在宅ネットワークエンジニアが活躍するために必要なスキルとは？！

こんにちは。

ITプロマガジンです。

フリーランスとして独立したエンジニアの方の中には、在宅・リモートワークで活躍されている方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
もしくは、これから在宅・リモートワークというライフスタイルを求めて、独立を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。

周囲で独立されているエンジニアの中にも、在宅・リモートワークでフリーランスとして活動中の方も少なくありません。

特に現在はAWSなどクラウドサービスの普及により、ネットワークエンジニアとして独立され、在宅・リモートワークでシステムの運用保守に携わっている方も増えているのではないでしょうか。

本稿では、在宅・リモートワークでネットワークエンジニアとして活躍するために必要なスキルについて考えてみたいと思います。

在宅ネットワークエンジニアに必要なスキル①：クラウドサービスに詳しい

前述の通り、昨今では、インフラのクラウドサービスというとAWS一択という状況になりつつあります。

特に新規事業などでこれから新たにwebサービスを立ち上げるという場合は、オンプレミスという選択肢はほとんどなく、IaaSであるAWSかその上位レイヤーのPaaSであるherokuなどのサービスを利用するシーンが増えているのではないでしょうか。

やはり新規事業においては、事業スピードが優先されるため、できる限りコアコンピタンスであるビジネスロジック構築にエンジニアが集中できる環境を選択することが多いでしょう。

また、新規事業のみならず、既存事業においても、オンプレミスからAWSへのリプレイスの話も最近ではよく聞くようになりました。

在宅でネットワークエンジニアとして活躍するためには、少なくともAWSのようなIaaSについての知見が必須といえるのではないでしょうか。また客先の環境に応じて、AWS以外のIaaSの知見も必要となるシーンもあることでしょう。

在宅ネットワークエンジニアに必要なスキル②：ボトルネック分析に長けている

客先からネットワークエンジニアの方に求められる要求として大きいと思われることに、「なんとなくこのあたりがパフォーマンスのボトルネックになっているっぽいんだけど、見てもらってボトルネック解消のための提案してもらえる？」のようなフワッとした要求ではないでしょうか。

実際に調査してみると、このボトルネックも多岐にわたる可能性があります。

もしかしたらネットワーク以外の部分がボトルネックになっていることもあるでしょう。
そのような意味で、システム全体を俯瞰してみる姿勢も求められているのかもしれません。

広い意味で、インフラエンジニア、ひいてはアプリケーションも含めたシステムアーキテクト的な視野が必要とされているといえるのではないでしょうか。

在宅ネットワークエンジニアに必要なスキル③：ニーズをつかめる

前述の通り、客先のニーズはフワッとしていることが多いです。

前述の例でいえば、客先が「このあたりが怪しいと思うんだけど」といった箇所を中心に調査したところ、実はまったく別のところが原因だった、ということもあるでしょう。

客先のいうことを鵜呑みにするのではなく、客先が求めているニーズの本質を見抜いて、どういう課題解決をすると客先にとって一番価値が高いのか？という点を常に意識する必要がありそうです。

このように的確にニーズをつかむためには、高度なコミュニケーション能力も必要となってくるでしょう。

また、在宅・リモートワークで働く以上、当たり前のことといえますが、必要なコミュニケーションをタイムリーに取れる機動性も求められそうです。

当然、姿勢としては受身ではなく、自発能動の姿勢が必要でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

これらのことは広い意味では、ネットワークエンジニアだけに求められる姿勢というより、エンジニアとして働くすべての方に当てはまるのではないでしょうか。

技術的なスキルセットをみにつけ、課題の本質を見出し、ニーズに的確に対応することができるエンジニアこそが、在宅・リモートワークで活躍できる資格があるといえるのかもしれませんね。