IT業界の発展がめざましく、プログラマーの需要も拡大しているといった意見がある一方、AI技術によるプログラミングの自動化や35歳定年説など、将来性を不安視する声があるのも事実です。
これからプログラマーを目指す方はもちろん、現在プログラマーとして働いている方も将来的に安定して仕事を獲得することが出来るのかは気になるところですよね。
プログラマーとして自分自身の将来性を高めるためには、適切なキャリアパスを選択することが大切です。
そこで本記事では、プログラマーの現在の需要と今後期待される分野およびスキルについて解説していきたいと思います。
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目次
プログラマーに将来性はある?
結論から伝えるとプログラマーに将来性はあります。経済産業省が発表しているIT人材需給に関する調査報告書によると、2030年には45万人から79万人もの人材が不足すると予測されているからです。
深刻な人材不足を改善するため、IT業界全体で待遇改善に動き出しています。求人ボックスが掲載しているデータによると、2015年以降からプログラマーの平均年収は増加傾向です。
同じく求人ボックスにおける2022年10月31日時点でのデータでは、プログラマーの平均年収は419万円、時給1,670円です。求人条件においては、週3日でも平均年収が上昇しています。
このようにIT業界全体の給与面や福利厚生の見直しがされるだけでなく、最新技術も導入され続けていることから仕事にあぶれる心配もありません。
2020年度からの小学校プログラミング教育の全面実施など政府も動き出していますが、企業の戦力として成長するのには、時間が掛かるため、プログラマーには将来性があると言えるでしょう。
現在の需要から見えるプログラマーの将来性
まずはプログラマーの現状の需要について把握しておきましょう。
結論としては、プログラマーの需要は高く、今後も需要の増加が継続するものと予測されます。
- 人材不足による需要増
- 企業側の待遇改善
- スキルによっては需要減も
人材不足による需要増
経済産業省の試算によると、2020年時点でIT人材の不足は30万人に及び、2030年時点では45万人に及ぶとされています。
企業からの需要が高まる一方で、人口減少の影響はもちろん、ブラック企業の蔓延といったイメージが広まってしまっているため、人材の確保に苦労している企業が多いようです。
ただ2020年現在、実務経験者の需要は一層高まっている一方で、中途での未経験者を雇う企業が減っているという声も多くなっています。
企業側の待遇改善
企業側も人材不足を補うために、様々な待遇改善に乗り出しています。
給与面を見ると、プログラマーの待遇は他の職種に比べて比較的高い企業がほとんどです。
加えて、近年ではリモートワークやフレックスタイム制の導入、私服勤務OKや副業可といった内容が増えており、他業界と比較しても自由度の高い働き方を提供する企業が増えています。
スキルによっては需要減も
現実として、IT業界であっても需要が減っているスキルがあるのも事実です。
IT業界は技術の移り変わりが激しいため、常に新しい技術を身につけていかないと企業からの需要に答えることが出来なくなってしまいます。
古い技術でも保守・運用などが必要なため、仕事が完全になくなることは稀ですが、需要の高いプログラマーとして生き残るためには、新しいスキルを常にアップデートする必要があります。
職種別に見るプログラマーの将来性
プログラマーの将来性と言っても、職種毎に必要なスキルや需要は異なります。
今回は一般的にプログラマーと呼ばれる職業で連想される4つの職種についてご紹介していきます。
- Webプログラマーの将来性
- システムプログラマーの将来性
- ゲームプログラマーの将来性
- ネットワークプログラマーの将来性
Webプログラマーの将来性
Webプログラマーの仕事は、インターネットを通じたサービスが増え続けていることからも将来性の高い職種であると言えます。
ただ、最近ではシステムをノーコードで開発出来るようなツールも増えてきているため、誰にでも出来るようなコーディング作業は、システムによる自動化や経験の少ない若手エンジニアに任せてしまうようなケースも増えています。
Webプログラマーとして長期にわたり活躍するためには、常に自分自身のスキルをアップデートした上で、システムの自動化では対応出来ない高度なスキルを身につけることが重要です。
システムプログラマーの将来性
