こんにちは、ITプロマガジンです、
スキルアップや転職を目指してIT資格の取得を検討する場合、「どの資格を選べばよいのか」は多くの方が悩むポイントです。IT資格にはさまざまな種類があり、難易度も幅広いため、自分に合った資格を選ぶことが大切です。
この記事では、おすすめのIT資格23種類の難易度をランキング形式で紹介し、選び方のポイントや学習時の注意点についても詳しく解説します。IT資格の取得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
IT資格の種類は大別すると3つ
IT資格は、大きく次の3つに分けられます。
- 国家資格
- ベンダー資格
- ベンダーニュートラル資格
それぞれの特徴について、以下で見ていきましょう。
国家資格
国家資格は国の法律に基づいて認定されるため、信頼性が高いのが特徴です。IT分野の国家資格として代表的なのが、経済産業省の指導のもと「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が実施する「情報処理技術者試験」です。
この試験は13の区分に分かれ、IT全般を扱う基本情報技術者試験のほか、ネットワークやデータベースなど専門分野ごとの試験も用意されており、多様なスキルを証明できる資格試験として多くのIT技術者が受験しています。
ベンダー資格
ベンダー資格は、IT製品を提供する企業が独自に実施する資格です。主に、その企業の製品に関する専門知識やスキルが求められます。市場シェアの高い製品に関連する資格を取得すれば、さまざまな現場で即戦力となれるでしょう。
代表的な資格には、シスコシステムズが実施する「CCNA」や、シェアの高いクラウドサービスであるAWSに関する「AWS認定」などが挙げられます。
ベンダーニュートラル資格
ベンダーニュートラル資格は、特定の企業ではなく民間団体が実施する資格です。特定の製品に依存しない汎用性の高い内容が特徴で、幅広いスキルや知識を証明できます。そのため、さまざまな開発現場で応用が利くのがメリットです。
ベンダーニュートラル資格は、プログラミング言語に関する「Ruby技術者認定試験」や、監査やセキュリティなどの専門性を示す「公認情報システム監査人」など、多様な分野の資格があります。
おすすめのIT資格一覧表とランキング23選【難易度の低い順】
おすすめのIT資格を難易度別にランキングしたものが、以下の表です。ランキングが上位のものほど難易度が低くなっているため、資格選びの参考にしてください。
ランキング | 資格 |
---|---|
1位 | MOS |
2位 | Accessビジネスデータベース技能認定試験 |
3位 | ITパスポート試験 |
4位 | AWS認定 |
5位 | Google Cloud認定資格 |
6位 | Microsoft認定資格(Azure) |
7位 | 基本情報技術者試験 |
8位 | CCNA |
9位 | CCNP |
10位 | CCDE |
11位 | 情報セキュリティ技術認定 |
12位 | 公認情報セキュリティマネージャー |
13位 | OSS-DB技術者認定資格 |
14位 | XMLマスター プロフェッショナル(データベース) |
15位 | ORACLE MASTER Gold DBA |
16位 | 応用情報技術者試験 |
17位 | 情報処理安全確保支援士試験 |
18位 | データベーススペシャリスト試験 |
19位 | ネットワークスペシャリスト試験 |
20位 | ITサービスマネージャ試験 |
21位 | プロジェクトマネージャ試験 |
22位 | システム監査技術者試験 |
23位 | ITストラテジスト試験 |
※参考:資格の取り方
以降で、それぞれの資格を分野別に紹介します。
IT系職種全体の資格の難易度ランキング
IT系職種全体を対象にした資格には、次のようなものがあります。
- 1位.MOS
- 2位.ITパスポート試験
- 3位.基本情報技術者試験
- 4位.応用情報技術者試験
これらの資格は分野を問わず幅広い知識を習得できるため、これからIT業界を目指す方や汎用的なスキルを身につけたい方におすすめです。
上記4つの試験の概要について、以下で詳しく見ていきましょう。
1位.MOS
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、Excel・Word・PowerPointといったマイクロソフト社のOffice製品の知識やスキルが問われる資格試験です。実際にパソコンを操作する実技形式の試験で、取得すると基本的なパソコン操作スキルを持っていることを証明できます。難易度は低いため、IT資格への挑戦が初めての方におすすめです。
2位.ITパスポート試験
