょう。
自己PRであれば、自分が頑張ってきたことや強みを記述し企業に採用された際はその強みをどのように活かすのか、簡潔にまとめられるようにしましょう。
エンジニアの職務経歴書の書き方
エンジニアの転職活動で最も重要な書類は職務経歴書だと前のセクションで申し上げましたが、どのような職務経歴書を作ればよいのでしょうか。
職務経歴書の役割
職務経歴書の役割はあなたのやる気や強みをPRすることにあります。ただ単に事実を列挙するだけでは実は不十分で、あなたの能力や経歴、やる気を魅力的に見せるようにしましょう。
エンジニアの方は控えめな方が割りと多いので、少し大げさにするくらいの気持ちで書いたほうが魅力的な職務経歴書になりますよ。
職務経歴書のボリューム
制限はありませんがA4サイズで2枚を目安に作成しましょう。
少なすぎると自分のアピールをするには不十分ですし、多すぎると採用担当者が全て確認するのに時間がかかってしまいます。アピールしたい事が多いかもしれませんが、それらの内容をうまくまとめるスキルもエンジニアにとっては必要です。
志望動機を書く
職務経歴書には必ず応募企業毎に志望動機を書きましょう。
なぜなら選考に主に使用されるのは職務経歴書の方だからです。
また採用担当者も忙しいことが多く、スキルや経歴にあまり関係のない履歴書は確認を省略される可能性もあるためです。
職務経歴書のフォーマットは決まっていない
多くの方がサンプルで入手したエンジニア用の職務経歴書のフォーマットを守っていますが、実は職務経歴書にフォーマットはありません。
自分をPRできる内容に適した項目がない場合は、自分で項目を作ってしまって問題ありません。
以下のような内容を職務経歴書に盛り込んで転職に成功したという方もいらっしゃいます。
- GitHubアカウント
- 取り組んでいるOSSプロジェクト
- ブログやteratailやQiita、Stack Overflowなど技術情報の公開ページ
- 個人で作成したアプリやサービス
職務経歴書に書かなければ面接官の質問が多い面接の場では、これらの内容をアピールするチャンスが無いかもしれません。職務経歴書に書くことで面接時にこれらのアピールしたい事柄への質問が増えることでしょう。
実績は具体的に書く
エンジニアはつい技術のことばかり書いてしまいがちですが、職務経歴書は人事担当者もご覧になります。
経歴の一覧には数字を使った実績や成果を追加して、あなたがそのプロジェクトでどのように成長したか分かるようにすると良いでしょう。
その上で職務経歴書に書くスキルは具体的に書くように心がけましょう。
即戦力のエンジニアを求める現場では製品の使用経験があるかが重要なポイントになりますので、各種OSやミドルウェアについてはできるだけ具体的に書くようにしましょう。
WebサーバーであればApache、Lighttpd、Nginxといった具合に製品名を書きましょう。
またプログラミング言語で言えば使用しているフレームワークやメジャーなライブラリも経験に応じて書くようにしましょう。
クライアントサイドJavaScriptを例にするとjQueryやAngularJS、ReactJSといった具合です。
エンジニアの履歴書と職務経歴書のテンプレート
ここまで履歴書と職務経歴書の書き方について説明してきました。
以下は、ITエンジニア向けの履歴書と職務経歴書のフォーマットがダウンロード可能となっていますのでぜひ活用してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はエンジニアの転職に役立つ履歴書と職務経歴書の書き方についてご紹介しました。
各種転職サービスでは履歴書や職務経歴書のレビューをしてもらえるので、自分の履歴書や職務経歴書に自信が無い方はレビューを受けてみるとよいでしょう。
エンジニアとして自分を最大限アピールできる履歴書と職務経歴書を作成し、転職の助けになれば幸いです。
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