こんにちは、ITプロマガジンです。
あらゆるサービスがクラウド化される中、企業は自社に合ったサービスの導入を積極的に行なっています。それにともない、クラウドサービスの開発も盛んに行われており、クラウドエンジニアの需要はますます伸びいるのです。
クラウドエンジニアは今、人材不足と言っても過言ではありません。それは、クラウドエンジニアを目指す人が少なくなっているわけではなく、スキルが追いついていないという現状があるのです。クラウドエンジニアが自身のスキル証明に役立つ資格は広範囲にわたるため、何から手をつけるべきかを決めかねている人も多いでしょう。
そこで今回は、クラウドサービスに特化した資格から、クラウド化の肝であるネットワーク技術にも精通したベンダーの資格まで、幅広く紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なおクラウド案件含め、フリーランスエンジニアの案件の特徴や仕事の取り方など総合的な情報は「フリーランスエンジニアの案件紹介!経験年数別の年収・実態を調査」でご紹介しています。
ドンピシャ案件の探し方
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
クラウドエンジニアの資格が取れる試験一覧
クラウドエンジニアが持つべき資格は、専門としたいサービスに特化したものや、全てのインフラとなるネットワークへの理解を証明するものまであります。
特に、以下の資格はチェックしておくべきものといえるでしょう。
- AWS認定ソリューションアーキテクト
- GCP-Google Cloud Certified
- Microsoft Azure 認定試験
- Alibaba Cloud 認定試験
- CCSP(Certified Cloud Security Professional)
- CompTIA Cloud+
- CCNA Cloud
それぞれの資格概要から効率的な学習方法まで、詳しく解説していきましょう。
AWS認定ソリューションアーキテクト
試験の種類 | ・AWS 認定クラウドプラクティショナー (初級)
・アソシエイト (中級) ・プロフェッショナル (上級) |
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運営団体 | ・Amazon |
公式サイト | https://aws.amazon.com/jp/certification/ |
AWS認定ソリューションアーキテクトは、Amazonが提供するクラウドサービスのAWSに関する専門知識を認定する資格試験です。
その種類には初級・中級・上級などが存在します。また、デベロッパー向けやシステムオペレーションなどにも分類され、その分野は細かく分かれています。
AWS認定の資格は、多くのサービスがAWSを利用している現在、AWSを使用したクラウドサービススキルのプロとして重要な資格となっているのです。
AWS 認定クラウドプラクティショナー (初級)
AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWS認定の中でも基礎となるスキルを認定する試験です。
AWSにおけるクラウドの知識をしっかりと学び、全体の構造を理解することや、AWSを利用することでどのような効果があるかを説明できるスキルを身につけます。
- AWS認定クラウドプラプラクティショナーでは、具体的に以下のスキルを認定します。
- AWSクラウドとは何か、そしてグローバルインフラストラクチャの定義
- AWSクラウドのアーキテクチャ原理を説明できるスキル
- AWSクラウドの価値提案スキル
- AWSプラットフォームの主なサービスとユースケース
- AWSプラットフォームのセキュリティとコンプライアンス
- アカウントマネジメントや料金モデル
- 技術サポートに関するドキュメントの特定
などです。
試験準備としては、AWSを実際に1年以上利用することが推奨されています。
アソシエイト (中級)
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトでは、分散システムの可用性やコスト効率、障害への高耐やリソースのスケーラビリティ設計について、1年以上の実務経験者を対象としています。
アソシエイト認定では、以下のスキルを認定します。
- AWSの細かなテクノロジーを使用して、安全で堅牢なアプリケーション構築・デプロイの知識を効果的に証明するスキル
- 顧客の要件に基づいたソリューションを定義できるスキル
- プロジェクトへ、ベストプラクティスに基づく実装ガイダンスを提供できるスキル
アソシエイトの認定試験に臨む場合には、AWSのコンピューティングはもちろんのこと、ネットワーク・ストレージ・データベースを実用レベルで経験しておく必要があります。また、技術的要件をすべてAWSのサービスから特定できる知識が必要です。
プロフェッショナル (上級)
AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験では、AWSのシステムにおいて、2年以上の実務経験者が対象となっています。
- プロフェッショナル認定では、以下のスキルを認定します。
