Pythonでできることってなに？

こんにちは！　ITプロパートナーズ・代表エージェントの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。

こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今回は、AIや機械学習への取り組みやプロダクトも増えてきている中で、最近弊社にも引き合いの多いPythonについてまとめてみました。

Pythonの特徴

Pythonは「PHP・Perl・Ruby」等のサーバサイドのWebプログラミング言語と並べて挙げられることも多いのですが、単なるライトウェイト言語と言うにはパワフル過ぎる言語です。

Pythonの日本公式サイトによると以下のような特徴があります。

• pythonはとてもクリーンで読みやすい文法
• pythonは強力な内省(イントロスペクション)機能
• pythonは直感的なオブジェクト指向
• 手続き型のコードによる、自然な表現
• パッケージの階層化もサポートした、完全なモジュール化サポート
• 例外ベースのエラーハンドリング
• 高レベルな動的データ型
• 事実上すべてのタスクをこなせる、広範囲に及ぶ標準ライブラリとサードパーティのモジュール
• 拡張とモジュールはC/C++で書くのが容易(JythonではJava、IronPythonでは.NET言語を利用)
• アプリケーションに組み込んでスクリプトインタフェースとして利用することが可能

これらの特徴から非常にpythonはパワフルな言語と言われ、また実行速度もライトウェイト言語の中でもトップレベルです。

更にpythonは学習コストも他言語に比べて短く、コーディングにかかる時間も比較的少ないという点でもアドバンテージを持っています。

Pythonでできること

Pythonでできることは実に多岐に渡ります。他のライトウェイト言語と同様に「Webアプリケーション」を作ることもできれば、Windows用の「デスクトップアプリケーション」の開発も可能です。

また、数値演算が得意だったり機械学習用のライブラリが充実していたりするため、「科学研究」「ゲーム開発」「ロボット開発」にも活用されています。

また、学習コストの低さからプログラミング教育用の言語として採択される場面も増えてきており、「教育用言語」としての側面も持っています。

pythonで作られたアプリケーションで有名なのは「youtube」や「evernote」でしょうか。

Pythonで他に何ができるのかを知りたければ、Pythonのコミュニティやカンファレンスへ行って「何ができるのか？」と聞いてみましょう。おそらく大半の人達がこう答えるでしょう、「pythonは何でもできるよ！」と。

Pythonの可能性・将来性

Perl・PHP・Ruby・Pythonと並べると、国内ではまだまだ認知度が低いのが現状です。プログラミング言語別の給与ランキングでここ2年連続で上位のPythonですが、下記の記事データからもわかるように求人数自体は相対的に少なく、絶対数もそれほど増えていません。

しかし、Pythonの特徴やPythonでできることを考えると、その将来性はライトウェイト言語の中でも群を抜くものがあります。最近出てきた言語であるかのような印象を受けますが、その成り立ちはPerlについで古い1991年にβ版が公開されています。

フリーランスの考え方としては、求人数の少ない言語は学習するリスクが高いと考えるかもしれませんが、言語仕様と将来性を考慮すればリスクを取って投資するのも良いかもしれません。

実際pythonでできる案件ってどういう案件がある？

ここまで、pythonでできることをいくつか紹介していきましたが、弊社の案件を基準に具体的にどういう案件をこなせるのかご紹介したいと思います。

Pythonでできることのまとめ

今回は「pythonでできることってなに？」という事で記事を書かせて頂きましたがいかがでいたでしょうか？

今後もpythonの需要はどんどん高まると思いますので、これを機に始めてみるのも良いかと思います。