クラウドソーシングとは?主な仕事内容から利用する際の注意点まで解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

近年、クラウドソーシングはフリーランスや主婦だけではなく、会社員の副業としても利用されるようになりましたが、「そもそもクラウドソーシングってどのようなサービス?」「どのような仕事内容があるの?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

クラウドソーシングには未経験からでもできる仕事がたくさんあり副業に最適ですが、利用するうえでは注意点もあります。そこでこの記事ではクラウドソーシングの基礎知識から主な仕事内容、稼ぎ方、利用するうえでの注意点まで幅広く解説します。ぜひ参考にしてください。

なお、初心者の副業におすすめのクラウドソーシングを知りたい方は以下の記事もチェックしてみて下さい。

▶︎ クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツも紹介

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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Contents

クラウドソーシングとは?知っておくべき基礎知識

そもそもクラウドソーシングとはどのようなサービスなのでしょうか。基本の仕組みと利用方法を解説します。

クラウドソーシングの仕組み

クラウドソーシングとは、依頼者側(クライアント)がインターネットを通じて不特定多数の人材(ワーカー)に業務を発注する仕組みです。

クラウドソーシングは、業務委託(アウトソーシング)の一種になります。アウトソーシングとは、クライアントの業務の一部を、外部のワーカーに委託することです。

一般的なアウトソーシングでは、クライアントとワーカーが直接やりとりして契約を結びます。一方、クラウドソーシングは、Webサイトやアプリを通じて、クライアントとワーカーが契約と報酬のやり取りをするところが特徴です。

クラウドソーシングを使うと、業務委託契約書を作成したり、銀行口座をクライアントに教えたりなどの手間が省けます。応募するワーカーにとっても、募集するクライアントにとっても、クラウドソーシングは気軽に利用できるサービスです。

クラウドソーシングには、ジャンルに特化したサービスがあります。イラスト制作に特化した「SKIMA」や、文章作成に特化した「サグーワークス」のように、ジャンルに特化したサービスでは専門性の高い案件のアウトソーシングが可能です。

クラウドソーシングが普及した背景

クラウドソーシングが普及した背景は、リソースを確保するコストが抑えられ、手軽に発注することが可能なためです。

従来の外注先を探す方法は、人材を確保しにくく、クライアントとワーカーの間でのミスマッチが生じやすい点が課題でした。人材確保の負担が大きいことで担当者の稼働時間が長くなり、新規で見つけられたとしても契約や作業内容の説明など手間がかかります。そのため、簡単な案件でも、担当者の稼働コストが高くなり、業務内容に見合わない発注コストがかかりがちだったのです。

クラウドソーシングはネット上で広く仕事を募集できるため、業務内容に合った価格で発注できます。また、雇用する必要がなく、必要なタイミングのみの発注が可能です。

ワーカーから見ても、地方などで仕事が確保しにくい場合でも仕事が確保でき、多様なライフスタイルに合わせて働けるというメリットがあります。このような背景からクラウドソーシングが注目されるようになりました。

フリーランス人口が増えていることから、今後もクラウドソーシングの経済規模は拡大していくと予想されます。「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」は、2019年には1,118万人だった日本のフリーランスの人口は、2021年には1,577万人まで増えたと報告しました。初心者でも始めやすい接客系や作業系の仕事から、フリーランスに挑戦する人が増えています。

クラウドソーシングでの働き方と収入目安

ワーカーとしてクラウドソーシングを利用する場合、基本的には通常の業務委託契約と同じ仕組みで働きます。ワーカーが決まったサービスや成果物を提供し、その対価として報酬を受け取る形式です。自由な働き方が許されることが多く、在宅・リモートOKの案件も多く登録されています。

ネットエイジア株式会社が実施した調査によると、クラウドソーシングでワーカーが稼ぐ月収は「平均4万5,650円」でした。ただし、クラウドワーカーの収入は、職種や利用するサービス、副業か専業かなどで大きく変わります。例えば、職種ごとに見ると、「システム設計・開発、プログラミング」や「Webサイト制作・Webデザイン」関連などは高収入です。

クラウドソーシングの主な仕事内容8選と案件例

クラウドソーシングサイトで見つけられる主な案件の種類を8つ紹介します。それぞれ、未経験者でも可能か、収入目安、案件数の3つを比較しました。

1.システム開発

システム開発
未経験者難しい
収入目安10万~100万円 / 件
案件数多い

Webサイトや、アプリケーション、ITシステムを開発する仕事です。システムを成果物として納品することで報酬を得る形式が一般的ですが、時給で報酬が計算される場合もあります。

