こんにちは、ITプロマガジンです。
近年Webマーケティングは注目度が増していることもあり、「Webマーケティングで副業を始めてみたいけどどうやったらいい?」「未経験からWebマーケティングの副業はできる?」といった疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?
特に未経験の方は、どのような副業案件があるのか、どうすれば案件を獲得できるのか、など疑問が多いかと思います。そこでこの記事ではWebマーケティング副業の始め方や稼ぎ方を未経験者にも分かりやすく解説します。案件相場や獲得方法、必要スキルの習得方法も解説するのでぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
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Contents
- 1 Webマーケティングの副業で稼ぐ方法は大きく分けて2つ
- 2 Webマーケティングの副業は未経験でも挑戦できる?
- 3 【種類別】Webマーケティング副業の単価・必要スキル
- 4 経験別:Webマーケティングの副業の始め方・稼ぎ方
- 5 Webマーケティングの副業案件を探す5つの方法
- 6 Webマーケティングの副業はどれくらいの収入になるのか?
- 7 Webマーケティングの副業で高収入を稼ぐコツ
- 8 未経験者がWebマーケティング副業を始めるのにおすすめのオンラインスクール
- 9 未経験者がWebマーケティングで副業する際に意識すべきこと
- 10 Webマーケティングで副業する際の注意点
- 11 Webマーケティングスキルを活かせるその他の副業
- 12 Webマーケティングに副業に関するよくある質問
- 13 まとめ
Webマーケティングの副業で稼ぐ方法は大きく分けて2つ
Webマーケティングの副業で稼ぐ方法は、クライアントワークと個人ビジネスとして自身でWebサイトなどを運用するといった2つがあります。
それぞれの違いについて、具体的に確認しましょう。
クライアントワーク
クライアントワークは、企業からWebマーケティングに関するさまざまな業務を請け負う副業を指します。業務内容としては広告運用、SEO対策、SNS運用、など多岐に渡ります。
クライアントワークを請け負うには、基本的に実務経験やスキル、過去の実績などが必要になります。案件ごとに報酬が支払われ、高いスキルや実績があれば、比較的短期間でまとまった収入を得ることができます。
自身でWebサイトなどを運用する(個人ビジネス)
自身でWebサイトを運営し、広告収入で稼ぐという方法もあります。具体的には、ブログやSNS、動画プラットフォームなどでユーザーを集客し、広告収入を得たりPR案件を受けたりして収入を得る方法です。
たとえばブログなら、自分で記事を用意して商品やサービスを宣伝し、広告収入を獲得できます。SNSのフォロワーを増やせば、企業からPR案件の相談を持ちかけられるかもしれません。動画の撮影や編集が得意なら、YouTubeに動画を投稿して収入を得る方法もあります。
これらは未経験から始めることもできる副業ですが、収益を上げるには努力と継続が必要になります。
Webマーケティングの副業は未経験でも挑戦できる?
Webマーケティングの副業に興味を持ち、未経験から始めたいと考えている人もいるでしょう。ここでは、Webマーケティングの副業は未経験でも挑戦できるか解説します。
全くの未経験だと難しい
未経験からWebマーケティングの副業を始めることは可能ですが、全くの未経験だとハードルは高いです。Webマーケティングの需要は高いため、さまざまなところで案件が募集されていますが、初心者向けの案件であっても一定の実務経験や実績が求められることが一般的です。
従って、基本的な知識やスキルを身につけたら、自身でメディア運営などにチャレンジして実績を作るか、クラウドソーシングなどを活用して未経験者や初心者向けの簡単な案件に応募し、経験を積み重ねましょう。少しずつ実績を積めば、より難易度が高い案件を受注できる可能性も高くなります。
会社員経験は必須ではないが実績やスキルは必要
前述の通り、全くの未経験でWebマーケティング副業は厳しく、きちんと収入を得たいのであれば、当然実績やスキルが必要になります。
ただし、必ずしも会社員としてWebマーケティングの実務経験を積まなければいけない訳ではありません。もちろん、会社員としての実務経験はある方が良いですが、たとえば、自分でブログを運営してWebマーケティングの成果を出せば、ポートフォリオに掲載できる実績になります。個人で取り組んだものであっても、何らかの実績があればWebマーケティングの案件を獲得できる可能性はあります。
未経験からWebマーケティングの副業を始める具体的な方法からまず知りたい方は、「未経験からWebマーケティングで副業を始める方法」の項目で紹介するので、チェックしてみてください。
【種類別】Webマーケティング副業の単価・必要スキル
Webマーケティングの副業におけるクライアントワーク及び、個人ビジネス系では以下のような案件分野があります。