ITパスポート試験は、IT系の国家資格のなかで最も難易度が低い試験です。IT分野だけでなく経営やマネジメントに関する問題も出題されるため、幅広い知識やスキルを習得したい方におすすめです。すでにIT系の職種に就いている方なら、それほど多くの時間をかけなくても合格できるでしょう。試験は毎月複数回実施されているため、受験しやすいのもメリットです。
3位.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験はIT系国家資格のひとつで、「ITエンジニアの登竜門」とも言われている試験です。IT分野に関する基礎的な内容が出題され、IT関連企業では新入社員に取得を推奨しているケースも多く見られます。基礎的な内容ではあるものの、ハードウェアからプログラミング、IT戦略まで幅広く出題されるため、参考書や過去問題を活用してしっかり学習する必要があります。
4位.応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位に位置する国家資格です。IT分野に関する応用的な知識やスキルが求められる、IT職種全体を対象とする資格のなかでは難易度の高い資格です。ITパスポート試験や基本情報技術者試験が選択式の試験であるのに対して、応用情報技術者試験は一部記述形式の設問もあるため、勉強時間をしっかり確保しましょう。
ネットワーク関連資格の難易度ランキング
インフラエンジニアなどネットワーク関連の知識やスキルが求められる職種では、次のような資格が役立ちます。
- 1位.CCNA
- 2位.CCNP
- 3位.CCDE
- 4位.ネットワークスペシャリスト試験
それぞれの資格の特徴について、以下で解説します。
1位.CCNA
CCNAは、ネットワーク機器を扱うシスコシステムズが実施する資格試験です。ネットワークに関する基礎的な知識が問われる試験で、ネットワークエンジニアの入門資格とも言われています。受験には、シスコソリューションの実装及び管理経験が1年以上あることが推奨されています。ネットワーク関連資格のなかでは難易度が低めですが、実務経験がない場合はしっかり学習しなければ合格は難しいでしょう。
2位.CCNP
CCNPはCCNAの上位資格に位置します。ネットワークに関して設計から実装、運用保守まで幅広い内容が問われ、取得すると高いスキルや知識を持っていることを証明できます。CCNAよりも高度な内容が問われるため、すでにCCNAを取得している方やネットワークエンジニアとして3年以上の経験がある方におすすめです。
3位.CCDE
CCDEはCCNPよりもさらに難易度の高いシスコ技術者認定資格です。高度な設計スキルや幅広い知識が求められるため、取得するとネットワークに関して上級レベルの知識やスキルを持っていることを証明できます。受験の目安として、5年以上の実務経験が推奨される難易度の高い資格です。
4位.ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークに関する高度な知識やスキルが求められるIT系国家資格です。取得すると、大規模かつ堅牢なネットワークシステムの構築・運用ができる人材として活躍できます。インフラエンジニアやネットワークエンジニアとしてキャリアアップを目指す方におすすめの資格です。
クラウド関連資格の難易度ランキング
近年、クラウドサービスが広く普及しており、次のようにシェアの高いクラウドサービスに関する資格も注目されています。
- 1位.AWS認定
- 2位.Google Cloud認定資格
- 3位.Microsoft認定資格(Azure)
これらの資格を取得すれば、そのサービスを使用する開発現場で活躍できるでしょう。それぞれの資格について、以下で解説します。なお、こちらのランキングについては学習リソースの充実度などを踏まえて順位付けしています。
1位.AWS認定
AWS認定は、Amazonが提供するクラウドサービス「AWS」に関する知識やスキルが問われる資格です。AWSは世界的にシェアが高く、日本企業でも広く採用されているため、多くの開発現場で役立つでしょう。2年以上のAWS経験が推奨される「Professional」や、AWSのセキュリティソリューションに特化した「AWS Certified Security – Specialty」など、難易度や分野によって複数の認定資格があるため、自身の経験や職種に合ったものを選びましょう。
2位.Google Cloud認定資格
Google Cloud認定資格は、Googleが実施するGoogle Cloudの公式資格です。Google Cloudもシェアの高いクラウドサービスのひとつで、Google Cloud認定資格を取得しておくとGoogle Cloudを採用している企業から求められるでしょう。Google Cloud認定資格は「基礎」「アソシエイト」「プロフェッショナル」の3つの難易度があるため、自身のスキルに合ったレベルから始めましょう。
3位.Microsoft認定資格(Azure)