一般向けのクラウドソーシングでは選択肢が限られますが、IT分野に特化したサイトなら、システム開発の案件数が豊富です。

2.ライティング・編集

ライティング・編集
未経験者オススメ
収入目安3,000~2万円 / 件
案件数多い

Webサイトやブログに公開する記事を執筆する仕事です。ライターとしての仕事だけでなく、記事の校正・チェックや、企画立案、制作進行をする「編集者」の仕事も含まれます。

単価は「1文字あたり」で計算されることが多く、1文字1円前後が相場です。専門性が高い記事は、1文字2円以上になることが多くあります。

クラウドソーシングで募集されている案件数が多く、初心者歓迎の案件も多いことが特徴です。以下はSEOライティングを担当する案件です。

3.デザイン

デザイン
未経験者可能
収入目安1万~10万円 / 件
案件数多い

Webサイト・アプリのデザインや、ロゴデザイン、イラスト制作などの仕事も登録されています。

クラウドソーシングでは「コンペ」形式で募集されることが多いジャンルです。コンペとは、デザインやイラストの「提案」を募集して、クライアントのイメージに合ったデザイン案を提出した人が採用されるという募集形式。優れた提案ができる実力さえあれば、過去に受注した経験がなくても狙えるジャンルです。

以下は不動産企業のWebデザインを担当する案件です。

イラストの仕事におすすめのクラウドソーシング9選と案件獲得のコツ

4.動画編集

動画編集
未経験者可能
収入目安5,000~1万円 / 件
案件数少ない

YouTubeなどのネット動画や、Web広告用の動画編集などの仕事も、クラウドソーシングで募集されています。

用意された動画をつなげるだけの簡単作業の案件もあるので、編集ソフトの操作ができれば、仕事で動画編集をした経験がなくても受注できるジャンルです。

ただし動画の内容を考えるなどクリエイティブ要素が高い案件は、未経験者では難しいでしょう。

以下はスポーツ系の動画編集を担当する案件です。

5.音楽制作

音楽制作
未経験者可能
収入目安1,000~1万円 / 件
案件数少ない

YouTubeやネットラジオの番組で使用するBGMの作成など、作曲・編曲の仕事も登録されています。

1曲あたり1,000~2,000円など、単価の低い案件がクラウドソーシングでの相場です。作曲の技術さえあれば、未経験者でも対応できるものがあります。

1万円を超える高単価の案件もありますが、実績がある人でないと受注は難しいでしょう。

以下はリラックスミュージックの制作を担当する案件です。

6.コンサルティング

コンサルティング
未経験者難しい
収入目安時給1,000~5,000円
案件数少ない

ノウハウを教えたり、サポートしたりなどコンサルティングの案件も登録されています。

クラウドソーシングで募集されているのは、広告やWebサイト・SNS運用の改善・サポートをする仕事や、セミナー講師などです。

時給や月額固定で決まることが多いですが、セミナーなどの場合は1回あたりの料金で報酬が決まることもあります。

以下はメディアの収益化のためのSEOコンサルを担当する案件です。

7.アンケート・口コミ・モニター

アンケート・口コミ・モニター
未経験者オススメ
収入目安100~1,000円 / 件
案件数多い

商品を使ってみた感想や、施設・店舗を利用してみたレビューなどを書く仕事です。

クラウドソーシングサイトのカテゴリーでは「ライティング」や「簡単作業」などに分類されます。

1文字あたりの単価は3円以上など、一般的なライティング業務より高めです。ただし「全体の文字数」が少なく、1件あたりの報酬金額はそれほど高くありません。

しっかり稼ぐには件数を多く納品する必要があります。

以下はスクールの体験モニターの案件です。アンケート回答で1,000円の報酬を受け取れます。

8.データ入力等の事務作業

データ入力等の事務作業
未経験者オススメ
収入目安10~100円 / 件
案件数多い

テープ起こしや、データ作成などの単純作業です。

文字や数字の入力など、パソコンの基本操作ができれば対応できるものが多くあります。スキルによる品質の違いが出にくいので、初心者が応募しやすい分野です。

ただし単価は低く、データ入力1件あたり10~100円ほどが相場。多くの件数をスピーディに処理しないと、しっかり稼ぐことはできません。

以下は簡単なデータ入力作業を担当する案件です。

データ入力で稼ぎやすいクラウドソーシングサイト5選と収入目安

クラウドソーシング初心者におすすめの仕事内容やサイトは?