クライアントワーク | 自身でWebサイトを運用 (個人ビジネス) |
---|---|
・Web広告運用代行 ・SEO対策 ・ライティング ・SNSマーケティング ・Webコンサルティング | ・ECサイト運用 ・SNS運用 ・ブログアフィリエイト ・動画配信 |
上記の副業に求められるスキルや単価目安を紹介します。
クライアントワーク
Webマーケティングのクライアントワークの副業は、以下4つの種類に分けられます。
- Web広告運用代行
- SEO・コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- Webコンサルティング
それぞれの仕事内容や必要なスキルについて確認しましょう。
Web広告運用代行
仕事内容 | 企業や組織の代わりにWeb広告を運用 |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | 5万〜20万円 |
報酬体系 | ・広告費の約20% ・固定報酬 |
必要スキル | Web広告の知識,データの分析スキル,コミュニケーション能力 |
Web広告運用代行の仕事は、企業や組織の代わりにWeb広告の運用を行う仕事です。リスティング広告やディスプレイ広告の運用などが代表的です。
主に広告アカウントの開設/設定や広告配信/予算管理、広告効果の測定や改善などが業務内容になります。Web広告に関する基本的な知識と運用経験、データの分析スキル、コミュニケーション能力などが必要になります。
収入目安は広告運用費の20%程度をもらうパターンや、「月額20万」など固定報酬のパターンもあります。広告運用はwebマーケティングの中で最もポピュラーな仕事なので、実務経験があれば安定的に稼ぐことが可能です。
SEO対策・ライティング
仕事内容 | 良質な記事を提供し検索エンジンからの集客を目指す |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | 10万〜50万円 |
報酬体系 | ・文字単価 ・固定報酬 |
必要スキル | 編集/ライティング能力,Excel/PowerPoint |
SEO(Search Engine Optimization)とは良質な記事を提供し、 Googleをはじめとした検索エンジンのランキングで上位表示し、集客を目指す方法です。
未経験者は、ライターや校正から始め、基本的な日本語能力や企画書の読解力、キーボード操作を基に副業が可能です。初期報酬は文字単価1円からが目安です。
知識が身につけば、上位サイト分析やユーザー目線のキーワード選定を含む本格的なSEO対策の副業案件に挑戦しましょう。
求められるスキルは、マーケティング知識や編集・ライティング能力、ExcelやPowerPointの操作です。実務経験や自身のメディア運営実績が望ましいです。
SNSマーケティング
仕事内容 | SNSの拡散力を利用してサービスや商品の認知度向上,流入促進,ブランディング,顧客関係構築 |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | 3,000円〜3万円 |
報酬体系 | ・固定報酬 ・広告費の約20% ・フォロワー数 |
必要スキル | SNS運用経験,影響力,文才,企画力 |
SNSマーケティングは、SNSの拡散力を利用してサービスや商品の認知度向上や流入促進、ブランディング、顧客関係構築を目指します。
主にTwitterを用いて公式情報の発信やユーザーとの対話、ECサイトや自社サイトへの誘導などを行います。
未経験者でも、個人でのSNS運用経験や影響力のある活動実績、文才や企画力があればチャンスがあり、語学力があるとより望ましいでしょう。
Webコンサルティング
仕事内容 | デジタル広告の運用などに関するアドバイス |
難易度 | ★★★ |
単価目安 | 3,000円〜3万円 |
報酬体系 | ・固定報酬 ・広告費の約20% ・フォロワー数 |
必要スキル | Webマーケティング,広告全般,資料作成,プレゼンテーション |
デジタル広告などにおける外部アドバイザーのような役割をするのが、Webのコンサルティングです。
専門のWebコンサルティング会社からの募集案件や外部コンサルタントを必要としている一般企業からの案件もあります。
スキルとしてはWebマーケティングや広告全般の知識が求められます。また、コンサルティングや分析の経験も求められる傾向にあります。さらに、資料作成やプレゼンテーションのスキルもある方がよいでしょう。
自身でWebサイトを運用する(個人ビジネス)
個人ビジネスとして、自身で始められるWebマーケティング副業は以下の通りです。
- ECサイト運用
- SNS運用
- ブログアフィリエイト
- 動画配信
それぞれの業務内容や習得すべきスキルについて確認しましょう。
ECサイト運用
仕事内容 | マーケティングや商品登録 |
難易度 | ★☆☆ |
単価目安 | ・下限なし ・上限なし |
必要スキル | SEOの知識,ライティングスキル |
ECサイトの運用は、大きくフロント業務とバックエンド業務に分けられます。