Microsoft認定資格(Azure)は、Microsoftが提供するクラウドサービス「Azure」に関する知識やスキルが問われる資格です。Azureは世界トップシェアを誇るサービスのひとつであるため、注目度の高い資格といえます。難易度や分野によって複数の試験に分かれているため、業務で扱っている内容や実務経験年数に応じて受験するものを選んでください。
セキュリティ関連資格の難易度ランキング
セキュリティの重要性は年々高まっているため、IT業界で働くならセキュリティ関連資格の取得も検討してみてはいかがでしょうか。具体的には、次のような資格があります。
- 1位.情報セキュリティ技術認定
- 2位.公認情報セキュリティマネージャー
- 3位.情報処理安全確保支援士試験
- 4位.システム監査技術者試験
それぞれの試験の概要について、以下で詳しく見ていきましょう。
1位.情報セキュリティ技術認定
情報セキュリティ技術認定は、IT人材向けの教育プログラムを提供するSEA/Jが運営する認定資格です。「基礎コース」「応用コースマネジメント編」「応用コーステクニカル編」の3つのレベルに分かれており、情報セキュリティの知識やスキルを段階的に習得できます。基礎コースを受験せずに応用コースにチャレンジすることも可能なため、自身のレベルにあったコースを受験できます。
2位.公認情報セキュリティマネージャー
公認情報セキュリティマネージャーは、システム監査やセキュリティなどに関する国際的な専門機関であるISACAが運営する資格です。取得すると、マネジメントレベルで情報セキュリティに関して専門的なスキルや知識を保有していることを証明できます。セキュリティ分野の責任者や役員にフォーカスした資格のため、この分野でのキャリアアップを目指す方におすすめです。
3位.情報処理安全確保支援士試験
情報処理安全確保支援士試験はIT系国家資格のひとつで、セキュリティエンジニアやセキュリティコンサルタントを目指す方におすすめです。試験に合格して所定の手続きを行うと、「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格を保持できます。システムのセキュリティ設計や運用、セキュリティに関するコンサルタントなど、情報セキュリティに関する幅広い業務を担当できるようになるため、この分野でのキャリアアップやキャリアチェンジに役立ちます。
4位.システム監査技術者試験
システム監査技術者試験は、IT系国家資格のなかでも最高難易度に分類される試験です。システム監査に関する高度な知識やスキルが問われるため、取得すると転職やキャリアアップにつながる可能性があります。「システムが適切に運用されているか」「適切なセキュリティ対策が講じられているか」といった監査を担当するスキルが身につくため、業界を問わず多くの現場で活躍できるでしょう。
データベース関連資格の難易度ランキング
データベースエンジニアには、次のような資格がおすすめです。
- 1位.Accessビジネスデータベース技能認定試験
- 2位.OSS-DB技術者認定資格
- 3位.XMLマスター プロフェッショナル(データベース)
- 4位.ORACLE MASTER Gold DBA
- 5位.データベーススペシャリスト試験
上記5つの資格について、以下で解説します。
1位.Accessビジネスデータベース技能認定試験
Accessビジネスデータベース技能認定試験は、テーブルの設定やレコードの抽出など、データベースに関して実務に直結する内容が問われる試験です。実際にAccessを操作する実技問題があるため、試験勉強の過程でデータベースに関して実務的なスキルを身につけられるのがメリットです。
2位.OSS-DB技術者認定資格
OSS-DB技術者認定資格は、オープンソースデータベースである「PostgreSQL」に関する知識やスキルが問われる資格です。オープンソースデータベースは世界で導入件数が増えており、この資格を取得することで特定のデータベース製品に依存しないスキルを身につけられます。
3位.XMLマスター プロフェッショナル(データベース)
XMLマスターはXMLに関するスキルが問われる資格で、そのなかに「プロフェッショナル(データベース) 」というデータベースに関する区分が用意されています。具体的には、XMLデータをRDBなどに格納し、管理や操作を行うスキルが求められます。
4位.ORACLE MASTER Gold DBA
ORACLE MASTERはデータベース管理者向けの資格で、「Gold DBA」は設計や環境構築、運用設計といったスキルが求められる区分です。4つの区分のなかで、最も難易度の高い「Platinum DBA」に次いで高いスキルや知識が必要になります。取得しておくと、Oracle Databaseを使用する現場で活躍できるでしょう。
