Pythonの案件特集

こんにちは、ITプロマガジンです!

この度、プログラミング言語と各言語の案件で求められることについて特集をすることにしました。

というのも、多くのエンジニアの方に、「フリーランスになる上で必要なスキルセットがわからない」というお声や、「スキルの幅を広げるために新たな言語を身に付けたいけど、どれにしようか悩んでいる」などなど、様々なご相談を頂くからです。

そこで、フリーランスエージェントとして様々な技術トレンドを追ってきている私たちが、この場をお借りして今その言語を使った案件で求められているスキルについてお話します!

今回は、世界的に見ても、最も人気の高い言語となりつつある「Python」についてご紹介いたします。

この記事はこんな人にオススメです。

  • これからエンジニアになろうと考えている方
  • すでにフリーランスで、スキルの幅を広げられる案件を探している方
  • すでにエンジニアだが、フリーランスエンジニアになろうと考えている方
  • Python案件をお探しの方

Pythonの概要

上でも触れましたが、「Python」はイーサネットの規格などでおなじみのIEEE(米国電気電子学会)の会誌『IEEE Spectrum』に掲載された2017年人気プログラミング言語ランキングで堂々の一位となりました。

正直に言えば、「Python」は日本ではそこまで浸透している言語ではありませんでした。

その原因としては「Python」の直接的なライバルが「Ruby」であったことが大きいでしょう。

この二つは「Perl」を父に持つ兄弟のような関係で、できることもほとんど同じ、構文も似ています。

ご存知の方も多いかと思いますが、「Ruby」はMatzの通称で知られる日本人のまつもとゆきひろ氏が開発したオブジェクト指向言語です。

2017年末現在、日本で開発されたプログラミング言語としては、唯一国際規格に認証された言語となっています。当然、日本語ドキュメントが非常に充実しています。

そのため、日本では圧倒的に「Python」よりも「Ruby」での実装例が多数派です。

しかし、「Python」は海外で好まれており(好まれている理由については、後述します)、近年、注目されているビックデータや人工知能(AI)開発などでは「Python」の方がライブラリ数などで恵まれた環境にあります。

Pythonでできること

「Python」は汎用言語であり、できることは多岐に渡ります。

身近な例で行けば、Webサイトです。例えば、YouTubeは「Python」で構築されています。オンラインストレージサービスとして有名なDropboxも「Python」です。

他の活用例ですと、TV-CMにも登場したことがある、ソフトバンクのPepperです。

Pepperを動作させるためのプログラム全て、というわけではないようですが、Pepperが人間と対話し、感情表現するための仕組み、いわゆる人工知能部分は「Python」で構築されたそうです。

他にも、ビックデータの解析分野などでも活用され、データサイエンティストの利用者が多い言語の一つです。

Pythonの需要と将来性

プログラミング画像 (1)

Pythonの需要

日本国内において、「Python」が多く使われるのは、人工知能やデータ解析の世界です。

日系企業のWebサイトなどは、すでに「Perl」などで構築されていることが多く、安定稼働しているものを、わざわざ他の言語に変えるメリットも薄いので、Webサイト関係の案件は少なかったです。

しかし、弊社の案件や他のエージェント会社の数値を参考にしても、案件数が一番伸びているのは「Python」です。

また、新規構築の際、国際的なトレンドに合わせて「Python」で構築したいというクライアント様もいらっしゃいます。

Pythonの将来性

将来性についてですが、現在「Python」は「C/C++」と並んで、人工知能開発の二大言語となっています。

Googleが公開したディープラーニング対応の人工知能開発用ライブラリ「TensorFlow」など、多くの人工知能開発ツールが「Python」に対応しており、今後もこれらのような「Python」に対応したツールは増えていくでしょう。

また、ビックデータのデータ解析でプログラムを組む必要があるかと思いますが、この分野においても、「Pandas」 や「Scipy」などの有用なライブラリがすでにあり、「Python」は非常に有利です。