フロント業務はユーザーの目に留まったり直接的に関わる業務であり、商品の企画や登録・更新、プロモーション実施などがあげられます。一方でバックエンド業務は、顧客とは直接的に関わらず、受注管理や在庫の管理、梱包、発送などが業務内容です。
このようにECサイトは幅広いスキルが必要ですが、未経験からでも習得しやすい特徴があります。フロント業務ではマーケティングスキルはもちろん、企画力やデザインスキル、ライティングスキルが必要です。バックエンド業務では、管理能力が非常に重要と言えるでしょう。
SNS運用
仕事内容 | SNSへの投稿・分析 |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | ・下限なし ・上限なし |
必要スキル | 文章力,企画力,語学力 |
SNS運用は一般的にSNSマーケティングの一部であり、主にFacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアを運用します。具体的にコンテンツの計画や投稿を行ったり、コメントやメッセージの返信といったユーザーとのコミュニケーション、アナリティクスを活用した分析や改善が業務内容です。
クライアントワークとして企業のアカウントを運用することもありますが、自身のアカウントを運用してフォロワー数を伸ばし、収益化することも可能です。コンテンツの作成スキルや分析能力、プロジェクトを管理する能力などが求められます。
ブログアフィリエイト
仕事内容 | ブログ運営 |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | ・下限なし ・上限なし |
必要スキル | 文章力,訴求力,SEO |
ブログアフィリエイトとは、自分のブログに掲載した広告がクリックされたり、広告経由で商品の購入やサービスの申し込みなどが発生したりした際に、広告主から報酬が支払われる仕組みです。
自分でブログを作りアフィリエイト広告を利用して多くの報酬を得るという副業は、自分のペースで作業が進められるという利点があります。ただし、ただブログを書いて広告を貼るだけでは、ユーザーのコンバージョン率は上がりません。 その点、Webマーケターとしてユーザーにアプローチするための知見があれば、アフィリエイトによる広告収入を得られる可能性があります。
SEOに詳しい場合も、自身のブログを上位に表示させて多くのアクセスを獲得できれば、それだけ広告収入が見込めます。 その場合、SEOの知識と、SEOにのっとった文章を作れる力が必要です。
動画配信
仕事内容 | 動画投稿 |
難易度 | ★★☆ |
単価目安 | ・下限なし ・上限なし |
必要スキル | 文章力,訴求力,SEO |
動画配信は、多くの人が参入している副業の1つであり、最も人気あるプラットフォームがYouTubeです。
現在でもYouTubeの月間利用者数は世界に20億人以上いると言われますが、5G時代の到来によりますます注目のジャンルとなっています。
YouTubeの副業で得られるのは、主に広告収入です。例えば、YouTube側が定める条件をクリアすると自身の動画に広告を掲載でき、再生時間に応じた報酬が支払われます。そのほか、動画内で商品やサービスを紹介するアフィリエイトも活用できます。
YouTubeのマーケティングではチャンネル登録者数と再生回数を増やすための仕組み作り、自分のYouTubeを検索の上位に表示させるSEOも重要になってきます。
経験別:Webマーケティングの副業の始め方・稼ぎ方
Webマーケティングの副業を始めるには、経験があるかどうかでステップが異なります。副業で稼げるようになるためには、それぞれのスキルや経験に合った方法で取り組むことが大切です。
ここでは、Webマーケティング副業の始め方・稼ぎ方を未経験者と経験者に分けて詳しく紹介します。
未経験からWebマーケティングで副業を始める方法
まず、未経験や初心者のケースをみていきましょう。
未経験や初心者の場合は、次のように一歩ずつ経験を積んでいき、副業を始めるのがおすすめです。
- 1.必要な経験・スキルを習得する
- 2.ブログを運営してみる
- 3.できれば実務経験を積む
- 4.未経験・初心者可の案件に応募する
それぞれのステップでやるべきことを紹介するので、チェックしてみてください。
1.必要な経験・スキルを習得する
Webマーケティングは独学でも習得は可能です。書籍も多く販売されているので、自分のレベルに合ったものを見つけられます。また、Web上にはWebマーケティングを学べる動画を探すことも可能です。
書籍や動画で学んだら、実際にWebサイトを作成したり、SNSを運用し、ユーザーからどのような反応があるかなどを試したりしてみるとよいでしょう。
例えば、初心者向けであれば以下のような書籍が販売されています。
- 「マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!―」(発行/インプレス)
- 「はじめてでもよくわかる! Webマーケティング集中講義」(発行/マイナビ)
