ウェアラブル・コンピュータ、ウェアラブル・コンピューティングと聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?
一時期流行ったNikeのFuel Band(フューエルバンド)などのデバイスを想像される方もいるでしょう。最近では、AppleのApple Watchを想像されるかもしれませんね。
本稿では、ウェアラブル・コンピューティングが広がっていくことで、具体的にどのような世界が広がっていくのかを考えてみます。
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ウェアラブル・コンピューティングとは
そもそもウェアラブル・コンピューティングの定義は以下のようです。
小さくなることで身に着けるようになる、近未来のコンピューターの利用烹「ユビキタス」と並ぶ、モバイルコンピューティングの発展型。 ウエアラブルをユビキタスの一部ととらえる研究者もいる。 塚本教授(神戸大学)は、腕時計型、温度センサーの付いた服、ディスプレーを埋め込んだ服なども考えられるという。
定義の中でいわれている「ユビキタス」という言葉も一時期バズワードとして流行しましたが、最近ではあまり聞かなくなりました。変わって最近よく耳にするバズワードは、IoT(Internet Of Things: モノのインターネット)でしょう。
いずれにしても表現する意図は同じで、あらゆるデジタルデバイスがインターネットに繋がることにより、分析やコラボレーションが容易になる世界観を表しているといえるでしょう。
ウェアラブルという場合、IoTの中でも、より「人が身につけられるデジタルデバイス」に特化しているといえます。
ウェアラブルなIoTが人間の活動を計測可能に
ウェアラブルなIoT的デバイスにはさまざまな可能性が秘められています。
たとえば、前述したNikeのFuel Bandなどのウェアラブルデバイスは、身につけいてる人のさまざまな活動時間を記録することができます。活動の種別も、ウォーキング、ランニング、睡眠などを自動で判別したり、脈拍などをデジタルデータ化して管理することが可能です。
現在では、スマートフォンの類似アプリでも同様の管理することができます。
さらに、その他にもオフィスの出入りや出退勤の管理なども現在主流のカード型ではなく、より身につけやすい=ウェアラブルな形で普及する可能性があります。
ウェアラブルな形としては、腕時計以外にも、たとえば帽子、衣服、アクセサリー型の指輪やネックレス、眼鏡、コンタクトレンズ、入れ歯なども考えられます。
いずれにしても、これらのデバイスがIoT化してインターネットに繋がることにより、人間のさまざまな活動を計測してデータ化することができるようになっていくでしょう。
これら考えられるウェアラブルデバイスが取得できるデータにはどんなものがあるでしょうか。
前述した脈拍などのデータ以外にも、たとえば衣服であれば、体温、衣服の中の湿度、発汗量などを計測できるようになるでしょう。帽子であればもしかしたら何らかの脳波を計測できるようになるかもしれません。
一時期話題になったGoogleグラスは、プライバシー保護の問題が指摘され現在でも日の目を見ることはできていませんが、ウェアラブルデバイスとしての可能性はまだ残されているのではないでしょうか。
より進化した形としてコンタクトレンズ型になれば、人間が本来持つ視覚を何らかの形で強化することができるようになるかもしれません。
また入れ歯などの形であれば、食事の管理に役立つ栄養素などの分析が容易になる可能性もありそうです。
ビッグデータ・人工知能によって意味付けされる世界
ウェアラブル・コンピュータによって収集されたデータがインターネットに接続して大規模なデータを収集することが可能になれば、さらにその先にビッグデータを元にした人工知能による新しい価値の提案ができるようになるでしょう。
IoT、ビッグデータ、人工知能がセットでバズワードしていることには意味があります。
さまざまな人々が使うウェアラブルデバイスを通じて収集されたビッグデータを元に、人工知能がもたらす新しい知見にはどのようなものが想定されるでしょうか。
すでに実現されているものとしては、同世代の平均睡眠時間や平均活動量などを提示することで、他の人との差異を認識することができます。みずからが感じる心地よい睡眠時間や活動量をあらかじめ設定することで、具体的な生活改善を提案できます。
将来的には、より人工知能が人々の生活を方向づけたり、手間を省いたりすることができるようになるのではないでしょうか。
たとえば、カレンダーに登録された予定やこれまでの週間的な活動量を元に、自動的に目覚まし時計をセットしてくれたり、次に予測される行動をサジェストしてくれたりといったことはすでに技術的には実現可能です。
さらに、自らは自覚がなくても、潜在的に心身の異常を検知してくれて通院を促したり、通院すべき病院をリストアップしてくれたりということも考えられます。
いずれにしても、ウェアラブルデバイスが普及することの本当の価値は、単に「カッコイイ」「最先端である」という以上に、たくさんの人々の生活を向上させる可能性を秘めているといえるのではないでしょうか。
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