- AWSにおいて、動的なスケーラビリティ・高障害性・信頼性を備えたアプリケーション設計
- 要件に基づいて、AWSのサービスを選定するスキル
- 多層アプリケーションの移行スキル
- エンタープライズ規模のスケーラブルな運用設計
- コストコントロール戦略の導入
プロフェッショナル試験に挑戦するにあたり、AWSでのクラウドアーキテクチャ設計およびデプロイの2年以上の実務経験を推奨しています。また、AWSでのアプリケーション実装に関わるアーキテクチャを提案するスキルが求められます。
その他、AWSに特化した知識だけではなく、WindowsやLinuxといったOSの環境についての知識や、スクリプト言語についての豊富な知識も要求されますので、十分な実務経験を踏まえて準備を行う必要があります。
AWS資格取得のための勉強法
AWS資格取得のためには、AWSの基礎を徹底的に学習する必要があります。もちろんAWSを実際に利用しながら、参考書も同時に確認することで、体感でも知識を習得することができます。
ある程度知識がついたら、参考書に付属している模擬問題もありますので、大いに活用しましょう。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
AWS認定資格を学習する最初の一歩として役立つテキストです。2019年4月20日に出版された新しいテキストで、参考書の中でも比較的やさしく解説されています。その他のテキストがどうしても難しいと感じる人は、ここから基礎を学んでいきましょう。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト ー アソシエイト教科書
2019年1月18日に出版され、比較的新しい参考書です。AWS認定試験を受検する際にはバイブルとして誰もが一度は目を通す参考書なので、何度も繰り返し学習しましょう。
また、1回分の模擬問題をダウンロード形式で提供していますので、参考書で学んだら模擬問題にチャレンジしてみましょう。
AWSトレーニングと認定
AWSの公式トレーニングサイトです。基本的には、以下の3つの学習方法が用意されています。
- AWSエキスパートから学ぶ
- 自分のペースで学ぶ
- AWS認定の取得
もちろん日本語にも対応していますので安心です。
どうしてもまとまった時間がとれない時間帯などは、公式トレーニングサイトを利用することで講習動画なども視聴できますので、活用しましょう。
GCP-Google Cloud Certified
試験の種類 | ・Associate Cloud Engineer
・Professional Cloud Architect ・Professional Data Engineer |
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運営団体 | |
公式サイト | https://cloud.google.com/certification/?authuser=3&hl=ja |
GCP-Google Cloud Certifiedは、グーグルが提供する「Google Cloud」に関するテクノロジースキルを証明する資格試験です。
GCPを取得することで、Google Cloudにおけるアプリケーション開発インフラにおいて、データソリューションの設計・開発・管理・運用のスキルを習得し、技術をアピールできます。
お客様が求めるサービスを、Google Cloud テクノロジーを通して実現するためのスキルを自身のものにしましょう。
Associate Cloud Engineer
Associate Cloud Engineerは、Google Cloudが提供するサービスを用いて、アプいケーションのデプロイ・オペレーションのモニタリング、エンタープライズソリューションの管理を行います。
Associate Cloud Engineerが認定するスキルは以下のようなものです。
- クラウドソリューションの環境設定スキル
- クラウドソリューションの計画と構成スキル
- クラウドソリューションのデプロイと実装スキル
- クラウドソリューションの正常なオペレーションスキル
- アクセスとセキュリティの構成スキル
Google CloudでのGoogleマネージドサービスは、コマンドラインにてプラットフォームベースでタスクの実行を実現できます。
Professional Cloud Architect
Professional Cloud Architectでは、企業などの組織がGoogle Cloudの技術を十分に活用するだけの専門的な知識と、スキルを持つことを認められる試験です。
Professional Cloud Architectが認定するスキルは以下のようなものです。
- クラウドソリューションのアーキテクチャの設計と計画ができるスキル
- クラウドソリューション インフラストラクチャの管理とプロビジョニングスキル
- セキュリティとコンプライアンスに対応した設計スキル
- 技術プロセスやビジネスプロセスの分析と最適化スキル
- クラウドアーキテクチャの実装管理スキル
- ソリューションとオペレーションの信頼性を確保するスキル
ビジネス目標を実現するために、Google Cloiudを用いた的確なソリューション設計・開発・管理ができることを認定されます。