注目技術に対応している「Python」の将来性は非常に高いと言えます。

Pythonの特徴

「Python」の言語的特徴は、「Python」はともかく効率性重視な点です。

「Python」のインタープリター上で「import this」と入力すると「The Zen of Python」と呼ばれる、「Python」でプログラミングする際の、心構えが表示されます。

その中に、「There should be one– and preferably only one –obvious way to do it.」という一文があります。

直訳すると、「一つの方法があるだろう。明らかに完全な唯一の方法が。」といったところでしょうか。これが「Python」の最大の特徴です。

他の言語の場合、例えば「Ruby」であれば「多様性は善」といった風に、一つの目的を達成するソースコードはいくつか書き方がある、という立場を取っていることが多いですが、「Python」は誰が書いても同じソースコードになることを目指して作られたプログラム言語です。

当然、誰が書いても同じソースコードになれば、可読性は高いですし、品質も一定に保つことが可能になります。

このように「Python」はシステム開発の効率性を重視した言語仕様になっているといえます。

現在、「Python」が主流になっているのは、この言語仕様が高く評価されたのも一因と言えます。

「Pyhon」案件で求められること

「Python」が主に活躍するのは人工知能やビックデータなど次世代技術です。

他の言語にも言えますが、それ以上に最新トレンドに敏感である必要があると言えます。

また、データ解析にしてもビックデータについても、ただライブラリが使いこなせるだけでなく、ロジックを知っていればより重宝される人材となれます。

統計や微分積分など大学受験レベルの数学的知識が必要になり、一から勉強するのは大変ですが、プログラムの学習がひと段落したら、そちらの方も学習することをおススメします。

フリーランスエージェントを利用するメリットとデメリット

フリーランスエージェントを利用する上でよく挙げられるメリットとしては、「あらゆる負担を減らせること」に尽きるのではないでしょうか? もう少し具体的に見ていきましょう。

①案件が途切れない

フリーランスになって一番大変なのは、案件探しでしょう。

それなりの人脈やSNSでの影響力があれば案件を獲得するための営業は必要ないかもしれません。

しかし、そうでない人がほとんどで、知り合いから紹介してもらったり、直接法人営業をしたり、SNSで案件を探したりと、自ら動く必要があります。

そしてその手法だと、案件が途切れそうな時に非常に困ります。 実務をこなしながら、多くの工数をかけて次の案件を見つけなければならないですし、無職の期間もできてしまい兼ねません。

しかし、フリーランスエージェントを利用することにより、ほぼ自動で、案件を途切らせることなく働くことが可能です。

加えて、個人では開拓が難しい大手の案件に入ることも可能ですし、エージェントが調整してくれるので、契約面で不利にさせられることもないでしょう。

②お金周りのサポートがある

フリーランスになると、今までは会社がやってくれていたお金周りの手続きを自分でしなければなりません。

例えば、確定申告やら、経費精算やらと何かと面倒です。

しかし、フリーランスエージェントによっては、お金周りのサポートもあり、税理士との無料相談会を開いているエージェントもあります。

フリーランスエージェントは、「案件を紹介してくれるだけの存在」という印象があるかと思いますが、「フリーランスとして働きやすい環境を提供してくれる存在」でもあるのです。

③福利厚生を使用できる

フリーランスになると、会社員時代にはあった福利厚生の制度を使うことができないという状態になってしまいます。

何かと不便ですよね。。

しかし、これもエージェント会社によるのですが、そのフリーランスエージェントを利用することで、特別な保険に入ることができたり、資格を取得する際の受験料が補助されたり、コワーキングスペースが安くなったりと、様々な種類の福利厚生を利用することができます。

以上のようにフリーランスエージェントを利用することで様々な面で楽になりますし、フリーランスにつきまとっていた、「生活も収入も不安定」という状態に陥ることもないでしょう。

フリーランスエージェントを利用するデメリットは?