ここでは主に業務系プログラマーのことを指してご紹介しますが、システムプログラマーに関しても将来性は高いと言えます。
業務で利用しているシステムは、開発すれば終わりというわけではなく、長期にわたり保守や運用といった作業が必要となるため、プログラマーの仕事自体も長期的に確保されるケースが多いようです。
また大規模案件が多く、企業から需要の高いスキルを身につけておけば、案件への参画障壁は低いと言えます。
一方で、COBOLやVBといった古くから存在する業務系システムで取り入れられていたようなプログラミング言語に関しては、将来性が高いとは言えません。
保守や運用などで、案件自体が完全になくなる可能性は低いですが、新規での開発案件はほぼ存在しないと捉え、需要の高いスキルを新たに身につけることも視野に入れておくべきです。
ゲームプログラマーの将来性
ゲームプログラマーの将来性を心配する声も一部ささやかれていますが、現状ゲームプログラマーの将来性はかなり高いと考えるべきです。
eスポーツが盛り上がってきたことやスマホゲームの台頭により、ゲーム市場への注目度は伸び続けています。
従来は、子供だけが遊ぶものといったイメージの強いゲーム業界ですが、最近では大人も含めて、またビジネス的な観点でも多くの方を取り込んで市場規模を拡大しています。
今後はVR技術やAI技術などを活用したゲーム開発も進んでいくことが予測されるため、より高度なスキルをもったゲームプログラマーへの需要の高まりに期待です。
ネットワークプログラマーの将来性
ネットワークプログラマーの将来性は、他の職種と比べても非常に高いと言えます。
現状でも企業からの需要に対して供給が追いついていない状態で、AWSやAzureのようなクラウドサービスの急速な拡大により、今後ネットワークプログラマーの需要は一層拡大していくことが予想されます。
一時期はクラウドサービスの影響で、ネットワークプログラマーの需要がなくなるとの声もありましたが、むしろクラウドサービスを取り扱えるネットワークプログラマーは、企業が優先的に確保したい人材になっているとさえ言える状況です。
プログラマーとして需要を高めるために必要な3つのスキル
プログラマーが将来性の高い職業であることは間違いありませんが、ただプログラマーにさえなることが出来れば、誰でも将来安泰というわけではありません。
将来性のあるプログラマーとして活躍するためには、以下の3つのポイントを特に意識しておく必要があります。
- 需要の高い言語やフレームワークを習得する
- PMやPdM・VPoEとして活躍できるマネジメントスキルを身につける
- 経営層に近い人物とのコネクションを作る営業力
1.需要の高い言語やフレームワークを習得する
IT業界は技術の転換が目覚ましく、数年前に主力となっていた言語やフレームワークも、今ではほとんど使われないといったケースも少なくありません。
需要の高い言語やフレームワークのスキルを常にアップデートしておくことで、将来性の高いプログラマーとなることが可能になります。
常に最新技術の動向を抑えた上で、現在の需要と将来性を加味しながら、スキルを身につけることを意識しておきましょう。
2.PMやPdM・VPoEとして活躍できるマネジメントスキルを身につける
プログラマーとして、長期間活躍していくためには、開発工程だけでなく、設計業務はもちろん、チームや組織をマネジメントするスキルを身につけることも大切です。
PMやPdM・VPoEとして、プロジェクトをビジネス的な観点から牽引出来るだけのスキルがあれば、様々な企業から引く手数多の人材となることが可能です。
プログラマーとしての開発スキルを向上させることはもちろんですが、ビジネスとしてITを使って企業の問題を解決させる方法を探し、実行出来るスキルが長期的なキャリアプランには必要となります。
3.経営層に近い人物とのコネクションを作る営業力
経営層に近い人物とのコネクションを作っておくと、直接コネクションがある企業はもちろん、経営者間のネットワークにより新しい案件を獲得出来るチャンスが広がります。
上述しているように、IT業界は慢性的な人手不足で今後も加速していくことが予測されています。
ほどんどの業界でIT化への方針転換は避けられず、実際に企業として大々的にプログラマーを募集していなくても、優秀なプログラマーであればすぐにでも雇いたいと考えている経営層は多いようです。
今すぐに案件を獲得したいわけではなくても、経営層に近い人物とコネクションを作っておくことで、次の案件確保がスムーズに進む可能性が高まります。