Professional Data Engineer
Professional Data Engineerは、データに基づいた意思決定ができるエンジニアを認定します。
データの収集・変換・可視化、または、データシステムのセキュリティ・信頼性・フォールトトレランス・スケーラビリティなどにも重点が置かれ、その上でシステム設計や構築から、保守・トラブルシューティングを行うエンジニアです。
Professional Data Engineerでは、以下のようなスキルを認定されます。
- データ構造およびデータベースの構築と保守におけるスキル
- データ処理すステムの設計スキル
- データの分析と機械学習の活用スキル
- 分析および最適化のためのビジネスプロセスのモデル化スキル
- 信頼性を考慮した設計スキル
- データの可視化とポリシーの提唱スキル
- セキュリティとコンプライアンスに対応した設計スキル
Date Engineerはデータ分析を通して、ビジネスを客観的に判断し、意思決定をサポートするための統計モデルを構築します。近年では、データ処理の自動化の最先端技術でもある機械学習モデルを作成することもあります。
Google Cloud Certified資格取得のための勉強法
Google Cloud Certified資格を取得するためには、何よりGoogle Cloudの全体像を正確に把握する必要があります。その基礎知識を固めることが学習の一歩です。
分かりやすく解説してあるテキストを繰り返し学習し、基礎を身につけたところで公式オンラインのドキュメントや模擬試験を活用しましょう。
プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで
Google Cloudの資格試験を受検する人のほとんどが利用するテキストです。題名の通り、Google Cloud Platformがどのようなものであるか、全体像から学習することができます。
難しいと感じる部分もあるかもしれませんが、繰り返し学習することでその内容を把握しましょう。
公式オンラインドキュメント
Googleでは、公式のオンラインドキュメントも用意されています。Google Cloud Platformの全体像がある程度理解できていれば、それぞれのドキュメントでさらに知識を深めることができます。
公式ドキュメントの数は多いですが、一つ一つに目を通しておきましょう。
公式模擬試験(無料)
Googleでは、公式に模擬試験を無料で提供しています。もちろん答え合わせと解説もありますので、しっかりと学習しましょう。
試験直前に模擬試験を受けるのではなく、ある程度の知識やスキルを得た時点で模擬試験を受けてみましょう。
そこで間違えた項目などは、解説をみて考え方などをしっかりと身につける必要があります。
Microsoft Azure 認定試験
試験の種類 | ・Microsoft Azure Administrator
・Developing Solutions for Microsoft Azure ・Microsoft Azure Architect Technologies |
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運営団体 | ・Microsoft |
公式サイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/azure-exams.aspx |
Microsoft Azure認定試験は、過去の認定試験が廃止されたり、統合されたりと、認定試験の枠組みなどに変化が出てきています。
ですので、最新の正確な資格試験情報については、以下も参考にして確認をしましょう。
Microsoft Azure Administrator
Microsoft Azure Administratorは、ストレージやセキュリティ、ネットワーキングやコンピューティングCloud機能など、Cloudサービスを管理するAzure管理者を認定する試験です。
インフラストラクチャサービスやアプリケーションの環境依頼にて、適切なリソースのプロビジョニングやサイズ設定、監視や調整など、パフォーマンスで使用するサービスを推奨します。
Developing Solutions for Microsoft Azure
Developing Solutions for Microsoft Azureは、ストレージやセキュリティ、計算やコミュニケーションを含むAzureツールとテクノロジーをサービス開発に適用するスキルを持ちます。
受験対象者は、最低1年のソフトウェア開発全フェーズにわたるスケーラブルなソリューションの開発経験が必要で、最低1種類のCloudをサポートしたプログラム言語のスキルが必要です。
Microsoft Azure Architect Technologies
Microsoft Azure Architect Technologiesは、要求をセキュアで拡張可能な信頼できるソリューションに置き換えることで、アドバイスを行うことができるAzureソリューションアーキテクトです。
ネットワーキングや仮想化、アイデンティティやセキュリティ、ビジネス継続性やその他データ管理や災害リカバリまでを含む経験値と知識を有します。