特殊スキルがない人でも受注しやすい仕事はあるのでしょうか?クラウドソーシング初心者でも受注しやすい仕事ジャンルと、おすすめのサイトを紹介します。

おすすめの仕事

特殊スキルのない初心者におすすめの仕事は、以下の3種類です。

  • ライティング・編集
  • アンケート・口コミ・モニター
  • 事務作業

「ライティング」は、専門知識がなくても書ける内容の案件が多く、未経験者でもできる仕事です。書いた記事がネットで公開されるなら、次のクライアントに提示できる実績になります。

クラウドソーシングでのライティング案件は稼げる?口コミを基に調査

「アンケート・口コミ・モニター」で稼げる金額は少なめですが、案件数が多くて受注しやすいジャンルです。クラウドソーシングサイトでの評価実績を作りたい初心者におすすめといえます。

「事務作業」は単純作業が多く、未経験者でも受注しやすい仕事です。短期間に多くの件数をこなせるスピードがあれば、まとまった金額を稼ぐこともできます。

おすすめのサイト

初めてクラウドソーシングを利用する方におすすめのサイトは、以下の3つです。

ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズ」は2008年12月からサービス展開している実績のあるサイトです。税務のアドバイスや、福利厚生サービス、スキルアップ支援などが利用でき、サポート体制が充実しています。

クラウドワークス

クラウドワークス」は2012年3月からサービスを展開。こちらも案件数が多く、ランサーズと同レベルのサービス内容です。

ココナラ

引用元:ココナラ

ココナラ」は、幅広いジャンルの「知識・スキル・経験」を売り買いできるスキルマーケットです。サービスが開始された時期は、2012年。ワーカーは自由にスキルを登録でき、自分の得意なことを活かして働けます。

初心者の副業におすすめのクラウドソーシングのサイトについて、さらに知りたい方は以下の記事をご覧ください。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

クラウドソーシングを利用するメリット

クラウドソーシングを利用して仕事をすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。主な4つのポイントを解説します。

豊富な案件に応募できる

案件の数が豊富にあることが、クラウドソーシングの大きなメリットです。

発注者側にとって利用のハードルが低いため、条件の異なるさまざまな案件が登録されています。受注者側から見ても気軽に応募できる案件が多いので、初心者の実績作りに利用しやすいサービスです。

在宅・リモート案件が多い

サイト上で納品が完結することが多く、完全在宅・リモートで働ける案件が多いこともメリットです。

一般的な募集サイトで「完全リモート」の仕事を見つけるのは難しいことがありますが、クラウドソーシングでは多くの案件が完全リモート。住んでいるエリアに関係なく案件を探せるので、地方で働く人にも便利なサービスです。

自分のペースで仕事を受けられる

拘束時間がなく自分のペースで働ける案件が多いことも、クラウドソーシングのメリットです。

成果物を納品したら完了する案件が多いので、長期間一定の会社に縛られることは、ほとんどありません。一度にかかえる案件の量も、自分で調整できます。

家族との時間を大切にしたり、本業に影響しないように工夫したりなど、自分のライフスタイルを重視して働くために役立つサービスです。

運営のサポートがある

クラウドソーシングサイトの運営会社がクライアントとの仲介役になってくれるので、そのサポートを受けられることも魅力です。入金の遅れや、クライアントが音信不通になるなどのトラブルがあっても、サポートに依頼して問題解決の相談ができます。

エージェントサービスが利用できるクラウドソーシングなら、条件に合った案件を紹介してくれるサービスも利用可能。「ITプロパートナーズ」では、専属のエージェントがクライアントとワーカーの仲介役となり、ご希望の条件に合った案件をご紹介します。契約成立後のサポート体制も充実しているので、ぜひご相談ください。

クラウドソーシングを利用するデメリット

クライアントもワーカーも気軽に利用できるクラウドソーシングですが、気軽さ故のデメリットも見過ごせません。主な3つのポイントについて、クラウドソーシングを利用するデメリットを解説します。

低単価案件や悪質な案件もある

クラウドソーシングには「単価の低い案件」も多くあることに注意しましょう。単価の低い案件は、未経験者が実績を積んだり、スキルを磨いたりできるなどのメリットがあります。とはいえ安易に受けすぎないことも重要です。