プログラマーのキャリアパス
将来性のあるプログラマーになるためにはキャリアを意識した行動を取ることが大切です。
ご紹介する内容はあくまで一例ですが、キャリアパスの参考情報としてご確認ください。
- 上流工程を経験する
- スペシャリストを目指す
- 最新技術を身につける
- フリーランスという道も
上流工程を経験する
プログラマーとしてIT業界に入った方の多くが、開発・テストや保守・運用といった下流と呼ばれる工程を担当します。
しかし、プログラマーとして長く業界で活躍しようと思うと、要件定義・基本設計・詳細設計といった上流工程と呼ばれる作業が出来る人材が求められるようになります。
いきなり上流工程の仕事に未経験から転職することは難しく、下流工程で参画したプロジェクトで信頼を勝ち取り、徐々に上流工程を経験するという流れが一般的です。
スペシャリストを目指す
プログラマーとして長く活躍する方の中には、上流工程を目指すのではなく1つの分野のスペシャリストとして活躍する方もいらっしゃいます。
上流工程の作業では、人とのコミュニケーションが中心となり、コードを書く機会が少なくなるため、プログラミングが好きで働いている方の中にはスペシャリストを目指す方も少なくありません。
スペシャリストを目指す場合、需要が一定以上存在する分野であること、中途半端なスキルではなく完全に任せてもらえるくらいのスキルが必要であることは意識しておきましょう。
最新技術を身につける
将来性の高いプログラマーになるもうひとつの方法として、最新技術を常にアップデートすることも有効です。
2020年現在では、AIやブロックチェーン・クラウドサービスを使いこなせるプログラマーであれば企業からの需要も高く、将来性も高いと言えます。
最新技術は、基礎があってこそ効率的に学べるため、ある程度実務経験を積んだ上で、最新技術を常に身につけておけば、プログラマーとしての需要がなくなることはないでしょう。
フリーランスという道も
ここまでは正社員的な働き方を基本として考えてきましたが、フリーランスに転身するという手段も有効です。
フリーランスの場合、上述した将来性の高いプログラマーへのキャリアをある程度自分で選択することが可能となります。
ただ、フリーランスとしての働き方は仕事が安定しないなどの理由から、敬遠している方も多いようです。
最近では下記でご紹介するようなエージェントサービスを利用することで、正社員で働いていた頃とほとんど変わらない働き方をフリーランスでも実現することが可能となってきました。
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- ITプロパートナーズ
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しかしながら、週末での稼働になることが多いため、休日はゆっくり休みたい・趣味を楽しみたい。という方にとっては不向きかもしれませんね。
まとめ:プログラマーは将来性は高い仕事
本記事では、プログラマーの将来性について、現在の需要と今後期待されるスキルや分野から分析してきました。
結論として、プログラマーの将来性は高いと考えて間違いありません。
技術のアップデートが早いため、常に新しいスキルを身につける必要があるなどの問題もありますが、一概にデメリットとは言えないため、むしろIT分野に興味のある方にとっては最適な仕事にもなり得ます。
IT人材が不足している今、プログラマーへの門戸は広くなっているため、興味のある方は良い機会と捉えて、本格的に自分に合ったプログラマーとしてのキャリアを検討してみましょう。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」ではフリーランスの方向けに数多くの案件を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください!
■ ITプロパートナーズの特徴
- 週2やリモートOKの案件多数
- 取引企業数2,000社以上!有名ベンチャーや有名大手の高額案件多数
- 高等技術、最新技術案件あり
- 専属エージェントによるサポートあり
- ITプロトータルサポートで所得補償(休業保険/フリーランス協会)・確定申告代行あり
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
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