1冊目はタイトルにある通りマンガで分かりやすく解説してくれる入門書です。楽しみながらWebマーケティングの基礎や、実践的なノウハウなどが学べます。2冊目は「Webマーケティングの基本」や「ビッグデータの活用」「動画マーケティング」など、項目に分けて丁寧に解説しています。
また、スクールに通うという手もあります。初心者から学べるスクールもあるので、後ほど紹介します。
なお、一口にWebマーケティングと言っても幅が広いため、まずは自分が何に重きを置きたいか考えることも大切です。自分が特に身につけたいスキルを決め、重点的に勉強しましょう。
2.ブログを運営してみる
自分でブログを運営してみると、Webマーケティングを実践的に学べます。ブログを運営するには、サーバー代やドメイン代がかかります。利用するサービスやプランにもよりますが、ブログは少ない負担で始められるため気軽に挑戦してみましょう。
ブログでは、コンテンツマーケティングやSEO対策などについて自分で施策を考えて実行できます。そのうえでアクセス解析をすれば、どの程度の成果が出たか数値で把握できます。改善を繰り返すと、Webマーケティングの成果を出す方法を身につけることが可能です。
3.未経験・初心者可能な案件に応募する
クラウドソーシングなどには、経験を条件としていない案件もあります。単価は決して高くはありませんが、そこから経験を積んでキャリアアップを目指していくのも手です。
上述のように書籍や動画で独学をしたり、スクールに通ったりしながら基本的なスキルを習得しつつ、簡単な案件からスタートさせてみましょう。
4.可能なら実務経験(会社員)を積む
他業種で働きながらWebマーケティングのスキルを学ぶ方法もありますが、ひとまず本業で実務経験を積むという選択肢も考えてはいかがでしょうか。
多くのフリーランスや副業のWebマーケターも、Webマーケティングを行っている会社に入って実務経験を積むという流れを経験しています。会社では研修も行われ、上司や先輩からも実践的にWebマーケティングについて教えてもらえるというメリットがあります。また、個人で請け負うよりも、幅広い案件を担当でき、実力をつけられるというのも魅力です。
会社に所属しながら副業として個人でも仕事を請け負い、自信がついた時点でフリーランスになるという人が多いようです。
経験を積むもう1つの選択肢として、会社には入らずに個人でメディアやSNSを運営するという方法もあります。全て自分で学びつつ実践していく必要がありますが、それでも副業案件を獲得できる程度の経験やスキルを積むことも可能です。
現役マーケター・経験者の副業の始め方と稼ぎ方
現役マーケターや経験者は、どのように副業を始めればよいのでしょうか。ここでは、副業の始め方と稼ぎ方について解説します。
ポートフォリオを作成してすぐに企業案件で稼ぐ
経験者でアピールできる実績があるなら、ポートフォリオをもとにすぐに副業案件を獲得できる可能性が高いです。
ポートフォリオとは、自分の過去の実績をまとめたものです。マーケターとして仕事を獲得するには、クライアントにポートフォリオを提示して確認してもらう必要があります。自分の力量をしっかりアピールするためにも、実績をまとめたポートフォリオをきちんと作り込みましょう。
ポートフォリオができたら案件を探して応募します。自分の実績が評価されそうな案件を選ぶと、受注できる可能性が高まります。新しい案件にチャレンジしたい場合は、近い実績を作ってポートフォリオに掲載することが大切です。
スキルや経験を活かしてメディア運営で稼ぐ
これまで培ってきたWebマーケティングのスキルや経験を活かせば、自らメディア運営に取り組んで稼ぐことも十分可能です。たとえば、マーケターの経験を活かし、アフィリエイトの商材を選んでコンテンツマーケティングに取り組んでいる人もいます。ライターを雇えば効率的にメディア運営ができるため、副業でも取り組みやすいでしょう。
Webマーケティングの副業案件を探す5つの方法
副業としてWebマーケティング案件を獲得したい場合、どのように案件を探せばよいのでしょうか。具体的な案件の探し方やおすすめサービスを紹介します。
1.副業エージェント・マッチングサービス
副業エージェントやマッチングサービスでは、副業向けのさまざまな案件を紹介してくれます。週1~2日程度の稼働で対応できる案件が多いため、副業でも無理なく取り組めるでしょう。特に、Webマーケターの経験がある人なら、好条件の案件を獲得できる可能性があります。クライアントとの交渉も任せられるので、手間をかけずに副業の案件を探したい人にもおすすめです。
2.クラウドソーシングサービス
クラウドソーシングサービスは、オンラインで仕事の依頼ができるサービスです。さまざまな職種の案件があり、Webマーケター向けの案件も多く見つかります。初心者でも対応できる案件も多いため、初心者でまずは実績を積みたいという人にも向いています。案件によって報酬が支払われる条件が異なるので、よく確認したうえで応募しましょう。
3.SNS
求人サイトだけではなく、一般のSNSや、WantedlyのようなビジネスSNSで、自社の求人情報を紹介している場合もあります。そのなかでは、Webマーケターについての募集を見つけることも可能です。