ある程度のスキルと実績を積んでからは仕事をよく選ぶように注意し、できるだけ単価の高い案件を選ぶようにしましょう。

また、悪質な案件にも気をつけてください。悪質な案件を受けると、クライアントと途中で連絡が取れなくなったり、契約とは異なる仕事をするように言われたりします。

悪質な案件を受けないためには、事前にクライアントの評価を確認しましょう。クライアントがワーカーの評価や実績を重視するように、ワーカーもクライアントを見極めて案件を受注してください。優良案件の見極め方については、のちほど詳しく解説しています。

未経験・初心者向けの案件はライバルが多い

気軽に応募できる案件が多い分、クラウドソーシングには未経験・初心者が集まってきます。実績作りに利用するだけでも、なかなか案件を獲得できない人が少なくありません。

未経験・初心者向けの案件に応募する人の多くは、クラウドソーシングの実績がない状態です。クライアントに選んでもらうには、本業で得た経験とスキル、資格、プライベートで作ったWebサイトやアプリのような制作物などをアピールしましょう。実績ゼロでも依頼したい、と思わせるポートフォリオや提案文を作成してください。

仲介手数料が発生するサービスもある

クラウドソーシングの仕組み上、多くのサービスでは仲介手数料が発生します。例えば、クラウドワークスのワーカーは、10万円以下の取引では20%、10万円超20万円以下の取引では10%、20万円を超える取引では5%の仲介手数料を支払わなくてはいけません。

当然、仲介手数料が安いサービスを選んだ方が多くのお金を受け取れるでしょう。ただし、仲介手数料が高いサービスは、手厚いサポートを受けられる可能性があります。また、ワーカーから仲介手数料を取らないサービスでは、高度なスキルを求められるケースが少なくありません。

仲介手数料の高さにこだわりすぎず、使いやすさや案件の豊富さなど、トータルでサービスを比較しましょう。

クラウドソーシングの利用がおすすめの人とは

クラウドソーシングはさまざまな立場の人におすすめできる働き方です。ここでは、実際どのような人におすすめなのか、具体的に解説します。

フリーランス

フリーランスから見た場合、クラウドソーシングは仕事を探しやすい手法の1つです。クラウドソーシングは専門性が低い案件も多いですが、専門性やスキルを求められる仕事も少なくありません。また、契約手続きが簡単なため、手早く仕事を確保できます。

デメリットとしては単価が安い案件が多い点です。しかし、クラウドソーシングは探せる案件数が多いため、フリーランスとして活動し始めた際の、実績やポートフォリオ作りにも活用できます。

フリーランスの仕事について以下の記事で詳しく解説しています。

フリーランスの仕事一覧!職種別の必要スキルや独立のステップ

主婦・主夫

主婦や主婦の方は隙間時間を使っての副業にクラウドソーシングが活用できます。主婦の方は外に出ての仕事が難しいものですが、好きな時間で働ける点がメリットです。また、社会とのつながりができることで、安心感を覚える人もいるでしょう。

面接や履歴書なども求められないことが多いため、気軽に始められます。事務作業などスキルがそれほど求められず、始めやすいものから取り組むのがおすすめです。

リモートワーカー

クラウドソーシングにはリモートワーカーが受注しやすい仕事が多数あります。一般的なアウトソーシングでは、リモートワークで働ける仕事は少なく会社に常駐して働く仕事が多いです。

しかし、クラウドソーシングは完全リモートワークで働ける仕事も多く、仕事の集まる東京や大阪などの主要都市に住んでいなくても、仕事が受注できます。

副業を探す会社員

クラウドソーシングは隙間時間を活用できるため、副業を探す会社員におすすめです。就業時間後の時間を作業に充てることで、無理なく副業できます。また、クラウドソーシングは自宅で隙間時間を利用してできるため、アルバイトと比べると柔軟な働き方が可能です。案件数も多く、好きな仕事を選びやすいでしょう。

ただし、副業を禁止している会社もあるため、就業規則の確認が必要です。本業に悪影響をもたらさない体調管理もしなければいけません。

クラウドソーシングの始め方・使い方

クラウドソーシングの始め方・使い方を、以下の5つのステップに従って解説します。

  • 1.利用するクラウドソーシングを決める
  • 2.会員登録を行う
  • 3.プロフィールを作成する
  • 4.仕事に応募・出品する
  • 5.仕事を受注する