受験対象者は、Azure管理、Azure開発、DevOpsの内どれか一つのドメインでエキスパートレベルのスキルを有していなければなりません。
Microsoft Azure 認定試験のための勉強法
Microsoft Azure認定試験は、近年大きく体系が変化しています。それに伴い、勉強方法にも気をつけなければなりません。
Microsoft Learn
各資格試験の公式ページには、オンライントレーニングとして「Microsoft Learn」が備わっています。無料で学習できるオンライントレーニングですので、学習の最初の一歩として利用しましょう。
インストラクター指導のトレーニング
こちらも各資格試験の公式ページに紹介されている公式トレーニングです。基本的には英語ですので、言語のハードルがありますが、公式のトレーニングですので、学習の一環として利用しましょう。
Alibaba Cloud 認定試験
試験の種類 | ・ACE (Alibaba Cloud Certified Expert)
・ACP (Alibaba Cloud Certified Professional) ・ACA (Alibaba Cloud Certifid Associates) |
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運営団体 | ・Alibaba |
公式サイト | https://is.gd/6xNxbr |
Alibaba Cloud認定試験は、Alibabaが提供する「Alibabaクラウドプロフェッショナルテクノロジー認定」です。
クラウドコンピューティング、ビッグデータ、クラウドセキュリティについての専門的な知識やスキルを認定する試験です。
大きくは3つの資格に分かれており、さらに8つの試験に細分化されています。
【Alibaba Cloud Ceritified Expert(ACE)】
- ACE Cloud Computing Certification
- ACE Big Data Certification
【Alibaba Cloud Ceritified Professional(ACP)】
- ACP Cloud Computing Certification
- ACP Big Data Certification
- ACP Security Solutions Certification
【Alibaba Cloud Certified Associate(ACA)】
- ACA Cloud Computing Certification
- ACA Big Data Certification
- ACA Cloud Security Associate
ACE (Alibaba Cloud Certifid Expert)
Alibaba Cloud認定試験の中でも、特に難易度の高い資格試験です。
Alibaba Cloud Seishinとアーキテクチャ設計、ビッグデータ製品やクラウド上のビッグデータ分析計算に対するエキスパートとして認定されます。
クラウドセキュリティについては、近日公開が予定されています。
ACP (Alibaba Cloud Certifid Professional)
Alibaba Cloud認定試験の中でも、難易度は中間に位置する検定試験です。
Alibaba Cloudにおけるオペレーションや、クラウドコンピューティングの豊富な知識を認定します。また、Alibaba Cloud Big Data Serviceへに精通し、ビッグデータの専門知識を有することを認定します。
クラウドセキュリティ認証は、Alibaba Cloudセキュリティ製品を使用する、専門的な技術者としてその監視や管理を説明できる技術者です。
ACA (Alibaba Cloud Certifid Associates)
Alibaba Cloudにおいて、クラウドコンピューティングの初心者向けの資格で、難易度は一番低いものです。
Alibaba Cloudコンピューティング製品のユーザー向けとなる技術資格でもあります。コンピューティングやストレージ、ネットワーキングやセキュリティといった基本的な知識を認定します。
また、ビッグデータエンジニアの概念に関する知識を有していること、そしてAlibaba Cloudコンピューティングのセキュリティ製品を使用でき、学生グループや開発者、運営者向けの認定資格とも言えます。
Alibaba Cloud 認定試験のための勉強法
Alibaba Cloudについては、主に公式のドキュメントや公式オンラインのビデオを受講する方法が一般的です。
公式サイトが若干分かりにくいという印象もありますが、公式の学習素材はそろっています。
公式ドキュメント
公式が用意している「Alibaba Cloud」の各機能の詳細が載っているドキュメントです。かなりのボリュームがありますが、Alibaba Cloudの認定試験をパスするには、基本的な知識を習得しなければなりません。
オンラインコースの受講
公式サイトの各資格試験詳細ページにある「コースを準備する」という項目にあるのが、プロのオンラインビデオコースです。
ただし、言語は英語だけ(2019年7月25日現在)ですので、英語が苦手な場合には難しいかもしれませんので、ドキュメントをしっかりと読み込むことに専念することになるでしょう。
