DTPオペレーターの将来性は?今後の需要や必須スキルを徹底解説

DTPオペレーターの将来性は辛い?需要はまだあるのか調査!

こんにちは、ITプロマガジンです。

今回の記事では「DTPオペレーターの活躍の場が少なくなっていることもあり、将来性に不安を抱いている」という方に向けて、

  • DTPは時代遅れなのか?
  • DTPオペレーターの将来性や需要

についてわかりやすく解説していきます。

またその他にも「2023年以降もDTPオペレーターとして生き残る方法がわからない」という悩みを抱える方もいるのではないでしょうか?

そういった方のために、DTPオペレーターとして生き残っていくにはどのような経験やスキルセットが必要なのかについて解説します。ぜひ最後までご一読ください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

DTPは時代遅れ?現在のDTPオペレーターの需要は?

雑誌などの紙の広告媒体はかつての勢いを失っており、DTPオペレーターの需要も年々減りつつあります。

求人ボックスが掲載している2022年現在においてはDTPオペレーターの求人自体がかなり少なくなっており、求人の数が少ないにもかかわらず賃金も低めなので職業としての人気も減少傾向。

なぜ、専門性の高い職業であるDTPオペレーターの需要が低くなってしまっているのでしょうか。

DTPオペレーターの将来性や需要が懸念される理由

DTPオペレーターはなぜ需要が低いのでしょうか。具体的に以下の3つの理由が原因と考えられます。

  • 理由①:印刷媒体の業界が縮小している
  • 理由②:プロモーションの場がWebに移行している
  • 理由③:知識や技術なしで印刷物が作れるようになった

理由①:印刷媒体の業界が縮小している

若者の「活字離れ」「本離れ」が騒がれだしたのは、いつからだったでしょうか。それとほぼ同時期に「出版不況」という言葉を耳にするようになりました。

新聞や雑誌、ポスターやチラシなど以前まで主流であった広告媒体の存続自体が危ぶまれています。2019年に経済産業省が発表した調査結果によると、2017年の印刷業界の出荷額は10年前に比べて2兆円近くも減少しているといいます。

印刷業界自体の需要が減少している今、DTPオペレーターの需要も減少していることは避けられない自体です。

参考:https://www.jfpi.or.jp/topics_detail6/id=4674

理由②:プロモーションの場がWebに移行している

2020年3月に株式会社電通が発表した「2019年の日本の広告費」で、インターネット広告費がテレビメディア広告費を抜いたことが明らかになりました。

このことから圧倒的な影響力を持っていたテレビメディアが衰退し、インターネット上で情報を得る人が確実に増えていることがわかります。

書籍は電子書籍に、雑誌ですらWeb上で読むことが一般的になりました。前述した出版不況とあいまって紙媒体に広告出稿する企業も減少しており、結果的にDTPオペレーターの需要も減っているというわけです。

参考:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html

理由③:知識や技術なしで印刷物が作れるようになった

以前まで専門的な知識や技術がなければできなかった印刷物を、簡単に発注・印刷できるサービスが台頭しています。

チラシやポスターだけでなく、冊子やカタログのようなページ数の多いものまで無料のテンプレートを用いて印刷データを作れるようになっています。

中小企業の印刷物であれば、あえてDTPオペレーターを通じて制作をしなくても良いという時代になってしまっていると言えます。

2023年以降もDTPオペレーターが生き残る方法

2023年以降もDTPオペレーターとして生き残るための3つの方法を紹介します。

  • デザイナーとして案件をこなす
  • Webデザイナーのスキルを身に付ける
  • フリーランスとなり業務を請け負う

それぞれ詳しく解説していきます。

デザイナーとして案件をこなす

デザイナーとして案件をこなすと、デザインからオペレーションまで企業に任せてもらえます。企業の信頼を勝ち取ることで、社内での評価もあがり活躍できる場が広がります。

デザインからオペレーションまでできると、フリーランスとして活躍できるため検討してみると良いでしょう。

Webデザイナーのスキルを身に付ける

これからDTPオペレーターを目指す人は、Webデザイナーとしてのスキルも求められます。Web系のIT技術者は常に不足していて、初歩的なスキルでもこなせる案件が多いです。

基本的なスキルを身に付けてIT技術を高めておくと、高額な案件を獲得できる可能性があります。

フリーランスとなり業務を請け負う

基礎スキルを磨いたら、フリーランスとなり業務を請け負うのも生き残り戦略の一つです。ただし当然、フリーランスとなってからもスキルを磨き続けていくことが大切です。

特にフリーランスになったばかりの頃は、リソースいっぱいまで案件を抱えるため睡眠時間を削って仕事をするでしょう。フリーランスになると自由度が上がったり収入アップの可能性があったりと、メリットもありますが、生活バランスが乱れるデメリットも起こり得るので注意してください。

なお、フリーランスのエージェントサイトである弊社ITプロパートナーズには、フリーランスのDTPオペレーター案件として、想定月収が30万円を超えている案件が多くあります。フリーランスに興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

需要が高く将来性のあるDTPオペレーターになるために必要な経験やスキルセット

DTPオペレーターの需要が減少している今だからこそ、身につけておきたい経験やスキルをご紹介します。

  • 必要なスキルセット①:DTP以外の技術を磨く
  • 必要なスキルセット②:マネージャーを経験する
  • 必要なスキルセット③:あらゆる案件を経験する

必要なスキルセット①:DTP以外の技術を磨く

Webの需要が高まる今、DTPのスキルだけで生き残っていくのは難しいと言えます。

DTPオペレーターにおすすめなのが、Webデザイナーとしてのスキルを磨くことです。

PhotoshopやIllustratorなどのDTPオペレーターで培ったソフトの知識を応用できるため、コーディングの経験がなくても企業に採用される可能性があります。

さらにWebデザイナーはDTPオペレーターより年収が高い傾向にありますので、キャリアパスとして検討してみるのも良いでしょう。

必要なスキルセット②:マネージャーを経験する

マネージャーの業務は、チームメンバーの業務管理やモチベーション維持、売上の管理など多岐に渡ります。どの業界・企業においても、マネジメント経験を持つ人材は重宝されます。マネージャーを経験しておくことで、その経験を他の仕事でも発揮できる可能性があります。

必要なスキルセット③:あらゆる案件を経験する

規模の小さい出版社や印刷会社であれば、一人の人があらゆる案件を担当することはよくあることかもしれません。

DTPオペレーターとしての定型業務だけでなく、デザインもできると仕事の幅が広がりますのでなお良いでしょう。

デザインの経験をグラフィックデザイナーやWebデザイナーとして活躍できる可能性があります。

まとめ:DTPオペレーター以外のスキルを身につけよう!

DTPオペレーターの仕事の需要は減少しているものの、今すぐなくなってしまう職業というわけではありません。

DTPオペレーターとしての経験を生かしながら新たなスキルを身につけることで、ご自身の仕事の幅がぐっと広がるかもしれません。

この記事をきっかけに、新たなスキルの習得に挑んでみてはいかがでしょうか?

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。