具体的にはまずはSNSに登録し、Webマーケターの情報を書いているアカウントを見つけてください。フォローをして情報をチェックしていくなかで、気になる募集があればDMまたは指定されたアドレスへメッセージを送ってみるとよいでしょう。
また、自分がWebマーケターであることをSNSやブログなどで発信することで、案件獲得につながることもあります。プロフィール欄に具体的に、自分が行っている業務や持っているスキルについて書くと、発注者の目にとまりメッセージが送られてくる可能性があります。
4.知人の紹介
かつて在籍していた会社の仲間や、仕事を通じて知り合った同業者などからの紹介で副業案件を獲得したという話は非常によく聞きます。
経験者はもちろん、Webマーケティング初心者にとっても最も仕事を獲得しやすい方法と言えるでしょう。
また、仕事が認められると、評判を聞いた別の担当者からも依頼を受けることがあります。1つの仕事が次につながるよう、質の高い仕事を心がけることが大切です。この繰り返しでフリーランスとして独立する人も多くいます。
5.フリーランスエージェント
フリーランスエージェントは、フリーランスとして働いている人に案件を紹介するサービスです。
Webマーケターとして高いスキルや実績がある人は、副業向けの案件ではなくフリーランス向けの案件に挑戦するのがおすすめです。副業向けの案件よりもフリーランス向けの案件のほうが高い報酬が設定されている場合が多いためです。マーケティング案件に強いフリーランスエージェントに相談すれば、高単価な案件の中から自分の条件に合う案件をピックアップして紹介してもらえます。
弊社ITプロパートナーズでは、月単価報酬が60〜100万円を超える案件を幅広く掲載しています。まずは無料登録を済ませ、理想の案件に応募してみましょう。
Webマーケティングの副業はどれくらいの収入になるのか?
Webマーケティングの仕事を副業にするにあたり、気になるのは収入ではないでしょうか。経験値別にご紹介します。
未経験(実務経験なし)なら約5万〜10万円が相場
実務経験がない場合、Webマーケティングの副業で稼げる金額は約5万〜10万円です。
たとえば、上記のような未経験者を対象としているSNSマーケティングの案件の報酬は、月2万〜5万円程度となっています。InstagramやTwitterなど、クライアントから指定されたSNSの投稿を考えたり、実際に投稿したりします。
このような案件を複数掛け持ちすれば、1ヶ月で約5万〜10万円を稼ぐことが可能です。
経験者なら20万〜100万円以上の可能性も
経験を積んでいくと月に20万円程度を稼ぐのも夢ではありません。これまで行った副業案件の実績を提示することで、クライアントからの信頼も受けやすく、より高い単価の仕事を発注してもらえるようになっていきます。また、継続している案件でも納品物の完成度によっては、報酬を引き上げてくれる可能性もあります。
実力をつけていけば、仕事の内容も変わっていきます。最初は原稿書きやLPの制作のみだったものが、クライアント企業のまとまったWeb戦略に関する案件を引き受けられるようになれば、より大きな収入が得られるようになっていきます。
実際に「プロの副業」で募集されている案件をみてみると、月15万〜20万円の副業案件が募集されていました。
さらに経験を積んでフリーランスのWebマーケターとして独立するとより高い収入を得られます。弊社ITプロパートナーズでは、想定月収100万円のフリーランス案件を取り扱っています。
上記案件に1年間取り組んだ場合、年収1,000万円になります。もちろん、未経験からスタートして年収1,000万円を目指すためには時間と努力が必要ですが、副業案件で経験を積んでいくことで、やがては、このような高単価案件も受注できる可能性も高いでしょう。
Webマーケティングの副業で高収入を稼ぐコツ
Webマーケティングの副業を始めて高収入を得られるようにするには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、高収入を稼ぐコツについて解説します。
実績をつけてコンサル系の案件に参画する
Webマーケティングのスキルを磨いて魅力的な実績を増やせれば、コンサル系の案件を獲得できる可能性があります。コンサル系の案件は報酬が高い傾向があるため、より効率的に高収入を稼ぎやすくなります。スキルや実績を増やし、コンサル系の案件への参画も目標にしましょう。
稼働日に余裕があるならフリーランス案件に参画する
すでに説明したとおり、副業案件よりもフリーランス案件のほうが報酬は高い傾向があります。もし稼働日に余裕がある場合は、副業案件ではなくフリーランス案件への参画を検討してみましょう。フリーランス案件に取り組めばさらにさまざまな経験を積めるため、より高単価な案件を獲得しやすくなるはずです。
フリーランスマーケターについては以下の記事で詳しく解説しています。
自身でビジネスをするなら外注も上手く使う
メディア運営やSNS運営のような個人ビジネスで高収入を目指す場合、外注の活用は欠かせません。