1.利用するクラウドソーシングを決める

上述したとおり、クラウドソーシングにはジャンルに特化したものがあります。働きたいスキルに応じて、自分に合ったサービスを利用しましょう。なお、働く分野を絞り込めていない場合は、クラウドワークスやランサーズのような多彩な仕事を取り扱うサービスがおすすめです。

2.会員登録を行う

クラウドソーシングに会員登録する際は、メールアドレスが必要です。登録フォームに従い、本名や住所、報酬を振り込んでもらう銀行口座などの情報も登録しましょう。

3.プロフィールを作成する

プロフィールには、実績の掲載されたポートフォリオや経歴などを詳細に記載しましょう。クライアントはワーカーのプロフィールを確認して、依頼する人を決めています。箇条書きを使ったり、数字で実績を示したりして、見やすく分かりやすいプロフィールを記載してください。

4.仕事に応募・出品する

プロフィールを作成したら、いよいよ案件を検索して応募します。実績のないうちは、未経験者・初心者向けの案件が狙い目です。ココナラなどのスキルマーケットタイプのサービスを使う際は、自分の得意な内容を出品しましょう。

5.仕事を受注する

仕事を受注できたら、クラウドソーシングやクライアントのルールに従い作業を進めましょう。成果物を納品して必要に応じて修正をしたのちに、対価として報酬を受け取ります。

クラウドソーシングは稼げる?実際の利用者の声

「クラウドソーシングは稼げない」とよくいわれています。ここでは実際どのような声が上がっているのか、成功している例と稼げていない例、それぞれ紹介します。

稼いでいる人の声

クラウドソーシングで稼げている人の例としては以下のものがあります。

こちらはクラウドソーシングを初めて利用する方のようです。提案から1日足らずで初案件がスタートしています。手軽に仕事を受け、実際に仕事を受注するまでのスパンが短いのは、クラウドソーシングのメリットです。

こちらの方は、クラウドソーシングを通じて大型案件を獲得しました。収入が安定する大型案件も、クラウドソーシングで見つけられます。クライアントのニーズを読み取って提案文を書くことが、案件獲得のポイントです。

稼いでいない人の声

クラウドソーシングでは、手数料の高さや案件獲得の難しさに悩む人もいます。

クラウドソーシングで仕事を受注する場合、金額に応じた手数料がかかります。受注金額の20%ほどかかる場合もあり、負担は小さくありません。

クラウドソーシングは初心者でも受注可能な案件が多数あります。しかし、提案すれば誰でも仕事が獲得できるというほど簡単でもありません。発注者のニーズに合わせた提案文が提出できないために、案件獲得ができない人もいます。

クラウドソーシングで稼げない11の理由とは?稼ぎやすい案件も紹介

クラウドソーシングで稼ぐための5つのポイント

クラウドソーシングで効率的に安定して稼ぐには、どうすればよいのでしょうか。基本的な5つのコツを紹介します。

スキル・知識をつける

スキルを高め、専門知識を身につけることは、クラウドソーシングを利用するうえで大きな武器となります。スキルと知識があることで、専門的で単価の高い案件にも応募しやすくなるからです。

対応できる言語を増やしたり資格を取得したりするなど、クラウドソーシングサイトのプロフィール欄を充実させるスキル・知識を身につけましょう。

優良案件を見極める

応募する案件を「見極める」ことが、効率的に稼ぐために重要なポイントです。

案件を選ぶ際のポイントは「金額の高さ」だけではありません。「その報酬を得るために、どの程度の期間がかかるのか」「継続的に依頼される見込みはあるのか」なども確認しましょう。

「信頼できる会社かどうか」を見極めることも必要です。その会社の過去の取引実績を確認して、クラウドソーシングで仕事を依頼することに慣れている会社かどうかを確認しましょう。詐欺や、高額セミナーに勧誘する目的の案件、不正な転売業者を手伝う案件などに関わらないよう注意してください。

ポートフォリオを充実させる

実績を増やして、ポートフォリオを充実させることも、安定して稼ぐポイントです。

実績が少ないうちは、単価が多少安くても「初心者歓迎」などの採用されやすい案件に応募し、実績を積みましょう。実績が増えれば、仕事で携わったWebサイトやアプリなどのURL・スクリーンショットをポートフォリオに記載できます。