逆にフリーランスエージェントを利用するデメリットですが、「当たり外れがある」という点でしょう。

当たり外れというのは、エージェント会社そのもの、エージェント会社の担当者の場合どちらもあります。

自分の話した意向が全く反映されない、対応が雑など様々ですが、念のため複数社のフリーランエージェントに登録することをオススメします。

また、フリーランスエージェント会社によって、それぞれ強みが違います。

福利厚生が充実していたり、案件単価が高かったり、柔軟な働き方ができたりなどなどあるので、自分の中で優先順位の高いフリーランスエージェントを利用してみましょう!

ITプロパートナーズを利用するメリット

弊社ITプロパートナーズは、週2日から可能な案件を多数保持・ご紹介しています。 その中で、ユーザーのフリーランスエンジニアの皆さんからよくいただくご質問として、

  • 「本当に週2〜3日稼働OKの案件なんてあるの?」
  • 「なんで週2~3日で良いの?実際は数が少ないんじゃないの?」
  • 「なんだかんだ週5日に誘導しようとしてくるんじゃないの?」
  • 「なんか怪しい・・」
  • 「どうやって週2~3日稼働を可能にしているの?」
  • 「週2~3日でOKな案件って実際どんな案件なの?」

といった声をいただきます。

今までのこの業界では、大手エージェント含めて、週5日稼働が当たり前でした。

その中で週2~3日でOKな案件というのは聞いた事もないし、本当にそんな事が可能なのか?と疑問に思われてしまうのは、仕方ないかもしれません。

結論を言えば、週2日・3日の稼働は本当の本当に可能なんです!

それでも、すぐには信用していただけない方に向けて、なぜ弊社は週2~3日案件を持っているのか?なぜそれが実現可能なのか?実際どんな案件があるのか?といった疑問について答えていこうと思います。

そもそも週2日から可能な案件って何?

では、そもそもですが、週2日から可能な案件の定義って何でしょうか。

そちらを改めて、こちらで定義しておこうと思います。

通常、エンジニアの方が会社員から独立して、フリーランスになった場合、エージェントサービスに登録して、エージェントに紹介された企業の業務委託案件で収入を得ていく方が多いと思います。

ただし、そのほとんどはクライアント先に週5日常駐して、黙々と開発業務を進めるといった形のフリーランス案件がほとんどで、報酬・収入は増えたものの、会社員時代からそこまで働き方は変わっていない・・という現実がありました。

すると、せっかく独立して、自由と責任を得たのだからと、自分がチャレンジしたかったプロジェクト(例えば、自社サービスの企画開発や、没頭したい趣味など)へ割ける時間が捻出できず、何のために独立・フリーランスになったんだっけ・・?と悩まれているエンジニアの方も多いと聞きます。

そこで弊社ITプロパートナーズは、週2~3日の働き方で固定収入を得られ、残りの週2~4日で自分が本当にやりたかったプロジェクトへの時間を捻出するといった働き方を提案しようと、このようなサービスを提供するに至りました。

実際、弊社のご登録のフリーランスエンジニアの方々の多くは、週2~3日で収入を得て、残りの時間で充実した人生を送っている方々が多くいます。

週2日から可能な案件って実際どれくらいの数あるの?

itpro_gurafu では、「実際週2~3日の案件ってぶっちゃけどれくらいあるの?」と、エンジニアの皆さんからご質問をいただきます。

数値でお見せした方がわかりやすいため、今回は、直近、弊社で取扱をさせていただいている新規案件1,000件内の稼働日数ごとのシェアを算出してみました。

上記掲載のグラフ図を見ていただければわかる通り、以下のような比率になっています。 なんと、7割近くが週に2~3日稼働OKな案件なんです!!