CCSP(Certified Cloud Security Professional)
運営団体 | ・(ISC)2 |
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公式サイト | https://japan.isc2.org/ccsp_about.html |
CCSPは、クラウドサービスを安全に利用するために必要な知識をスキルとして取得する資格です。CCSK(Certificate of Cloud Security Knowledge)の上位資格に位置づけられています。
CCSPで認定されるスキルは以下のようなものです。
- サイバー情報の専門的スキル
- クラウドコンピューティングセキュリティの実務経験に基づく専門性スキル
クラウドサービスの導入が増えるにつれて、クラウドコンピューティングに対するセキュリティも重要な課題となります。CCSPの資格取得者は、その管理などを任せられるケースが増えているようです。
CCSP取得のための勉強法
CCSPには、公式のトレーニングと公式ガイドブックが用意されていますので、学習をするにはこの2点をしっかりと抑えておきましょう。
(ISC)2公式CCSP CBKトレーニング
公式CCSP CBKトレーニングは、CCSP認定資格取得を支援するために、CBKの6ドメイン全てをレビューするトレーニングを開催しています。
テキストは英語版ですが、講師は日本語でトレーニングを行ってくれます。教材はCBKに忠実にさ作成されていますので、試験対策に関わらず有益なトレーニングです。
公式ガイドブック
公式ガイドブックでは、CBKの各分野を詳細まで解説しています。公式のトレーニングではカバーできない内容も盛り込まれていますので、繰り返ししっかりと学習しておきましょう。
SSCPはNTTから出版されていますので、ウェブサイトでも確認をしておくとよいですね。
CompTIA Cloud+
運営団体 | ・CompTIA |
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公式サイト | https://www.comptia.jp/certif/infrastructure/comptia_cloud/ |
CompTIA Cloud+は、クラウドコンピューティング環境に必要な知識やスキル全般を評価する国際的な資格試験です。
企業などで、クラウドテクノロジーを導入する上で必要なスキルに重点をおいた資格です。
CompTIA Cloud+で認定されるスキルは以下の通りです。
- 標準的なクラウド手法の理解とスキル
- クラウドテクノロジーを実装・保守・提供するスキル
- ITセキュリティについての理解と、クラウドの実装に関するベストプラクティスの使用スキル
CompTIA Cloud+の資格取得を通して修得できるスキルとしては、大きく「コンフィグレーションとデプロイメント」「マネジメント」「メンテナンス」「セキュリティ」「トラブルシューティング」があります。
CompTIA Cloud+取得のための勉強法
CompTIA Cloud+の勉強方法としては、公式で紹介されているテキストや問題集を学習する必要があります。
「試験番号:CV0-001」に関しては、2019年1月31日にて日本語試験の配信が終了していますので、利用する参考書は「CV0-002」を使いましょう。
ただし、「CV0-002」にはいまだ対応していない参考書もありますので、すぐに試験学習にとりかかりたいという人は、現行の参考書にて学習を始めておきましょう。
Get! CompTIA Cloud+ クラウド時代の必修科目(試験番号:CV0-002)
こちらは、CV0-002に対応している参考書です。試験範囲をもれなくカバーしており、技術知識についてもわかりやすく解説しています。
章の最後にはチェック問題も盛り込まれており、理解度を都度確認できる構成です。
実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ Cloud+ 問題集
「CV0-002」には対応していませんが、CompTIAシリーズの学習では誰もが必ず目を通す問題集付きの参考書です。
初心者でもゼロから学べる参考書ですので、合格に必要な知識は網羅しています。問題集は繰り返し利用することで、試験の感覚をつかんでおきましょう。
CV0-001が対象ですが、「CV0-002」に対応した同シリーズも発売予定です。
CCNA Cloud
運営団体 | ・CISCO |
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公式サイト | https://is.gd/9mBTJM |
CCNA Cloud認定は、Ciscoが提供するクラウドソリューションの基本的なプロビジョニングやサポートを行うためのスキルを認定します。
クラウドエンジニアやクラウドの管理者、もちろんネットワークエンジニアも今後クラウドエンジニアリングに対応するためには必要なスキルを学ぶことができる資格試験です。
CCNA Cloud取得のための勉強法
CCNA Cloud取得のための勉強方法としては、基本的には英語でのテキストやE-learningが主な学習方法となりますので、ハードルは高いかもしれません。