クラウドソーシングサイト上での「評価」や「レビュー」の数も、ポートフォリオを充実させる要素です。ポートフォリオの内容が充実することで、募集する企業側からの信頼が高まり、安定して案件を獲得しやすくなります。

複数のサイトに登録する

クラウドソーシングは、サービスごとに得意ジャンルや機能性、サポートの充実度が異なります。使用して初めて分かる部分もあるため、迷ったら複数のサイトに登録してみるとよいでしょう。

また、利用するサイトが多いほど、チェックできる案件は増えます。数多くの案件を見比べて、高単価で稼ぎやすい案件に応募しましょう。

先方と積極的にコミュニケーションをとる

稼ぐにはクライアントとしっかりコミュニケーションをとって、信頼関係を構築しましょう。クライアントに信頼されると、ほかの案件を任されたり、単価アップしてもらえたりする可能性があります。

また、分からない部分をそのままにして作業しても、クライアントの意図にマッチする結果になるとは限りません。成果物のクオリティを高めるためにも、コミュニケーションをしっかりとりましょう。

クラウドソーシングで稼げない原因と対策

クラウドソーシングで稼げない原因と、その対策を解説します。

実績やスキルが足りない

単価の高い案件は、ハイレベルな実績やスキルを求められます。クライアントが要求するレベルに到達しなければ、案件を受注できません。

案件に応募している人を確認できるクラウドソーシングもあるので、どのような実績やスキルを持った人が応募しているかチェックしてみましょう。応募したい案件に必要なスキルの方向性を把握して、効率よくスキルを磨いてください。また、クラウドソーシングにはライバルが多いため、稼ぐには常にスキルを磨く向上心が求められます。

作業量が足りていない

単純に応募する案件数が少なかったり、作業量が足りなかったりすると稼げません。応募数を増やすほど、案件の受注数を増やせます。案件をこなすほど実績が増え、しだいに安定して受注できるようになるでしょう。また、作業量が増えるにつれ、単価アップしてもらえる可能性もあります。

作業量を増やすには、作業時間を増やさなくてはいけません。日常生活を見直して、作業に充てられる時間を増やせないか検討してみましょう。

クライアントの目に止まる提案ができていない

クライアントに響く提案ができていない場合も、案件を受注できないため稼げません。ありきたりな内容では、ほかの多くの提案文に埋もれてしまいます。また、毎回同じような提案文では、クライアントに手抜きを疑われても仕方ありません。「この案件で自分のどのような経験やスキルを発揮できるか」を、丁寧に表現しましょう。

案件の詳細以外にクライアントの公式サイトなども見ると、提案文でアピールするべきポイントが分かってきます。

クラウドソーシングで仕事を受注する際の注意点

クラウドソーシングを使って仕事をする際には、いくつかの点に注意する必要があります。主な2つのポイントをチェックしておきましょう。

報酬や仕事内容を細かく確認する

トラブルを避けるには、仕事を受ける前に報酬や仕事内容を十分に確認しましょう。

クラウドソーシングには、さまざまな業者が案件を登録しています。仕事を依頼するのが初めてで不慣れな業者も存在するため、注意が必要です。

案件の説明欄に必要な内容が書かれていない場合には、メッセージを送って確認しましょう。依頼を受けてから、報酬や仕事内容が「想定していたものと違った」という事態が発生しないよう注意してください。

自己責任という意識を持つ

クラウドソーシングは気軽に利用できるとはいえ、多くの部分が「自己責任」となる点も意識する必要があります。

運営会社がトラブルを仲裁してくれることもありますが、利用者間で連絡を取って問題を解決するのが基本です。案件をよく選び、「トラブルを避けながら利用する責任は自分にある」という意識で利用しましょう。

まとめ

クラウドソーシングで効率的に稼ぐには「案件の選び方」が重要です。自分に合った仕事内容の案件を見つけるには、ある程度の時間と労力をかける必要があります。

その時間を節約したい場合、エージェントサービスの利用がおすすめです。登録しておくと、担当のエージェントが自分に合った仕事を紹介してくれるので、案件を探したり選んだりする手間が削減できます。

ITプロパートナーズ」は、IT・Web業界の案件を豊富に扱うエージェントサービスです。契約交渉や債権管理なども代行しますので、クライアントとのやり取りに使う時間の節約にもなります。安定して優良案件を獲得するために、ぜひご利用ください。

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
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