ドンピシャ案件の探し方
「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」
エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
PHPの最新バージョンって?
こんにちは!ITプロマガジンです。
弊社では、エンジニアの方の起業やフリーランスのご支援をしています。
phpについての週2日から可能な案件も豊富に取り扱っていますので、是非気軽にご相談いただければ幸いです。
今回はphpのバージョンについて解説します。
現在(2017年1月)のPHPの最新バージョンは7.1になっています。
これまでPHPのメジャーバージョンと言えば5系が使われていたのですが、6系のリリースはスキップされ7系になりました。
公式発表によると6系は内部の文字をUTF16で記載する仕様に変更予定だったようなのですが、この開発が不調に終わりメジャーリリース自体を放棄したということらしいです。
PHP7も既に公開からもう1年経っているので使った方も多いかもしれませんが、しかし11年ぶりのメジャーアップデートですから触ったことが無い方もまだまだ存在すると思います。そこで少しPHP7の特徴について書かせていただきます。
PHP7はPHP5との互換性をなるべく維持しつつも、処理速度の向上を目的として改良されたバージョンと言ってよいでしょう。もちろんメジャーバージョンアップとなりますので関数や機能の追加は多少ありますが、基本的には処理速度の改善を目玉としたバージョンアップであると言えます。この点はPHPの生みの親であるRasmus Lerdorf氏が日本での講演(PHPカンファレンス2015)の中で、7系と5系のバージョン毎でのWORDPRESSの処理速度の違いを比較したプレゼンで説明されました。Rasmus氏によれば処理速度ベースではPHP7系は5系の2倍近く速くなり、しかも内部命令実行数は逆に1/3に削減されているとのことです。つまり速度向上のため内部処理を大幅にシンプルにしたというわけです。またこれ以外にCPUキャッシュやメモリの利用を制限するなど、速度向上のためのさまざまな施策が取られています。
安全なバージョンって?
端的に言って現状もっとも安全なバージョンはPHP5.6系だと思います。なぜならば7系はリリースからまだ1年ということもありバグフィックスがまだまだ行われている段階だからです。今までのPHPのマイナーバージョンアップの歴史を考えると数年に1回はマイナーバージョンが上がっていくのではないかと思います。
その意味で安全面だけ考えれば枯れたバージョンである5.6系を使うことが正解のようにも見えるのですが、ここでサポート期間と言う問題が上がってきます。最新の5.6系ですが、このサポート終了が今年(2017年)の8月に終了予定なのです。なのでそれ以降で5.6系で何か大きな問題が発生してもバグフィックスが行われない可能性が高いと思います。
その意味でちょうど今(2017年1月)は安全なバージョンは何かを明確にすることができない時期なのです。但し時間が進めば5系から7系への流れは加速していきますので、この記事が読まれている時点では7系の最新バージョンが一番安全になっている可能性が高いと思います。
バージョンアップのタイミングは?
基本的にバージョンアップがされたからと言って、稼働中のサイトのPHPバージョンをいきなり上げることはオススメできません。互換性があると言っても完全に互換性があるとは言っていないわけで、PHPバージョンが変われば、どこか動かなく機能が出てくると考えたほうがよいでしょう。バージョンアップをする場合はサイトの全機能を新バージョンで再テストする必要があります。
ここで著者の個人的なやり方で恐縮ですが、多くのWebサイトにはテストサイトというものがあるので、私の場合はこちらを先行してバージョンアップしテストを行っていました。テストサイトで機能テストを行い、且つある程度の期間(3か月~6か月)運用に耐えた時点で本番サイトのバージョンアップを行うのです。正直サイトの全機能のテストを行うと書きましたが仕様書がなかったり人の作ったサイトで情報が無いケースも多く、結局テストに漏れが出て痛い目に会った経験から事前の運用期間を長めにとるようにしています。
ただし新規のサイト構築の場合はやや事情が異なってきます。先に述べたように5.6系にはサポート終了の問題があり、現在の7系に関しても公式リリースから1年経ち、マイナーバージョンも7.1まで進んでいるので、実用レベルに達していると言えることから7系を適用するべきかと思います。但し数年間はPHPのマイナーバージョンアップとテストを繰り返さなくてはなりません。
もちろん既存サイトに関してもPHP7に載せ替えを行えるならしたほうがよいのは言うまでもありません。しかしビジネスとして考えた場合はサイトの寿命や上がってくる利益との兼ね合いで判断することになるかと思います。例えば月に10万円程度しか利益が出ないサイトでメジャーバージョンアップをする手間とコストを考えたら、現状のまま放置するという選択肢も合理的なのです。また利益が出ているサイトに関しても、多少バグが出ても許容されるようなサイトであれば放置の対象になるでしょう。
いずれにしても5.6系のサポートが2018年末終了と言うことなので少なくとも2018年末までにはバージョン移行の判断、移行計画を立てるべきだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はPHP7の特徴とバージョンアップと言う面を中心にブログを書かせていただきました。今回は単純に処理速度が2倍になったと書きましたが具体的なテスト方法などに関して、Rasmusf氏の日本での講演資料がこちらのページにありましたのでよろしければご一読ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!