例えば動画の編集業務やコンテンツ制作におけるライティングなど、時間がかかる作業を外注することで、自分の時間を有効に活用し、ビジネスの拡大や新しいプロジェクトに注力することができます。また、近年ではChatGPTなども広がっている為、うまく取り入れることで生産性を上げられるでしょう。
しかし、外注を活用する際は、適切なメンバーの選定やコミュニケーションの取り方など、注意点も多いため、計画的に進めることが大切です。
未経験者がWebマーケティング副業を始めるのにおすすめのオンラインスクール
プログラミングやデザインだけではなく、Webマーケティングについて学べるオンラインスクールもあります。実践的な授業が受けられるものが多いので、まずはそれらで学んでから仕事にしてはいかがでしょうか。きちんと勉強した基礎があれば、仕事の発注先から信用を得られます。
ランサーズデジタルアカデミー
ランサーズデジタルアカデミーは、クラウドソーシングサービスのランサーズが運営しているオンラインスクールです。Webに関する幅広い知識を学ぶことができ、Webマーケターとして必要なスキルも身につけられます。仮想案件に挑戦できるので、ポートフォリオを充実させることも可能です。低価格で利用できるため、気軽に挑戦できます。
マケキャン
マケキャンは、3ヶ月でマーケターを目指す転職コースや、個別指導で実践的なスキルを身に付ける学習コースがある、DMM.comグループのWebマーケター養成スクールです。講師には現役のWebマーケターを揃えています。
実践に即した指導が魅力で、多方面で卒業生が活躍しています。未経験者も受講が可能ですが、1ヶ月で60時間以上学習するため、集中して学べる環境を作っておくことが大切です。マンツーマンのキャリアサポートにより、Webマーケターへの転職を成功に導きます。
Wannabe Academy
Wannabe Academyは、実践に即してWebマーケティングが学べるビジネススクールです。学びと実践経験を同時に実現できるカリキュラムを提供しています。
セミナー受講生は8,500人以上に上るとのことです。プロ講師による授業や、充実した自習教材などを用意し、無制限で専用チャットを使った質問にも応じています。また企業のマーケティング担当を経験でき、キャリアサポートも受けられるようになっています。
SHElikes
SHElikesは女性限定のキャリアスクールです。Webデザインやライティング、そしてWebマーケティングといったパソコンで行えるクリエイティブ職種のスキルを幅広く学べます。
Webマーケティングコースではインターネットの基礎知識からはじまり、企画の立て方やプロモーションの効果検証などについて実践的に学んでいきます。未経験者、初級者でも受講が無理なくできるので、別業界からWebマーケターへキャリアチェンジしたい人にも向いています。
未経験者がWebマーケティングで副業する際に意識すべきこと
未経験者がWebマーケティングで副業する場合、意識したいことがあります。以下でくわしく解説します。
まずは実績づくりが重要
まったく経験がない状態からWebマーケティングの副業を始める場合、まずは実績づくりに力を入れましょう。実績がないと実力を判断する材料がないため、なかなか依頼してくれるクライアントは現れません。最初は簡単な案件でもよいので、少しずつ実績を増やしてアピールしていきましょう。
継続して取り組む
未経験からWebマーケティングの副業を始めると、すぐには成果が出ません。特にブログ運営は成果が出るまでに時間がかかります。Webマーケティングの副業を成功させるために重要なのは、継続して取り組むことです。なかなか成果が出ないとモチベーションも低下しやすいですが、長期的な目線で少しずつ取り組みましょう。
アウトプットを意識する
Webマーケティングの副業で重要なのは、インプットではなくアウトプットです。Webマーケティングに関する知識やスキルは、さまざまなところで学べます。しかし、Webマーケティングは、理解しているだけでは成果につながりません。実際に自分で実践し、反省や改善を繰り返すことでスキルが身についていきます。最初は失敗しても当たり前だと考え、積極的に行動を起こしましょう。
稼いでいる人のマインドを参考にする
インターネットで検索すると、実務経験がない状態からWebマーケティングの副業を始めて稼いでいる人も大勢見つかります。ブログに情報がまとめられている場合も多いため、参考にしましょう。どうやって稼げるようになったのか分析し、よいところは自分の活動にも取り入れてみましょう。
スケジュール管理を徹底する
Webマーケティングの副業は、自由度が高い反面、自己管理能力が求められます。具体的には、プロジェクトのスケジュール管理が重要となります。とくに、仕事の進行状況を適切に把握し、納期を守ることが必須です。
スケジュール管理を徹底するためには、各タスクに対する時間の見積もりを立てましょう。WebマーケティングではSEO対策、SNS運用、広告運用など、さまざまなタスクを担うことがあります。それぞれのタスクにどれだけの時間を割くべきかを把握し、リソースを適切に割り当てることが重要です。
また、進行状況が予定より遅れている場合は、早めに対応計画を立て、スケジュールを調整してください。
Webマーケティングで副業する際の注意点