5位.データベーススペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験は、データベースの分野に特化したIT系国家資格です。高度なスキルを持つデータベース管理者やインフラエンジニアを目指す方のための資格で、データベース関連の資格のなかでも特に高いスキルや知識が求められます。取得すると、単純なデータベースの構築だけでなく、企画から開発、運用保守まで幅広いスキルが身につきます。
マネジメント関連資格の難易度ランキング
プロジェクトマネージャーやコンサルタントなど、システム開発の上流工程を担当する場合は、次のようなマネジメント関連資格が役立ちます。
- 1位.ITサービスマネージャ試験
- 2位.プロジェクトマネージャ試験
- 3位.ITストラテジスト試験
それぞれの資格について、以下で詳しく見ていきましょう。
1位.ITサービスマネージャ試験
ITサービスマネージャ試験はIT系国家資格のひとつで、安定したITサービスを提供するための計画や設計に関する知識やスキルが問われます。システムの運用保守フェーズにおけるスキルが身につき、IT系の事業会社やコンサルティングファームなど、さまざまな企業から需要があります。
2位.プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験もIT系国家資格で、プロジェクトマネジメントに関する幅広い知識やスキルが求められます。論述式の試験があるなど難易度が高く合格率も低いため、合格できれば高度スキルを持つ人材として重宝されるでしょう。一定のマネジメント経験を積んだら、挑戦しておきたい資格のひとつです。
3位.ITストラテジスト試験
ITストラテジスト試験はIT系国家資格のひとつで、すべてのIT資格のなかでも最高難易度に位置する資格です。システム化の方針や戦略を経営者の視点で検討するスキルや知識が必要で、コンサルタントやCIO、CTOを目指す方におすすめです。取得すればIT戦略に関する専門家として活動でき、転職やキャリアアップにもつながるでしょう。
IT資格を選ぶ際のポイント
ここまで紹介してきたように数多くのIT資格があるため、どの資格にチャレンジすべきか悩んでいる方も多いでしょう。
ここではIT資格を選ぶ際のポイントを紹介するので、参考にしてください。
目的や自身のレベルに応じて選ぶ
IT資格は、自身の目的やスキルレベルに応じて選ぶのが基本です。例えば初心者の場合、難易度が低めの資格からチャレンジすると、基礎を固めながら自信をつけられるでしょう。現在の業務に関連する分野や、業務で扱っている製品に関するベンダー資格を選ぶのもおすすめです。
現状のスキルレベルに対して難易度が高すぎる資格を選んでしまうと、学習が進みにくくモチベーションを維持するのが難しくなります。そのため、最初は無理のない難易度の資格に取り組み、スキルアップに応じて徐々に難易度の高い資格へ挑戦していきましょう。
需要のある分野の資格を選ぶ
市場のニーズを参考に、需要や将来性のある分野に関する資格を選ぶという方法もあります。例えば、クラウドやAI、セキュリティなど、需要が高い分野や注目度の高い分野に関する資格を持っていれば、さまざまな現場で活躍できるでしょう。スキルの証明だけでなく、キャリアの幅の広がりも期待できます。
このように、現在の業務と直接関連しない分野についても、資格を持っておくと長期的なキャリア形成につながるのがメリットです。
IT資格を取得するメリット
IT資格を取得すると、次のようなメリットがあります。
- スキルや知識を体系的に学べる
- 就職や転職でのアピール材料になる
- 企業によっては資格手当がつく場合がある
- フリーランスの案件獲得にも役立つ
それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。
スキルや知識を体系的に学べる
IT資格を取得する大きなメリットの一つは、スキルや知識を体系的に学べる点です。資格試験では、その分野で必要とされる知識が幅広く出題されるため、試験勉強を通じて専門知識を効率的に習得できます。
仮に試験に不合格だったとしても、学んだ内容の中には実務で役立つものも含まれるため、資格取得へのチャレンジによって得られるものは多いといえます。
就職や転職でのアピール材料になる
IT資格を保有していると、就職や転職の際に大きなアピール材料となります。資格によってその分野に関する知識やスキルがあることを客観的に証明できるため、採用担当者に信頼感を与えられるでしょう。
特に、実務経験がない分野への就職や転職を目指す場合、資格はスキルや知識だけでなく、自ら積極的に学ぶ姿勢や意欲を示せるというメリットもあります。また、資格が業務に直結する内容であれば、即戦力としてのアピールも可能です。
このように、資格取得はキャリアアップやキャリアチェンジを目指す際にも大きな強みとなるでしょう。
企業によっては資格手当がつく場合がある
