フリーランスの案件獲得経路に関する実態調査と考察 | 2022年版

こんにちは、ITプロマガジンです。

ITフリーランスとして働く人にとって、安定して案件を獲得できるかどうか?は非常に重要なことです。

本記事では、ITプロパートナーズが実施した「フリーランスの働き方の実態を調べるアンケート調査」の結果を元に、フリーランスの案件獲得の経路や傾向を紐解き、エージェント利用に関する満足度についても考察します。

現在案件獲得に悩まれている方、フリーランスを検討しているものの、仕事を取れるか不安に感じている方はぜひ参考にしてください。

なお、今回のアンケートを実施したITフリーランスの方々の属性は以下の通りです。

本調査の回答者属性
・調査人数:57名
・平均年齢:39.4歳
・職種の内訳:エンジニア9割、その他マーケター/デザイナー/コンサルタントなど

≪利用条件≫
1.情報の出典元として、ITプロパートナーズ(もしくはアトオシ)の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記のどちらかのリンクを設置してください。
ITプロパートナーズ:https://itpropartners.com
アトオシ:https://itpropartners.com/blog/

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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およそ2/3がフリーランスエージェントを利用して案件獲得している

回答項目回答数
エージェントサービス36
人脈11
過去・現在の取引先6
クラウドソーシング2
現状新しい案件獲得は行っていない1
HPやSNS0
スキルシェアサービス0

「案件獲得の経路として最も多いのはなんですか?」の設問に対する回答として、最も多かったのは「エージェントサービス」(36人)で、全体の6割以上を占めました。「エージェントサービス」に次いで多かったのが「人脈」(19.6%)、さらに「過去・現在の取引先」(10.7%)と続きました。

なお、「クラウドソーシング」の回答は全体の5%にも満たず、残りは「現状新しい案件獲得は行っていない」が1回答、「HPSやSNS」および「スキルシェアサービス」は回答0という結果になりました。

今回の調査結果の対象がITプロパートナーズを利用しているフリーランスのため、当然の結果とも言えます。では、エージェント利用者に限らないフリーランス全体の案件獲得経路はどうなっているのでしょうか?

フリーランス白書による調査では人脈からの仕事獲得が最も多いという結果に

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会は、1,236人のフリーランスを対象に「フリーランス実態調査」を実施し、その結果を「フリーランス白書2022」にまとめました。

同調査によると、フリーランスの仕事獲得経路は「人脈(65.9%)」が最も多く、次に「過去・現在の取引先(58.3%)」が続きます。3番目に多い「エージェントサービスの利用」については、全体の14.0%にとどまっています。

エージェントサービスが最も高い割合を占める、ITプロパートナーズによる調査結果とは相反する結果となりました。

ただし、フリーランス白書では注目すべき興味深い動向も紹介されています。「最も収入が得られる仕事獲得経路」に関する過去5年間での比較では以下のような調査結果が出ています。

コロナ禍前の2018年では46.1%だった「人脈」は、コロナ禍後の2022年には32.9%と10%以上下落しています。一方、エージェントサービスの利用は2018年には7.7%でしたが、2022年では14.0%となっており、ほぼ2倍に増加しています。

つまり、人脈経由での仕事獲得の機会は減っている中で、エージェントサービスの利用率は高まっているのです。

エージェントを利用している人は継続利用している可能性が高い?

ITプロパートナーズによる調査結果では、およそ3分の2のフリーランスがエージェントサービスを利用していることが明らかになりました。一方、フリーランス白書が示す調査結果では、フリーランス全体では「人脈」が案件獲得経路として最も多く活用されている中、エージェントサービスの利用者が増加している傾向が読み取れました。

以上から考察されるのは、人脈からの案件獲得は人気の高い案件獲得ルートではあるものの、すでにエージェントサービスを通じて案件を獲得しているフリーランスは、引き続きエージェントサービスの利用を継続し続ける確率が高いと考えられます。

またエージェントサービスの利用継続率が高いことに加え、コロナ禍以後はエージェントサービスの利用がさらに伸びている点を踏まえると、今後もますますエージェントサービスの利用者が増加し続けるものと予想されます。

フリーランスの継続の意思も考慮するとエージェント利用者の満足度は高いと予想

最後に、弊社を利用している方々が今後もフリーランスを継続する意思があるか?についての調査を紹介します。

結論、「今後もフリーランスを継続していきたいですか?」という設問に対して、「はい」を選択した人が全体の約8割を占めました。

回答項目回答数
はい45
どちらとも言えない11
いいえ1

大半がフリーランスの継続意思が強いということは、現状のフリーランスとしての仕事にも満足していることが推察されます。

あくまでも仮説ではありますが、エージェントの利用率の高いフリーランスが現状の仕事に満足しているということは、エージェントサービス自体にも満足している可能性が高いのではないか、と考えられそうです。

エージェントを利用したことがない人は一度使ってみよう

フリーランスにとって、案件獲得経路をいかに確立させるかは重要な課題です。

今回のアンケート調査では、すでにエージェントを利用しているITフリーランスの間では「エージェントを利用している」という割合が全体の約3分の2を占めました。また、今後もエージェントを利用する意思を示したフリーランスが全体の8割を示した結果からも、エージェントをすでに利用したフリーランスの間では、現状のサービスに対する満足度が高いことが読み取れます。

さらに「フリーランス白書」でも、過去5年間でエージェントを利用するフリーランスの割合が年々増加している傾向が示されています。今後、エージェントを利用して案件を獲得するITフリーランスはますます増えるものと予想されます。

一方で、人脈や従来の取引先も重要な案件獲得ルートである点は変わりません。

現在フリーランスとして稼働中、あるいは今後フリーランスとして独立を検討している場合、案件獲得ルートの主軸としてエージェントを活用しつつ、並行して既存の人脈や取引先を通じて新規案件を開拓し続けることが、継続的・安定的な稼働の礎を築く上で重要といえます。

ITプロパートナーズでは、週2・3など少ない日数やリモートでの稼働も可能な案件を多数取り揃えています。直接クライアントと契約できるため、高単価の案件が多いのも特徴です。スタートアップやベンチャーの案件も多数あるので、最新技術やトレンドに触れたい希望をお持ちの人に適したお仕事もご紹介可能です。

ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

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