  • 週2~3日 67.9%
  • 週4日 5%
  • 週5日 25%

これで、「週2~3日の案件って本当にたくさんあるんだ・・!!」と信じていただけたかと思います(笑)

週2日から可能な理由

ITプロパートナーズには、実際にたくさんの週2~3日可能案件があるのは理解したけれど、今までそんな会社やサービス、案件ってなかったのに、なぜITプロパートナーズはそれが実現できているの??と思われるかもしれません。 弊社が週2〜3日OK案件を多数取り扱っている理由についてご説明します。

①弊社の創業の経緯・理念が自立したプロ人材を増やす事だから

そもそも弊社が設立した目的や理念は、「自立した人材を増やし、新しい仕事文化をつくる」です。

その理念に基づいた事業展開、サービス展開をしていくために、週2~3日OKの案件に設立当初からこだわっているのです。

自立したプロには、週2~3日で報酬を得てもらい、残りの時間で自分の好きな事や本気で取り組みたいプロダクトを作ってもらえればと思っているのです。

②クライアント企業に直接提案しているから

弊社は、社員として約20名近いエージェント(コンサルタント)がいます。

彼ら彼女らは上記の理念に共感して入社しています。

そのエージェントが直接クライアントに訪問し、経営者・役員・事業部長・採用担当者に自分たちの想いやサービス価値をプレゼンテーションし、啓蒙した上で、この市場・働き方を提案しているのです。

最初は懐疑的なクライアント企業もいましたが、試しに活用いただき、その価値を感じてもらいながら、サービスが世の中に浸透してきたという経緯があるのです。

③週2日から可能なクライアントを中心に取引しているから

とは言え、全ての企業やクライアントが、週2~3日OKというわけではありません。

そのため、そうした理念やサービス価値を理解していただける会社をパートナーとして選定して取引しています。

弊社のクライアントはそうした新しい取り組みへの理解のある成長企業が多いのです。

④登録者の質が高いから

一方で、週2〜3日稼働OKの案件・プロジェクトというのは、高いプロ意識を求められます。

少ない時間・工数で、同じ程度かそれに近いパフォーマンスを求められるからです。

弊社に登録しているITプロの方々、フリーランスエンジニア、デザイナー、ディレクター、マーケッターの方々は、大手メガベンチャーでプロダクト責任者をやっていた方や、フリーランスとして長く深い経験・スキルを持った方々が多く登録いただけています。

そうした優秀でプロ意識高い方々が多い事もあり、クライアント企業も価値を感じてサービスを導入していただけているのです。

週2日から可能な具体的な仕事内容って?

では、実際に、週2日から可能な仕事内容って具体的にはどういった内容なの?と思われるかもしれません。

以下のような魅力的でチャレンジングな案件・内容が多いと思います。

  • スタートアップフェイズの開発チーム・組織作り
  • 上場ネット企業の新規サービス立上げをビジネス企画から入ってほしい
  • 大手事業会社のITチームの立上げをノウハウ経験豊富なプロに任せたい

もちろん魅力的な分、求められるレベルやスキルは高めではありますが、こうした経験を積む事は社員としてではチャンスが少なく、フリーランス・プロの方々にとっても、良い経験やスキルアップ機会となり、自分自身の起業やプロダクト作り、ビジネス展開へも良い刺激や学びになっていると伺っています。

もちろん中には、とある国家機関での案件や、大手の案件と言った案件もございます!

なんだかんだで他社エージェントみたく週5日に寄せていったりしないの?

一部の同業他社では、弊社を模倣して、週2~3日OK案件を告知・広告して登録を促したにも関わらず、実際にエージェントを訪問して面談してみると、なんだかんだで週2~3日案件はほとんど扱っていなかったり、紹介してくれず、週5日稼働の常駐案件へ誘導してくる等といった声を最近聞くようになりました。

確かに、実際、2~3日などよりも、週5日など稼働数を増やした方が、会社としては儲かります。

ビジネスとしてそのように誘導していく事はある意味では合理的かもしれません。

ただ、弊社としては、これまでご説明してきたとおり、実際に7割近い案件が週2~3日案件であり、会社の理念・目的そのものが、自立した人材を増やす事であるため、実際に週2~3日の案件マッチングを中心にご提案させていただいてますので、ご安心いただき、ご登録・ご相談いただければ嬉しいです(^o^)