本業にプラスして副業で実績を積むことは、収入アップにつながるだけではなく、実力をつけるためにも有効です。ただし、副業を持つにあたり、注意しなくてはいけない点もあるので紹介します。
本業とのバランスをとる
副業で注意すべきことは、本業を圧迫しないということです。長時間労働になってしまって体調を崩したりするのは避けなくてはいけません。
さらに、会社の就業規定には、「業務上の秘密が漏洩する場合は、副業・兼業を制限する」というような内容が含まれている場合があります。副業をする前には就業規定をよく読み、定められているルールを守るように気をつけてください。
業務内容・条件を細かく確認する
受注してしまってから「考えていたものと違う」とならないように、特に事前に確認したいのは以下の点です。
- 報酬
- 経費
- 稼働時間
- 稼働日時
- 仕事内容
副業として仕事を受けるうえでは自分自身で1案件ごとの報酬額を確認し、場合によっては交渉する必要があります。
事務所・仕事場の維持費、光熱費などは自分で持つことがほとんどです。打ち合わせなどで使った交通費、資料代などは、発注者と自分でどちらが払うか確認しておきましょう。
安定的に稼働するためには、稼働時間・稼働日時も調べておく必要があります。平日昼間の場合、本業と重なる可能性があるので注意が必要です。打ち合わせなどもリモートでよいのかなど、細かいルールについてもすり合わせておく必要があります。
業務内容は最もチェックが必要な点です。マーケティング以外にもWeb制作全般に関わる場合もあるので、自分のスキルでできるかについて考えましょう。
必要な申請・手続きを行う
副業の所得が20万円を超えると、雑所得として自分で確定申告しなくてはいけません。この場合の20万円とは必要経費や確定申告時に受けられる控除額(青色申告特別控除は最高65万円)を引いた金額のことです。
また、確定申告には手続きが容易な白色申告と、控除額が大きい青色申告がありますが、青色申告をするには、事前に開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。副業を開始した日から2ヶ月以内に税務署に提出することで控除額が大きい青色申告ができるようになります。
申告には手書きやe-TAXなどの方法があるので、国税庁のホームページを確認して、適切な方法で申告してください。
また、会社の就業規則に、副業することを届出するように定めている可能性があるので、確認してみましょう。
Webマーケティングスキルを活かせるその他の副業
Webマーケティングスキルを活かせる副業として、以下の3つがあげられます。
- Webデザイン
- Webライティング
- 動画編集
- Webディレクション
これらはWebマーケターとしての実績が少ない人にもおすすめの副業案件となります。それぞれWebマーケティングとの関連性と共に紹介していきましょう。
Webデザイン
Webデザインでは単におしゃれなデザインを考えるだけでなく、見る人のニーズや感情の変化を意識する必要があります。
WebデザインとWebマーケティングのスキルを組み合わせれば、目的に合致した効果的なWebデザインを実現できます。案件に応募する際もクライアントの意図に沿う提案ができるため、採用の確率も上がる可能性が高いです。
また、SEO対策としてのレスポンシブデザインの適用や、ブランディングを強化するデザインもマーケティング戦略に直結します。
Webライティング
Webライティングでは、必ず目的をもって文章を作成します。
最終的に商品やサービスの購入につなげたり、問い合わせを促したりすることが目的となっている場合が多いです。Webマーケティングのスキルがあれば、ユーザーに対して効果的な訴求ができるWebライティングを実現できるでしょう。
動画編集
動画編集においても、Webマーケティングのスキルを活かせばユーザーにとって魅力的な内容を作りやすくなります。
ユーザーのニーズを理解し、それに合わせた編集ができるようになるためです。動画編集の依頼を受ける場合も、そのような動画編集ができる人材は重宝されます。
また、動画広告の活用や、動画を用いたコンテンツマーケティングも増加しており、編集スキルは高い需要が見込まれます。
Webディレクション
Webマーケティングスキルがあれば、ディレクターとして活躍できる可能性は十分にあります。
Webマーケティングスキルは、Webサイトやアプリの企画や設計・制作・運用・改善まで一連の流れを理解し、実行できるスキルです。このようなスキルは、ディレクターがプロジェクトを成功させるために必要な戦略立案や実行、分析に大きく役立つでしょう。
またWebマーケティングは、デザイナーやエンジニア、マーケターなど、様々な専門家がチームを組んで業務を行います。Webマーケティングスキルを持つディレクターは、それぞれの専門家の役割を理解し、チームをうまくまとめられるはずです。
Webマーケティングに副業に関するよくある質問
Webマーケティングを副業とする場合、以下の疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
- Webマーケティングのスキル習得は独学で可能?