企業によっては、特定の資格を取得すると手当や一時金が支給される場合があります。特に、手当がつくと月々の給与が増え、年収アップにつながるのが大きな魅力です。
そのため、どの資格を取得するか迷った際には、勤務先の制度を確認してみましょう。資格取得による手当や一時金の支給制度がある場合は、その資格の取得を優先的に目指すことで、スキルアップと収入アップの両方を実現できます。
フリーランスの案件獲得にも役立つ
IT資格は、フリーランスエンジニアにとっても武器になることがあります。資格を保有しているとスキルや知識を客観的に証明でき、クライアントの目に留まりやすくなるかもしれません。ほかのフリーランスとの差別化にもつながるため、資格を取得したらポートフォリオや経歴書などに忘れず記載しましょう。
フリーランスの案件獲得方法はさまざまですが、高単価案件を効率よく探すならフリーランスエージェントの活用がおすすめです。ITプロパートナーズでは単価の高いエンド直案件を多く扱っており、週2〜3日稼働やフルリモートなど柔軟性の高い案件も豊富です。ぜひご活用ください。
IT資格の取得を目指す際の注意点
IT資格の取得を目指す際には、次のようなポイントに注意が必要です。
- 十分な勉強時間を確保する必要がある
- 取得しても確実に転職や案件獲得ができるわけではない
上記2つの注意点について、以下で解説します。
十分な勉強時間を確保する必要がある
IT資格を取得するためには、試験の難易度に関係なく十分な勉強時間を確保することが重要です。たとえ難易度が高くない試験であっても、しっかりとした事前対策を行わなければ不合格となる可能性は十分あります。
特に、働きながら資格取得を目指す場合は、限られた時間を有効活用する工夫が求められます。終業後の時間や休日を活用し、計画的に勉強を進めましょう。資格の取得には、勉強時間を確保するための自己管理力が必須です。
取得しても確実に転職や案件獲得ができるわけではない
IT資格は転職や案件獲得の際に役立つものですが、資格を取得しただけで必ず有利になるとは限りません。認知度の低い資格や初心者向けの難易度が低い資格では、アピール材料として弱い場合もあります。
また、転職や案件獲得は資格だけでなく、実務経験やコミュニケーション力、問題解決能力などを踏まえて総合的に判断されます。もちろん資格が有効なアピール材料になるケースもありますが、それだけに頼りすぎないことが大切です。
IT資格を取得するための学習方法
最後に、IT資格を取得するための学習方法を3パターン紹介します。自分に合った学習方法を見つけて、計画的に学習を進めましょう。
参考書などで独学する
参考書を使った独学は、コストを抑えながら自分のペースで学習を進められる点が大きなメリットです。通勤中や休憩時間などのスキマ時間を活用し、手軽に勉強を進められます。
一方、独学は「モチベーションや自己管理が求められる」「疑問点が生じた場合に質問できる相手がいない」といった点がデメリットです。学習がスムーズに進まず、試験日までに十分な勉強時間を確保できない可能性もあります。
独学を選ぶ場合は、計画的な学習スケジュールを立て、そのとおりに勉強を進める自己管理力が求められます。
通信講座を利用する
「自宅で学びたいが独学では不安」という方には、通信講座の利用がおすすめです。通信講座では、その分野の専門家が選んだ教材が提供され、要点を押さえた効率的な学習が可能です。
また、紙のテキストに加え、スマートフォンで視聴できる講座動画が用意されている場合も多く、スキマ時間を活用して学習を進められるのも魅力です。独学に比べて費用はかかりますが、体系的なカリキュラムに沿って勉強を進められるため安心感があります。
スクールに通う
計画的かつ効率的に学習を進めたい場合には、スクールに通うのがおすすめです。スクールでは資格取得のために必要な学習カリキュラムが確立されており、わからないことがあればプロの講師にすぐに質問できる環境が整っています。また、転職支援や独立支援を行うスクールもあり、資格取得後のキャリア相談ができる点も大きなメリットです。
一方で、費用が高いことや通学による時間的拘束がデメリットとして挙げられます。ただし、近年はオンライン受講が可能なスクールも増えており、必ず通学が必要というわけではありません。費用を許容できるのであれば、スクールは魅力的な選択肢となるでしょう。
まとめ
IT資格は分野や難易度が多岐にわたり、取得することでキャリアアップや収入増加が期待できるものも多くあります。どの資格に挑戦するか迷ったら、まずは自身のレベルや市場のニーズに合ったものを選んでみてください。
難易度に関わらず、IT資格を取得するには十分な勉強時間を確保する必要があります。独学やスクールなど自分に合った方法で、計画的に学習を進めましょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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