しかし、Ciscoが提供する資格に認定されると、大きなキャリアアップが期待できますので、これからクラウドエンジニアとして活躍するならば、取得しておくと有利な資格です。
CCNA Cloud CLDFND 210-451 Official Cert Guide
CCNA Cloudの参考書として名前が上がるのが「CCNA Cloud CLDFND 210-451 Official Cert Guide」です。
前編英語での書籍ですので、英語に慣れていない人にとっては少々ハードルの高い学習方法となります。
Cisco E-Learning for CLDFND v1.2
「Cisco E-Learning for CLDFND v1.2」は、Cisco公式のE-Learningです。
自身のペースで学習することができ、練習ベースの学習経験を提供しています。
コースを修了すると、以下のようなスキルを習得できます。
- 一般的なクラウドの特徴を説明するスキル
- クラウドサービスモデルの説明と識別ができるスキル
- クラウド展開モデルの説明を比較
- クラウド展開の決定要因を特定するスキル
- サーバー仮想化を定義するスキル
- データセンターのネットワークアーキテクチャを説明するスキル
- インフラストラクチャの仮想化を特定するスキル
- ストレージプロビジョニングの概念を分析、特定するスキル
- ストレージアクセステクノロジの違いを説明して比較するスキル
- コンバージドインフラストラクチャの参照アーキテクチャを説明・比較するスキル
参照元:シスコラーニングネットワークストア
210-451CLDFND:https://is.gd/hCdLlF
クラウドエンジニアの資格で1番おすすめはAWS認定ソリューションアーキテクト
クラウドエンジニアとしてはさまざまな資格試験が存在し、プロジェクトの現場や、案件によっても特化した資格が有益ですが、どの資格を取得するかを決めかねている場合は、AWS認定ソリューションアーキテクトがよいでしょう。
AWSはその他のクラウドサービスに比べても、比較的利用される例が多い印象があります。また、資格を取る上で、その需要も大切ですが、資格試験の学習のしやすさも左右します。
ハードルの高い資格試験は、それなりに価値の高い資格と言えますし、取得者の数も少なく、将来的な自身の需要に大きく関わるでしょう。
しかし、あまりにも学習しにくい環境で資格取得を目指し、なかなか合格できないとなると考えものです。
それならば、言語的にも実務的にも触れやすい資格を取得し、クラウドエンジニアとしてのスキルアップを図った方がよいのです。
AWSの利用は、今や企業だけでなく個人でも利用をしているほど、“導入しやすい”環境が整っています。導入しやすいということは、もちろん業務でもAWSを選択する可能性も高いということです。
情報や資料が多いほど、トラブル時にも素早い対応ができますし、その有資格者であれば将来性を期待できます。
クラウドエンジニアが資格を取る価値はある?
クラウドエンジニアは、自身の技術やスキルを証明するために、資格を取得する価値があります。
クラウドサービスが登場してからしばらく経ちますが、まだまだその詳細な仕組みや本格導入に足踏みをしている企業も多いのです。
企業内にクラウドサービスを導入する場合には、セキュリティー面や、その後の運用やトラブルシューティングも考慮した運用計画が必要になります。
その時、「ちょっと詳しい人」がいるだけでは、やはり不安要素の方が大きいと判断されるでしょう。
しかし、クラウドエンジニアの資格を持つエンジニアがいることによって、導入の決断は早くなります。
また、クラウドサービスを導入するタイミングで、技術や実績を持つクラウドエンジニアを迎え入れたいという企業も増えているのです。
クラウドエンジニアであれば、実績のほかに資格を持つことが自身の価値も上げることになるでしょう。
就職・転職は有利になる?
今後、クラウドサービスの導入を検討している企業は多くあります。そこで必要になるのがクラウドエンジニアです。
導入するタイミングでエンジニアを雇う場合には、実績やスキルはもちろん、それを証明する資格は重要視されます。資格は唯一目に見えるエンジニアのレベルだからです。
資格を持つクラウドエンジニアは、就職や転職には有利に働きます。ほとんどの業務がクラウド化してく現代では、その資格の持つ意味はこれまで以上に有益なものとなるでしょう。
まとめ:クラウドエンジニアの資格は自身の可能性を広げる
クラウドエンジニアは、資格を持つことで自身の可能性を広げることになります。
もちろん、資格がなくても実務経験が豊富であれば重宝されるエンジニアになれます。ただし、その実力を知っている範囲内で、ということになります。
知識やスキルあり、実務経験も豊富であれば、見える範囲だけではなく、今後の世の中の動きに合わせたキャリアアップも目指せます。
自身の知識・スキル・経験の証明となる資格を取得しておくことで、自身の可能性を広げる要素の一つとして役に立つはずです。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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