- 案件獲得に資格は必要?
- 副業に年齢は関係ある?
- フルリモートでも可能?
- 「Webマーケティングは稼げない」は本当?
- 土日・リモート在宅案件は増加している?
ここでは、この6つの疑問にお答えします。
Webマーケティングのスキル習得は独学で可能?
Webマーケティングのスキルは、独学でも習得できます。Webマーケティングに関する書籍やWebサイトの情報を参考にすれば、さまざまなスキルを得られます。ただし、自力で勉強していると、分からない部分につまづいたり、間違ったスキルを身につけてしまったりする恐れもあるでしょう。心配な場合は、オンラインスクールを活用するとより確かなスキルを習得できます。
案件獲得に資格は必要?
Webマーケティングで副業する際、資格は必須ではありません。クライアントが求めるスキルや実績があれば、資格がなくても案件にチャレンジすることはできます。
ただし、資格を取得しておくとスキルを持っていることが客観的に証明できるので、案件やクライアントによっては有利になるケースもあります。また、未経験の場合は実績によるアピールが難しいので、資格でスキルを証明するのも1つの方法です。
副業に年齢は関係ある?
副業に年齢は関係ないため、20代からでもチャレンジできます。20代から副業を始める場合は、Webマーケティングの仕事ができる会社でしっかり経験やスキルを積んでから始めるのがおすすめです。30代・40代のマーケターはこれまでの経験を活かして、ディレクター案件などに参画するとより高い収入を得られるでしょう。
フルリモートでも可能?
Webマーケティングの仕事はフルリモートで行うことは十分に可能です。テレワークを採用している会社は多いので、副業として業務を請け負っている人に対しても、リモート対応をしてくれます。
打ち合わせもZoomのようなWeb会議サービスや、チャットワークのようなビジネスチャットツールなどを使って行われます。募集案件もフルリモート可としているものが増えています。
案件名 | 【マーケティング戦略立案/BtoB】動画制作事業にお けるtoBマーケ担当者の案件・求人 |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | マーケティング戦略立案 |
職種・ポジション | Webマーケター |
弊社「ITプロパートナーズ」で紹介している募集でもフルリモートが多くあるので、ぜひ確認してみてください。
「Webマーケティングは稼げない」は本当?
「Webマーケティングが稼げない」という言葉を目にしますが、必ずしも正しいわけではありません。矢野経済研究所のインターネット広告市場に関する調査データによると、市場規模は年々拡大すると予測されています。
2019年度は1兆9,280億円の市場規模でしたが、2023年には2兆9,880億円にまで増加し、約1兆円の市場規模が拡大しました。このデータから見て、Webマーケティングの需要は増え続けているため、収入を得る可能性は高まっていると言えるでしょう。
土日のみ・リモート在宅案件は増加している?
Webマーケティングの土日のみ・在宅案件は、コロナ禍でのリモートワークの普及によって、増加傾向にあります。
Webマーケターの仕事は基本的にパソコン上で完結させることが可能なため、リモートワークに適しているといえます。
ただし、打ち合わせなどで出社が必要となる場合もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。また、まだ多いとはいえませんが土日のみの案件もあります。副業が注目されてきていることから今後増えていく可能性もあります。
まとめ
Webマーケティングの仕事はフルリモートでの作業も可能なため、副業とするのにも適しています。初心者であればまずは月10万円程度の収入が目標となりますが、経験を積むごとに収入アップが見込めます。エージェントやクラウドソーシングなどを利用して、チャレンジしてみてください。
副業やフリーランスでWebマーケターにチャレンジしたい人は、ぜひ弊社サービス「ITプロパートナーズ」をご覧ください。Webマーケターの求人を豊富に取り扱っています。
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